みんなの議会

美幌町議会 令和4年第11回定例会 2022年12月7日

(1)美幌町交流促進センター峠の湯びほろについて/(2)森林環境譲与税について/(3)花壇コンクールについて

2022年12月7日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「美幌町交流促進センター峠の湯びほろについて」「森林環境譲与税について」「花壇コンクールについて」について質問し、町長 平野浩司、商工観光課長 影山俊幸が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、商工観光課長 影山俊幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 馬場博美

私は、さきに通告しております3点について質問いたしますので、よろしくお願いいたします。まず1点目、美幌町交流促進センター峠の湯びほろについてでありますが、5項目について質問いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。峠の湯びほろは、平成8年12月にオープンし、今年で26年が経過します。この間、第三セクターで業務を行っていた株式会社美幌ふるさと振興公社が、経営難等から平成18年3月に解散し、同年4月から指定管理者制度を導入して16年が経過し、現在3社目の株式会社道央環境センターが管理運営を行っているところです。令和4年3月31日に指定期間が満了することに伴い、令和4年度から4年間の峠の湯びほろの管理運営について、令和3年8月24日開催の全員協議会で、町長は「平成8年に施設がオープンしてから25年が経過しており、温泉設備や外壁・屋根などの大規模改修が予想されますが、コロナ禍の状況から現時点で今後の見通しを立てることは難しく、次期4年間の時間をいただきたいと考えております」と説明されていますが、現時点における次の項目について、町長の考え方をお伺いします。1、入浴料金改定等による収益の見通しについて。令和4年度入浴料金改定による収益の見通し、峠の湯びほろ行き運行バス・福祉風呂への介助リフト設置・町内障がい者入浴半額助成のそれぞれの利用状況及び令和4年度の10月末までの入浴者数についてお伺いいたします。2、源泉の今後の対応等について。現在の源泉については、峠の湯びほろがオープンしてから26年間使用していますが、今後の源泉の対応についてお伺いいたします。3、大規模改修について。町長は「一定の方向性が出るまで、大規模改修は行わず、最小限の小破修繕で対応していく」と全員協議会で説明されていますが、外壁や屋根などは、早期に修繕しないと多額の費用を要することになります。このようなことから、大規模改修の考え方をお伺いします。4、指定管理料について。令和4年度から令和7年度までの4年間の指定管理料は年間1,300万円ですが、この期間中に水道光熱費の高騰、最低賃金の改定及び物価上昇等があった場合、指定管理料を増額すべきと考えますが、町長の考え方をお伺いします。また、指定管理者制度を導入した平成18年度から令和3年度までの16年間の収支赤字の累計額が約1億6,686万2,000円となっていますが、今後の指定管理料の考え方について、町長の考え方をお伺いします。5、今後の管理運営について。峠の湯びほろの現在の指定期間(令和4年度から令和7年度)満了後における管理運営について、町長の考え方をお伺いいたします。2点目であります。森林環境譲与税について。森林環境譲与税の今後の利用促進についてでありますが、森林環境税及び森林環境譲与税は、森林の有する公益的機能の維持増進の重要性に鑑み、市町村及び都道府県が実施する森林整備及びその促進に関する施策の財源に充てるため、平成31年に創設されました。しかし、北海道によりますと、平成31年度と令和2年度に道内179市町村に配分された森林環境譲与税の総額38億3,300万円のうち、活用された額は15億1,800万円と40%にとどまり、残る60%は基金に積立てられているとのことですが、美幌町における森林環境譲与税の配分額に対する充当事業等について、お伺いいたします。また、森林環境譲与税の使途について、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律第34条の規定により「市町村においては、森林に関する施策、森林の整備を担うべき人材の育成及び確保、森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用の促進その他森林の整備の促進に関する施策に要する費用に充てなければならない」とされています。このようなことから、今後における森林環境譲与税の使途について、町長の考え方をお伺いいたします。3点目であります。花壇コンクールについて。花壇コンクールの実施についてでありますが、町内においては、道路の花壇、集会室、公園、保育園、幼稚園、学校及びその他の公共施設や町内企業、個人の花壇等でたくさんの花が植栽されています。特に、道路の花壇については、各自治会が取り組み、町内全域にわたって花が植栽され、町内外から好評を得ているところであります。これらのことによって、地域の環境美化、交通安全、ごみのポイ捨て防止等に大変役立っていると思います。今後において、地域における緑化意識の高揚と、花と緑があふれる住みよい生活環境づくりをさらに推進するため、他市町村でも実施しています花壇コンクールを実施して、町内を花いっぱいに推進すべきと考えますが、町長の考え方をお伺いします。以上3点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。初めに、美幌町交流促進センター峠の湯びほろについてですが、峠の湯びほろにつきましては、年間10万人以上の方に利用いただいている町の主要な公共施設でありますが、一昨年より新型コロナウイルス感染症拡大の影響による休業もあり、令和元年度は10万人を維持したものの、令和2年度は約8万9,000人、令和3年度は約9万5,000人の入浴者数となったところであります。御質問の1点目、入浴料金改定による収益の見通しにつきましては、令和4年度の10月末までの入浴者数をコロナ禍前の平成30年度(年間約10万8,000人)の同期と比較すると、約2,000人減少しておりますが、入浴収入は、料金改定により同期比約700万円の増収となっております。このまま推移しますと、今年度の入浴収入は平成30年度と比べて約900万円の増収を見込みますが、電気料及び燃料費の高騰による支出が増加する見込みから、年間の収支としては減益となる見通しであります。また、本年4月下旬より運行を開始した峠の湯送迎バスの往復乗車人数は、10月末現在延べ512人、本年5月中旬に福祉風呂へ設置した介助用リフトの利用者数は、10月末現在実人数で約7人、本年4月1日より実施の障がい者を対象とした入浴料半額助成利用者数は、10月末現在延べ1,322人、今年度の入浴者数は、10月末現在6万3,019人となっております。2点目の源泉につきましては、令和元年に井戸の中間層から低温の温泉水が混入してきたことにより自噴し、現在は35度前後の源泉温度となっており、令和3年に北海道立総合研究機構地質研究所へ相談したところ、新たな源泉の掘削費用として約8,000万円かかる見込みとのことであります。今後の対応としましては、源泉温度は下がったものの自噴している状況であることから、温泉の湧出を維持し、新たな掘削は必要ないものと認識しております。3点目の大規模改修につきましては、温泉設備や外壁・屋根などが考えられますが、新型コロナウイルス感染症の影響、原油価格や物価高騰などの状況から現時点で今後の見通しを立てることは難しく、次期指定管理者を公募する前までに一定の方向性を示したいと考えております。4点目の指定管理料につきましては、峠の湯びほろの管理に関する協定書において、災害及び社会情勢の激変等やむを得ない事由が生じたときは、指定管理者と協議の上、指定管理料を変更できるものとしており、昨年度は原油価格高騰による燃料費分の指定管理料を増額しておりますが、今後も状況に応じて対応してまいりたいと考えております。また、今後の指定管理料の考え方についてでありますが、住民サービスの維持・向上を図り、利用者確保が図られることが必要であることから、安定的な施設運営が図られる最低必要経費を負担することとし、事業計画による収入を見込んだ上で検討してまいりたいと考えております。5点目の現在の指定期間満了後における管理運営につきましては、現時点の考えとしまして、現在の経済情勢の中、温泉事業者の開業を期待できないこと、また、多くの入浴者数を維持していることから、峠の湯びほろの運営を継続する必要があると認識しており、今後も町民の健康増進や地域間交流の拠点施設として活用すべきと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、森林環境譲与税について、本町における森林環境譲与税の配分額に対する充当事業等についてでありますが、交付初年度の令和元年度は、今後の森林整備事業に充てるために交付額1,549万1,000円を全額基金に積立て、令和2年度以降は、同譲与税の使途に基づく活用について制度設計を行い、当初予算において美幌町森林環境整備事業補助金や林道修繕、天然更新できず放置されていた土地購入費用などに交付額の全額を充ててまいります。なお、令和3年度までの森林環境譲与税の充当額は、昨年度の国の補助配分額が増加し、森林環境整備事業補助金の実績が当初予算を下回った結果、交付額8,107万8,000円に対し、51.3%の4,158万6,000円となっております。また、令和4年度からは、新たに美幌町森林の担い手支援等補助金を創設し、林業従事者及び林業事業体への小型林業機械購入補助を行っているほか、林業従事者への就業支援も行う予定であります。今後につきましても、森林環境譲与税を活用して、林業従事者の担い手不足対策や作業環境整備に対する支援、人材育成、木材利用の促進など、関係機関等の意見を伺いながら進めてまいりたいと考えております。次に、花壇コンクールについてですが、美幌町の環境緑化の現状につきましては、町民の皆様の御協力により、公共施設や自治会内の花壇、道路の植樹ますなどでたくさんの花が植えられ、環境美化に多大な貢献をしていただいております。町としては、毎年約8万本以上の花苗を希望される自治会や公共施設に無償配布させていただいているほか、駅前花壇の植栽や、近年は、国道39号沿いの日産自動車前の旧国道跡地への植栽作業などにも協力させていただいているところであります。また、日頃より町内の花による景観づくりに御尽力いただいている美幌町フラワーマスター連絡協議会の主催により「花のある庭写真展」を毎年開催していただき、地域や家庭における緑化意識の向上にもつながっていると考えております。御質問の花壇コンクールの実施については、北見市をはじめ道内各地で開催されているところですが、開催の方法や実施主体、対象とする花壇や審査方法などについて、美幌町フラワーマスター連絡協議会からも御意見をいただきながら、今後、調査・研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

それでは順次、再質問させていただきます。最初に、美幌町交流促進センター峠の湯びほろについてであります。一つ目の入浴料金改定による収益の見通しについては、令和4年度10月末の入浴者数は6万3,019人と、平成30年度に比べて2,000人減少しているということですが、今年度より入浴料金を大人500円から600円などに改定し、今年度末の入浴収入は900万円の増収を見込まれていると答弁されております。そこで「電気料及び燃料費の高騰により支出が増加する見込みから、年間の収支としては減益となる見通し」との答弁ですが、今年度末、年間の収支の見通しについて、例えば、平成30年度と比べてどのぐらいの見通しを予想しているのか、分かれば教えていただきたいと思います。

答弁 商工観光課長 影山俊幸(商工観光課長は2023年3月まで)

ただいまの平成30年度と比べた令和4年度の収支見込みという御質問でございますけれども、平成30年度の収支がマイナス1,727万4,000円でございます。そこから、令和4年度の収支見込みはマイナス1,498万9,000円と見込んでございます。よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

平成30年度1,727万4,000円の赤字に対して、今年度は1,500万円ぐらいの赤字になる見込みだということについては、説明で分かりました。次に、答弁にもありますが、本年4月下旬より運行を開始した峠の湯送迎バスの乗車人数は、10月末現在で延べ512人、1か月平均で約85人が利用され、また、4月1日より実施の障がい者を対象とした入浴料半額助成利用者数は、10月末現在で1,322人と、1か月平均で約188人が利用されている状況であり、入浴者の増加にもつながっていると思います。今後、峠の湯びほろの指定管理者の経営収支の赤字を少しでも減少させるため、さらに入浴者の増加に向けた町としての具体的な対策について、町長の考え方をお伺いいたします。

答弁 町長 平野浩司

当初、入浴料を上げさせていただいたことで、入浴される方が減るのではないかという予測はしておりましたけれども、今回答弁させていただいたとおり、平成30年ですからコロナ前の人数と比較して、私は非常に善戦しているかなと思っております。ですから、入浴料を上げたことによって入浴者数が峠の湯から離れたということでは意外とないのかなと思っています。皆さんに来ていただいていることに対して本当に感謝しております。今回質問されましたけれども、いろいろな送迎とか、障がいの方々、それから福祉風呂をやることで、それなりの人数も来ていただいているということであります。まず、入浴者数を増やすためには、通常で来ていただける部分、それから施策的に新たに実施してきたこと、こうした制度をつくりましたとか、送迎がありますということをより知ってもらえる努力をしていく必要があるのかなと思っております。また、直接入浴者の増加に関わる話ではない部分もあり、全てができているわけではないのですけれども、峠の湯でちょっとしたミニイベントをして、お客様に来ていただいて、できればそのまま入浴、それから食堂を利用していただくということもいろいろやっています。そのことに対して、町としても担当者が応援しているという状況でありますので、御理解いただきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

一つは、今までのこうした送迎バスのPRあるいは障がい者を対象とした半額助成制度のPR、町長が言われたミニイベントということだと思いますけれども、このような地域、都橋の方に、会合とかで使っていただけるような工夫をしていただければなと思います。今回はコロナの関係で利用できないですけれども、当時私も担当していましたが、役場で何か会議があるときなど、そのような場でも使っていただきたいなと思いました。これからも峠の湯びほろについて、中に入って右側のような空いているスペースもありますので、指定管理者と打合せをしながら、進めていただきたいと思います。それでは、二つ目についてお伺いします。二つ目の源泉については、答弁にもありましたけれども、令和元年に井戸の中間層から低温の温泉水が混入してきたことにより自噴し、現在35度前後の源泉温度となっており、温泉の湧出を維持し新たな掘削は必要ないということですが、本当に35度でいいのかということですね。例えば、現在の源泉は26年間使っていますので、今後何年ぐらい現状の中でできるのか。私がいるときもそうだったのですけれど、道立総合研究機構地質研究所の判断も聞いて町が判断した経過もありますので、道立総合研究機構地質研究所の判断を含め、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

源泉の考え方ですけれども、今後どのくらいもつかというのは、なかなか予想が難しいのかなと思っています。御相談したときに、あとどのくらいもつのかなという話も率直に聞いてみます。ひょっとしたら明日止まるかもしれないし、それは言い切れないというか、本音の話をすれば、あの温泉をもう一本掘ることができれば一番いいのかなと思ってはいるのです。ただ、費用の問題とか、あとはあの敷地内で同じ温泉層の部分、同類のものでやったとしても余り意味がないとなった場合に、温泉源として確保できるかということもいろいろ相談させていただいて、敷地がそんなに広いわけではないので、近くということはちょっと難しいところもあるよねということも聞いております。そうした中でいけば、今の源泉が止まらないようにということを祈って使うしかないのかなというのが本音であります。公共は分かりませんけれども、多分、温泉施設を持っているところというのは、必ず源泉を2本用意している。当然、止まった場合にどうするというときのためにそのようなやり方をしていますが、私どもの施設においてはなかなかそこまでできるような状況ではないと、今のところ私はそう判断しております。それから、温泉については確かにちょっと温度が低いですが、何に一番使っているかというと、温泉源というよりも洗い水というか。もし間違っていたら多分担当が指摘してくれると思うのですが、約10トンの水を加温して洗い水に使っていて、その温度を上げるための熱源に使っています。このシステムをしっかり考えれば、温泉に入るという部分の熱源としての加温というのは、そんなに負担になっていないのかなと理解しているところであります。

再質問 13番 馬場博美

町長は「温泉の湧出を維持し新たな掘削は必要ない」ということで、1回目に御答弁されています。35度でいいのかどうかということもありますけれども、当面はそのような考え方だと思いますので、今後、できれば道立総合研究機構地質研究所にも聞いて、再度、細かいデータを取った中での判断も必要かなと思います。当面については、掘削は必要ないということで理解いたしました。それでは、三つ目に移らせていただきます。大規模改修の考え方について、町長は「現段階においては、今後の見通しを立てることは難しく、次期指定管理者を公募するまでに一定の方向性を示したい」と答弁されています。実は、私は現地を確認させていただきましたが、特に、外壁の破損がひどい状況にあり、本当に抜本的な改修が必要ではないかと思いました。資料等で見ますと、過去にも外壁、屋根の修繕費用にかかる経費も算出されていると思いますけれども、改めてお伺いします。この抜本的な改修には多額の費用がかかると思われますが、外壁それから屋根、温泉設備等の修繕費用はおよそどのぐらいかかるのか、伺います。

答弁 商工観光課長 影山俊幸(商工観光課長は2023年3月まで)

ただいまの峠の湯の外壁、屋根などの大規模改修の費用につきまして、お答えさせていただきます。平成29年度に改修等の調査を検討した結果、スペックが高い、中くらい、最低限ということで3段階の費用を見積もってございます。当時の見積額で、およそでございますが、スペックが高いのが4億5,000万円、スペックの中が3億6,000万円、スペックの最低限が2億2,000万円となってございます。よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

今、課長から答弁いただきましたとおり、高いものであれば4億5,000万円、あるいは一番下のであれば2億2,000万円ということであります。これだけ多額の費用がかかるのであれば、一つの考え方として、もう少しコンパクトに新たに建て替える、4億5,000万円もかかるのであれば、建て替えるという考え方はどうなのか、町長の考え方をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

建て替えるというところまでの気持ちは、そこまで強く思っていないのですね。当時の状況を振り返りますと、私が町長になったときに、峠の湯を今の状態からいろいろ改修するとこれだけかかるということは、皆様に公表されていたのです。それは、今言ったようにフルスペックでとか、ただ、余りにも額が大きかったこともあって、検証としてそのような話がきちんとされているのかというのは、非常に疑問でありました。ですから、私も町長になってからいろいろ見させていただいたものもありましたし、今は地元でそうした施設はやめてしまいましたけれども、そうした施設を使って新たな民間の動きもあったりして、全てが峠の湯という見方になかったこともありました。一つの判断をどうするということでいけば、今後、峠の湯についてどうするかをきちんとしっかり考えていきたいという話を皆さんにさせていただいたのが現実です。今となれば、峠の湯しかない中において、峠の湯は町民の方が楽しみにしているので維持はすべきだと思うのです。しかし、今の大きさでの改修であるので、それを同じ形で改修して維持することに疑問であるということは、馬場議員が感じていることと同じなのですけれど、コンパクトに建て替えたらという話になったときに、はい、そうですねというのは、今の段階で私が発言することは差し控えたいというか、疑問を持っていることは確かです。ただ、何とか少しでも大きなお金をかけずに、使えるだけ使える方法はないのかなと、真剣に悩んでいることは事実であります。

再質問 13番 馬場博美

今の町長の御答弁の中で費用がたくさんかかると、私も同感であります。その中で、今現在の建物をそのままやるのではなくて、コンパクトに小さく建てたら、もっと費用が少なく終わるような感じもします。そうしたことも今後、この4年間、いや3年間ですか、ぜひ検討していただきたいと。ただ、現実として建物が本当にひどくなっています。やはり安全な対策を講じなければならないと考えていますので、できるだけ早くその方向性は必要かなと思います。そこで具体的に、峠の湯の中で疑問に思ったことがありましたので、教えていただきたいと思います。この峠の湯びほろについて、耐震診断は必要な場所なのか、それとも耐震診断はされているのかを伺います。あわせて、一番関心があるのが入浴室のドームの天井の安全性について、かなり高い天井になるので定期的に点検しているのか、この2点をお伺いします。

答弁 商工観光課長 影山俊幸(商工観光課長は2023年3月まで)

ただいまの耐震性の検査について、必要なものかどうかも含めてという御質問が一つ目ということでありますけれども、耐震性の検査を実施したかどうかというのは、今現在把握してございません。申し訳ございません。それから、ドームの安全性についての定期点検ということですけれども、こちらにつきましては、以前、ドームの中を拭いてウレタンを塗装するという改修にあわせて、確か簡易的な検査だと思いますけれども、検査を実施したのではないのかなと記憶してございます。ただ、定期的にという意味合いでは、建築基準法に基づいた定期点検を1年に1回、峠の湯の施設としてやってございますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 13番 馬場博美

分かりました。耐震診断の話はちょっと後で私も調べてみます。それで、入浴客の方にお伺いしますと、やはり一番心配なのが天井はどうなのかなということです。これについては過去にも簡易検査をやったということでありますが、私は、ある程度の期間を決めて、定期的にやる必要があるのではないかと思います。今後、この点についてもぜひ実施していただきたいと思います。それと、またちょっと細かい話なのですけれども、道央環境センターから、入浴室の屋根以外は自前で塗装しているという話をお伺いしました。入浴室の屋根については何年か前にやったと思うのですけれども、かなり経過している状況の中で、これについては今後、町で塗装をすべきと私は思います。そのことも含めて、やれる塗装については早急に対応すべきかなと思います。あわせて、修繕が必要な箇所について、私は、安全管理上、費用がかかっても町で修繕すべきと考えますが、この2点についてお伺いしたいと思います。

答弁 商工観光課長 影山俊幸(商工観光課長は2023年3月まで)

ただいまの安全性を担保するということでの修繕を早急にということ、その負担を町でということでございます。議員おっしゃられますように、日々、道央環境センターに自前で点検をしていただきまして、利用者の方々に安全に入浴していただく状況を提供していただいております。そうした日々の点検部分の予防保全に努めていただいておりまして、ありがたいことに御利用者からの苦情というのも非常に少ないと、指定管理者から伺っております。議員おっしゃられますように、屋根の部分、壁の部分について大規模改修をしなければならない状況ということになると、施設を休館しなければならない状況がどうしても発生します。大規模改修の場合ですと、令和8年度からの指定管理の公募をかける前段の時期に、1年間なのかは分からないですがある程度休館をして、その間に施設を改修するということが発生するかと思います。そのようなことを考えたときに、まずは屋根の塗装ですとか、危険な状況だということになってからでは遅いので、本当に塗装しなければならないところなど、ある程度の点検を進めながら、必要なものについては修繕をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

本当に安全管理上、修繕が必要な箇所については、課長が答弁されたとおり実施していただきたいと思います。屋根の部分についてもかなり塗装がひどい状態になっていますので、早急な対応が必要と思われます。次に、四つ目の指定管理料についてでありますけれども、協定書の中で災害、社会情勢の激変等やむを得ない事由が生じたときは、指定管理料を変更できるとされており、今後も状況に応じて対応してまいりたいということで、燃料費と電気料については、今定例会において指定管理料960万円の増額補正予算が提案されています。このことについては理解しますけれども、質問にも書きましたが、北海道の最低賃金が令和4年10月2日より31円アップされ、1時間920円となっており、従業員は20人以上もいます。そのような中で、指定管理者の負担は増加しています。また、ウクライナの関係で物価も高騰しており、今年において指定管理料はかなりの負担増になっていると思います。燃料費、それから電気料等は今回出ていますけれども、過去の経過をちょっと調べてみました。平成30年度に指定管理料を950万円から1,300万円に見直す中では、最低賃金のアップ分も含まれていた経過であります。今年度においても、私は指定管理料を増額すべきと考えますが、町長の考え方をお伺いいたします。

答弁 町長 平野浩司

指定管理料について、今回受けていただくに当たっての算出資料が今ないので、細かいところまで踏み込むことができないかもしれませんが、今年というか、この何年かについて普通の状況と違うというのは、コロナ禍であったり、それから途中でロシアのウクライナ侵攻とかがあって変わってきている部分については、峠の湯だけではなくて、一般社会全体の動きの中で、そうしたことも含めたバランスを見た中でどうするという判断をしていかなければならないのかなと思っております。指定管理業者に甘えっ放しということではないのですけれども、その辺はしっかりと今までの算出、それから先ほど言われた最低賃金とかの取扱いも含めて、再度中身を見せていただいた中で、総合的にどうするという判断をさせていただきたいと考えております。

再質問 13番 馬場博美

分かりました。今後の指定管理の考え方についてでありますけれども、まずは、指定管理者制度を導入した平成18年度から令和3年度までの16年間の収支赤字の累計が約1億6,686万2,000円、年間1,000万以上の赤字になっていると。例えば、町で直接管理運営をしていたら、これ以上の赤字になっていたと私は思います。この赤字累計の1億6,686万2,000円について、町長はどのように受け止め、考えられているのか。まず、町長の考え方をお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

累計でという収支であります。それで1億6,800万円という出し方なのですね。赤字が全て町から支出されていて、トータルでこれだけかかり、これからも赤字がどんどん増えてこのようになっていくので、皆さんどうですかという問いかけはできるのかなと私は思います。しかし、これはあくまでも直営の部分というよりも、指定管理業者にお願いしたときのそれぞれの会社の赤字分の累計であります。ですから、中にはまだまだ赤字分が少ないところもありますし、逆に、今の会社においての経営方針としてちょっと踏み込めないところもあります。このような言い方は変なのですけれども、例えば、町が直接管理するのであれば、差引き、収支の分では差が出ないように運営できるかもしれません。しかし、会社の一つの考え方としては、例えば、雇用面で大変な状況でもしっかり雇用をしていきたいとか、それから今、食堂部門では大変な思いをしていても、そこにかかる人件費について、普通であれば大変だからその方の雇用を外すということはできるのですけれど、そのようなこともしないでしっかりよくなる、何とかこの赤字を埋めたいという努力を自分達もして、結果的にこれだけの金額が出る部分があったりしています。なかなかそこまでは町として踏み込めない部分があるので、トータル的に1億6,000万円がどうだと言われても、累計でこのようになったことに対して、現実としては認めますけれども、町として毎年毎年の取扱いをきちんと受け止めた中でどうするという判断をすることが、一番正しい方法ではないかなと思っております。

再質問 13番 馬場博美

私は、この1億6,600万円、業者は今回で3社目ですけれども、非常に重い判断をしています。やはり、非常に厳しい状況の中で指定管理を請け負ってやられているなと、私は受け止めています。今、町長から指定管理者の経営方針として町は踏み込めないという話もありましたけれども、これだけ指定管理者が負担していることについては、私は深く思い留めているところであります。時間がありませんので次に移りますけれども、令和4年度からの指定管理料、年間1,300万円については、令和4年度当初予算における説明を聞いた中では、どうも過去の指定管理の積算と違って、レストラン部分が指定管理料の算定に含まれていないように思われます。指定管理料に含まれていないということであれば、入浴収入は飲食とセットの売上げが受注件数の半数以上を示しているのが実態であり、飲食部門と切り離すと必然的に入浴者数が減り、入浴収入もマイナスになると思います。レストラン部分を含めて全体の中で経営収支がどのようになっているかということも、一つの判断材料になるかと私は思います。前回、道央環境センターが管理運営していた平成30年度から令和3年度までの4年間の収支赤字は6,616万5,000円、これは最高の額だと思います。私は1億6,000万円の話をしましたけれども、そのような赤字が続くと、安定的な施設運営ができないと思われます。そのことについて、先ほど言った最低賃金についても含めて、今後、総合的に町長が検討されるということではありますけれども、あわせて、入浴のレストラン部分を含めた全体的なことを検討していただきたいと思いますが、町長の考え方をお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

峠の湯をどのように管理運営するかということは、今まではどちらかというと直営というやり方をしてきた中で、民間の力を借りてということで指定管理制度を導入いたしました。その中において、提案してこられる方がどのような考え方でそこをきちんと管理するかということに対して、町としては最低この部分だけはきちんと補填しますという話だと思うのですね。ですから、提案された業者のスタイルに合わせて町は支出すべきという考え方を、私はそんなに持っていないのです。今、指定管理をされている業者については本当に努力をされていて、いろいろなチャレンジをしていただいていますし、施設の中身のことまで関わって、こう操作、改修、改良すれば燃料費が下がるとかいろいろやられています。そのことに対してはすごく評価していますし、すごく感謝をしていることはしているのですけれども、今の状況で赤字になっている部分を少しでも町が補填するという努力はしますが、赤字だからこれだけのものを全部出していくという考えは余り持っていない状況であります。今、指定管理をする中で、温泉を維持するためにどのようにしたいかということに対してのフォローというか、例えば、食堂は一つの戦略として重要なポイントだよということで今の会社が押さえているのであれば、それに対する人をどう増やすかとか、そのようなことに対してはどんどん町として、また、皆さんと協力して収入を上げさせる。そのようなことに全力で取り組むべきであると思いますし、私もそうしたことには努力していきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

町長の御答弁の中で、赤字になるから負担してということを私は言っているつもりはありません。先ほど、基本的な指定管理料の積算の根拠がありましたが、入浴原価あるいは損益分岐点、最低賃金上昇分、燃料高騰分、それと全体的な損益分岐点あるいは入浴原価の中で、レストラン部分を入れて判断すべきという判断をしているところであります。どうも令和4年度の1,300万円の算定に当たっては、入浴原価、損益分岐点、最低賃金の分については加味されていないと私は思っています。算定に当たっての基本的な考え方については今までの経過がありますので、ぜひ今後も徹底していただきたいという思いで言いましたが、再度、町長の答弁をお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

今、算出の考え方を説明いただきましたけれども、私としてはそれがそのとおりだということに疑念が残るところもあります。ただ、繰り返しますけれども、今しっかり管理いただいていること、努力されていることに対しては敬意を表しておりますし、これからも可能な限り収益が上がるよう協力していきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

指定管理料の基本的な考え方がありますので、損益分岐点、入浴原価に沿って、今後も適正な指定管理料の積算に対応していただきたいと思います。最後、五つ目になります。町長は、指定期間満了後における管理運営については、現時点として現在の経済情勢の中、温泉事業者の開業が期待できないこと、また、多くの入浴者数を維持していることから、峠の湯びほろの運営を継続する必要があると認識しており、今後も町民の健康増進や地域間交流の拠点施設として考えているということでありました。これから継続するという考え方の御答弁をいただきましたので、峠の湯の運営を継続する必要があると認識しているのであれば、先ほど私は言いましたけれども、大規模改修あるいはコンパクトな建て替えをする考えについて、早期に対応すべきかと考えますが、再度、町長の考え方をお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

峠の湯を維持するというよりも、今の温泉施設を町民が望んでいるということで、それは何とか確保しなければいけないということがベースであります。現実としては今、峠の湯がありまして、それをどうするかという話だと思うのですね。ですから、皆さんがこれを末永く希望するとなったときに、多額な投資をすることを企画すると、先ほど御提案のあった新たにつくり直すということも考えていく必要が出てくるかなと思っております。現時点で、使えるのであれば今の施設をできるだけ長く使うことを前提に、空きスペースとか、使っていない施設をどう使っていけるかとか、いろいろなことを担当と協議しております。そうした利用があれば当然、収入も増えますし、今、委託されているところの役割が幅広くなったことによって、経営もよくなるということを主眼に、きちんとやる必要があるのかなと思っています。ですから、最後に書きましたけれど、今の温泉は町民の健康増進だけではなくて、例えば、地域の観光とかという切り口の中での拠点にするとか、いろいろな考え方を担当と協議しております。そうしたことを実施することによって、峠の湯というものが皆さんに愛されてその価値が出てきますし、逆に今、委託を受けている業者にとっては、収入がどんどん増える可能性があると思っている状況であります。

再質問 13番 馬場博美

繰り返しになりますけれども、本当に継続すると、拠点施設として活用するということであれば、建物等もかなり傷んできていますので、大規模改修あるいは根本的な建て替えについては、早急に検討していただきたいと思います。次に、ちょっと時間がありませんので、2点目のうち一つだけ伺います。森林環境譲与税の使途については分かりました。その中で、今年度から新たに取り組んでいる森林の担い手育成支援事業についても、まさしくそのとおりだと思います。私も森林組合を訪問して一番の課題は何かと伺いますと、就業者の高齢化が進む中、新規就業者の確保や林業従事者の安定の確保、こうした施策は喫緊の課題であり、これについては、町として支援・対策をしていただきたいということであります。そこで、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修の補助を町でしていますけれども、例えば、森林の担い手就業支援で、チェーンソー、刈払機、それから重機などの建設機械、車両系の伐出機械、玉掛けとか、そうした資格取得に対する補助を行えば、雇用の安定あるいは新規就業者の確保につながると思いますけれども、このことについての町長の考え方をお伺いします。

答弁 町長 平野浩司

今、御質問がありました林業に関わる担い手の確保が一番大切なことだと、私どもも思っています。今回の事業を進めている中にあるのは、事業の定期的な安定性とかを考えるとこうした事業をやっていこうと。繰り返しますけれども、その根底は担い手対策ということで、いろいろな方策、提案いただいたことも含めて今やっているものもありますし、検討しているものありますので、進めていきたいと思います。

出典:美幌町議会 令和4年第11回定例会 2022年12月7日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる