富良野市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日
地域経済の活性化について
2012年6月12日、富良野市議会の一般質問で、本間敏行議員が「地域経済の活性化について」質問し、市長 能登芳昭が答弁しました。
- 質問者
- 本間敏行 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 本間敏行
-登壇-おはようございます。さきの通告に従い、経済行政について質問させていただきます。地域経済活性化に伴う個人住宅リフォーム事業の継続についてであります。富良野市が経済対策として市内建設業の経済活性化と雇用の維持確保を促進し、民間需要による経済活性化を目的とした個人住宅リフォーム事業を平成21年度より3年間にわたり、事業額 100 万円以上の工事に対し 20 万円の補助金を支援してまいりました。全体として 271 件、21 年度は 74 件、補助金額は 1,480万円に対し、事業費総額として 1 億 6,072 万円。平均事業額は 217 万円でした。22 年度は 100 件、うち 1 件の耐震改修促進事業分を含み、補助金額は 2,030 万円に対し、事業費総額は 2 億4,993 万円でした。平均事業額は 249 万円です。23 年度は 99 件、うち 1 件の耐震改修促進事業分を含み、補助金額は 2,010 万円に対し、事業費総額 2 億 4,399万円。平均事業額は 246 万円となっております。3 年間とも補助金額に対して、平均事業額は 10 倍以上の経済効果をもたらし、また、市内建設業の低迷期である4月から6月にかけて、受注件数が159件ありました。この 3 カ月間で、271 件のうち 58%を占める雇用が生まれております。このデータの検証から、継続がなかった今年度については、仮に 4 月から 6 月に対して 58%の受注件数が減となったと考えますと、受注額約 1 億 3,920 万円、延べ人数として 4,176 人工の雇用が喪失したことになります。今後も市内建設業の低迷期である4月から6月にかけて、雇用の維持確保が著しく難しい状況にあります。昨年、第 4 回定例会におきまして、岡野議員の質問に対し、市長は、住宅リフォーム事業について地域経済の活性化、住環境の整備等の目的が図られたと判断し、当初計画の3年間事業として24年度以降の継続は考えていないと答弁しております。しかし、昨年は、東日本大震災で大津波及び放射能汚染問題等による未曾有の災害により、日本経済に大打撃を及ぼし、国政としても、被災地の再建復興に多額の予算を振り分けるため、全国的に公共事業の予算が減少し、建設業を中心とした経済不況が起きております。当然富良野市も例外ではございません。私は、市長が経済対策として実施した住宅リフォーム促進事業による雇用の経済効果は非常に高く、この事業に該当した 271 件の市民も大変喜んでいると思います。また、市民の声として、少額工事の 50 万円以上 100万円未満の工事に対し、5 万円の補助金対策を行っても、10 倍以上の経済効果が生まれることから、幅広い対応を考えてほしいとの声も聞かれております。そのような市民の住環境整備と市内建設業の低迷期である4月から6月にかけ、雇用の維持確保の促進も考え、事業の継続は必要であると考えます。そこで 1 点質問させていただきます。地域経済活性化と雇用の維持確保の促進、市民の住環境整備を目的とした住宅リフォーム促進事業の継続について、どのように考えているのかお聞きしたい。次に、プレミアム付きふらの市内共通商品券の取り組みについてであります。ここ数年、市の御協力をいただき、付加価値を加えたふらの市内共通商品券を富良野商工会議所と山部商工会が発行しており、平成 23 年度 11 月発行のプレミアム付きふらの市内共通商品券では、販売の締め切りを待たずに全券完売しております。富良野商工会議所が今年度 3 月に商品券に対する消費者と加盟店のアンケート調査を行い、その結果、消費者側の回答といたしまして、商品券を購入した理由は、との答えは、プレミアムが付いてお得だからと答えた人が94%と最も多かった。地元で買い物して貢献したいからと答えた人が 49%、半数近くおり市民が地元の店を利用しようと意識していることがわかります。商品券を購入して、購入先を市外から市内店舗に変更したものがあるかについて 47%がはいと答えています。購入者の半数近くが購入先を市内に変更し、地元の消費の囲い込みに大きく寄与している。また、プレミアム付き商品券の販売を継続してほしいかについては 100%がはいと答えており、市民の評判、期待が大きく、自由意見においても続けてほしい、毎年行ってほしい、販売額をふやしてほしい等の回答が多かった。加盟店側の回答として、商品券の利用がふえた 41%、売り上げの増加をもたらした 26%、来客がふえた 24%と答えています。そして、プレミアム付き商品券の販売を継続してほしいかの設問では、はいと答えた商店は 92%と 9 割以上であった。私は地元の消費拡大、地元の商店の利用促進が図られるプレミアム付きふらの市内共通商品券の継続は、市の御協力が不可欠と考えております。そこで 1 点質問させていただきます。例年のように富良野商工会議所のプレミアム付きふらの市内共通商品券に対しての要望があれば、市の取り組みとして考えがあるのかお聞きしたいと思います。第 1 回目の質問をこれで終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-本間議員の御質問にお答えをいたします。地域経済活性化についての 1 点目、個人住宅リフォーム事業についてでありますが、平成21年度より3カ年間、リーマンショック、公共事業の縮減等、建設業を中心とした経済不況が懸念をされ、市内建設業の経済活性化と雇用の維持確保を促進する施策が求められ、民間事業による経済活性化を目的として、市単独事業の住宅リフォームの促進事業を実施してきたところでございます。この間、補正予算により当初計画のほぼ倍の 273 件、補助総額 5,520 万円の助成事業を実施をいたしまして、事業費総額 6 億 5,464 万 5,000 円の事業効果があり、地域経済の活性化、住環境の整備、雇用の維持確保等の目的が図られたと判断をし、当初計画の 3 カ年の事業として平成 23 年度で終了したところでございます。緊急経済対策として事業期間中の事業者の倒産もなく、事業の目的が達成されたと考えているとこであります。なお、御質問の住宅リフォ-ム事業の継続については、考えていないところでございます。次に、2 点目のふらの市内共通商品券についてであります。地元消費の促進、地域内経済の活性化を目的に富良野商工会議所が発行しております。現在、この商品券は市民にも浸透してきており、また利用可能な個店も増加傾向にあるところでございます。市といたしましては、平成 21 年度から 23 年度まで、富良野商工会議所からの要請を受け、長引く景気低迷への対応、雇用の確保、歳末商戦の拡大などを目的としたプレミアム付き商品券の発行に対し、支援をしてまいりました。過去の効果としての商品券換金額の実績では、平成 21年度の第 1 回目が、1 億 968 万 1,500 円。第 2 回目が 1億 890 万 4,500 円。平成 22 年度は 1 億 892 万 8,000 円。平成 23 年度におきましては、現在、精算中でございます。また、平成 23 年度に富良野商工会議所が実施いたしました消費者アンケートによりますと、地元で買い物をして貢献したい、購入先を市外から市内店舗に変更したものがある、と回答した方も多く、地元消費の意識づけにつながっているものと、このように感じているとこであります。また、加盟店アンケートによりますと、市民の地元消費意識が高まった、店舗全体の魅力向上につながった、地元の活性化に寄与した、新規顧客の獲得ができた、お店やサービスの宣伝ができたなどとの回答も多く、プレミアム付き商品券の発行は、市民の購買力の向上をはじめ、各個店や商店街の活性化に大きな効果があったと認識をいたしているところであります。今後、関係団体からの要請や景気や経済の情勢などの推移を見て、判断をしてまいりたいと、このように考えているところであります。以上であります。
質問 3番 本間敏行
いまの答弁で住宅リフォーム事業については、現在考えてないというお答えでしたが、先ほど私も言いましたけど、4 月、5 月、6 月の低迷期の建設業にしてみれば、低迷期の時期にどのような雇用をまた考えているのかということで、いま考えてはいないとは言ったんですけど、現時点で考えてなくても来年以降、3 月、4 月、5 月、6 月ですね。この時期の雇用がどうしても失われてくるというか、少ないですよ。そういうものをまた考えていただけるのかどうか、そこだけちょっとお聞きしたいなと思いまして、対策として。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
本間議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。この臨時的な対応というふうに、単独事業で 3 年間やらせていただきました。いま現在、本間議員も御承知のとおり、総合計画におきましてそれぞれ年度ごとに見ていただければわかるんですけども、それぞれ建設部門、土木部門、その他に分けてですね、それぞれの仕事の内容については、24 年度以降については例えば、新しく公営住宅の改築含めて、学校建築、あるいは今年予定しております児童館、そういったもろもろの建設に対する事業も現在進めていただいておりますから、私どもといたしましては、いま現在の状況を見ながら、当然判断をしていかなければないと思いますけども、これはやはり、市民の意向も十分踏まえながら、雇用確保ということは大事なことでございますので、現状の中で判断するということはなかなか難しい。国の状況もにらみあわせながら考えていきたい、このように考えてます。
質問 3番 本間敏行
いま市長が言われたように公営住宅だとかいろいろ仕事もございますが、雇う方にしてみればその雇用保険だとかいろんなことがありまして、仕事のある時期はいいんですけど、ない時期に雇いながら継続してその雇用つなげていくということを考えますと、どうしてもその 4 月から 6 月まで空いてくるという形になります。それと先ほども言いましたけど、市民の声の中に今回271 件ありました、その 271 件の方は皆さん喜んでると思いますけど、まだこれから随時そういうリフォームもしなきゃならない。シニアの方々の年層もございまして、先ほども言いましたけど、まだこれから続けてほしいということと、それから幅広く、今回のは、100 万円以上の事業に対して20 万円ということでしたけど、実際に 50 万から 100 万ぐらいの工事をなさってる市民の方が多くて、そういう声もありました。50 万から 100 万以内でやって 5 万円だったら 10 倍以上の経済効果が出るだろうと。それなら同じだろうと、そこら辺も考えてみたらどうなんだということで、市民に言われたこともありました。だからそういう面で、市民が望んでいることが大きいことと、それから先ほども言いましたけど、最低でも 6カ月以上、雇い入れて月 11 日ですか、それ以上雇わなければ、雇用保険の方も難しいものですから、なるべくその 4 月から 5 月、6 月のその低迷期のときに、労働者の人をつなげていくことはすごく難しいことなので、そのときに何か手を打っていただければなと思いまして先ほど言ったんですが、そこら辺どうでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
本間議員の再々質問にお答えさせていただきます。当然、雇用確保ということが主になるわけでございますけども、業態別に申し上げると建設業だとか、あるいは行政というのは、そういう一部の偏った中での行政というのは、公平さを欠くという状況もございますので、先ほどから御答弁させていただいてますけど臨時的な形で 3 年間やらせていただいた。例えばこれから、現在も基幹産業は農業であると、あるいは観光であると、こういった事業に対しての支援というものも基幹産業が柱になっておりますから、そういう状況の方も重点的にこれから対策として考えていかなければならない。ですから、総合的な判断の中で行政は支援をしていくという形をとっていかなければならない。こんなふうにも考えておりますので、本間議員の御意見として、十分理解する面もあるんですけど、執行者としての責任としては、そういう面もあるということで御理解をいただければ幸いと、このように思ってます。