富良野市議会 平成18年第4回定例会 2006年12月18日
(1)緊急通報システムについて/(2)商工業の振興について/(3)教育基本法改定について/(4)いじめ問題について/(5)特別支援教育について
2006年12月18日、富良野市議会の一般質問で、佐々木優議員が「緊急通報システムについて」「商工業の振興について」「教育基本法改定について」「いじめ問題について」「特別支援教育について」について質問し、市長 能登芳昭、教育長 宇佐見正光が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木優 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育長 宇佐見正光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 佐々木優
-登壇-通告に従いまして、質問をいたします。「自民党をぶっ壊す」と言って、国民の圧倒的な支持を得て誕生した小泉内閣の5年半が終わりました。この内閣が掲げた構造改革はこの国に何をもたらしたのか。ルールなき資本主義と言われる自由主義の経済路線で大企業の利潤を最優先にし、規制緩和による弱肉強食の社会づくりを進めました。社会保障制度の改悪、庶民増税は、高齢者や身障者な―23ど社会的弱者を中心に、国民に最大の痛みと苦しみを押しつけました。しかも、その一方では、国と地方の長期債務残高はさらに200兆円もふえ、800兆円を超えました。また、三位一体改革といいながら、税源移譲が遅々として進まず、地方分権も不十分なまま補助金と交付金の削減が進み、自治体の財政は深刻さを増しております。痛みの向こうにあすがあると言って国民を欺き、庶民の暮らしを破壊し続けた小泉内閣の失政は、永遠に許されるものではありません。さらに、かわって誕生した安倍内閣もまたこの悪政を確実に継承し、一段と格差社会の加速を加えて、恒久平和の道をも閉ざそうとしております。15日、参議院本会議において、与党、自民、公明は、一方的に審議を打ち切り、教育基本法改悪案の採決を強行いたしました。衆議院での与党単独の採決強行に続く暴挙です。教育基本法は、日本国憲法と深い関係を持ち、教育の憲法として重要な役割を果たしてきました。この教育の根本法を議会制民主主義を無視し、無法なやり方で強行するこんな勢力が、子供たちに民主主義を教える資格があるでしょうか。そして、それに加えて、防衛庁を省に格上げする法案も与党のみならず、民主党も加担し可決いたしました。庁から省への格上げは、単なる名称の変更にとどまるわけではありません。自衛隊が軍隊になること、アメリカに追従し、海外で戦争する危険な国づくりへの大きな一歩を踏み出したことになります。安倍内閣の次のねらいは、間違いなく世界に誇れる日本の平和憲法の改悪です。今、地方自治体が住民から求められていることは、こうした国の悪政から命と暮らしを守ることです。それと同時に、国に対し住民の願いをしっかり伝え、正常な国政に戻すことにあります。これらを踏まえまして、3点について質問をしてまいります。初めに、社会的弱者である高齢者に対する―安全・安心の制度、緊急通報システムについて伺います。在宅高齢者の安全確保と緊急時の早期支援、日常生活の不安解消という重要な目的を持つ制度です。平成7年から始まり12年目を迎えております。始まった当初は、65歳以上のひとり暮らしの方、すべてが対象とされていました。3年前に質問をしましたが、そのときの対象者は602人に対し、設置台数は264台とのことでした。その後、対象者が年々増加することによって、300台が準備されました。65歳以上のひとり暮らしの方は、この間407人から706人と、毎年増加をしております。さらに、今後も増加すると予想されております。このように独居高齢者が増加をしているにもかかわらず、現在、設置されている台数は236台で、3年前と比較して28台減っております。そして64台が待機台数となっております。これは、昨年4月に実施要綱が変更され、対象者に制限を加えられたことによるものです。これまでの65歳以上の独居高齢者に加え、要介護・要支援の認定を受けた方に限られたためです。福祉の後退であると言わざるを得ません。また、利用者の費用負担についても、以前は設置時に2,000円と、2年に1度程度の電気代の負担だったものから、毎月の利用が230円となったことにも影響があると考えます。1点目、元気であっても、高齢者になれば急性疾患にかかるおそれが高くなります。要介護・要支援の認定を受けなくても、一定の年齢以上を対象とするべきだと思います。市長の考えを伺います。2点目、実施要綱の変更手続の方法です。条例ではありませんので、最終判断は執行権を持つ市長にあります。しかし、この制度は命や財産にも大きくかかわる重要な制度だけに、もっと慎重に時間をかけて行うべきだったと思います。どのようにして行われたのか、お伺いをいたします。3点目、今後の新たな課題として、認知症―24による徘回などにも対応できるシステムの確立が急務であると考えますが、具体的な計画があれば明らかにしてください。次に、商工業の振興について伺います。地域経済を活性化させるために、企業誘致という考え方が長く続いております。1960年代、工場誘致のため先行投資として多額の地方債を発行して、工業用地や道路用水などインフラ整備への公共投資を重点的に行いました。工場立地がうまくいかなかったところは、多額の利払いのために財政危機に陥った自治体も数多くありました。工場立地がうまくいったところでも、農林漁業や地場産業が後退し、公害をもたらしたり、公共事業の産業基盤へのえん罪によって、住民福祉が立ちおくれるという事態がありました。さらに、そこでの収益は本社がある東京などに吸い上げられ、法人税も当然、本社所在地に納められることになります。結局、地域経済活性化の夢は破れ、地元には公害と地方債の累積債務が残ることになりました。こうした基本的な仕組みは、現在も同じだと思います。地元から一定の労働力を調達するものの、原材料や部品などは、多国籍大企業であればあるほど系列企業から調達し、収益も本社に還流することになってしまいます。また、地域の実情や地域に対する責任などに関係なく、親会社の意向によって撤退・閉鎖を余儀なくされるケースが急増しております。しかし、現在でもなお大阪府では最大限度30億円、京都府では20億円という多額の補助金制度などを行い、巨額の財政を投入しながら、企業誘致競争が行われております。地域経済活性化のためには、大型店や大企業の進出に対し、強く規制する必要があります。そして、地域内で循環する経済の仕組み誌をつくっていくことこそが、本当の地域経済の活性化につながるものと考えます。地域経済が持続的に発展するということは、毎年その地域で投資がなされるということを意味します。お金を投下することによって、商品―と労働力を購入し、それを結合させて新たな商品やサービスをつくり出し、それを販売することによって利益を伴った売り上げを回収する、お金が最初に投資した人に戻ってくる、還流することが重要なポイントです。繰り返し投資する力、地域内での再投資力をいかにつくり出すか、大きくしていくかが、地域経済の活性化の方策だと思います。市内の経済状況も長引く不況や郊外にできた大型店などの影響によって、商店や中小企業も閑散としているように見受けられます。近年の商店数の推移や売り上げなど、現況をどのようにとらえておられるのか、お伺いをいたします。そして、今後のまちづくりや経済の活性化の方策として基本的な考え方、また、具体策についてお伺いをいたします。商工業の振興方策の根幹として、市の融資制度があります。しかし、有効に活用されているとは言えない状況にあります。魅力ある商店街のために、積極的に活用を図る必要があります。中小企業振興資金は、保証料の補給、商工業パワーアップ資金は、1%の利子補給を市が負担しております。しかし、申込先は富良野商工会議所と山部商工会、いずれの融資制度も保証協会の保証が必要です。そして、最終的な決断、審査の決定は金融機関にあります。これでは市の融資制度と言えるのかどうか、大変疑問に感じます。そもそも行政が行う融資制度は、地域の経済には大きな役割を果たしていながらも、小規模のため経営基盤が弱く、民間の金融機関から相手にされない中小企業の信用を補完し、資金の供給を行うことが目的だと思います。このために、無担保・無保証など、使いやすい融資制度に見直す必要があると考えますが、市長の見解を伺います。次に、教育行政について伺います。1点目、教育基本法の改定について伺います。教育基本法の改悪が与党の強行採決によって行われました。しかし、タウンミーティン―25グややらせ質問、作為的に参加者の選別を行うなど世論誘導の実態、また、法外な支出や不正経理も明らかになりました。安倍首相は、この問題と教育基本法の改定は別の問題だと言いました。しかし、両者には深いかかわりがあります。今度の改悪基本法は、政府が教育内容に無制限に介入する権限を持たせるもので、ここに法改悪の確信の部分があります。やらせによる世論誘導を行っても恥じない政府、このことと同じように、政府の都合のよい方向に子供たちの大切な心が誘導されたらどうなるでしょうか、こんなにも恐ろしいことはありません。こうした一連の経過から見ても、憲法に次ぐ重要な法律を国民主権という基本原則を大きく踏み外し、国民不在のまま、しかも子供たちの教育を語るに最もふさわしくない人たちの汚れた手によって教育基本法を改悪することは、絶対に許されるものではありません。改悪強行を受けて、今後、学校教育法、地方教育行政法など、33の関連法規が改定されようとしております。政府が教育内容にこと細かく介入する教育振興基本計画の策定や、愛国心通知票の弊害なども問題となります。これらに対する取り組みが、今後、ますます重要になってきます。改悪されても、現行の教育基本法に貫かれている、平和と民主主義の原点を教育にしっかりと生かしていかなければならないと考えます。現行の教育基本法の認識について、改めてお伺いをいたします。前回でも質問をいたしましたけれども、教育長は現行の教育基本法について、人格の完成を目指して戦後の教育改革が進められてきたとの認識を示されました。戦後60年間、教育基本法が果たしてきた役割について評価をされました。では、現行の教育基本法は、現在の教育を取り巻く環境の変化に対応できずに役割を終え、耐用年数が過ぎたと考えておられるのでしょうか。平和や民主主義の高い理想や理念―をどのようにとらえておられるのか、お伺いをいたします。次に、改定された教育基本法について伺います。新しい時代にふさわしい教育理念を確立するために、見直しの検討がされているとのことでした。見直しの検討が終わり、決定をいたしました。この教育基本法は、不登校やいじめ・暴力など、現在置かれている教育の課題の解決にふさわしい教育理念が確立されたのでしょうか、お伺いをいたします。また、教育の根幹を成す教育基本法の見直しは、国民的合意を図りながら検討する必要があるともおっしゃいました。国における審議状況を注視すると答えられました。改悪をめぐる一連の経過をどのように感じられておられるのか、国民合意についての見解をお伺いいたします。次に、いじめ問題について伺います。滝川市でのいじめによる自殺が報じられて以来、各地でその実態が明らかになっております。隠されていたものが、一気に表面化した感じがします。いじめはどこの学校でも起こり得るとの認識のもと、隠ぺいするのではなく、いち早く発見し、教職員集団が協力し合って対応することが解決の道と思います。しかし、現実には、いじめの件数が多いか少ないかで学校と教員を評価するという実態が全国で起きています。そのために、いじめの報告がゼロになっていたのではないかと思います。教師は、管理職から評価をされる、いじめを明かせば、だめ教師と評価され、校長、学校がマイナス評価を受ける、そういう風潮がつくられているところに隠ぺいの原因があります。このことが解決をおくらせ、子供たちに苦痛を与える要因となっています。いじめがどうして起きるのか、道徳心の問題だけではないと思います。子供たちが非常に強いストレス、抑圧感にさらされている、そのはけ口としていじめという行動を起こすという調査結果があります。―26北海道大学のグループの調査では、抑うつ傾向からうつ病となるリスクのある子供の率は、小中学校の平均で13%にも上っております。中学生の平均で22.8%、中学3年生では30%にも及びます。これは欧米の子供たちと比べても、約2倍の極めて高い数値となっています。なぜ、こんなに強いストレスにさらされているのか、原因は社会や家庭など複雑で多岐にわたりますが、学校では競争に追い立てて、ふるい分け、序列をつけるところに一番の原因があると思います。競争とふるい分けからは、本当の学力は育ちません。子供たちに物事がわかる喜び、探求心を育てていく中でこそ、本当の学力が育つものだと思います。いじめの定義、基本的な考え方についてお伺いいたします。そして、いじめの主となる原因をどのようにとらえておられるのか、それを踏まえた上での今後の対応について伺います。次に、特別支援教育、軽度発達障害の子供たちの支援についてお伺いいたします。発達の過程において状態が変わっていく発達障害、対人間関係障害、コミュニケーション障害など、自立において大きな問題を持つと言われております。また、集中することが難しく、多動性で落ちつかなく、衝動的に行動を移してしまい、年齢に見合う行動コントロールができない状態になります。学習障害や学習上の困難を有する状態で、中枢神経に何らかの障害があると考えられています。知的な能力は高くても集団生活になじみにくい、日常生活で人間関係をうまく築けない、必要な知識を習得できないなどの不都合が生じることがあります。文部科学省の調査では、通常学級の中に著しい困難を示すと回答した児童の割合は6.3%とされております。いじめの対象となる可能性もあります。このような子供たちへの支援として、また、すべての子供たちの教育的ニーズからも、特別支援教育が必要であると思います。今後、どのように進められ、進―めようと計画されているのか、お伺いいたします。また、軽度発達障害について、市民の理解度はまだ低いと考えます。今後、特別支援教育の啓蒙を市民に対しどのように広めていくか、お伺いいたします。以上、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-佐々木議員御質問にお答えをいたします。1件目の緊急通報システムについての1点目、高齢者対策についてお答えをいたします。緊急通報システムは、在宅高齢者に対し緊急通報装置を貸与し、高齢者等の緊急時における連絡・援助体制を整備することにより高齢者等の日常生活上の不安解消を図り、福祉の増進を図ることを目的として、平成7年度から事業を推進してきているところでございます。事業を開始して以降、緊急に連絡でき大事に至らなかった、また、不安が解消されたなど目的に沿った効果があり、順調に事業の推進が図られ、平成16年度末には目標の300台となって今日に至っているところでございます。機器の更新、三位一体改革による事業費の一般財源化の課題に加えまして、対象者の範囲拡大の要望がございましたので、平成16年度におきまして、機器の見直し、要綱の改正を行い、対応をしてきたところでございます。機器につきましては、費用対効果のあるNTT安心Sに、要綱の改正につきましては、対象者をおおむね65歳以上のひとり暮らし老人及び高齢者のみの世帯、これに準ずる世帯に属する高齢者から、要介護、または要支援認定を受けた者並びに同等の状態であると判断される65歳以上のひとり暮らし高齢者及び高齢者のみの世帯に改めております。平成17年度から機器の切りかえを廃止―27し、現在、旧システムは67台、NTT安心フォンSが172台、合わせて239台が設置されているところでございます。切りかえの際、死亡・転出・施設入所などの理由、加えて、設置を必要としない方の意思を確認しながら合わせて61台を撤去しております。この事業につきましては今後も、高齢者の不安解消、緊急時の安全確保の一環として継続して実施をしてまいりたいと存じます。設置の可能な台数は61台でございますので、対象者に加えまして、65歳以上のひとり暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯で、特に必要と認められた場合には、要綱第4条第1項第5号の規定、すなわち市長は特に認めた者により対応をしてまいりたいと存じます。次に、2点目の要綱の変更手続についてお答えをいたします。本事業は、平成7年度から実施しておりますが、事業の実施に当たり、この事業は法令に基づく内容ではございませんので、要綱を制定し、事業の推進を図ってまいりました。要綱は、内部規律による事務処理基準となっておりますので、部内検討協議を経た後、庁内協議により決定をいたしているところでございます。なお、今後、要綱の改正に当たりましては、事業に関連する団体等からの意見を聞き、事業の円滑な推進を図ってまいりたいと存じます。次、3点目の今後の新たなシステムについてお答えをいたします。緊急システムとして、NTT安心フォンのほか、携帯電話利用の緊急通報事業を現在行っております。携帯電話には、GPS機能がついており、位置検索が可能でありますので、認知症者の徘回に対応することもできます。この事業は、認知症等で徘回症があり、緊急性の高い方を対象としているところでございます。現在、利用者が1人もおりませんが、この事業の周知・啓発を図り、事業の拡大をしてまいりたいと存じます。―次に、2件目の商工業の振興についてお答えをいたします。1点目の商工業の現状と今後の方策についてでございますが、全国的には景気が回復し、1965年のいざなぎ景気を超えた好景気と言われている一方、個人所得が伸びず、消費の拡大につながっていないとの状況にございます。本市におきましても、景気回復の実感がない状況であると認識をいたしておるところでございます。また、地元の商業の現状につきましては、郊外型大型量販店の進出や個人商店の減少が課題となっているところでございます。市内経済活性化に向けて、商店や企業間の取引拡大及び原材料や雇用など、市内での活用の向上が新たな消費波及効果につながることから、市内循環型経済の構築に向け取り組みを行っているところでございます。このことからも、地元商店街の縮減は地域経済への影響が大きく、重要な問題と認識をしているところでございます。その活性化対策といたしましては、中心街の整備や市の小売商業振興対策事業により、商工会議所が行っている共通商品券事業、さらには、商店街のハローウィンキャンペーンや秋の味覚フェアなど、取り組みに対して支援事業を行っているところでございます。今後におきましても国・道の支援制度とも連携しながら、地域商業の振興対策を行ってまいりたいと存じます。次に、2点目の振興方策として市の融資制度についてでありますが、市の中小企業向け融資制度として、中小企業振興資金、商工業パワーアップ資金、小口緊急特別資金など、低利な利率による融資を行っているところでございます。さらに、市といたしましては、保証料及び利子の補給も行っているところでございます。近年の融資の課題として、貸し付け件数が減少傾向にあり、景気の動向、企業の後継者問題による設備投資控えなど、いろいろな要因が考えられるところでございます。今後に―28おきましても、市・商工会議所・商工会・金融機関の相談窓口業務の連携強化を行うとともに、各融資制度の啓発、パンフレットの作成により、普及啓蒙を進めてまいりたいと考えております。また、無担保・無保証人融資制度の導入についてでありますが、市の融資制度では、現在、小口緊急特別資金により、無担保、保証人、または保証協会の保証付とすることとしているところでございます。新たに無保証人制度を導入することにつきましては、市及び金融機関のリスクも伴うことから、困難である状況にございます。なお、今後におきましては、現行の融資制度の普及啓発と相談窓口の連携強化、あわせまして、企業や商店の経営悪化防止対策や、起業家として自立するために必要な会社経営革新のための健全経営セミナーの開催なども行ってまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)
-登壇-次に、佐々木議員の3件目の教育基本法改定についてお答えをいたします。教育基本法につきましては、第3回定例会でもお答えしておりますが、教育の基本は人づくりであり、人格の完成を目指すものであると認識しております。そのような中で、教育行政については、国と地方自治体との適切な役割分担と、教育は円滑にそして継続的に推進できるように、相互の協力のもとで教育の機会均等と教育水準の向上に向けて、それぞれが取り組みを行っているところでございます。また、国民合意につきましては、国において平成15年から教育改革の推進と、教育基本法の改正につきましては、教育改革フォーラムの開催、教育基本法、教育振興基本計画に関する意見提出の窓口の設置、各地域でのタウンミーティングの開催などを推進してき―たところであり、国においては十分な審議の中で取り組まれ、教育基本法が採択されたものと認識をしているところでございます。いずれにいたしましても、教育の根幹を成す教育基本法は、教育の自主性、自立性の原則を尊重しており、国と地方自治体の役割と責任を分担し、相互の協力のもとで今後も教育行政が円滑に推進できるよう取り組んでまいります。また、大きな教育課題となっておりますいじめにつきましては、学校・家庭及び地域住民等の相互の連携・協力が最も必要であると認識をしているところでございます。次に、4点目のいじめ問題についてお答えをいたします。最近、社会を震撼させる子供のいじめにかかわる事件・事故が相次いでおり、大きな社会問題となっているところでございます。いじめは、子供の心と体に大きな影響を及ぼすだけでなく、教育の根幹にかかわる大きな問題であると認識しているところでございます。そのために、根絶に向けては、学校・家庭・地域社会が一体となった取り組みを進めることが最も重要であると考えております。そのような中で、このたびいじめ対策だけでなく、不登校の防止、虐待防止、登下校時等の安全対策について、教育委員会、学校、PTA、関係機関・団体等が連携をして、学校・家庭・地域でのネットワーク化を図るために、去る12月8日に富良野市少年育成協議会を設置したところでございます。いじめは、自分より弱い者に対して一方的に身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものとされておりますが、複雑で多様でもございます。また、いじめを行う加害者の多くは、心や家庭の問題を抱えるケースが多いものと考えております。今後もいじめ根絶に向けて、学校・家庭・地域等が連携を図りながら、いじめない、いじめられない、いじめをさせないを合い言葉に子供たちを守りながら、また、一方では児―29童・生徒が中心となり、いじめ根絶を目指した学校での全体集会や先生による学級指導、さらには、いじめを静観する児童・生徒から阻止する児童・生徒に変える心の教育の徹底を総合学習の中で推進するとともに、教育の出発点は「家庭教育から」を重点に置きながら、いじめ対策を学校だけに任せずに、家庭でも自分の子供と向き合い、心の痛みを共感することも、また責任を持って子供たちを守ることも重要ではないかと考えております。いずれにいたしましても、いじめ根絶に向け地域ぐるみでの取り組みが重要でありますので、今後も教育委員会、学校、PTA、関係機関・団体とも連携・強化を図りながら、子供たちを守るための広報、啓発活動を積極的に推進してまいりたいと考えております。また、北海道教育庁とも連携を図り、いじめにかかわる未然防止緊急対策として、北海道教育委員会・上川教育局から、早期発見、早期解決、早期対応に向けた取り組みとして、全校児童・生徒に対して、いじめに関するアンケート調査を実施しているところでございます。次に、5件目の特別支援教育についてお答えをいたします。富良野市の特別支援教育を推進していくために、地域性を踏まえ、これまでの特殊教育の対象としてきた児童・生徒に加え、学習障害、注意欠陥、多動性障害、高機能自閉症等を含めて、障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するとともに、一人一人の教育的ニーズに応じた適切かつ必要な支援を行うための教育環境を整えながら、できる限り身近な地域で教育が受けられるようにすることや、専門的な指導により能力を可能な限り発揮できるような視点をとらえ、すべての幼児・児童・生徒が障害のあるなしにかかわらず、お互いに個性を尊重し合いながら夢と希望を持って、心豊かにたくましく育ち合う教育を推進することと考えているところでございます。今後の推進計画につきましては、これまで―も小中学校における専門的な指導の充実を進めるために、北海道教育委員会や道立特別支援学校及び外部の専門機関と市が連携・協力して、特別支援教育についての理解、促進及び充実を図るよう、専門的な研修会を実施してきたところでございます。また、学習障害等のある児童・生徒に対する支援を促進するために、現在、教育・福祉・保健・医療等の関係者からなる特別支援連携協議会を設置すべく、就学指導委員会と協議・検討を進めているところでございます。さらに、普通学級に在籍している児童・生徒に対して、学習指導等の特別支援教育がどうしても必要とする全体把握をするための実態調査を3学期の初めに実施させていただき、今後の特別支援の推進に役立ててまいりたいと考えております。また、地域住民への理解促進につきましては、市の広報紙や学校だより等を通じて、特別支援教育の特集を組み、情報の発信をしてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 2番 佐々木優
緊急通報システムからお伺いいたします。答弁では、特に必要と認められた場合には、要綱の第4条に従って貸し出しをするということですけれども、実態の把握ということで、緊急通報システムと言いましたけれども、正式には高齢者等と頭につくのですけれども、高齢者というと一般的には65歳、以前は65歳以上の方すべてということになっていたのですけれども、その実態を少し調べていただいたのですけれども、706人と先ほど言いましたけれども、その中でついておられる方が26.2%、4人に1人ぐらいしか高齢者等という割にはついていないわけです。65歳というとまだ若いのかもしれませんけれども、65歳から69歳では3%弱と―30いうことで、例えば75歳以上でひとり暮らしの方が411人、ついている方が167人ということで、これでも4割ぐらいで、ついてない人が244人いらっしゃるという、こういうことになるわけです。3年前に質問をいたしましたけれども、そのときには69歳の方が突然亡くなって、10日から2週間近くも置き去りにされたという現実をお話ししました。そういうこともあって、300台ということで、せっかく整ったのですけれども、残念ながら去年の4月に要綱が変更されて、要介護・要支援でなければつかないということになりました。元気そうに見えても、やはりお年を召されると、いつどうなるかということが非常に危険ですし、まして、ひとり暮らしというのは、心細いというか不安だと思うのです。健康だけではなくて、火災だとか、最近、物騒になっておりますので、防犯という意味からも、絶対にこの制度なくしてはならないし、もっともっとふやさなければ、今、団塊の世代の方がまたこの世代にどんどん入っていくわけですから、もっともっと必要なわけで、先ほど言ったように、必要と認められた場合という定義、どのように考えておられるのかお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
佐々木議員の御質問にお答えをしてまいりたいと存じます。ただいま実態把握から含めて、老人福祉法で言う65歳以上の方々の緊急システムは「等」が入っているので、そういう状況になったと私も認識をいたしております。御質問の中でございましたけれども、本市の場合でも、現在、高齢化率が24%以上を占めるような状況になってまいりました。しかし、それぞれなった方々が日々の努力で、健康はみずから守るという建前をとっていただいている状況の中で、それぞれ自分に合った運動なり健康保持というのを私はやっていらっしゃると、このようにも認識してお―ります。そういう状況の中で、こういう緊急システムというのはやはり必要でない状況が、健康を回復されて出てくる方もたくさんいらっしゃると私も認識をいたす一人でございますし、新たにそういう状況なられる方も当然出てくるわけです。そういう状況を考えてみますと、要介護という一つの基準を要綱で変えさせていただいたと。65歳以上の方々がだれでも該当者となりますけれども、該当の中でそれぞれ状況を判断して緊急システムをおつけすると、こういうことですから、当然、行政と関連する地域における民生委員さん、あるいは民生児童委員さん、あるいは地域の方々でそういう連携の中で実態把握をされている中で、こういう緊急システムというのを活用していかなければならないと、こういうことが私は大前提になろうかと存じます。そういうことで、要綱第4条第1項5号の規定の市長が特に認めた者と、こういう状況の中身でございますけれども、前段で私が申し上げましたとおり、必要性が当然出てくるものについては要介護という一つの要綱で設けたわけでございますから、市長は、そういう状況を十分把握し、地域の連携を含めた中で対象者の決定をさせていただいている、そういうのがここで言う第4条第1項5号の規定の中身であると御理解を賜りたいと、このように存じておるところでございます。
質問 2番 佐々木優
地域の実情ということで、民生委員さんが把握されていることに従ってということなのか、その辺がちょっと詳しく、実際に65歳以上の方であって求めた場合にどうなるのかというのがよく見えてこないわけですけれども、みずからの健康はみずからで守るは当然の話で守っていらっしゃると思うけれども、先ほど言ったように、急性になる場合、ある方からこういうお話も聞きました。夜中寝ていて、70代後半の方だそうです―31けれども、おばあちゃんですけれども、ぐあいが悪くなって、市内に娘さんがいらっしゃるのだけれども、ひとり暮らしだったと。娘さんに連絡をとろうと一生懸命行ったのだけれども、どうしても体が動かないと。かわいそうに、プッシュフォンではなくて、昔の黒ダイヤルの回すダイヤルで、とってもそれができなくて大変だったと。でも何とか苦労して苦労してかけて、娘さんが来てくれたから助かったのだけれども、その方は助かったからよかったのですけれども、そういうことで本当にいつなるかわからないわけですね、高齢の方というのは。ひとり暮らしというのは、僕も経験ありませんけれども、本当に寂しい不安な毎日を送っておられるのだと思うのです。そこに対して、わずかと言ったら失礼かもしれませんけれども、2,000円程度の経費がかかるわけです。そのうち1割、230円を負担しなければならない、230円を出してでもその制度を使いたいという方がいらっしゃれば、やはり地域の実情を見ていらっしゃる民生委員の方の意見ももちろん重要ですけれども、個人からの意見に対しても受け入れるべきだと思います。例えば年齢的に、先ほど言ったように、75歳となると本当に大変な状況だと思うのです。少なくとも75歳の方程度には、前までは65歳だったわけですから、設置すべきだと思いますけれども、市長の考えを伺います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
佐々木議員の再々質問にお答えいたしたいと思います。私は、基本的には、佐々木議員と考え方は違っておりません。該当者は65歳以上と緊急システムの中で、要綱でうたっているわけです。そういう中で、私は何も地域の民生委員さんが主体となってやっているということではないのです。先ほど申し上げましたとおり、―要綱の4条第1項第5号は、市長が特に認めた者ですから、市長が判断を当然しなければならない。ただ、市長は全戸を見ているわけでないですから、地域の実情を把握されているのは、福祉の第一線の民生委員、児童委員さん、あるいは、社会福祉協議会に関連する役員の方々、あるいは地域の町内会でお世話をされている方々の総合的な意見を聞いて判断をしていくべきだと、こういう私は考え方持っておりますので、基本的にはそういう中での運営で今後もやっていきたいと、このように考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 2番 佐々木優
言われていることは理解しますけれども、706人、65歳の方がいらっしゃいます。設置されている方が185人ですから、500人以上の方がいらっしゃいます。それをチェックするという方法は極めて難しいと思います。市長さん一人ではなくて、今、言ったように、いろいろな関係者の御意見を聞くのでしょうけれども、それにしても500人の方の状況を一々、1件1件確認をするなどということは到底できないことであって、ある程度やはり先ほど言ったように、平行線になるかもしれないですけれども、一定の年齢を決めて、それより体の悪い人がいるかもしれませんけれども、けじめというか、目標として75歳なり80歳となると大変ですけれども、できることであれば、75歳以上という線を引くべきだと考えますけれども、もう一度お願いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
佐々木議員の再々質問にお答えを申し上げたいと存じますけれども、75歳でも元気な人は非常に元気なのですね。それから、65歳でも元気でない人は元気でないのですよ。ですから、そういう状況の中で、この要綱で、例えば年齢を引き上げて対応するという状況は、今、500人ほど該当者が当たらないのではないかと、こう―32いう佐々木議員の御指摘でございますけれども、この要綱は老人福祉法という国の一つの法律で決めた中で実施をしているというのが一つございます。もう一つは、75歳以上は、国で超高齢者的な一つの基準を設けたわけです。ですから、その人たちに合わせてこの要綱を方向転換するような状況づくりというのは、私はやはり、公平を期す、そういう状況の中では、65歳以上で今後も現行の中で進めてまいりたいと、このように感じているところでございます。
質問 2番 佐々木優
個人が申請を上げれば、それを市長が判断をするということなのでしょうか、最後にその点をお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
佐々木議員の何回かの御質問にお答えしてまいりますけれども、私は、当然、申請行為というのは、個人がそれぞれこの要綱に従って申請がされるというふうに理解をしております。当然、そういう中で前段で御答弁させていただいたものを加味しながら、決定の要因になっていくだろうと、このように感じているところでございます。以上です。
質問 2番 佐々木優
次の質問に移りますけれども、変更の手続についてですけれども、緊急通報システムについては、過去にも数多くの議員の皆さんが質問してきた課題なのですけれども、先ほど言ったように、それを議会に対しては何ら相談もなく、ルール上それで結構なのですけれども、やはりこういう大事な場面においては、議会と行政側の信頼関係にも大事な要綱ということからしても、議会に対して意見を求めるなり、そういう行動があってしかるべきだと思いますけれども、その点お願いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
佐々木議員の要綱の変更手続についての再質問にお答えをさせていただきます。先ほど私が御答弁させていただいた中に、一つは、事業に関連する団体等からも御意見を十分拝聴してまいりたいと、このように御答弁をさせていただいたところでございますので、要綱についてそれぞれ御質問がございました時点では、その内容を十分把握しながら、その問題については検討を深めてまいりたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。
質問 2番 佐々木優
次、商工業の振興についてお伺いをいたします。この件、いろいろ数字的なものもあるのですけれども、時間がありませんのであれですけれども、いろいろ調べようと思って担当部局の方にお聞きをしました。しかし、残念ながら、平成16年2月20日という現在、こういうことになっていますよという資料をいただいただけで、職員の方が悪いというわけではなくて、地域経済の考え方、方向性ということで市のしっかりしていないと言ったら失礼かもしれませんけれども、そういう方向性がちょっと感じられなかったわけで、現状の認識というところで、もう一度御答弁を願いたいのですけれども、やはり購買力の低下だとか、市も給与を削減したり、市だけではなくていろいろなところで給与削減、人件費の削減ということで購買力が落ちている上に、先ほど言ったような条件も加わって、本当に町の状況が寂しくなっている。これを活性化しなければ、あれも切り、これも切り、市税をふやさなければならない、定住対策を進めなければならないという意味で、もっともっと地域の経済、商店なり中小の企業に対して助成をする、そういう取り組みが必要だと思うのですけれども、その点についてお伺いいたします。―33
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
佐々木議員の商工業の関係の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。当然、先ほど御答弁申し上げてまいりましたけれども、御質問にありましたとおり、本市においても基幹産業は農業と観光ということでございますけれども、表面上は非常に127万人も富良野に上半期で訪れていただいていると。しかしながら、そういう状況の中では、具体的に御商売をやっている方々が、その観光客をいかに結びつけて御商売に反映できるかということになりますと、なかなかそういう観点にはまだ至っていない。さらにもう一つは、農業の基盤ということで、その振興を図ることによって、商工業に影響を及ぼしてきたというのが現実の姿でございますけれども、今後、しかしながら、そういう状況が国の施策等によって大きくまた転換をさせられるような状況も今後生まれてくると、こういう状況もあわせて考えてみますときに、富良野の商工業をこれからどう基本的に振興を進めていく上において、大きな課題というものを私は、一つには商売をやっている方、あるいはこれに類する方々の物の考え方の発想の転換も、これから大いにやっていただかなければならない現況にあるのではないかと、このように考えているところでございます。もう一つ言わせていただければ、商売というのは、その時代時代に合った流れの中でどうつかんでいくかということもございましょうし、あるいは老舗の商売やっている方々が、老舗で将来乗り切れるかどうかということも、現時点では大きく全体としても考えていかなければならない大きな課題でもあるとも認識をいたしているところでございます。ですから、そういうものを総合的に判断いたしますときに、内部的というものは、富良野だけでは、なかなかそういうものを打開できないというのが現状でございます。―先ほど御答弁させていただいたとおり、内部的には循環型の経済をつくっていく、それにはそれぞれ協力できるものについては業種別は除外として、あらゆる業種が市内における循環型の経済に協力体制をどう構築していくかと、こういうことが大きな課題にも私はなっていくだろうと、これが一つございます。もう一つは、外部的には、やはり観光を主体としたこれからの状況の中には、新しい観光の産業的なものを地元でつくり出していく、こういうことがこれからの市外及び富良野全体の経済、方向づけの一つの目標となっていくという、このようにも考えておりますので、これらを含めた考えの中で私は進めていく必要性があると、このように認識をいたしているところでございます。以上です。
質問 2番 佐々木優
次に、融資制度についてお伺いいたします。先ほど言いましたように、中小の基盤が弱い経営、これはやはり市の融資制度によって力を補完していく、そういうことが市の融資制度だと思います。しかし、現在ある融資制度の対象者というところを見ますと、借入金の返済が確実と認められる者、融資の条件というところでは保証協会の保証付、ずっと載っているのですけれども、連帯保証人をつけるだとか、必要に応じて担保設定を設ける、これであれば、銀行の貸し付けとほぼ変わらないと思うのです。旭川のを読みます。旭川の小規模企業特別対策資金融資制度というのがあります。この制度は、信用・担保力の不足などにより、信用保証協会の保証や金融機関からの融資を受けることが困難になっている企業などに、市及び取り扱い金融機関が調査の上、市が取り扱い金融機関に融資をあっせんしということでなっております。融資の対象外というところを見ますと、自力で融資や保証を受―34ける見込みのある者、見込みのある人には貸さないということなのです。見込みがないから貸すのです。これが本来あるべき市の融資制度ということだと思うのですけれども、この点について見解をお願いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
融資制度の関係の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。本市の状況は、無担保の方々に結局は無利子で、俗に言う要望にこたえた中で、市が困っている方に貸してあげなさいと、これが困っている方を助ける手段ではないかという御質問でございますけれども、私はやはり社会通念上、経済行為が行われるということになれば、当然、そこには一つのルールがございます。ですから、そのルールに乗って、最善の状況を尽くしてやるのが行政のあり方だと、このように認識をいたしているところでございます。以上でございます。