みんなの議会

富良野市議会 平成18年第4回定例会 2006年12月20日

(1)ふらの観光の方向性について/(2)振興公社と農産公社について

2006年12月20日、富良野市議会の一般質問で、宮田均議員が「ふらの観光の方向性について」「振興公社と農産公社について」について質問し、市長 能登芳昭、教育長 宇佐見正光、中心街整備推進室長 細川一美が答弁しました。

質問者
宮田均 議員
答弁者
市長 能登芳昭、教育長 宇佐見正光、中心街整備推進室長 細川一美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 宮田均

-登壇-通告に従い、順次質問をさせていただきます。ふらの観光の方向性について。自然、文化、芸術、歴史、そして体験、ふらの観光にこれから何が大切なのか、独自的な施策とは何なのか。富良野の山、川、森、そして農地、市街地、道路、建物、公共事業、ごみ問題など、観光には横断的な取り組みが必要であり、企画構築時には、その根本的な考えのコンセプトが重要と考えるところです。市の財政、特に市税収入の今後を考えるとき、内需はもちろん、外貨を獲得する戦略が必要と考えます。市民が誇れる町を、市民と一緒にどうつくり出していくのか。アイデアと強いリーダーシップが求められるところであり、富良野で―3なければ体験できない取り組みを構築していく必要があるのではないでしょうか。観光行政の今後の方向性から、具体的に質問させていただきます。1点目は、駅前再開発事業における観光面での考え方について質問します。顔づくり、いわば駅前は富良野の玄関として重要であり、富良野らしさ、これはどこにどういう形であるとお考えなのか、1点目質問します。2点目、都市計画委員会でも、当初、環境面にも配慮した取り組みが必要という意見が出されていましたが、この鳥瞰図にもありますが、ちゃんと木が生えている鳥瞰図、今聞きますと、木が1本もない。こういう駅前のどこに環境面で生かされているのか、具体的に教えてください。次、協会病院跡地の観光面での取り組みの方向性について質問します。富良野道路着工など、市内流入車両の3割減などを考えられるが、駅前地区に大型バスの駐車場などもなく、観光バスがとまり、トイレもない状況である。観光協会の市内配置、富良野物産振興会も現在、NPO法人化に向け検討をしている中、会員と市の税収増、農と加工の連携販売、広域での取り組みなどの考えも盛り込んでいき、外貨獲得、移住者増、雇用者増が見込まれると思います。病院跡地に保健所の移転、土木現業所の移転誘致、民営化される郵便局の支店機能、市の窓口業務時間延長を視野に入れた業務の開設、物産センター機能の拡充など、車の市内流入の拠点としてインフォーメーションセンターの設置、トイレの設置は必要と考えるところです。現在の市の跡地利用の計画の進捗状況について質問をいたします。次に、リサイクル率93%、市民の協力で日本一であり、しかし、同時に、世界的環境の悪化は、温暖化により、地球のさまざまな危機に警笛を鳴らしています。人は今、どう行動すべきか、持続可能な社―会をつくるには何をしなければならないのか。考えは、世界じゅうに広がっています。特に大都市での環境の関心は、地球に優しいを合い言葉に、個人、ファミリーの小さな単位、企業、学校などでの取り組みなどさまざまです。富良野自然塾では、環境に優しいを体験する場として、過去と未来を学び、今何ができるかを、森づくりなどを通し実践し、全国から注目され、人が訪れています。現在、市が行うリサイクル事業、市民が行う各種事業、環境への取り組みは、観光に結びつくときであり、先進国ドイツなどの取り組みは、世界じゅうの人が視察に来ている状況です。市内放置自転車をリサイクルし、市内自由解放し、CO2削減を図る、市下水道最終処理施設のメタンガスの利用を考える、リサイクルセンター生ごみ堆肥化の見学など、観光と結びつく要素はさまざまです。観光とエコツーリズムを結ぶ取り組みが必要と考えるが、そこで1点目、エコの町・富良野、市民の取り組みと観光を結びつけた活用をどのように考えているのか質問します。2点目、「地球に優しい」をキーワードに、世代を超えた共通意識の中で、富良野観光と環境施策との連携が必要と考えますが、自然保護、温暖化、食料問題、農業体験や森づくりなど、環境を意識した観光の取り組みについての考えについて質問をいたします。次に、スポーツ、文化面での観光への取り組みについて。スポーツ施設、文化施設、その他スキー場は、スノーボードワールドカップ誘致など、各種スキー大会の誘致、盛んに行っていますが、相乗効果は言うまでもありません。各関係者には敬意を表するところですが、演劇工場、野球場、スポーツセンター、陸上競技場、アートファーム南陽館、生涯学習センター、市民を優先することは言うまでもありませんが、市民とともに体験する観光、そして人と人との出会いでリピーターをつくるな―4ど、相乗効果が期待できると思います。2点について質問します。スポーツ、文化施設、学校跡、保育所跡などを有効活用して、観光面との横断的取り組みが必要と考えるが、合宿、各種大会の開催、農業体験、講習会など、幅広く観光面での取り組みが必要と考えるが、今後の取り組みについて質問いたします。2点目、この施設の有効活用のための取り組みは、指定管理業者導入後も進められるべきと考えるが、この2点、教育長にお伺いいたします。次に、振興公社と農産公社について質問させていただきます。指定管理者制度ができ、それぞれの公社が指定管理業者になった時点で、民間との入札を経た時点で、完全に民営化することが必要と考えます。出資金、振興公社へ980万円、農産公社へ1,005万円は、特に農産公社は余剰牛乳の利用ということで始まった事業だとは思いますが、新製品の開発は、ここ数年来、タマネギチーズ1件のみであり、今、ピザのレストランを建設しているとお聞きします。これは、民間との競合であり、行財政改革の中でも、第三セクターについては今後検討するということが書かれてあります。株式会社富良野農産公社の会長でもあられる市長の考えをお伺いするところでございます。ここで、まず1回目の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-宮田議員の御質問にお答えをいたします。1件目のふらの観光の方向性についての1点目、駅前再開発事業における観光面での考え方についてでありますが、富良野駅前周辺は、JR、バス利用を中心に、市民や沿線住民と、テレビドラマ「北の国から」、あるいはラベンダー観光等、国内外から多くの観光客が訪れる富良野の玄関口に位置し、富良野の雄大な自然景観と恵まれた田園風景も富良―野らしさとして親しまれ、市民や観光客がにぎわう富良野の顔の場であると考えております。特に、訪れる駅前広場は、一般車両やバスの往来、さらには夏場観光期の交通車両のふくそうによる狭隘化、利用者の利便性の確保のために、バス、タクシー、一般車両の円滑な交通導線の配置により、駅前広場機能の確保を基本として、一般車両とバスの分離により、バス乗降場、タクシー乗降場、タクシープール、駅利用者の駐車場を配置し、駅前の交通結束点として整備するところでございます。次に、環境面への配慮についてでございますが、駅前広場整備の緑化対策といたしまして、移動型植栽箱やプランター配置などにより、四季の折々の環境づくり、さらには、安全で安心して利用される広場として、歩行者の歩行導線、段差解消によるバリアフリー化、冬期間の維持管理面を考慮した整備に向けて、平成19年度実施に向けて北海道と協議を重ねてまいりたいと存じます。次に、2点目の協会病院跡地の観光面での取り組みについてお答えいたします。協会病院の移転に伴い、地元商店街への影響や、周辺の未利用地の増大等による空洞化が懸念されることから、平成18年2月に富良野まちづくり推進協議会より、跡地利活用に向け、早期に計画設定、及び、事業着手に向けた取り組みが必要との提言をいただいたところでございます。市といたしましては、この提言を受け、利活用計画策定に向け、庁内組織であります中心市街地事業推進本部会議にて中心市街地商業等活性化部会を設け、現状分析、事業手法、整備方策等について総合的に検討作業を進める中で、コンパクトな町づくりの実現に向け、生活密着型の市街地の拠点づくり、人口維持形成の居住づくり、福祉、商業等のサービス機能づくり、市民サービスの交流づくり、活性化の中核機能づくりを基本として、行政主体における課題、事業性等の分―5析、民間活力による方策と方向性、施設整備機能の具体化など、中心市街地事業推進本部会議に中間報告を行ったところでございます。今後、専門部会として、観光面からも、集客利便、情報機能等の多機能施設も検討の視野に入れ、跡地利活用の基本方針を定め、富良野商工会議所を初め関係団体との説明会、及び広報ふらののホームページなどにより、市民への周知、意見集約を行い、3月に向けて跡地利活用計画の作成を取り進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、エコツーリズムの取り組みについてお答えをいたします。エコの町としての市民の取り組みと観光活用についてでございますが、市民ではない観光客にとって、富良野市民の生活体験をすることが、本市が目指す長期滞在型観光につながるものと考えているところでございます。市民が取り組んでいるエコ活動として、現在、代表的なものとして、本市のリサイクル事業がございます。昭和60年より、市民の御理解と御協力により、3種分別収集を開始後、現在14種分別を実施しており、平成17年度の資源化率は93%となっているところでございます。このことから、全国の自治体、議会から視察に訪れるなど、国内の先駆的な取り組みとして高い評価をいただいているところでございます。今後の観光との連携につきましては、環境教育の一環といたしまして、市内小学校の副読本にも取り組みが紹介されており、市内にとどまらず、全国からの環境教育の取り組みの一環として、社会見学、修学旅行の環境学習機関としてリサイクル施設を解放し、教育観光施設としての活用も検討してまいりたいと考えているところでございます。次に、環境を視野に入れた観光の取り組みについてでございますが、近年の観光ニーズは、単なる、見る、食べる、買うといった周遊型観光から、新たな感動など、付加価値を求める体験型観光へと大きく変化をしており―ます。自然環境に恵まれ、環境に優しい町づくりを進めてきた市といたしましても、議員御指摘の環境保全等を視野に入れた観光推進は、今後の富良野観光の軸になるものと考えているところでございます。今後は、関係機関と協議を重ね、エコ観光の推進を図ってまいりたいと感じているところでございます。2件目の振興公社と農産公社について、民営化についてお答えを申し上げます。初めに、株式会社富良野振興公社と株式会社富良野農産公社が設立されました経過について御説明をさせていただきます。株式会社富良野振興公社は昭和37年に設立をされましたが、当時の国内情勢は高度成長期で、国民所得倍増計画が発表されるなど、生産基盤を初め社会資本の整備が急速に進展してきた時代でございました。本市においても都市形成が進み、社会資本の整備が急務となり、公共用地の先行取得など、公益的な見地から公社設立となったところでございます。以来、公共のために必要な不動産の売買、あっせん、住宅・工業用地の造成、分譲など、市からの委託・要請された事業を行うとともに、個人住宅の取得を推進してきたところでございます。また、昭和54年には、ワイン販売促進のためのレストラン経営と、農業観光拠点としてのワインハウス、昭和57年にはふれあいの家、昭和61年にはハイランドふらの等を、業務を受託した行政の補完的役割を担ってまいりました。また、株式会社富良野農産公社につきましては、昭和54年に市が農産加工開発専門員制度を設け、農畜産物の加工促進について検討を始め、昭和56年に農産加工研究所が設置されたところでございます。さらに、民間組織としての農産加工推進協議会が発足し、官民一体となって農畜産物の処理加工の研究を進めてきたところでございます。―6昭和58年に、市は、農村地域定住促進対策事業の一環としてチーズ工場を建設し、農産加工研究所を併設、チーズの製造販売については、市内3農協の御理解と御支援をいただき、公社を設立したところでございます。平成15年に地方自治法が改正されたことによりまして、これまで受託してきた施設のノウハウを生かし、現在、両公社は指定管理者として選定され、株式会社富良野振興公社は、ハイランドふらの、ワインハウス、及び、日の出町駐車場を、株式会社富良野農産公社は富良野チーズ工房を管理運営をいたしているところでございます。両公社は、市内の企業同様、雇用、地域振興、さらにサービスなど、企業努力に努め経営を行っていますが、出資につきましては、市の補完的な役割や経営状況などを見きわめ判断をしてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)

-登壇-宮田議員の4点目のスポーツ、文化面での観光への取り組みについてお答えいたします。スポーツに関しては、これまでも大学や実業団の合宿利用や、全道規模のバレーボール、卓球、野球大会などのほか、ツール・ド・北海道国際大会を初め、スノーボードFISワールドカップ富良野大会、全国高等学校選抜スキー大会、スキー修学旅行生の受け入れなどの推進を図ってきたところでございます。一方、文化施設面では、富良野演劇工場等を中心として観劇事業や創作事業等を行い、市民のみならず、広く道内外からも多くの来場をいただいているところでございます。また、平成17年度より富良野観光協会で実施しております国際文化交流イベント事業に対し、富良野文化協会加盟団体が出演をし、富良野の観光振興の一翼を担っていただ―いているところでございます。また、生涯学習センターでは、富良野の森の教室において富良野エコマップ、エコカレンダーや自然ガイドブック、鳥沼公園編、朝日ヶ丘公園編、太陽の里・ふれあいの森編を発行して、エコツーリズムに対応した自然観察のポイントやコースを紹介しておるところでございます。さらに、教育や研究活動などを目的として、道内外から富良野の森を訪れる方々に対しまして、太陽の里・ふれあいの森林や東大演習林などにおいて、ボランティアの協力を得て自然ガイドを実施しているところでございます。今後も、スポーツや文化面での誘客に向けまして、富良野観光協会、旅館業組合等の関係団体・機関とともに、富良野の四季の魅力や自然景観を生かした観光の振興を図り、あわせて各種大会などの誘致活動も推進してまいります。次に、指定管理者制度導入後の観光面での取り組みについてでございますが、今後、スポーツ施設の管理についても指定管理者制度を取り入れていく予定でございますので、この考えを管理者にも推進していただくよう取り組んでまいります。以上でございます。

質問 3番 宮田均

まず1点目の、駅前再開発事業における観光面での考え方について、それから都市計画委員会でも、この環境面でも、非常に駅前の顔づくり、観光客が流入してきたときに富良野の印象をどうとらえるかという面では、非常に駅前の機能というのは、第一印象というのは大切だと私は思っております。今の市長の答弁なのですが、やはり郊外に行くと、そういう田園、あるいは森、山、川、そういうのは味わえるわけなのですけれども、駅前に降り立ったときに、木が一本も―7ないと。そして、その補完的には植栽をして、四季折々の雰囲気を醸し出すというようなことで答弁されておりましたけれども、私が言っているのは、環境面でも、実際に言っているのは浸透性のアスファルト、間にはグリーン帯が入っていて、そこに浸透すると。あるいは、緑がやはり目の前に入ってくるのだと。そういうような取り組みというのが、観光地としての、これは当然のこと。あるいは、私は、最初にかかれた絵の、それが正しいか正しくないか、それは前市長の継承という、今の市長の考えもございましょうけれども、しかし、ここで新しい市長として、本当に自分の気持ちとしては観光面ではこうなのだというようなことを、私は、この駅前地区、要するに、観光面でも実際には、もう一つ言いましたけれども、バスのターミナル、駅前広場については、バスしか入れないわけではないです。あの広場については、道交法が適用されないと聞いております。そうすると、一般車両も入ってこれるのです。どういうふうに、そこを整理するのかという問題もあります。それと、観光客のお客様が見えられて、身障者の待合所、この鳥瞰図を見ましても、一番遠くになっている。あるいは、トイレの位置、もっと観光のお客様の視点に立ったトイレの位置、それから各ホテル、旅館の方が駅前にお客様をお迎えに行くときに、そうしたらどこにとめる、2台分しかないというようなことも、本当にこのバスの広さが適切なのかということまでも踏まえて、観光客にも、あるいは訪れる人の視点に立った駅前のつくり、環境面にも配慮した駅前のつくりが私は必要と思います。その点について、再度質問をさせていただきます。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

基本的な問題については私の方から御答弁させていただきまして、詳細については整備推進室の方から御答弁させていただきます。―ただいま宮田議員の再質問の御質問でございますけれども、私は駅前の観光面の環境づくりを含めた中で、当初計画してきた内容の中から、おとといの日里議員の御質問にもお答えしました、一つの駅の橋上化、観光利便核施設のこの二つの問題、橋上化は中止をお話をさせていただきました。そういう計画の中で、一つの変化が出てきたわけですね。そういう状況は、前市長の継承をするのかという、こういうお話でございますけれども、内容は当然変わってくれば、変わったなりのやはり方向性は私は出していかなければならないと、このような基本的な考え方でございます。そこで、御質問にお答えをさせていただきますけれども、一つは、バスターミナルを中核とする集客が、きのうも御答弁させていただきましたけれども、富良野の駅の歴史というのがあるわけですね。現在、やはり富良野駅をおりた方が、全部改築され、新しくなった情景が、果たしてこれから富良野の位置づけとして、環境を含めた中で、それでいいのかということも、やはりもう一度考え直す必要性があるのでないかと。それからもう一つは、環境面でお話しございました中で、私はバリアフリーというのは常日ごろ宮田議員の御指摘を受けるところでございますから、この駅前におけるバリアフリー化というものをあわせて検討していきますと、緑の木を植えることと、一部相反する問題が出てくる可能性もあるのです。場所的な、範囲の問題でですね。ですから、そういう総合的な判断の中で環境づくりをやっていかなければならないと。これが私の基本的な考え方でございますので、この点もひとつ御理解を得なければならない問題かなと、このように考えますし、もう一つは、バスの停留所の関係でございますけれども、私は駅前というのは、長くバスを駐車させる、あるいは停留させる場所ではないと私は思っています。ですから、バスの場所というのは、市内の全体の中で、どこにバス停留所を設置する―8かと。これが、これから私は富良野の市街地の活性化の大きな問題であるというふうに認識をしておりますし、重大な整備をこれから考えていく必要性があるだろうと、このようにも考えておるところでございます。具体的な問題につきましては、推進室の方からお答えをさせていただきたいと思います。

答弁 中心街整備推進室長 細川一美

宮田議員の質問にお答えいたします。環境面に配慮した駅前の広場づくりかということについての御質問かと思います。先ほども御答弁させていただきましたように、富良野としては、やはり美しい自然環境と恵まれた田園風景、これが一つの富良野としての観光客なり、あるいは市民が訪れる一つの誇りの持てる観光づくりではないかというふうに考えてございます。そういった中におきまして、駅前広場は現状3,500平方メートルほどございますけれども、これが約5,600平方メートルということで、約倍になります。そういう中におきまして、駅前というものにつきましては、やはりにぎわいと活気をもたらせると、そういう観点からも含めまして、駅前広場の機能につきましては、先ほど御答弁させていただきましたように、バスと一般車両との分離という中から駅前広場の機能を確保するというふうに考えてございます。そういった大きな面積が広がることによりまして、駅前より一望されます芦別岳、あるいは西岳、あるいは北の峰、こういったものも一つの富良野駅前の、正面から見る富良野の新たな環境というものに、雄大感を与えるかなというふうに、私どもはそういうふうに考えてございます。そういう中から、環境面の配慮につきましては、土木現業所とも事業計画段階においていろいろ検討をさせていただきましたけれども、歩行者導線、あるいは冬期間の除排雪、―堆積スペースの確保等々からも、移動式植栽箱、あるいはプランターによりまして、環境への配慮を行うという考えに立ってございます。今後、これらを含めながら、さらに人に優しいバリアフリー化を目指した歩行者の排水性舗装、さらには視覚障がい者等に対する点字ブロック、こういったものを含めまして、人に優しく、また環境に優しい、そういった駅前広場として整備を考えているところでございます。以上でございます。

質問 3番 宮田均

今、種々、市長、そして室長の方から説明がございました。私言っているのは、総合的な観光は、横断的な、おっしゃるとおりなのですね。除雪からバリアフリーから、いろいろなことが大胆に計画され、そして、それは緻密に行って計画を推進していかなければならないという、こういう僕は基本的な考えというのが必要だというふうに思っております。時間がちょっとございませんので、市民に知らされている、この駅前の姿図1本に絞りますけれども、この市民に知らされている鳥瞰図なり、この絵が、市民はこういうふうになると思っているわけなのです。しかし、実際には、今言われたように、僕は議員だからわかるのですけれども、木が一本もないと、そしてプランターだと。こういう市民への情報の提供のあり方、こういうようなことを、そして今後、市長は継承だけでなくて自分の考えをこの中に継承していくのだというようなことも聞きました。やはり私は、観光面からも、市民が誇れる駅前としてでも、もう一度、この環境面、そして、観光面から、細かな気配りが必要と考えますが、その市民への情報提供と今後の駅前の取り組みの基本姿勢について、もう一度お伺いしたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

宮田議員の再々質問にお答えをさせていただきますけれども、ただいま詳しい内容については、整備室長の方からお話をさせていただきました。私は、再々質問の中で、駅前の関係について、市民PR的については、今御指摘のとおり、まだ具体的に完成された状況ではないわけですね。過日の日里議員の一般質問にもお答えさせていただいたとおり、中止を明確にさせていただいたと。そういう状況の変化がございますから、当然、変わった時点で、その方向については市民の皆さん方に御報告をしていかなければならないと、そのようにも考えているところでございます。それから、総体的な駅前の環境づくりを含めた中でございますけれども、私は、駅というのは、やはり富良野市街においても顔という位置づけをやはりしていかなければならない場所だというふうに認識をいたしているところでございます。その顔の中で、富良野へ来たらこういうものだというのが駅へ行かなければ感じられないかということも、これからはもう少し変える状況づくりも私は必要ではないかと思うのです。今、過去にテレビドラマの「北の国から」という、一つのテレビドラマで富良野駅というものをかなりPRをしていただきました。かなりの人が駅前にお集まりをいただいた経緯がございます。しかし、こういう状況の中で、やはり富良野の観光というものを、御質問いただいているとおり、自然の中に体験を含めた観光、私が言っております農村観光都市形成を進める上の一つの顔づくりというものを、これから考えていく必要性があるだろうと。このような基本的な考え方のもとに、駅前については、集客を含めた中で、環境全般にわたって総合的な判断で私は進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。

質問 3番 宮田均

この問題の最後に、駅前、一つだけ質問させてください。僕は前市長にも聞きましたが、この駅前開発の観光客の誘致、観光客が入ってくるための目玉は、一体、市長は何だとお考えでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

私は、駅前に入ってくる観光客の目玉は何だと、こういうことでございますから、私は富良野へ来る観光客の皆さん方の嗜好的なものは考えてみますと、やはり富良野のこの自然を生かした農業と結びつける体験的なものを含めて、これからそういうものが一つの大きな目玉になっていくだろうと。それから、東京大学演習林という大樹海の2万3,000ヘクタール、こういうものを、私は、常日ごろ宮田議員のおっしゃっております環境教育的なものにあわせて行っていくよう、こういうことがこれから富良野の顔づくりの一端になっていくだろうと。ですから、駅前を主として顔という位置づけの中、顔がたくさんあってはうまくないです。しかし、顔からそれぞれ分かれた分岐点的なものの観光の環境づくりというものは、私は必要でないかと、このように考えているところでございます。

質問 3番 宮田均

まだ継続させて、この問題については質問をさせていただきますので。続いて、協会病院跡地の観光面での取り組みの方向性について、今の進捗状況なのですけれども、申しわけございません。今、この回答では、市民の意見集約、ホームページなどで行うということになっておりますが、中心市街地商業等活性化部会、あるいはその現状分析、手法、そしてコンパクトな町づくり、そして生活密着型の市街地の拠点、人口維持形成移住、福祉商業のサービス機能、市―10民サービスの交流、活性化の集客機能づくり、わかります。しかし、やはり私が言っているのは、観光、外貨を獲得するためのその手法と、地域住民の方をしっかりと向いてはいるけれども、その機能の中で維持費、それから運営、だれが運営するのか。そういうことも踏まえて、そしてそこが、私は富良野の町に入ってくる、流入の拠点として、これは考えていく必要性があるのではないかということについてだけ、次に質問をさせていただきます。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

宮田議員の協会病院跡地の観光面についての再質問にお答えを申し上げたいと思います。前段御答弁させていただきましたけれども、私は、協会病院の跡地は、観光という主眼のもとで考えるべきではないというふうに主体的に考えております。市民が何を望むのかは、私は、市民がやはり主体となったものの形成を行っていく必要性があるということだけお答えをさせていただきたいと思います。それからもう一つは、何をつくるかということは、今前段で御答弁させていただきました中に、それぞれ庁内にも検討部会、専門部会を置きまして、現在やっております。経過ですから、その中身的なものについては、私もまだ明確にお聞きはしておりませんけれども、そういう中に向けて、今検討をしているという状況ですから、基本的には今、宮田議員の御質問の中にありました、観光面を主体とするような物の判断は、私は今の段階ではとっておらない。やはり住民主体の物の考え方で、この跡地活用を考えていきたいと、このように考えているところでございます。

質問 3番 宮田均

私は、観光面だけでなくて、市民と、そして訪れる人とが交われる、そういうことを言っただけで、それとしっかりと、具体的に言いましたけれども、―道の出張所の施設、結構古いです。ですから、そういう誘致、あるいは郵便局、民営化されます、その機能。それから、市の窓口業務の5時15分までではなくて7時までやっているというような、そういうような市民が利用する施設も含めた中での、そういう考えの中に立ってもいいのではないかと。総合的なことを考えて言ったわけで、観光面だけをしているわけではないということを御理解していただきたいと思いますが。

質問 3番 宮田均

続いて、振興公社と農産公社についての質問をさせていただきます。私、前回の議会のときの市職員の天下りについて、この質問をしました。そのときの市長の答弁です。単に利益追求型の経営的能力だけでなく、市の地域振興、そこで働く従業員や市民サービスの向上などに配慮した、幅広い豊かな識見を有した者が役職につくことが相当だというようなこともおっしゃっております。私は、時間がないので、農産公社に限定させていただきますが、公社全体の行財政改革の中での今後の取り組みについて、しっかりと言っているわけです。今後、検討をしていくのだと。私は、こういうことは市の中だけでなくて、続けていくというのだったら、もっと検討されたら外部監査も必要だと思いますし、それから本当に民間として、私は資金を引き上げて、市長の先ほどの答弁とは違いますけれども、しっかりと民間経営で、民間の役職をきちんと置いてやる必要があると思います。チーズ工場にしても、農産加工あるいは乳製品加工の関係だったら、私は納得します。しかし、市内の商売をやられている業者もいらっしゃいます。その中と競合する中で、それを決めた、決定した役員の、そこら辺の理―11由もお聞きしたいし、方向性もお聞きしたいし、それと、それが公益的な地域振興とは僕はならないと思っています。ですから、そこら辺で、そういうことで行くのだったら、もう市から出ている資金も取り下げるべきだと、完全に民営化するべきだというようなことで思いますが、その点について質問をさせていただきます。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

宮田議員の振興公社並びに農産公社の民営化という御質問でございますけれども、私は先ほど御答弁させていただきました中で、それぞれ振興公社の役割なり農産公社の役割があって今日来ているわけですね。その過去の経緯というものを重く受けとめながら、この公社の発展がなされてきたと。それが、地域住民なり、あるいは企業振興なり、そういう状況をつくり上げてきたということが現実にあるわけですね。今、宮田議員の御質問をお聞きしていますと、完全民営化でやれと、こういう御質問でございますけれども、私はそれぞれ出資をした経緯なり、その中で、それぞれ農産公社の中身につきましては先ほど御答弁させていただいた中でございますけれども、それだけの経営努力をしながら地域の振興に大きく役立ててきたということを、私はこれは宮田議員も十分御理解をしていただきたいと、このように思うところでございます。それからもう一つは、振興公社なり農産公社というのは、行政の補完的役割を果たしていく必要性があるだろうと。もちろん公益的な面からも含めて、そういう見地から考えますと、補完的な役割はこれからも必要性があると、こういう認識を私は持っているところでございます。ですから、当然、今後の経営的な状況を見きわめながら判断をしていかなければならないと、このようにも強くお答えを申し上げて終わらせていただきたいと思います。

質問 3番 宮田均

農産公社について言いますと、補完的役割とか、それから過去を見たような、私も今までやられてきたことについては非常に敬意を表します。しかし、もう市の介入する役割は終わったのではないかと言っているのです。だから、もう引き揚げてもいいのではないかと言ったのです。そうしたら、今はどういうふうに検討されているのですか。これから、どういうふうに検討をして、どういうふうにやっていこうと思っているのか。そして、今言いましたけれども、ピザのレストランを建ててやると、市民には言っていますよ。チーズ、乳製品の売り上げが、全体の大体5割弱だと。その中で、あるいはどこかのプリンに売ったびんのあれで建てたのかといううわさも出ているぐらいなのです。ですから、はっきりとそこら辺を、僕はもう要するに、そういう役職の中で、市が入っていって、それから運営がどうだということは、もう役目は終わったのでないかということで、引き揚げてもいいのでないかと言っているのですね。そこら辺、もう一度お願いします。

質問 3番 宮田均

ただいまの質問の中で、うわさ話に関する発言をしたことを訂正したいと思います。

質問 3番 宮田均

私が言っているのは、最初に戻りますけれども、行財政改革の中で公社の考え方についての、いま一度踏み込んだ行財政改革の公社のあり方というものを、踏み込んで考えていくべきでないかと。そして、農産公社に非常勤ですが、市の職員が入っているということについても、公社に役員として入っているということについても、これは行財政改革の中で検討をしていただいて、公社の今後の検討を、いま一度進めていただきたいなというように思っております。そのことについて、考えをお聞きします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

宮田議員の再々質問の中での御質問でございますから、お答えをさせていただきますけれども、1点目でお話をさせていただきたいことは、市の職員が公社の方に行って役員になっているということはございませんので、改めてここで明確にしておきたいと思います。それから、公社のこれからの民営化という行政改革をあわせて、どういう考え方を持っているかということでございますから、私は先ほどのお話の中で、牛乳等は今までの経過の中を含めて、これからもそういう状況の中、昨今の新聞では、オーストラリアとの関税撤廃の問題を含めた中で、北海道農業がかなりこれからは厳しい情勢になるということは、宮田議員も新聞、テレビで御承知かと思いますけれども、そういう状況の中で、牛乳の活用というものを、農業ですから、これは畜産を守っていく立場から考えますと、これは私は牛乳の活用というものを、逆に農産公社で利用価値を高めることを、もっともっと進めていかなければならないと、こういうことに立って私は考えていかなければならないと思っています。そこで、今後の行政改革等のあり方の問題―でございますけれども、私は、市が行うものと、それから株式会社に出資している機関と、全部ひっくるめて考えるというのは、これはちょっと私の考え方とは相違をしております。出資している中で、どう運営されて、行政効果あるいは経営状況の中身が、効果が上がっているか上がっていないか、そういうことを基本にしながら今後の方向を考えていくという考えでございますので、今御質問あったことについては、即、私はそういう判断には立てないと、このようにお答えをさせていただきたいと思います。

質問 3番 宮田均

第1回目の質問でも述べたように、指定管理業者になったという時点で、これは営利を目的としてやってもいいよというような裏づけがしっかりあると考えておりますが、その時点で、私は指定管理業者になって、民間とともに入札に参加して、それを運営している。そこを、そうしたら民間業者とあれとの差が、平等ではないということでしょうか。私は、そういう指定管理業者になった時点で、私はその運営自体に、公的立場を守れよと、そしてまた、指定管理業者の制度で入札をした後に、公的のを守らなければならないというのは、その条文で中に盛り込まれるべきであって、しかし、そこからはみ出して、利益も追求しなければいけないという部分は、指定管理者制度を選定された業者にはあると思うのです。その点では、もう既に資金を引き揚げて、市の役割はもう終わったのではないかというようなことで言っているのです。公社全体について、今、農産公社、振興公社の話をしています。株式会社というのは、要するに、そういうものでは本来ないかというようなことで考えますが、公社の今後の行財政改革のあり方が、そうしたら今の市長の答弁でいきますと、今後、資本を入れていきながら、その中で見きわめていくということですか。見きわめていくということは、どういう視点に立った見きわめ方なのでしょう―13か。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

宮田議員の再々質問にお答えをさせていただきますけれども、私は、今お話を聞いておりますと、どうもお互いに、おっしゃっていることが、双方が理解不足なのかなと、お互いですよ、一方ではないですから。お互いが、非常に理解をされていない状況なのかなというふうに今感じたところでございますけれども、私は、公社の今後の運営についても、一つの形の中では、何といっても経営をきちんとしていただくということが大前提でございますし、それからもう一つは、市民にそれだけの恩恵を与える状況のものも必要だし、さらにもう一つは、観光面に大きく寄与できるような状況づくりも必要であろうし、そういう総合的な判断から見きわめるというふうに私はお答えをさせていただいているということで、さらに御理解をいただきたいと、このように思うところでございます。

出典:富良野市議会 平成18年第4回定例会 2006年12月20日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる