富良野市議会 平成18年第3回定例会 2006年9月11日
(1)農業行政について/(2)環境行政について
2006年9月11日、富良野市議会の一般質問で、千葉健一議員が「農業行政について」「環境行政について」について質問し、市長 能登芳昭、市民部長 大西仁が答弁しました。
- 質問者
- 千葉健一 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、市民部長 大西仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 千葉健一
-登壇-さきの通告に従いまして、順次質問をしてまいります。農業行政、害獣駆除の駆除後の処理について。収穫の秋を迎え、富良野盆地の農作業関係者はまさに猫の手もかりたいほどの忙しい毎日であります。しかし、相も変わらずせっかくの収穫物の害獣による食害、踏害は後を絶たないようであります。殊、東部地区にあっては各機関の早急な対応により、地域の皆さんも大変感謝をされているとのことに聞き及んでおります。さくを越えることもないようであります。ぜひ各地においても防さくフェンスの早急な手段がとられますよう行政としても御努力を願いたいと思います。さて、各地における有害駆除には、猟友会の皆さんの御協力を得て駆除に当たっているわけでありますが躯体の後処理に大変御苦労されていると聞いております。猟銃で撃たれた生き物が山林の中にまで逃げたり、そういう中にあって、運搬するところまでの運びだす処理のことについて、それに、生き物でございまして相当の重量もあるやに聞いております。職業を持った中でのことであり、住民の安心や安全、作物の被害防止のため努力をいただいているものと理解をしています。崇高な使命感の上での行動だと思います。駆除後の処理についての現状の対応と今後の対策について、市の考え方を伺います。1点目、躯体の処理方法について。2点目、躯体処理の場所について。2問目、環境行政。アダプトプログラムの進捗状況について伺います。このことにつきましては、平成16年度の第3回定例会においてお聞きをしておりますが、道道麓郷山部停車場線上の投げ捨てごみの処理について市の考えを伺ったところであります。答弁の中では、道道は直接の管理窓口が富良野土木現業所なので、連携を図りながら対応に当たりたいとのことでした。しかし、本年も相変わらず道路にはポリ袋や空き缶が散乱しているように見受けられます。観光の町を目指す市にあって、対応を迫られることの一つだと考えております。アダプトは、公共の場所を養子に見立て、市民が里親となり、道路、河川、公園等を養子として清掃等の美化活動を進めるものであることは、周知のとおりだと思います。そこで、答弁にありました内部での協議がなされているとのことでございました。また、市民環境会議での意見集約、調査研究をするとのことでしたが、1点目、内部協議の経過と行政の役割について伺います。2点目、市民環境会議での経過と調査研究された内容について伺います。以上、2点伺いまして1回目の質問といたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-千葉議員の1件目の農業行政について、害獣駆除の後処理についてお答えをいたします。エゾシカ、ヒグマ、キツネ等の害獣は、現在、猟友会富良野支部富良野部会により依頼し、駆除の協力をいただき実施しているところでございます。駆除された害獣の後処理につきましては、鳥獣保護法第18条の規定により、風雨等により捕獲物等が容易に露出しない程度まで埋設し処理をする必要があるため、捕獲近傍の土地所有者の理解と協力をいただき、現地において埋設処理を行っているところでございます。エゾシカの駆除につきましては、農作物への被害も大きくなっている現況から、平成15年度295頭、平成16年度574頭、そして平成17年度は705頭と、年々駆除頭数も増加をしている現況でございます。今後も引き続き猟友会の協力をいただき駆除に努めるとともに、土地での後処理の埋設につきましては、土地所有者の理解と協力をいただきながら処理してまいりたいと考えているところでございます。また、今後、道東地域におけるシカの駆除方法や後処理などについても調査を行い、参考としてまいりたいと考えているところでございます。2件目の環境行政についてアダプトプログラムの進捗状況についてお答えをいたします。アダプトプログラムにつきましては、市民や地域団体、企業などと行政が地域の公園や道路の清掃美化を行うに当たり、お互いの役割分担を協定し、公共空間のボランティア活動への市民参加を推進するものでございます。本市におきましては、町内会による一斉清掃や麓郷街道クリーン作戦、布礼別小中学校によるトイレ清掃、昨年から建設業協会が中心となり清水山周辺の清掃を行うなど、活動を実践している団体も多く、市民協働のまちづくりを進める上で有効な手段であると認識をいたしているところでございます。その後の内部協議につきましては、市民協働による公園管理の調査研究のため、平成17年に白老町の公園里親制度や、室蘭市の公園清掃助成制度などの先進地調査を行ってきたところでございますが、課題も見受けられ、内部調整を行っているところでございます。行政の役割につきましては、市民がかかわっております地域、職場、団体を通じて身近な公共空間をきれいにするという自発的、自主的、自立的な行動に対し、支援や啓発を行うものだと考えております。市民の環境美化活動へのより一層の参加促進に向け、引き続きアダプトプログラムの調査研究を進めてまいりたいと存じます。以上であります。
質問 13番 千葉健一
1点目は了解をいたしました。今後なお一層調査努力をいただいて、猟友会の皆さんたちと、法的なこともございますようですので、処理に当たっていただきたいと思います。2点目、環境行政のことですけれども、いろいろ内部協議をされ、それから先進地の調査も行った中で、課題も見受けられたとおっしゃられましたけれども、今現在の段階で、課題として挙げられるものが何なのか。それから、自発的、自立的、自主的な行動に対しての支援や啓発を行うことだと考えているということでございますけれども、具体的に支援や啓発を行うことに対しての具体的なお考えがあれば伺いたいと思います。以上です。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
千葉議員の御質問にお答えをさせていただきます。1点目の、いろいろ内部協議の課題が挙げられている、それは何なのか、こういう御質問だったと思います。二つ目は、自発的、自主的、こういう啓発の中で具体的なものを示していただきたいと、こういう御質問だったと思いますので、この件につきましては、市民部長よりお答えをさせていただきたいと存じます。
答弁 市民部長 大西仁
千葉議員の再質問にお答えいたします。1点目の課題は何なのかということでございますけれども、先進地視察等を行いましたところ、他の市町村の例でございますけれども、協定を結ぶことにより、今まで無償のボランティア活動をやっていただいた団体が、活動が停滞するという状況が見受けられたという絡みが1点ございます。それと、これはあくまでもこの活動についてはボランティア活動ですので、奉仕活動を行っていただいているものが、ある程度これからずっと継続性、そしてそれをやることに対する義務、これも契約の一つですので、そこら辺の懸念、それと、今いろいろな全庁的にコミュニティ活動でいろいろな形で助成をしている、そこら辺の整合性が課題になってきております。それと、2点目ですけれども、アダプトプログラムの啓発、支援事業をどのようにして考えているのかという形なのですけれども、これにつきましては、市民グループ、それと町内会、企業団体の皆さん、これが環境美化清掃活動、そして公園管理などをやっていただいておりますけれども、これについては、一定の地域を限定して、届け出制によりボランティア活動を導入した場合に実施することになります。ということで、従来とは少し違った形の意味合いがあるということで、これについては十分な啓発が必要だと私ども考えておりますし、その中で、やはり自分たちが住む地域、ここら辺のきれいにしようという意識を高める、このことに対して市民の皆さん、そして各種会議等で意見を聞きながら進める必要があるだろうと。それと、あと一つは、今こういう活動、子供たちを中心として清掃ボランティア、これはいろいろな形の中で、各学校でやっていただいております。そういう絡みの中で、環境教育の一環といたしましても、教育委員会、そして学校、そして各地域の子供会などともこれを連携を図りながら啓発していかなければならないと私ども考えております。あと一つの支援の絡みですけれども、これにつきましても、やはりボランティア活動できれいにしようという、そういう市民の活動、市が側面的に物品の提供、そしてごみ処理の支援、それと、先ほど言った啓発の問題、いろいろこれが行政の役割だと私ども考えております。現在でも、公園・道路、この清掃活動につきましては必要なごみ袋、それと集めたごみの処理、これについては市が支援しております。その他の支援につきましても、他市の例を参考にしながら、これからやる団体等の意見を聞きながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 13番 千葉健一
1点目の課題の関係の中で、ボランティアでやっていただいている、他町村の例だということでしたけれども、停滞するということでしたけれども、原因として、富良野の場合で考えられる原因としては、挙げられるものがもしあればお願いしたいと思います。それともう1点、コミュニティに助成をしている関係の絡みもあってということでしたれども、私が思うには、こういう環境美化活動が市民のボランティア等で進んでいくことによって、コミュニティで出している助成金が少しでも減らせられるような形になってくるのであれば、どんどんやっぱり推進していくべきなのだろうと思いますが、その辺の見解も含めてお願いします。3点目の啓発のことですけれども、具体的にその啓発をすることをどのようにするのかとお聞きをしたつもりでいたのですけれども、その辺も含めてもう一度お願いいたします。
答弁 市民部長 大西仁
再質問にお答えさせていただきます。先ほど、私が答弁した中で、課題の対応、ボランティア活動を停滞させる、そういう話を他市の例として申し上げました。その中で、富良野市の場合そういうことがあり得るのかという絡みでの再質問だと1点目は感じております。例えば、例を挙げますと、布礼別のトイレ清掃等につきましては、これは長い間、本当にやってきていただいて、これらについては今後もこれについて停滞するような形はないと私思っております。でも、このアダプトプログラムにつきましては、一定の地域、これを限定した中で継続的にというのがアダプトプログラムの内容でございますので、その中で市と契約を結んだ団体が、今度は主として行うことになります。そうすることによって、今までやってきていただいた人たちが抜ける可能性、そういうことも想定して、先ほどちょっと停滞をするという形ありますので、それについてやはり十分な広報が必要だと第1点目は答弁させていただきました。第2点目のコミュニティとの整合性、これについては私どもコミュニティ活動、これについては市民との協働の中の町づくりということで、これについてはやはり重要な問題だと考えております。その中で、やはり今これに対する市の支援として、ある程度市からも物品等の提供、側面的なものをやはり支援していく、そういう形の中で、やはりこのコミュニティとは一応別という形の中で私どもアダプトプログラムは考えておりますので、この辺については、コミュニティ活動、今支援しているものと整合性をとりながらやっていきたいと考えております。あと一つ、啓発については、やはり議員の御指摘のとおり、私どもはアダプトプログラムについては現行行っていただいている活動のより一層の市民参加、これを推進する一つの方策だと私も思っております。その中で、先ほど啓発の中でも若干今までと違うような形の中での導入にもしなった場合に、いろいろ問題が出てくると、そういう形の中で十分な啓発をやっていかなければならないと考えているところでございます。以上でございます。