富良野市議会 平成19年第3回定例会 2007年9月10日
(1)行財政改革について/(2)観光行政について
2007年9月10日、富良野市議会の一般質問で、宮田均議員が「行財政改革について」「観光行政について」について質問し、市長 能登芳昭、副市長 石井隆、商工観光室長 高山和也が答弁しました。
- 質問者
- 宮田均 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、副市長 石井隆、商工観光室長 高山和也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮田均
-登壇-通告に従い、順次質問させていただきます。まず、行財政改革について、全国市町村の7割が負債返済の重さに苦しんでいる現状です。都市と地方の格差は、今後ますます広がることが懸念されるところです。北海道経済の冷え込みは先が見えず、地方都市では人口減も続く中、富良野市も10年後には約40億の財政不足が予想されるところです。市行政は一丸となり、危機感を持ち、行政のコンパクト化、公共サービス、その提供主体が本当に行政でなければいけないのかという原点に立ち返って点検することが望まれるところです。行財政改革の質問1点目、人件費削減についてお伺いいたします。人件費削減の目標値と達成率について、行革計画の人件費削減の目標数値と根拠、実施後の達成率と削減額、未達成の場合の考え方、その後の指標について伺います。2点目、人事評価制度についてお伺いいたします。能力と努力、アイデア、市民のためにどう―汗を流しているのか、職員の仕事が直接市民のためになっているのか、市民運動には参加しているのか、市の行う講座などにも、土日の開催など担当係以外の職員が参加しているのか、自分の仕事が上司のためでなく、直接市民のためになっているのか。人事評価制度導入の方向性について伺います。3点目、事務作業、現場作業の民間委託についてお伺いいたします。窓口業務各種請求書、広告宣伝、その他、市職員はエキスパートな立案調整、将来性などに徹し、単純的、典型的な作業は民間に委託していく民間委託推進が必要と考えるが、その点について質問させていただきます。続いて、観光行政についてお伺いいたします。観光への今後の取り組みについて伺います。北の国から、優しい時間など、25年に及ぶドラマ効果もあり、しかしながら、ここ数年来、富良野への入り込み客数も年々少なくなり、今では旭山動物園の流れ、富田ファームの流れなど、本市を目的とした観光目的が見えなくなってきている状況の中で、市は、平成13年度富良野市観光経済調査を基調にした富良野市観光振興の基本姿勢が示されました。当時、経済建設委員会の観光振興計画を早急に策定すべきとの要請にこたえたものでした。その中で、第1章の基本姿勢、観光は本市発展の重要な柱として、観光ニーズに的確に対応した質の高い通年型、滞在型観光、広域観光の振興、拡大に努めますとあります。この基本姿勢に基づきながら質問させていただきます。1点目、私は外貨を獲得する富良野経済をつくっていくためにも、短期、長期的な戦略的、より具体的な観光計画の策定が必要と考えますが、幅広い市民の意見、観光協会などの意見を取り入れた中での策定が必要だと考えますが。2点目、年間を通した観光推進のため、閑散期対策について計画に盛り込むべきと考え―24ますが。3点目、観光振興につながる農と食の連携した具体策を計画に盛り込むべきと考えますが。4点目、観光振興につながる目玉を具体的に計画に盛り込むべき。例えば、リンゴ、ナシ、ブドウなどの総合的な果樹園や果樹加工、販売までの観光の目玉を計画に盛り込むべきと考えます。続いて、冬の冬季観光についての対策ですが、オーストラリア、ニュージーランドなど、海外からの誘致運動は、一定の成果がおさめられていることは認めているところであり、関係各位の努力に敬意を表するところですが、オーストラリアでの富良野へ来てくれた人の印象の中でのブログの中に、多くの人が、新雪、林間コースの設定、スキーパトロールの指導に不満を持つ人が多いことに驚かされます。ニセコのように外国のまちになることは考えないにしても、新雪、林間コースの設定の問題に取り組まなければ、ますます冬季外国人客の減少が考えられますが、対策についてお伺いいたします。スキー場冬季観光の利用で、もう1点は、市民利用が非常に少ない点です。冬季の運動不足解消の面からも、市外客との交流の面からも、市の独自性の面からも、市民がもっと気軽にスキー場に足を運ぶ取り組みが必要と考えますが、市民割引利用券の改善、例えば、時間券の発行なども有効と考えますが、この点についても質問させていただきます。さらに、もう一つ、スキー学校、冬季スキー教室の休憩施設の老朽化が目立つようですが、今後の施設の整備についてもお伺いし、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-宮田議員の御質問にお答えいたします。1件目の行財政改革についての人件費削減についてであります。人件費削減目標値と達成状況につきまして―は、行政改革推進計画では、平成26年度までの累計額で、職員削減で約15億円、手当等の見直しで約3億7,000万円、全体の不足分を調整する給与削減で、約16億1,000万円の合計約34億8,000万円の計画をしているところでございます。目標等達成状況につきましては、平成17年度においては、昇給停止と人員削減などにより、目標額の約6,300万円に対し、実績では職員削減により約8,500万円、職員給与削減が約4,800万円、議員の期末手当加算額停止により約400万円、特別職4名の報酬2%、期末手当加算額停止により約400万円、合計で約1億4,100万円の削減でございます。平成18年度におきましては、目標額約2億7,500万円に対し、実績では、職員削減により約1億1,400万円、職員給与が平均7.8%の削減により約1億8,900万円、議員の期末手当削減により約1,100万円、特別職3名の報酬10%削減により約400万円、合計で約3億1,800万円の削減、19年度におきましては、目標額の約2億7,900万円に対し、実績では、職員削減により約6,500万円、職員給与が平均7.6%の削減により約1億9,400万円、特別職3名の報酬14%削減により約600万円、合計で約2億6,500万円の削減となり、目標数値を達成している状況でございます。また、このほかに、平成19年度より議員定数2名削減により、約報酬1,000万円の削減が見込まれるところでございます。今後も計画に基づいて職員等の人件費削減を推進するとともに、あわせまして非常勤職員の報酬等につきましても検討するなど、人件費総体についての取り組みを図ってまいりたいと考えております。次に、人事評価制度につきましては、平成17年度に人事院が国家公務員の年功的な給与処遇の改善と勤務成績を給与に反映するなどの給与システムの改革、いわゆる給与構造―25の改革の勧告を行っております。国では、国家公務員の人事管理の基盤的なシステムの構築のために人事評価制度の確立に向けた取り組みを、平成17年度には本省の課長級等について、平成18年度には本省の課長から係員について、平成19年度には地方機関等の部長級以下を含めたほぼ全体について、それぞれ試行を行っているところでございます。国の試行の内容といたしましては、実績面を見る役割達成度の評価、能力面を見る職務行動の評価により、できる限り客観的に把握、評価できる仕組みの確立に向けた取り組みを進めております。本市におきましても、国の評価制度の施行結果、また、本格実施に向けた課題の整理などの状況を十分に調査、検討し、本市にとって適切な制度となるよう取り組みを図ってまいりたいと考えております。次に、事務作業、現場作業、管理業務等の民間委託の推進につきましては、事務事業の効率化、組織機構の簡素化、民間活力の活用推進の観点から、行財政改革の取り組みを推進しているところでございます。取り組みといたしましては、指定管理者制度の活用、草刈り、除雪などの現業業務の市民協働や民間委託、事務事業の部分的な業務委託などを推進しております。今後も、事務事業の効率化に向けて見直しを図りながら推進をしてまいります。次に、2件目の観光行政について、観光への今後の取り組みでございますが、国内観光振興計画の策定につきましては、平成19年度中に着手し、平成20年度には完了をしてまいりたいと考えております。なお、計画の策定に当たりましては、市内観光事業者、商工業者、交通事業者等から構成する富良野市国際観光促進協議会と連携を図りながら策定をしてまいります。また、計画の内容につきましては、閑散期であります冬期間のスキー客誘致対策を初め、自然、農業、環境、文化、演劇、教育、―スポーツなど各種観光資源の連携強化を図ることにより、1年を通して季節変動の少ない通年観光の推進について計画に盛り込んでまいります。食と農の連携につきましては、農業の営みで形成されている農村景観の地域で生産される旬の農作物自体が貴重な観光資源であり、食と農業は観光にとって不可欠な存在であります。都市生活者が農作物の生育や収穫、農産加工等をする農業体験や、旬の野菜に触れ、食材の特徴や栄養、食と健康について学ぶなどの食育、さらには生産者と交流をすることは、地元産物の消費拡大と滞在期間をふやし、農村生活の魅力を十分に堪能することにより、2地域居住や移住、定住へつながるものと考えているところでございます。さらに、観光果樹園につきましては、現在市内におきましては、サクランボ狩りができる果樹園は2カ所あるところでございます。果樹園は植栽から収穫まで数年を要することから、新たな植栽への取り組みが難しい状況であり、また、加工につきましても、原材料の確保、加工技術の確立などの課題はありますが、一方、食及び収穫体験としての観光ニーズは高く、今後の課題として研究をしてまいりたいと考えております。次に、冬季のスキー場対策につきましては、富良野スキー場は以前より日本人のスキーヤーの利用は多いことから、圧雪したコースを多く設定をしております。しかし、近年、外国人、特にオーストラリアからのスキーヤーが増加し、新雪、林間コースでの滑走ニーズが高まっていることから、コース設定のバランスを考え、富良野スキー場と対応を協議しているところでございます。また、市民利用拡大に向けた割引制度につきましては、基本的には現在も富良野スキー場の独自の事業として取り組んでいるところでございますが、本年からさらなる市民の利用促進を図るため、現在の午前券、午後券か―26ら、より利用しやすい4時間券に切りかえる予定でございます。さらに、富良野スキー学校施設につきましては、老朽化が著しいことから管理している富良野スキー場において9月中に解体をし、ユニットハウスを設置し対応する予定となっているところでございます。以上であります。
質問 2番 宮田均
質問に対する1点1点の御回答、大変に丁重なお答えありがとうございます。まず、1点目の行財政改革、人件費削減について再質問させていただきます。今までやってきた数値目標、そして削減の金額、それらの関係というのは、基本的には私は理解させていただきましたが、今後の人口減あるいはこれからの行財政の予算の中で、目標と人件費の削減を行財政改革の中で柱にしていくということを私は考えているわけですけれども、その点、この目標の達成で人件費の部分については、自然退職と、あるいは給与、手当の削減だけで、今後これをクリアできるような数値目標となっているのかどうか、この点について質問させていただきます。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
概略について私から御説明申し上げ、詳細については、副市長から御答弁をさせていただきますけれども、今、宮田議員から御質問のあった中で、私は、一つには、公約の中で身の丈に合った予算をつくっていくということですから、歳出に合った歳入でなく、歳入に合った歳出を行うと、こういうことで努力をしてきた職員を初め、それぞれ事業実施する中で市民の方々にも御理解を賜るよう、昨年の地域懇談会から、それぞれ地域の懇談会においても財政状況については御説明をさせていただいてきたところでございます。―そういう中にあって、私は、やはり今の状況から考えますと、交付税がこの5年の間で約11億前後くらい減額をされてまいりました。もう一つは、今年度から国から税源の移譲ということで税源移譲されたわけでございますけれども、税源移譲ということは、所得税から住民税にかえるということではないのであります。現行、富良野市における状況では、国において昨年実施しました老年者控除の撤廃、あるいは減税の撤廃、こういうことが重なりまして、市民税が控除を省かれることによって課税の対象になっていくと、こういう現行が一つの、全部とは言いませんけれども、これが一つの税源移譲の形のあらわれであります。ですから、私は、歳入においては税源移譲になることによって徴収率がかなり落ちてくるだろうと、こういう想定をしているところでございまして、今答弁の中で申し上げました状況を含めて、宮田議員からの、一つには、そういう歳入に合った形の中で歳出を決めていくということになりますと、最終的には事業費よりも人件費に圧縮をかけていかざるを得ないというのが総括的な現況であると私は認識をいたしているところでございます。詳細については、副市長から御説明をさせていただきます。
答弁 副市長 石井隆(副市長は2022年3月まで)
御答弁させていただきます。大まかに市長が総体的に述べられましたので、細かい部分といってもさほどございませんが、現在の国の状況を見ますと、地方交付税が今後とも見直しがかかりまして削減される状況が目に見えてございます。そういうところから、今事業が抑えられて公債費自体も抑えられてきている状況で、この削減に見合うぐらいの削減がされていくの―27かと思ってございますが、総体、先ほど議員がおっしゃられたように、約40億ぐらいの不足というのが想定をされまして行革の推進計画が立てられてございますから、今後、また見込まれる交付税の削減までは、そのときにはまだ予想をしていなかったという部分でございますので、それは公債費で、事業の削減により賄われるのかと思ってございます。財源不足につきましては、基本的に人件費といっても限りがございます。議員の皆様にも手当等の削減で御協力をいただいて達成を先ほどしたということで説明をさせていただいてございますし、職員についても、上は10%ということで、最終的には7.6%の削減となっていますから、これ以上削減をしていく状況が出てきますと、やはり経済的な部分も、以前、削減のときにおっしゃっていますように、経済的にも削減の影響を受けることが想定をされますので、できるだけそれについては配慮をしながらやっていかなければならない部分なのかと思います。人員の削減に伴いまして、事業自体、普段の日常の事業自体も減るという形になればよろしいのですけれども、それは今なっていません。ということで、事務事業の見直しというのが今後不可欠であると思ってございますので、事務事業が減るということになると、住民へのサービスの低下というのも考えられますから、こういった点にも配慮をしながらいかなければならない部分ではないかと思いますし、本来的に受益者の負担についても今後検討していかなければならない部分ではあると思ってございます。以上でございます。
再質問 2番 宮田均
今の再質問の中で、40億の中の、今質問の中身は、例えば10年後の目標達成、あるいは市長の答弁にございました歳入に合った予算組み、これが必要だろうから、これからは歳入に合った歳出、だから結局は、歳出に合わせた内容で財政的な―ことをやっていくのではないというような答弁で、身の丈に合った、そして、どういう行政のコンパクト化、あるいはそういうようなことがこれから非常に望まれると思いますが、確証はないのでしょうけれども、再質問のときにお聞きしました。人件費の削減を柱とした中で富良野の財政事情が健全化に向かっていけるのかという、そこら辺の見通しを再々質問させていただきたいと思います。
答弁 副市長 石井隆(副市長は2022年3月まで)
お答えを申し上げます。市長が説明をさせていただいています身の丈に合った財政運営ということになりますと、収入に合った支出ということになりますから、そこで収支がゼロという形をとりたいということでございまして、現在、財政健全化計画を策定をしてございます。その中で収支のバランスがとれるいろいろな方策を今検討している最中でございます。以上でございます。
再質問 2番 宮田均
次に、人事評価制度についてお聞きいたします。非常に国、そして地域でも、今この取り組みがなされて、研究されているところが多いとお聞きします。人事評価制度、人員の削減、あるいはそれに伴って能力の、要するにできる職員が他都市の行革の中で、他市町村の例にもあるように、優秀な人材がいなくなってしまうというような、やっぱり行政の中に優秀な人材をそれ相応なりの評価で残していかなければならないという、残していかなければならないというか、勤めて、勤務して、行政をしっかりと守っていかなければならないという行政の体質があると思います。その中で私は、この人事評価制度ということについては非常に評価しているわけなのですが、どこの国も地方の先進的にやっているところも、基準づくりに非常に苦労している―28と。それで、どのように基準をつくるかということが、人事評価制度導入の方向の壁になっているのかなという形はありますが、当市でも、やはり市民が一人一人が、幹部、要するに係長、課長、部長クラスは、この職員は何と何の仕事を受け持っていて、そして、例えば市民が見ても、この職員はこの仕事とこの仕事とこの仕事を持っているのだと。そして、年次の仕事はこのようにやっていて、最終的には年度末には、例えば職員は1年間の自分での評価、そして次年度への取り組みの課題などを上司に出して、やはりそこで評価していくというようなことも、市民にわかりやすく、そして、市民に直接汗をかくような感じ、そういうのがわかりやすくなってくると思うのですが、例えば、市の人事評価制度の導入の方向性について、もう一度どのように考えているかという部分で、導入を考えているということありましたがどのような、全く白紙の状態でなのか、それとも、検討に入っているのかをお聞かせ願いたいと思いますが。
答弁 副市長 石井隆(副市長は2022年3月まで)
お答え申し上げます。評価制度の目的というものは、今おっしゃられたように、職員の職務遂行能力や勤務実態を的確に把握する。そして人材の育成、また、人事配置などに活用していくことが目的の土台だと考えてございます。導入に当たりましては、先ほどの答弁にもございましたように、現在、国におきましても試行錯誤されているということで、平成17年からこの制度を導入をしてきてございますけれども、現在まだ試行の段階でございます。ということで、今議員がおっしゃられたように、非常に難しい部分があるのかと思いますので、先ほどの答弁のように、現在検討し、本市にとって適切な制度となるような取り組みを図ってまいりたいという答えになっ―たところでございます。以上でございます。
再質問 2番 宮田均
続いて、3点目の事務作業の現場のことについては、一層の行財政改革の中での事務作業、典型的な作業について、あるいは窓口業務、その他一つ一つが本当に行政でなければいけないかという原点に立ち返って、点検していただきたいと思っております。続いて、観光行政について、観光行政の1点目について再質問させていただきます。観光計画の策定に19年度着手しまして、20年度までには観光計画、観光行政の国内観光振興計画など、富良野の観光計画というものをつくっていきたいということで御答弁がありました。この内容の中につきましては、本市、やはり13年度の観光の基本姿勢の発表から、やはり他都市におきましても戦略的に、どこをどうしてどうやるのだというような、より具体的な何をやって何をやるのだというようなことまで計画には、基本姿勢の13年に出た文章の方向的な文書だけでなくて、具体的な事例がそこで示されているといった他都市の事例なども非常に多いわけですが、この計画については、要するに、私も非常に何で富良野にお客様が来ていただくのか、目玉づくり、そして、再びまた来るための仕掛けづくり、これを何をしていかなければならないかという、そして、13年度の姿勢にもありましたように、観光ニーズを的確につかまえていくのだというようなことも、具体的にどうやってやっていくのだということが非常に重要なことだと考えるところです。そのような中で、この計画の中に具体的に、例えば文書だけでこのような基本姿勢だとかというのはわかるのですが、そのより一層具体的な計画であり、あるいは具体的な取り組みというものをどこら辺まで考えて計画の中に盛り込まれるのか、そこら辺をお聞き―29しておきたいと思います。
再質問 2番 宮田均
20年に観光計画が策定されようとしていますが、その中により具体的な計画内容、方策というものが取り入れられるのかどうかについて質問させていただきます。
答弁 商工観光室長 高山和也(商工観光室長は2008年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えいたします。国内観光振興計画の位置づけとその内容についてということでございます。ちなみに、平成13年度につくりました富良野観光の基本姿勢、言ってみれば、これは基本構想に当たります。いわゆる観光の魂とも言えるものが基本構想。それに基づいてつくるのが振興計画であります。振興計画というのは具体的な内容も盛り込むと、これが原則となっております。さらに、平成13年度に調査を行いました観光経済調査、さらには18年度に再度調査を行っています。それも踏まえて、次のようなことを具体的に提起をしていきたいと思っております。一つは、長期滞在のために現在の宿泊交流数をどのようにして伸ばすのか。現在は宿泊交流数が58万泊であります。それを具体的な数字で各関係者と考えながら示してまいりたいと思います。それから、一つは、長期滞在を目指しておりますので、長期滞在となれば、住んでよし、そしてまた訪れてよしの観光地であります。市民の感覚と観光客の視点、これをルール化していきたいと、このようなことであります。もう1点は、既存資源の活用を念頭にしまして持続可能な計画、これは先回の御質問でも申し上げましたけれども、今ある富良野の―既存の資源を活用した中で一体何ができるのか、この辺を具体的に示してもらいたい。さらには、観光経済調査のとおり、市の経済の伸長につながるのだ、こういったことも一つであります。それを市、あるいは観光協会、観光関連事業者、各企業、市民、それぞれの役割分担、こういったものも考えた中で具体的な案を示してまいりたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。
再質問 2番 宮田均
計画の中に、私たちがほしいのは長期滞在がほしいのです。来ていただきたいのです、いっぱい。しかし、それをどう具体的に、その長期滞在するためにはどう具体的に何をやっていくのだということまでが入らないと、なかなか市民の、あるいは、(発言する者あり)やるということですか。それは入れていくということで理解してよろしいですね。具体的なこと。
答弁 商工観光室長 高山和也(商工観光室長は2008年3月まで)
長期滞在、あるいは2地域居住、定住化へ向けた一助となるような計画を策定してまいりたいと、このように考えているところであります。
再質問 2番 宮田均
続いて、冬季スキー場対策についての質問にさせていただきます。冬季のスキー場対策、海外からのスキー客、オーストラリア、特にニュージーランド、南半球から多いわけですから、新雪、林間コースでの滑走ニーズが高まっているということで、しかし、近年、日本人スキーヤーが多いから圧雪したコースを多くつくっているとお答えがございました。これは富良野スキー場の管轄ですので、なかなか大変だと思いますが、観光行政の中では、民間がやることにしても、やはりその調整役として、どうしたらこのニーズを解決し―30て、調整役として市がやっていけるのだろうかということが非常に大切だと思います。このことについて、もう一度お伺いします。それと、市民利用拡大に向けた取り組みの改善についてなのですが、来シーズンというのですか、今年度から、午前券、午後券から利用しやすい4時間券に変わるということで言っておりましたが、これはもう金額も決まっているのかどうか、このことについて質問させていただきます。それから、スキー学校については、ユニットハウスを設置し対応する予定となっているということですが、今月中に解体しユニットハウスは、これは一時的なものなのでしょうか。それとも、これをしばらく使っていくというようなことになっているのでしょうか。(発言する者あり)冬期観光のことについては、1問、最後一つでしたよね。よろしいですか、議長。
答弁 商工観光室長 高山和也(商工観光室長は2008年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えいたします。まず、冬期観光のスキー場、スキー場というよりも、いわゆる観光施設に対する市の関与のあり方と事業者の関係ということだと思いますが、そういう視点に立って御答弁していきたいと思います。まず、富良野市の観光は、御案内のように国際観光促進協議会、これは市長が会長となり、観光協会、あるいは旅館組合、商工会議所、観光事業者が集まって組織をいたしました。そこで外国人観光客をどのように受け入れるのか、これを総合的に検討し、実行していく団体として設立されたものであります。その中で、平成18年度から観光協会が地域の主体となりまして、観光事業者として国の観光ルネッサンス事業の認定を受け、事業を実施しているところであります。これは具体的にビジットジャパンで呼んできた外国人観光客の受け入れ体制を確立する―基盤の整備でありますから、車、バスを回す。あるいは、案内板をつくる、観光事業者とのコンセンサスをとる、いろいろな事業を行っております。そこで国際観光促進協議会の中では、フィードバック調査も行っております。つまりは、外国人の満足度調査をもとにしまして次の観光施策に反映する、こういった形の中でアンケート調査をやったり、ヒアリングをやったり、総合的な解決を行っているところであります。今回のスキー場施設に関する件にいたしましても、観光協会、あるいは市、スキー事業者、その他と総合的な受け入れ体制、どのような問題があって、どのように解決できるのか。これは時間とお金もかかる問題でありますけれども、そういった中での協議の中からいろいろ検討している次第であります。ということで、第1点目の御質問にかえさせていただきます。次に、市民の利用券の関係につきましては、時間券に採用するということは承知しておりますが、まだその辺の情報については、スキー場等は、具体的な料金等については承知をしておりません。以上でございます。3点目、スキー場のユニットハウスの関係についてでございますが、基本的には今スキー学校が使用している古い建物、これが老朽化になったために新しくユニットハウスを置くと聞き及んでおります。このことから、ここの関係につきましては、将来的にもこの施設で当分の間いかれるのではないかと、このように予測をしているところでございます。以上でございます。
再質問 2番 宮田均
一番最後のスキー学校の施設の整備についてだけお伺いいたしたいと思います。ここは、先ほど言ったように、小中学生、―31あるいは高校生などのスキー学校のときの休憩施設としてトイレなども利用になっているわけですけれども、大体前の設備もそうだったのですけれども、クラス全体が入らないというようなことで、雪の日も外でお弁当を食べている姿がよく目立ったのですけれども、このユニットハウスの使用人数などがわかれば教えていただきたいと思います。
答弁 商工観光室長 高山和也(商工観光室長は2008年3月まで)
宮田議員のユニットハウスの件についてお答えいたします。大きさといたしましては、既存の建物同様の面積を確保したいと、このように富良野スキー場から聞き及んでいるところであります。したがいまして、小中学生が利用するところについても確保されるというふうになっているところであります。以上でございます。