深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日
デジタル技術を活用した市道の維持管理
2025年9月11日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「デジタル技術を活用した市道の維持管理」について質問し、建設水道部長 藤井紀久也が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤美恵子 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 藤井紀久也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 伊藤美恵子
最後の質問に移ります。デジタル技術を活用した市道の維持管理についてです。北海道では、春先にかけて交通量の多い幹線道路でも、走行中に大きな衝撃を感じるほど路面陥没に出くわすことがあります。道路陥没の主な原因は、舗装路面の表面に経年劣化等でできたひび割れに、春先の気温上昇で雪解けした水が浸透し、夜間の冷え込みで水分が凍結し膨張するため、ひび割れが広がり、ポットホールと言われる穴ができるというものです。北国ならではの道路事情であり、車両の損傷や自転車、歩行者の転倒事故にもつながることがありますので、道路管理者にあっては、毎年の道路の補修に大変な苦労をされているものと思います。本市が管理する市道の総延長は600キロメートルを超えていると伺っておりますので、損傷箇所をチェックする道路パトロールにも限界があるのではないかと思っております。福島県郡山市では、道路を安全に保つため様々な対策を行っており、その一つに道路の危険箇所を市の公式LINEアカウントから投稿してもらうココナビこおりやまの運用を行っています。市民の皆さんから、道路の陥没など危険箇所をスマートフォンで撮影し情報を送ってもらうというものです。このほかにも、郵便局と協定を結び、配達員が日常業務で気づいた道路の破損状況を提供する取組も行っています。また、郡山市ではAIを活用した道路舗装点検システムを導入しているほか、公用車に搭載した道路劣化診断システムで道路のひび割れやポットホールを自動検出し、道路パトロールで職員による目視とAIの二重チェックで見落としを防いでいます。地方自治体の職員、特に技術職員の確保が難しくなっている中、デジタル技術を活用した道路管理は、道路管理者の労力やコスト削減にもつながっていくのではないかと思います。ここで質問させていただきます。1点目、道路の陥没や路肩ののり面の崩壊など、道路の危険箇所や異常を市民が発見した場合、市の公式LINEを活用して連絡することができる仕組みを導入できないかお伺いします。質問の2点目、AIを活用した道路舗装点検システムなど、デジタル技術を活用した道路管理システムの導入について、市の考えをお伺いします。
答弁 建設水道部長 藤井紀久也
デジタル技術を活用した市道の維持管理について、2点質問をいただきましたので順次お答えいたします。初めに、本市が管理を行っている道路は692キロメートルございまして、路面の損傷や砂利道の浸食など道路の異常がないかなど、適宜パトロールを行い安全確保に努めているところであります。質問の1点目、道路の危険箇所を市の公式LINEを活用した連絡についてでありますけれども、雪解け時期につきましては、近年では特にポットホールが多数発生することから、パトロールや過去の損傷箇所の修繕履歴などを見ながら簡易修繕を速やかに行い、事故が発生しないよう努めているところであります。しかし、議員の指摘のとおり所管のパトロールだけでは全ての損傷箇所を発見することには限界がございますので、道路を利用されている方からの通報も大変重要なものと考えており、その通報手段としましては電話によるものが大多数を占めております。近年ではSNSを使用したもので、国土交通省が発信している道路緊急ダイヤルのLINEアプリによるものもございまして、位置情報や写真の送信を行えることから、大変有効な通報手段と認識しており、本年度についてこの方法で数件連絡をいただいたところでもございます。所管としましては、この道路緊急ダイヤルを広く周知に努めたいと考えておりますので、ホームページへの掲載や市の公式LINEを用いた案内などについて検討してまいりたいと考えております。次に、2点目の道路舗装点検システムについてですが、道路舗装点検につきましては先ほどお答えした内容と同様となりますが、パトロールや過去の損傷箇所の修繕履歴など、路面の損傷状況等はおおむね把握しているなどの理由から、当面は現在の点検方法にて行う考えでございますが、将来的に人員不足などで十分な管理が行き届かないことがないよう、システムの導入につきましては提言として受け止めさせていただきたいと存じます。道路の安全確保には、日頃の点検や情報が大変重要でありますので、デジタル技術を導入することも視野に入れながら、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。