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深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日

地方交付税の決定額と2025年度予算の執行状況

2025年9月11日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「地方交付税の決定額と2025年度予算の執行状況」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
伊藤美恵子 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 伊藤美恵子

次の質問に移ります。地方交付税の決定額と2025年度予算の執行状況についてです。総務省は7月29日に、各地方公共団体に対する普通交付税等を決定し、同日、令和7年度普通交付税大綱について閣議報告をしました。市町村分の普通交付税の決定額は、前年度よりも2.8%の伸び率と報告がされています。地方交付税は、国が地方に代わって徴収する地方税であり、地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どこに住んでいても一定の行政サービスが受けられるよう財源を保障するため、地方公共団体の財政状況を考慮し配分されている地方固有の財源です。本市の最大の収入は地方交付税であり、当初予算では歳入総額の4割を占めている状況です。急激な少子高齢化に伴う医療、介護などの社会保障制度の整備、子育て施策の充実強化、人口減少下における地域の活性化対策、デジタル化、脱炭素化など、新たな課題への対応は待ったなしの状態であり、地方の安定的な財政運営に必要な一般財源総額及び地方交付税総額を確保することが求められているところです。本年6月の第2回市議会定例会では、地方財政の充実・強化に関する意見書を全会一致で可決し、国に対して提出しています。2026年度の政府予算、地方財政の検討に当たっては、現行の地方一般財源水準確保から、より積極的に踏み出し、社会全体として求められている賃上げ基調にも対応する人件費の確保も含めた地方財政の確保を強く求めるところであります。ここで質問させていただきます。1点目、7月に普通交付税額算定結果が公表されていますが、本市の決定額と予算に与える影響についてお伺いします。また、今年度の交付税算定における変更点等について併せてお伺いします。質問の2点目、2025年度も半年が過ぎようとしていますが、燃料費や物価の高騰、人件費の大幅な上昇など、引き続き厳しい財政運営が強いられております。一方、令和の米騒動で昨年の米農家の所得は大幅に増加しているとお聞きしていますが、市税に与える影響など歳入状況を含めた本年度の予算執行状況についてお伺いいたします。

答弁 市長 田中昌幸

地方交付税の決定額と2025年度予算の執行状況についてお答えいたします。初めに、1点目の普通交付税の決定額と予算に与える影響、交付税算定における変更点等についてでありますが、普通交付税は7月29日に決定額が通知されておりまして、66億6,240万7,000円となり、本年度の当初予算計上額は65億円でありますので、1億6,240万7,000円のプラスとなっております。次に、予算に与える影響につきましては、本年度は当初予算において各種基金からの繰入金を計上しておりますが、特に財政調整基金繰入金を多く計上しておりますので、今後の状況にもよりますが、これらの繰入金を一定程度解消することができるものと考えております。次に、交付税算定における変更点等につきましては、幾つか変更点がありましたが、主に本市の算定に影響があったものを申し上げますと、議員指摘の地方公務員の給与改定による人件費の増加や標準準拠システムの利用に伴うガバメントクラウド利用料などが増加したため、本市の交付税算定において当初予算を上回った要因にもなっております。一方、臨時財政対策債の発行については、平成13年度の制度創設以降、初めて発行額がゼロとなっております。次に、2点目の2025年度予算の執行状況についてお答えいたします。8月末時点での予算の執行率でありますが、一般会計における現年度予算と令和6年度からの繰越分を合わせた執行率で申し上げますと、歳入の執行率が28.5%、歳出の執行率が30.9%となっております。歳入のうち市税につきましては、本年度の個人市民税現年分における当初賦課総額は8億6,913万円となっております。これは前年の決算額を約1億1,000万円上回るものでありますが、昨年度に実施いたしました定額減税の影響を勘案いたしますと、実質的には5,000万円程度の税収増を見込んでいるところであります。この税収増の要因につきましては、全てが農業収入によるものではありませんが、昨今のいわゆる令和の米騒動による米価の高騰などが農業所得の増加を通じて市税収入に好影響を与えたものと認識しております。その他の歳入につきましては、特別交付税やふるさと納税など、年度末まで見込みを判断することが困難なものが多数ありますが、現時点で収入されているものについては、おおむね堅調に推移しております。歳出では、複合施設建設工事や第1入志別橋架け替え工事など大型事業に着手しておりますが、全体の執行率は前年とほぼ同水準で推移しており、こちらもおおむね例年どおりの執行状況となっております。今後は、人事院勧告による人件費の増や各種労務単価の増、物価の高騰等により引き続き厳しい財政運営が続くことが見込まれますが、財政調整基金等の基金繰入金を少しでも圧縮できるよう努めるとともに、国の動きを注視しながら、引き続き健全な財政運営に努めてまいります。

出典:深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる