富良野市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月9日
(1)高校の通学環境の改善について/(2)高校進学者の確保について/(3)行政サービスにおける聴覚障がい者への対応について
2012年3月9日、富良野市議会の一般質問で、渋谷正文議員が「高校の通学環境の改善について」「高校進学者の確保について」「行政サービスにおける聴覚障がい者への対応について」について質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光、総務部長 古東英彦が答弁しました。
- 質問者
- 渋谷正文 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光、総務部長 古東英彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 渋谷正文
-登壇-おはようございます。通告に従いまして、順次、質問をいたします。1 件目、高校の通学環境の改善についてです。旭川方面の通学列車の列車本数や車両が少なく、改善を求めている声があり、市長は、JR 北海道に対し、実情の内容を説明したと、新聞報道にありました。そして、本定例会の市長行政報告において、JR 北海道旭川支社に対し、地域の利便性を最優先した運行体系の確保と拡充等、JR 富良野線の改善について要望したと発言されております。平成 23 年度、富良野市の進学状況は、生徒 237 名のうち、旭川方面への進学者は 35 名、学区外が 7 名、富良野圏域が 195 名、うち、富良野 2 校に 178 名となっております。生徒の将来の可能性を考えた場合、学校を選択する際の通学の問題は、最終的には、生徒や保護者の主体的な判断にゆだねられるべきでありますが、生徒の通学の手段である、地域交通のあり方については、上川南地域が通学区域となっている現状から、学業やスポーツなど、視野を広めようとする遠距離通学者に対し環境づくりを配慮することが必要であると考えます。ここで市長に、3 点お伺いします。一つ目として、通学状況の把握と経過を含め、この件について、どのようにとらえているのか、見解をお伺いします。二つ目として、報道では改善要望ではなく、実情説明となっていますが、行政報告では要望したと発言されていますので、改めて、JR 北海道への訪問詳細についてお伺いします。三つ目として、今後の考え、対策について、どのように考えているか、見解を伺います。次に、教育長にお伺いします。市教育委員会として、北海道教育委員会に要請を行ったのかお伺いします。2 件目、高校進学者の確保についてです。少子化の中で、富良野市内におきましても、中学校卒業者が減少しています。しかし、近年の富良野沿線の高校入学の実態は、ほとんどの学校が、募集人員を満たさない状況にあります。このような状況が続きますと、間口減、いわゆるクラス数の減少はもとより、廃校となる可能性まで考えられまして、結果、公教育が空洞化し、遠距離通学の固定化が懸念されるところであります。そうならないためには、教育ニーズの多様化を踏まえ、富良野圏域の高校の教育水準の維持向上と、生徒の学習環境の充実を図ることが重要であります。そして、地域とコミュニケーションを十分に図り、地域の小、中学校との連携を深めるとともに、地域のさまざまな機関や人材を活用し、地域や生徒のニーズにこたえる魅力ある学校づくりを推進することが大切であります。こうした取り組みから、地域における高等学校教育が充実し、生徒や保護者の信頼を得ることにつながるのではないでしょうか。高校単体の論議とするのではなく、生徒の修学は地域に関することとしてとらえなければなりません。ここで、教育長に 3 点お伺いします。一つ目として、本市における望ましい高校教育のあり方について見解を伺います。二つ目として、平成 25 年度より、富良野高校に単位制が導入されますが、富良野では、どのような特色のある学校が形づくられるのか、その状況についてお伺いします。三つ目として、生徒及び保護者に対する単位制の周知の状況についてお伺いします。3 点目、行政サービスにおける聴覚障がい者への対応についてです。市民生活の利便性を高め、だれもが利用しやすい行政サービスの充実を図ることは当然のことであります。平成 23 年 3 月末現在、富良野市における聴覚障害手帳交付者数は、18 歳未満 3 名、18 歳以上 228 名、合わせて 231 名となっております。人生の途中で聞こえが不自由になった方は、手話によるコミュニケーションが難しいため、筆談、大きな声で話す、口元を見せてゆっくり話すなどの配慮が必要です。現在、富良野市役所の各窓口では、筆談の申し出をしやすいように、筆談で対応いたしますと書かれた耳マーク表示盤が設置されていますが、聴覚障がい者に対して、よりコミュニケーション手段に配慮した窓口の改善に努めることが必要と考えます。ここで市長に 3 点お伺いします。一つ目として、市役所の各窓口の耳マーク表示盤設置の効果についてお伺いします。二つ目として、市民及び市職員への周知状況についてお伺いします。三つ目として、聞く権利を保障するため、公的機関に手話通訳者、要約筆記者の配置の検討についてお伺いします。以上で、第 1 回目の質問を終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-おはようございます。渋谷議員の御質問にお答えをいたします。1 件目の高校の通学環境の改善について、通学状況の把握と対策についてでありますが、本件につきましては、昨年 11 月 30 日付け、北海道新聞の朝刊におきまして、富良野沿線から旭川市内高校への JR 富良野線を利用した、通学の実情が報道されたところであります。これを受けまして、富良野市、上富良野町、中富良野町の、3 市町内の旭川市内高校への JR 通学生の保護者有志が集まりまして、アンケート調査などによる実態の把握と利便の改善に向けた活動が、本年 1 月 12 日付け、同新聞朝刊に掲載をされ、具体的な要望活動として、通学実態を地元の関係市町から JR 北海道に要望されたく、保護者より、それぞれの市長、町長に対し要望書が提出され、本市におきましても、1 月の 25 日に市長室トークとして保護者との意見交換を行ったところであります。要望内容につきましては、新聞報道にもありましたとおり、夜の旭川発午後 7 時 31 分発、美瑛行き列車の富良野までの運行区間延長と、朝における富良野 6 時 48 分発の旭川行きの列車を、旭川市内高校への登校に間に合わせるための運行時刻の変更の 2 点を中心に、JR 北海道に対し、市から改善に向けた要請を行っていただきたいとの趣旨でございました。この内容につきましては、1 月の 26 日付け北海道新聞朝刊と、同 28 日付日刊富良野に掲載をされまして、この記事を見た別の旭川市内高校への通学生の保護者からは、朝の便の改正要望では、通学時間が早まり不便になるとの意見メールも届けられ、市といたしましては、幅広い利用者への影響にも配慮いたし、運行ダイヤの改正に当たりましては、公平な利用者の立場から、慎重に取り扱うべきものとしたところであります。これらの住民意見を踏まえまして、2 月 8 日に開催されました、富良野地区広域市町村圏振興協議会の第 4 回委員会におきましては、沿線 5 市町村長が集まり、JR 富良野線の運行における課題や地元高校での生徒確保などについて、意見交換を行い、2 月の 13 日には、美瑛町を含めた 6 市町村で、JR 北海道旭川支社に対し、要請活動を行ったところであります。次に、今回の要請活動におきまして、改善要望ではなく実情する説明といたした理由でございますが、さきにも述べたとおり、各列車の利用者の形態は、通勤、通学、買い物や通院等、多様になっており、列車の運行時刻がおのおのの利用者にとって利便の違いがあることから、今回の高校通学生の保護者からの要望につきましては、JR 利用者としての一部の市民の声として実情を御説明をしてきたものであります。次に、今後の考え、対応についてありますが、JR 北海道では、運行収支が厳しく、利用者の拡大もほとんど望めない中で、増車や増便、運転手の確保は極めて厳しい現状にあるということであります。このような中で、単線であります富良野線の特性から、上り列車と下り列車とのすれ違い場所や、時刻の調整、旭川駅での函館本線や宗谷線との接続、富良野駅での根室本線との接続、美瑛町、上富良野町、富良野市内への通勤、通学などへの影響から、多岐にわたる調整が必要となる朝の列車につきましては、運行ダイヤの変更は、極めて厳しいものと認識をいたしました。しかし、美瑛、旭川間を運行しております列車の富良野までの運行区間の拡大につきましては、利用者への利便悪化が生じないことから、幅広く地域での利便性向上ためにも、継続をしてお願いしていきたいと考えております。また、旭川の交通機関としては、ふらのバス株式会社がラベンダー号を運行しており、今回、保護者から要請のありました、美瑛止まりの列車につきましては、美瑛駅でのバスへの乗りかえにより富良野まで来ることができることから、それら接続についても、保護者等々に通知を、周知をしてまいりたいと、このように考えているところでございます。3 件目の行政サービスにおける、視聴覚障がい者の対応についての市役所の窓口サービスについてでありますが、市の窓口には、さまざまな人が訪れており、その中には、障がいのある方も含まれております。これまでも、障がいのある方の来庁に際しましての対応といたしまして、歩行誘導用ブロックや誘導用チャイム、案内看板のカラーユニバーサルデザイン化などを進めてまいりました。聴覚障がい者の来庁時の各窓口の対応でありますが、耳マーク案内を掲示して、筆談での応対が可能であることをお知らせをしております。来庁に際しましては、補助者と一緒のケースが比較的多く、筆談や手話による応対は、まれではありますが、必要な場合には、手話ができる職員が対応をいたしました。市役所関係窓口における、障がい者への対応についての市民周知や、職員の応対に際しましての適切な配慮を、研修等を通じてさらに周知徹底を図り、市民の利用の利便向上に努めてまいります。なお、障がい者の方が参加されるイベントや講演会等におきましては、障害者自立支援法の地域生活支援事業では、コミュニケーション支援事業に、手話通訳者等の派遣が位置づけられておりますので、この制度により、聴覚障がい者等の意思疎通の円滑を図ってまいりたいと、このように考えているところでございます。以上であります。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
-登壇-渋谷議員の 1 件目、高校の通学環境の改善についての2 点目、通学状況の把握と対策について、市教育委員会として、北海道教育委員会に要請を行ったかのという御質問にお答えをいたします。北海道立高等学校の全日制の課程の普通科への通学にかかわる通学区域は、平成 17 年度にそれまでの全道 55学区の小学区制から 26 学区の大学区に改正され、学校選択幅が拡大されております。このため富良野市は上川南学区の通学区域となり、旭川市の道立高等学校へは、それまでの学区外通学から変更になっており、富良野市及び富良野沿線から、旭川市の道立高等学校等へは、毎年約 20%、70 名前後が通学しているところでございます。また北海道教育委員会に対する通学環境の改善要望につきましては、道立高等学校は、道教育委員会所管のため、義務教育ではございませんので、富良野市教育委員会としては、質問にある要請についてはしていない状況でございます。しかしながら、毎年、北海道教育委員会が実施しております、公立高等学校配置計画地域別検討協議会におきましては、JR やバス運行の調整など、足の確保について口頭での要望を行いながら、道教委では、再編整備等による通学状況への対応として、生徒が可能な限り通学しやすくなるよう、必要に応じて通学時間帯におけるバス等のダイヤ調整について、公共交通機関に対し要請を図っているところでございます。次に 2 件目の、高校進学の確保についての特色ある学校づくりについてでございますが、本市にあります公立高等学校は、北海道教育委員会が設置者でございますので、管理運営を含め高等学校教育施策などは、すべて北海道教育委員会委員会が行っております。このため、各高校の教育課程、独自色などは、北海道教育委員会の指導監督のもとで決められているところでございます。そのような中で、御質問の 1 点目、本市が目指す高校教育のあり方についてでございますが、高校教育は、生徒みずから進路目標を定めながら、将来の地域や産業を担う社会の必要とする、また、社会に役立つ人材の育成が大きなねらいでございますので、そのためにも、生徒や保護者のニーズにこたえ、個性や能力を伸ばす学校づくりを進めていくことが、魅力ある高校づくりにつながっていくものと考えております。しかしながら、近年の少子化による中学校卒業者の減少に対処するため、北海道教育委員会では、高校教育を取り巻く環境の変化に対応する新しい高校づくりを目指す観点から、公立高等学校適正配置計画に基づき、平成23 年度より富良野高等学校も 1 間口削減し、4 学級になったところでございます。この間、今後の存続だけを議論することなく、1 年かけて、これからの高校のあり方として、進学やスポーツ、さらには興味や関心など、生徒や保護者の教育ニーズにこたえることができる、魅力ある高校づくりを目指す中で、富良野圏域総意で、平成21年2月に富良野地区の高校教育を考える提言書を取りまとめ、上川支庁長、上川教育局長並びに北海道知事、北海道教育委員会教育長に提出したところでございます。この提言書が、富良野市及び富良野沿線自治体が目指す高校教育のあり方であり、道教委に対して地域公立高等学校適正配置計画に意見反映されるよう、要望してきたところでございます。2 点目の、平成 25 年度より富良野高校に導入されます単位制の独自色についてでございますが、これまでも提言書に基づき、富良野高校においては、ビジョン検討委員会を設置し、1 年間にわたる校内議論を展開し、地域の意向を十分尊重する中で、富良野高校の普通科単位制導入について、道教委に学校として提案をし、決定の運びとなったところでございます。このことを受けて、生徒の進路希望等を実現する魅力ある学校づくり、地域の特色を生かした教育の推進など、富良野圏域の最高学府としての富良野高校のパワーアップを図り、魅力ある高校教育の実現に向け、特に、演劇、自然環境教育の科目設置を要望しているところでございます。3 点目の生徒及び保護者に対する普通科単位制周知の状況についてでございますが、普通科単位制科目につきましては、現在、富良野高校において協議、検討中であり、24 年度中に決定するとお聞きをしておりますが、この間、単位制導入については、昨年から富良野市 PTA 連合会での研修会や地域懇談会の説明、教育委員会主催で、昨年 7 月 6 日に保護者など 250 名参加のもと、市内 2 高等学校の平成 24 年度学校説明会においても説明をしてきているところでございます。今後においても、教育課程が決定次第、市広報等を通じて市民に周知を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 1番 渋谷正文
非常に丁寧な、説明いただきました。早速、市長にお伺いいたします。通学列車の車両についてでありますけれども、私、過去 30 年ほどですね、ひもといてみました。以前はですね、キハ 40 型という車両だったそうです。これがですね、定員が 96 名で、この半分が座席であったということであります。そして、これがですね駆動出力の関係がありまして、1 両ではなかなか冬場は走れないということで、基本的には 2 両編成が必須であったということでです。これが、1993 年に、いま走行しているキハ 150 型に変わったんですけれども、これがですね、定員が117名、座席数が49でございます。このキハ 150 型は、基本的にはワンマン、1 両での運行を基本としているところであるというところからすると、検証してみますと、キハ 40 では 2 両が必須でしたし、キハ 150 では 1 両で走行すると、そうすると、その座席数においては同じ走っているにしても、やや半分に 1993年以降、減ってきている状況にあります。これは実は、いまに、その通学環境が悪くなったということではなく、以前から、環境については徐々に経済、JR 北海道についての経済の状況もありますので、変わってきたということであるというふうに思っております。こうした状況からすれば、本来はもっと前に要望を上げてもおかしくなかったのではないかというところであります。こうして私は検証した状況を踏まえまして、改めて、今後の対策、考えについて市長にお伺いします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。先ほど丁寧に御説明をいただいたということでございますから、あえて申し上げませんけども、現状の中で、富良野線は、単線ということで、行きと帰りの交差する、駐車の距離が、駅によって長さが違うものですから、とめる場所によって、かなりまた設備投資をしなきゃならんという問題もございまして、そういうお話もございました。また、それぞれ通学ばかりでなく、通勤の方もいらっしゃるということですから、そういう状況を考えますと、少なくても車両のダイヤをですね、ふやしていかなければ御要望にこたえられないというのが、JR のお話でございました。そうしますと、一部、御説明の中にもさしていただきましたけども、JR 旭川支社におきましては、いま支社長は、以前、運転課長ということで、非常に運転業務には詳しい方というふうに、おききをしてまいりましたけど、大変そういう状況なりますと、富良野まで 2両走る、前の日に来て運転手並びに、その車両を確保するという状況が生まれてくるということであります。私も、その内容については余りわかりませんけども、実際にそれぞれの市町村長の御意見も、お話を中に取り入れて、お話合いをさしていただいたわけでございますけども、対策をどうするということになりますと、お答え申し上げました、美瑛から富良野からくるやつの延長の問題については、これは、もう可能性があるということですから、これについては、JR のほうに改めて、今後も要請をしてまいりたい、あわせて御答弁さしていただきました中にですね、ふらのバスが、ちょうどその時間帯で通ってきますから、それが通りますことによって 1時間弱ぐらい早く富良野につくような状況が生まれるんじゃないかと、このようなこともございますので、それぞれ御利用されている方の御意見も十分あるわけでございますから、その点、今後の対応として考えていく必要性のあるものかなと、このように、いま考えてるとこでございます。
質問 1番 渋谷正文
はい、それではですね、こういった状況につきまして、沿線の首長と連携して、情報共有をしてですね、今後の要請に生かしていただけるのかということをお聞きいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
いま渋谷議員の再質問、ちょっと私もお聞き取りがちょっと不足してましたので、再度、まことに申し訳ありませんけども、質問の趣旨、お願いしたいと思います。
質問 1番 渋谷正文
ただいまの市長がお話した内容についてですね、これは各沿線の首長さんがですね、しっかりと認識を共有していただきたいなっていうふうに思います。そこでですね、情報を共有して、今後の要請について、生かしていただけますか、どうですか市長、ということでお伺いしました。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
当然、富良野線、根室本線含めてですね、先ほど御答弁させていただきました、富良野の広域圏の協議会というのが、美瑛入っていませんけど、美瑛を含めて、これらの問題については、生活路線、通学路線、通勤路線と、こういうことを総合的にですね、御要請申し上げる状況づくりをこれからもしていきたいと、このように考えております。
質問 1番 渋谷正文
次に、教育長に伺います。学区が再編されまして、富良野高校の間口が 1 減となったとき、平成 23 年公立高等学校配置計画地域別検討協議会において、JR ダイヤの調整など、足の確保として、足の確保も含めてですね、地域間の連携に道としてもかかわってほしいとする意見に対し、道教委の考えは、再編整備等による通学状況等への対応として、生徒が可能な限り通学しやすくなるよう、必要に応じて、通学時間帯におけるバス等のダイヤ調整について、公共交通機関に対し依頼するなどして、生徒の通学環境の整備に努めてまいりたいと考えておりますと、示しております。本市として、通学状況を把握し、JR 北海道へ要望をするということはですね、別のチャンネルから、市長のほうからも、要請は JR 北海道にしましたが、市教委としても、道教委に対しては口頭によるへの要望というかは挙げておられるということでありましたが、改めて、こういった情勢について認識を踏まえて、書面による要望については御検討できないでしょうか。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えをさせていただきますけども、教育サイドのほうからお話をさせていただきますと、高校教育というのは、自分みずからがですね、その進路の目標を定めて、学校を選択するっていうことでございます。私どもの中は、義務教育が主体的になってまいります。そこで重要なのは、旭川に行かれている生徒さんたちも当然、この重要なポイントになるかもしれませんけども、やはりこの富良野にですね、通学されている生徒さんたち、ここをですね、私どもとしては、教育サイドから申しますと重要視さしていただく、その中で、市内でバス通学されている生徒さんたち、いま 62 名おりますので、この生徒さんたちもやはり重要になってまいります。その通学のためのバスのですね、利用についても、これまでは市内回っておりましたけども、西病院の前まで停留所を設置してほしいという要望もしながらですね、順次そういう中でですね、通学の利便を図ってきているという状況でございますし、あわせて根室本線もですね、滝川から来る列車もありますし、新得から来る列車もありますし、その利便も含めてですね、富良野線含めて、そういう話はしておりますけども、まず優先するのは、地元の高校に通う子供さん方を中心にして考えているという状況でございます。
質問 1番 渋谷正文
間口の確保も確かに私は必要なことだと思っております。ただ、教育の自由といいますか、そういった本人の、お子様のですね、やりたいという声はですね、やはり尊重してあげなければいけないなというふうに思っております。先ほど、車両の座席数の話もさせていただきましたけれども、そうした状況づくりについてはですね、声を上げることは、私はできるのではないかと思います。順番としては、確かに、その市内のことを考えるということは十分承知できますけれども、考えをもって、書面において、要請をかけることについては私は十分できることだと思いますが、いかがお考えでしょうか。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
渋谷議員の再々質問にお答えをさせていただきますけども、繰り返しになりますけども、私ども、やっぱり教育サイドのことを考えていきますと、やはり地元に来ている子供たちをやっぱり優先するっていうことは、やはり重要だと思うんです。仮に道に要請をかけるとしても、まず基本になるのは、市内へ来ているお子さんの利便性を図っていく、これはやっぱり優先されるのではないかなと、こんなふうに思ってますので、ひとつ御理解をいただければと思います。
質問 1番 渋谷正文
次の件名に移らせていただきます。高校進学者の確保についてでありますけれども、単位制のお話を聞きましたけれども、まだ 24 年度、決定ではないということでありますので、詳細については、先ほどのお話でいきますと、7 月の 6 日に 250 名ほどの学校説明等を行ったということで、聞かしていただきました。しかし、単位制のメリット、デメリットというものを議会においては、私は聞いて回ったところによると、まだまだ不足しているのではないかというふうに思っております。私は、単位制のメリット、デメリットを明確にして教職員が現在いる中学校の先生が教職員が理解を深めてですね、生徒に伝えることが 1 番身近な伝え方、効果があることだというふうに思っています。そこで、単位制についてのメリット、デメリット、教育長はどのようにとらえておられるのかお聞きいたします。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答え答えさせいただきますけども、普通科単位制の関係でございますけども、これは必ず学ばなければならない必修科目、それ以外にですね、学校がそれぞれ用意した科目を、自分たちの興味、関心あるいは進路目標に沿って、それを選べると、これが単位制でございます。その中で、メリットといたしましては、これまでの学区制、要するに学年制でございますので、1 年、1 年、単位をとって認定を受けて進学するということになります。でも、これからは大学と同じような形で、3 年間の中で自分で習得していく、これが本当にメリットになってくるかなと思います。それとあわせて、習熟度別小人数学級で、異学年同士の授業も可能性なってくるということでございますし、あわせてですね、今、この間口が一つ減ったことによって、ことし先生方が何人か少なくなりましたけども、この 25 年、スタートする段階において、先生方の人数が加配されるという状況でございます。いろいろメリット、デメリット、いろいろあろうかと思いますけども、私は先ほども御答弁をさしていただいてますけども、地域として、存続だけをお話するんでなくて、やっぱり地元の人たちが知恵を出してですね、やっぱり、そういう総意で道教委なり、富良野高校なり、あるいは緑峰高校なり、この圏域の高校ですね、やっぱり新たに変えていくんだと、そういう意識て取り組んできたという経過でありまして、そんな中で高校もですね、大いに変わってきたと思ってます。それと一つ、いま富良野市中高学校経営連絡協議会というのを立ち上げさしていただいてます。その中で、中学校と高校、やっぱり接続が大事なので、先生方がしっかりその接続をする中で、いま公開事業もやっておりますので、中学校においても、高校においてもやってますので、そこで先生方が授業参観に行く、あるいは市教研なり、上教研なりの研修会の中で、高校の先生方も来ていただく、そして授業を見ていただく、このことによって、いま生徒の実態を調べて、調査していただいて、学力向上プロジェクトチームというのを立ち上げさせていただいてます。これ 2 年たちますけども、その中でやっぱりそういう緊密な連携を図っていく、で学力を伸ばしていく、このことも重要でありますし、単位制についても、そういう連携をとらしていただいてます。もう一つは、いまその単位制の説明でありますけども、これまでは、学校に入って高校が説明していました。全道広しといえども、富良野市教育委員会主催で学校説明会をやるのは初めてであります。7 月 6 日に開催をさせて、文化会館の大会議室に 250 名以上の保護者の方が集まって、真剣に耳を傾けていただいてます。その中で、24 年から高校も、学校裁量で推薦枠というのを設けていただきました。そんなことで、着実に学校も変わってくると私は思っております。以上でございます。
質問 1番 渋谷正文
はい、ただいまのお話聞きましてですね、大きく変わるのだなというふうに思いました。大きく変わるということはですね、やはり懇切、丁寧にですね、今後、生徒、保護者に対して説明が必要だなというのを改めて強く思った次第であります。そこでですね、演劇、自然環境についてですね、現在、そのビジョン検討委員会から要望をしているということでございました。演劇、自然環境を要望するに至った経過について、なぜ、このことが行われるのかということをお聞きしたいと思います。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
渋谷議員の再々質問にお答えをさしていただきます。特色ある高校教育を目指す、その中でですね、これまでもこの議会の中でお話をさせていただきますけども、富良野市においては、演劇祭を開催をさせていただいてます。ことしで 9 回目になりました。あるいは舞台芸術ということで、子供たちにいろいろ体験をしていただいてます。これも、以前の富良野塾あるいは富良野グループの皆さんたちが、直接、学校に訪問して子供たちに演技指導をしていただいてます。その中で、私は、これ教育に結びつくと思ってるのは、話す力、そして聞く力、そして人に伝える力と、この三つの要素、これは学力にも結びついております。やっぱりセリフを覚えて、それをどう表現していくか、そして、相手にコミュニケーション能力をどう伝えていくかと、これが大変、この演劇ということで、私は、演劇は人間性を高めるということと、自己表現の場であります。そんな中で、反復をするということが、基礎、基本、学力にもしっかり結びつくと、これが、実は平成 22 年度に全国学力学習状況調査した、その公表してますけども、演劇と学力と結びついているということで、公表もしております。そんな中で、この演劇をですね、何とか、小学校、中学校までは、いま来ておりますけども、高校に結びつけていく。そしていろんな形でですね、いま表現力、思考力、判断力というのが必要になってまいりますので、高校の生徒さんたちにも、その部分を伝えていきたいと、それで要請をしております。それから、自然環境については、いま私どもは自然塾を中心にしながら、いろんな取り組みをさせていただきます。これだけ自然環境に恵まれている富良野市の大地でありますので、このを大地ですね、この自然の素材を生かす、このことも重要でありまして、この 2 点について、私どものほうとして要請をしているところでございます。
質問 1番 渋谷正文
単位制を進めるに当たってですね、富良野らしさというのをしっかりと聞かさせていただきました。ぜひ、富良野の子供たちがですね、将来、世界に羽ばたけるように期待するところでございます。3 件目に移らさせていただきます。行政サービスにおける聴覚障がい者への対応についてでございます。今回、耳マーク表示盤についてですね、効果についてお話いただきましたが、実際、これ効果、検証というところをお聞きしたいんですけども、知っていてなかなか効果がないのか、それとも知らないから効果が出ないのか、なかなか、その需要というか、そういったその声が、耳マーク表示盤についてはですね、聞こえて、実際やってはいるものの、それほど、その反応はないということでございますので、ここら辺の、そのとらえ方についてお聞きしたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えするわけでございますけども、事務的なこと、総合的な窓口の部長であります、総務部長のほうから、まずお答えをさせていただきます。
答弁 総務部長 古東英彦(総務部長は2012年3月まで)
渋谷議員の御質問にお答えをさしていただきます。耳マーク表示の周知と効果ということでございますけれども、耳マーク表示につきましてはですね、福祉サイドと協力した形の中で、庁内にですね、掲示をしているわけなんですけれども、先ほどの渋谷議員のほうからも、障害者手帳の交付の数等の御質問がありましたけれども、その中におきましてもですね、いわゆる少し大声でといいましょうか、こういった会話でですね、内容が聞き取れるというような級の方も、その中には相当数いらっしゃるというのが実情かと思います。ただ、その中でですね、特に筆談といいましょうか、そういった方につきましては、庁内でよく見かける状況としましては、みずから、筆記道具等を持たれてですね、来られている障がい者の方もいらっしゃいます。そういう意味ではですね、特に表示しているという部分の効果がないということではなくてですね、特に必要な方については、それなりに、こう用意をしてこられているというのがですね、実情でございます。その中で、今後ともですね、特に、こういった障がいをお持ちの方に対しての、全庁的なですね取り組みにつきましては、職員のですね、理解促進と意識改革、それから、そういったことでの配慮したサービスをですね全庁的にですね、今後も実施をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 1番 渋谷正文
みずから持たれて用意されてですね、来られてるというお話も聞かせていただいたんですけれども、知らしめがですね、やや不足しているのではないかなというふうに私は思います。広報についても、実際めくってみましたけれども、今はそういうような、その案内というのは、ないのかなっていうふうに思っております。改めて周知することが必要だというふうに私思いますので、この改善について、見解を伺わせていただきたいと思います。
答弁 総務部長 古東英彦(総務部長は2012年3月まで)
渋谷議員の質問にお答えいたします。聴覚障がい者のみならずですね、障がいをお持ちの方に対する行政サービス総体につきましてですね、今後につきましては、職員の研修等含めてですね、全庁的に配慮したサービスが行えるよう、今後、周知徹底をしてまいりたいというように考えております。以上でございます。
質問 1番 渋谷正文
富良野圏域はですね、多くの観光客の方が訪れます。聴覚の障がいのある方も来られると思います。もしもの事故や病気の急な対応の折、またですね、防災においてもですね、避難あるいは避難所での対応についてはですね、こうした手話、あるいは要約筆記、こうしたところの取り組みが、今後、必要ではないかというふうに思っております。ただいま、総務部長のほうからですね、職員の研修において反映もさせてまいりたいということでありました。市職員の教育の中にしっかりとですね、こうした職員研修、手話通訳者を組み込むことを改めて検討をしっかりとしていただきたいと思いますが、見解を伺います。
答弁 総務部長 古東英彦(総務部長は2012年3月まで)
御質、渋谷議員の御質問にお答えをいたします。職員に対して手話通訳等の研修ということでございますけれども、こういった手話通訳、障がい者に対しての対応につきましてはですね、職員が、すべてをですね賄うというのは、なかなか現実として厳しい状況があろうかと思います。そういう意味ではですね、その状況、状況におきまして、市内で手話通訳ができるような方、こういった形の状況も一応とらえておりますので、こういった方の協力を求めながらですね、今後の市民サービスにつなげていきたいというように考えております。以上でございます。
質問 1番 渋谷正文
協力を求めながらというお話でございましたけれども、この圏域においてですね、現在、手話通訳者で登録されてる方は 3 名ということを聞いております。緊急な折にはですね、皆さんいろんな業種に、あるいは用事があるかと思いますので、なかなか対応ができない状況にあるのではないかと推察します。そこからいたしますと、やはり行政や窓口、ここがですね、しっかりと取り組むことがですね、まず重要ではないかというふうに私は考えるところでありますが、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 古東英彦(総務部長は2012年3月まで)
渋谷議員の御質問にお答えをいたします。手話通訳等について、行政が主体を持ってという御質問でございますけれども、当然ながら、職員が対応ができればすべてなんですけれども、こういった養成につきましてはですね、相当、時間が要するという現状もございます。先ほど質問ございました、緊急時の対応とかですね、そういったものの状況につきましては、現在、市内での登録というのは 2 名、それから沿線につきましてですね、二十数名いらっしゃるというなど状況もとらえておりますので、今後、職員に対する、こういったものの研修というのは、やはり長期にわたる部分もあろうかと思いますので、今後の研修課題という部分でとらえさしていただいてですね、今現在、沿線で、こういった技術をお持ちの方、これらの方のですね、当面は、協力を求める、また市長の答弁もございましたように、障害者自立支援法の関係につきましては、こういった方々のですね、いわゆるその派遣ということの取り組みが可能となってございますので、こういった制度もあわせて利用していきたいというように考えております。以上でございます。