富良野市議会 平成23年第1回定例会 2011年3月8日
青少年活動活性化事業について
2011年3月8日、富良野市議会の一般質問で、千葉健一議員が「青少年活動活性化事業について」質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光が答弁しました。
- 質問者
- 千葉健一 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 千葉健一
-登壇-私は、平成23年第1回定例会に市長並びに教育長から、提言のありました市政執行方針、並びに教育行政執行方針に対しまして、民主クラブを代表して質問をしてまいります。初めに、重点施策の基本的な考え方についての中から、4 件についてお伺いいたします。1 件目は、青少年活動活性化事業についてであります。市長は、農村観光環境都市づくりにおいて、基幹産業である農業を育て、観光でもてなし、環境を守るまちづくりを推進するとあります。そして、このため、本市の農業を支える担い手の確保と育成が大切で、現状把握と課題の整理により、担い手の体系化を進めるとあります。地域づくりや経済活動など、時代を担う青年の広範囲な活動の活性化や人材の育成に向け、青年活動活性化事業に取り組むこととあります。まちづくりや、地域づくり、あらゆる活動における人の支えは、子供たちであり、若い力、担い手の存在であり、欠くことのできないまちの希望であると思います。市長の目指す農村環境観光都市にあっても、農業ばかりではなく、商業やあらゆる業種においての担い手育成や人材育成は、恒常的に考えなければならない市民皆さんの責任とも思います。組織活動や団体の中で育まれる人間形成も重要な役割と認識しますが、青年活動活性化事業を市長はどのように進められるのか、見解を伺います。2 件目は、地域循環型経済の活性化についてでありますが、私が言うまでもなく、相変わらず職を求める人たちの数は多いと聞いておりますが、市もいろいろな事業を駆使しながら、対応してきていますが、雇用の安定には結びついていないように思います。1 点目は、これまでの事業の成果について改めて伺います。また、職業の選択肢の拡大や多様化により、求む側と求められる側の相違もあると思いますが、短期的な雇用ではなく、継続性が図られているのかを伺います。2 点目は、地域資源の発掘と活用は、地域力を高め、資源の循環が地域経済に、活力をはぐくむとし、本市の自然を生かしたエネルギーの有効利用の推進を目指すとのことでありますが、本市には、森林をはじめ、水、雪、畜産資源など、さまざまな有機的な資源があります。市長は、地域資源を生かした産業の構築に向けた情報収集を進めるとともに、富良野市企業振興促進条例による支援、ふるさと雇用再生特別対策事業をはじめとする各種の事業を活用により、新たな雇用創出を図るとありますが、新たな雇用の創出について見解を伺います。3 件目は、中心市街地活性化についてであります。魅力ある市街地の活性化に向けて、東 4 条街区市街地再開発事業は、本市の未来を展望する重要な事業と位置づけ、支援をすると重点施策に掲げられております。22年4月にオープンした中心市街地での新たな観光滞留施設フラノマルシェ、清水山に時期を同じくしてオープンしたカンパーナ六花亭との相乗効果も相まって、報道などによりますと上半期の観光入り込みの数は、前年対比 1.2%増の 129 万人が訪れ、中心市街地のにぎわいが見られ、周辺市街地への波及効果もあらわれていると聞いております。また、商工会議所が実施している中心市街地来街者へのアンケート調査においても、市民をはじめ商業事業者が、フラノマルシェに続く東 4 条街区市街地再開発事業、ネーブルタウンに対しては、期待をし、注目をしているともお聞きしております。民間資本、能力を活用し、民間と行政の協働によるまちづくりの実践はぜひ実現され、市民の利便性などを高める、まちなかのにぎわいを取り戻してほしく思いますが、22 年度内での予算の組み替えがなされたりする中で、実施に向けた影響はないのか。また、ネーブルタウン構想の実施に向けた支援は、どのように行われるのか、見解を伺います。4 件目は、コミュニティ活動推進員の増員についてであります。市長は、安心して生活できる環境づくりのために、コミュニティ推進員の増員を図り、地域の実情や課題を把握し、地域コミュニティの活性化、安心を享受できる地域社会づくりを目指すとありますが、地域社会づくりを進めるためには、普段の生活の中から生まれるそれぞれの信頼関係から構築されるものと思います。日々のあいさつや会話、互いの気遣い、協調性などそうした中から育まれるものと思いますが、市長はどのように推進員の方々を活用し、地域づくりを目指されるとするのか、見解を伺います。次に、主要な施策の中で 4 件について伺います。1 件目は、療育支援についてでありますが、本市は、南富良野町、占冠村と 1 市 1 町 1 村で、こども通園センター、なかよし教室を中心に、関係機関と連携、心身の発達に心配のある就学前の乳幼児の相談や個性的集団的な療育を行い、発達を促すための援助や保護者への子育てに対する支援を行い、相談員や言語聴覚士、作業療法士、保育士などを配置され、子供たちに対し、保護者と指導員が一緒になって、子供に支援をされておりますことは承知をしておりますが、乳幼児期から児童へ、児童から成人へとその連携が大切であり、社会がそのことを理解し、見守り育てる環境をどう構築するかが重要と思います。市長は、このたび、乳幼児期から成人期における一貫した療育支援を図るため、富良野圏域版個別支援計画を策定するとありますが、現状の課題をどのように把握され、富良野圏域版個別支援計画に反映しようとされているのか見解を伺います。2 件目は、農業政策について伺います。国は、政権が交代してから、政治と金の問題やマニフェストの違反などと平成 23 年度予算もままならない状況にあります。国民の生活が第一と言っていた政治はどこにいったのでしょうか。さらに、首相は、昨年何のまえぶれもなく、例外なき関税撤廃を前提とする環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加協議を開始すると表明しました。このことは、国内はもとより、農業を基盤とする地方都市や地域に、大変大きな波紋と不安を与えております。ましてや、関係者に対する情報も少なく、ただ、不安をあおっています。農業ばかりを取り上げがちでありますが、本年 2 月に、農林中金総合研究所の TPP に関する資料によりますと、TPP の交渉には、24 の作業部会があり、多方面に大きな影響が出ると予想されております。品質のよい日本の農産物を、輸出拡大するよいチャンスだという意見もありますが、日本の農産物は価格が高く、輸出増大には限界があるとされています。本市の農業は、開拓以来、先人のたゆまぬ努力により、築かれた生産基盤の上に立ち、全道農業者の先駆者としてリードしてきました。そして、その幾多の困難を乗り切り、乗り越えてきた富良野農業の力や精神は受け継がれていると思いますし、永遠に培われていくものと信じております。しかし一方では、農業後継者不足や高齢化などにより、農家戸数の減少は進行している状況であります。自然環境や本市経済、観光の一役を担う農業は、市も基幹産業として位置付けているわけでありますが、富良野市農業及び農村計画は、そういう富良野農業の指針でなければならないと思います。そこで 1 点目ですが、国の TPP 交渉への参加は、今後の計画の推進に当たり、どのような影響があるのか。また、見直しはあるのか、見解を伺います。2 件目は、農業経営の安定的な推進には、労働力の確保は避けて通ることのできない大切な要件の一つと考えます。本市の地理的、気象的条件を勘案すると、農地の規模拡大だけに頼る土地利用型農業には限界があると思います。集約的農業との両立で、富良野の農業は、今後も成り立っていくものと思います。それには、これ以上の農家戸数の減少は好ましくありません。市長がおっしゃる持続可能な農業農村づくりには、担い手の育成や労働力の確保は重要と考えます。そこで伺いますが、農業技術の基本を習得した人を確保し、長期的な農業労働力の確保を図るとありますが、平成 21 年、22 年度と求職者を対象として募集し、実施されているとのことでありますが、農業技術の基本を習得した人とは、どのような方々なのか。また、就農している人がいれば実情はどうなのか伺います。3 件目は、富良野小学校屋内運動場の改築には、地元のカラマツ材を活用し、地材地消を進めるとありますが、その地域への効果と活用方法について伺います。4 件目は、ワイン事業について伺います。富良野のワイン事業は、昭和 47 年に富良野市ぶどう果樹研究所を設置し、傾斜地や石礫の多い農地の有効利用等の推進や農産物の加工事業への取り組みの一環として始まり、間もなく 40 年を迎えようとしています。この間、生産者や関係技術者等のたゆまぬ努力にもより、今日のワイン事業の存続につながっているものと思いますが、今回、執行方針の中で、将来の原料確保を見据え、改植や新植を進めるとありますが、新種の苗も確保されていると聞いております。しかし、生産者の高齢化や経済性の問題などもあり、耕作面積も減少傾向にあるとも聞いておりますが、原料ぶどう生産の現状と今後の展望について伺います。5 件目は、財政健全化計画についてであります。今日の国内外経済の減速懸念は、いまだ先行き不透明であります。そうした現状における地方都市は、人口減少、少子高齢化と相まって、将来を見据えた行政運営が、重要だと感じます。市は 23 年度の予算編成に当たり、平成 20 年から平成26 年までの 7 カ年の財政健全化計画は、順調に推移し、累積赤字が圧縮されたことを受け、平成 26 年を待たず、終息宣言をしました。このことは大変喜ばしいことであり、このことに異議を唱えるものではありませんが、本市にあっても、今後も進むであろう人口行の減少や少子高齢化に伴う高齢者社会の対策など、決して良好な環境にあるとは思えません。23 年度は、第 5 次富良野市総合計画のスタートの年でもあります。計画の中で、市民の英知と創意工夫を結集させ、市民だれもが住んでいてよかったと実感できる町づくりを目指すと、表明されております。行政の安定、財政の安定は市民生活の向上に、必要不可欠な要素と思います。今回の国の混迷する政治状況や先行きの見えない農業政策の中で、不安を感じるのは私だけでしょうか。そんな中で、執行方針の中では、それまで凍結をされていた公営住宅の建設の再開等、このことに異を唱えるものでありませんが、改めて負債を重ねる財政運営に戻るのではないかと危惧するものでありますが、市長がよくおっしゃる身の丈にあった財政運営なのか見解を伺います。最後に、教育行政執行方針について伺います。人は、一生涯、死ぬまで勉強であるとよく耳にします。それは、相対する人であったり、知識であったり、みずから自分がいる場所や置かれた立場も環境で、それぞれの人間形成が、成り立っていくものだと考えます。その基礎基本となるものを児童や生徒に身につけさせることができるのが学校教育だと思います。本市では、富良野市学校教育中期計画の中で、自立と共生を開く心豊かでたくましい人をはぐくむを基本理念に掲げて施行されておりますが、平成 23 年度から小学校、平成 24 年度から中学校とそれぞれ新学習要領が全面実施されるとのことでありますが、児童生徒関係する人達への提供を心配するものですが、1 点目は、新学習要領の内容と児童生徒への影響はあるのか、見解を伺います。また、富良野市学校教育中期計画のこれまでの成果を伺います。2 点目は、特別支援教育について伺います。特別支援教育は、乳幼児からの 1 年生が大切と理解しますが、教育長もそれらの支援体制の充実、強化に努めるとありますが、本年は、特別支援教室を 41 学級設置し、支援員を充実させ対応するとあります。増加しつつある特別支援教室に対してどのように分析されているのか伺います。また、学校内やまわりの理解が必要と考えますが、教育長の見解を伺います。3 点目は、競技スポーツ等人材育成について伺います。本市においても、過去にはオリンピック出場の選手も輩出しております。スキーを初め、いろいろな分野での競技に成果を上げている選手の皆さんが、たくさんおりますが、もう少し支援ができないものかといつも思っております。地域性を活かしたスポーツや将来を担う子供にスポーツを通じた人間形成も大切なことと理解します。今回、教育長は、各種スポーツ競技力の向上を目指し、指導者養成やアスリートの育成強化に努めるとありますが、どのような体制を組まれ進められるのか、見解を伺い私の代表質問といたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-民主クラブ代表千葉健一議員の代表質問にお答えをいたします。初めに、重点施策の基本的な考え方での青年活動活性化事業についてでありますが、青年の文化、スポーツ、ボランティア活動などを通じて、交流やネットワークづくりを推進し、青年層が地域づくりに積極的にかかわることを進め、時代を担う青年活動の活性化に向け、青年組織の実態調査を行い、その結果を分析をし、平成 24年度へ向けて、事業推進のための計画を策定してまいります。次に、地域循環型経済の活性化についてのこれまでの雇用成果についてでありますが、北海道の支援によりますふるさと雇用再生特別対策事業の実績につきましては、平成 21 年度において 12 名、22 年度 15 名、緊急雇用創出事業の実績につきましては、平成 21 年度 21 名、平成22 年度 35 名となっているところであります。その成果につきましては、ふるさと雇用再生特別対策事業につきましては、平成 23 年度で事業が終了しますが、支援がなくなった後も継続して、雇用できる事業創出ができているとともに、緊急雇用創出事業につきましては、訓練等を経験を積むことにより、次の就職につながるものと考えているところであります。また、新たな雇用創出の見解についてでありますが、企業立地促進法に基づきます富良野美瑛基本計画をもとに、地域資源を有効活用し、地域資源関連産業、観光関連産業、機械金属関連産業、産業支援関連産業等をターゲットに、産業集積を目指してまいります。また、平成 21 年度に策定いたしました富良野市地域新エネルギービジョンに基づきまして、地域資源を活用した新エネルギーに対し、産学官と連携をした研究によるエネルギー活用をはじめ、今後は民間企業が農業に異業種参入する状況もあり、農業法人化による雇用の確保も期待できるものと考えておるところであります。次に、中心街の活性化、東 4 条街区市街地再開発事業補助金減額補正に伴います事業実施時期への影響についての御質問でありますが、昨年 8 月末から個別説明を開始し、事業同意の取りまとめを進めていたところでありますが、やむを得ない諸事情等で作業が遅延し、年度内での業務完了が困難と判断をし、国費、市費補助金あわせて金額全額減額補正を行ったところでありますが、次年度に向けた影響はないとの報告を受けているところであります。次に、ネーブルタウン構想の実施に向けた支援についてでありますが、利便性に富んだ生活空間の創出に向け、引き続き支援をしてまいります。次に、コミュニティ活動推進員の増員についてでありますが、コミュニティ活動推進員の現在の活動は、地域課題が発生した場合の市の関係部局との連絡調整役を果たしておりますが、今後は、地域の情報収集や、市からの情報提供や説明などを行い、情報の共有化を図るとともに、地域住民みずからの取り組みを尊重し、地域活動の補佐的役割として、地域への支援を行うことにより、町内会連合会の地域コミュニティ活動の活性化に役立つものと、このように考えているところであります。次に、療育支援に関する課題としては、心身及び言葉の発達に障害またはおくれの疑いのある乳幼児に対する早期発見、早期療育とともに、学齢期や成人期の育ちへとつなぐ支援のあり方が課題となっております。そのため、富良野市、南富良野町、占冠村で組織する富良野地区子供発達支援推進協議会では、昨年の 10 月から、子供の成長や気になることを記録することで、子供1 人 1 人の育ちに目を向けた支援を行う個別支援計画の策定に向けて協議をしており、平成 23 年度は、モニター調査を実施してさらなる検討を加え、平成 24 年度本格導入に向けて取り組む予定でございます。次に、農業行政についての TPP への参加による富良野市農業及び農村基本計画の推進の影響についてでありますが、農業及び農村に関する施策に大きな影響があるものと考えておるところであります。この契約につきましては、平成 21 年度から 5 年間を計画期間として、平成 24 年度には見直しを行う予定でありますので、国の動向を見据えながら、的確に対応してまいりたいと考えておるところであります。次に、農業技術の基本を習得した人とは、どのような人たちなのかでありますが、農業労働力確保対策事業により、農業生産に関する座学や機械研修、農家での実地研修を受けられた方であり、この講座の受講生からは、就農された方はおりません。そのような状況でございます。次に、富良野小学校屋内運動場改築での、地材地消の効果と活用についてでありますが、学校施設整備におきましては、山部小学校屋内運動場、富良野西中学校屋内運動場と同様に、カラマツ材の間伐材を活用した木構造を採用するものであります。使用する木材につきましては、現在、関係団体と協議を進めているところであり、平成 23 年度における間伐の状況を確認しながら、第 1 に富良野産の木材、第 2 に沿線産材の確保を行いながら、地域林産業の活性化や森林資源の有効活用を推進するため、地元産木材を可能な限り活用するものであります。次に、ワイン事業の現状と今後の展望につきましては、原料ぶどう耕作組合の組合員数、耕作面積ともに年々減少しておりますが、既存耕作者による面積拡大と直営圃場の増殖により、原料用ブドウの確保を図っているところであり、古いぶどうの改植、新品種の植栽、耕作者の確保など、課題に対応する必要がございます。今後は購入単価とぶどう棚の設置補助等の見直しを行い、耕作者の経営安定と原料用ブドウの安定した確保を図ってまいります。次に、財政健全化計画の計画終結後の財政運営についてでありますが、本市におきましては、現在、財政悪化の大きな要因となる公債費負担や将来負担を伴う負債の割合が低く抑えられており、市債残高も着実に減少しております。その内容におきましては、実質公債費比率、20 年度においては 13.2、全道 35 市中 13 番目であります。21 年度については 12.5、35 市中 12 番目であります。将来負担比率におきましては、平成 20 年におきましては108.8、35市中9位であります。21年度については87.8、35 市中 6 位であります。市債残高につきましては、平成 19 年、128 億、20 年度においては、119 億、21 年度については 112 億、22 年度予定では、111 億であります。また、23 年度見込みについては、現在予定しておりますけども、105 億ぐらいの予定となる状況でございます。また、財政調整基金等の調整財源につきましても、ここ数年、収支の均衡をとるための取り崩しを行うことなく、実質収支の黒字を達成しており、いわゆる貯金に依存しない財政運営を維持してきているところであります。平成 23 年度より第 5 次富良野市総合計画がスタートし、施策の実現に向けさまざまな事業が実施されておりますが、身の丈に合った予算という基本的な考えを堅持し、定員適正化計画に基づく、職員定数適正化などによる人件費削減、経常経費の抑制、限られた財源を有効に使うための事業の取捨選択、未利用財産の利活用など、引き続き不断の取り組みを推進し、さらに、中長期の視点に立った財政計画の策定と管理により、財政規律の維持を図ってまいります。また、平成 22 年 12 月末の財調調整基金においては 9億 3,000 万残余であります。また、備荒資金につきましても、22 年度末においては7 億円余の状況にございます。以上であります。
答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)
-登壇-民主クラブ千葉健一議員の教育行政に対する代表質問にお答えいたします。1 件目の新学習指導要領の実施による影響の 1 点目、新学習指導要領の内容と児童生徒に及ぼす影響についてでありますが、新学習指導要領は、小学校で平成 23 年度から、中学校では平成 24 年度からそれぞれ完全実施されます。改正の大きなポイントは 6 点示されており、1 点目といたしましては、言語活動の充実、2 点目は、理数教育の充実、3 点目は、伝統や文化に関する教育の充実、4点目は、道徳教育の充実、5 点目は、体験活動の充実、6点目は、外国語活動の充実が掲げられており、また、基礎基本の学力の規定が明確になったことと、活用や学習活動が重視されたことから、児童生徒に対する授業時数が、年間、小学校については、低学年で 68 時間から 70時間、中高学年では 35 時間増加したところであり、また中学校においては、35 時間の授業数が増加したところであります。学校週 5 日制を基本にした中で、授業時数の増加はありますが、児童生徒に及ぼす影響はないものと考えております。次に、2 点目の富良野市学校教育中期計画のこれまでの成果についてでございますが、前期 3 年間の成果としては、特別支援教育の充実が図られたことと、学校等情報通信技術、ICT 環境整備事業による電子黒板を全小中学校に 18 台、デジタルテレビを 112 台導入し、さらに、外国語指導助手である ALT の増員を行うなど、グローバル社会に対応するための国際理解教育の推進並びに新学習指導要領に対応する小学校外国語活動の充実が図られております。また、地域の自然や人材、施設等を活用した教育活動等の充実が成果として顕著にあらわれております。次に、特別支援教育についての 1 点目、増加しつつある特別支援教室に対する分析でございますが、特別支援教育は、学習障害や注意欠陥多動性障害、高機能自閉症など、児童一人一人の教育的ニーズに応じた専門的な指導支援を行い、自立や社会参加に向けての個々の能力を伸ばすことができるよう、これまでも幼稚園、保育所、小中学校、高等学校、富良野協会病院の関係者を加え、教育・医療・福祉による総合的組織体制を構築し、支援を進めているところでございます。特別支援学級につきましては、平成 20 年度 36 学級、平成 21 年度 37 学級、平成 22 年度 39 学級、そして平成23 年度につきましては、41 学級の設置が予定され、増加傾向にありますので、保育所、幼稚園との連携と就学指導を含めた相談、支援体制の充実を図るために、特別支援教育アドバイザーを新たに配置し、さらには支援員を増員しながら、障害のある子に対する個別の指導計画書を作成し、支援をしてまいります。また、各学校において、校内委員会を設置し、支援を必要とする児童生徒の把握と支援体制の確立を図るとともに、定期的な情報交流や校内支援状況の共通理解とことばの教室やこども通園センターとの連携を深め、保護者への支援を図る中で、学校全体での取り組みを進めているところであります。さらに、これまでも普通学級担任や特別支援学級担任間の連携、調整として、各学校に特別支援教育コーディネーターを配置し、情報を共有しながら、障害のある児童生徒の自立や社会参加に向け、適切な指導と支援を行っているところでございます。次に、競技スポーツと人材育成についてでありますが、近年、子供達のスポーツ活動が盛んになり、全道、全国大会出場する機会がふえ、市民に夢と感動を与えているところであります。アスリートの育成強化体制についてでありますが、NPO法人富良野体育協会を中心として、加盟競技団体、総合型地域スポーツクラブ等の協力を得ながら、スポーツ少年団活動や中学生部活動への支援をし、育成に努めているところでございます。そのような中で、従来の富良野市スポーツ振興基金要綱を一部改正し、全国大会、国際大会派遣並びに全道大会への出場も、助成対象としたアスリート育成派遣費等補助金を創設し、少年期からの競技スポーツの夢への挑戦と、大きな舞台での試合経験を積み重ねるとともに、保護者の負担軽減を図ってまいります。以上です。