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深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日

地域防災会議

2024年3月5日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「地域防災会議」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松本雅祐

最後の質問に入らせていただきます。地域防災会議についてお伺いします。地域防災会議は、災害対策基本法第14条から第17条に基づき設置される常設の会議で、災害対策に関する計画、情報収集、災害応急対応に係る機関の調整を行う会議であります。この会議は、市長を会長として地域に関する公共機関の職員など、会議に参加する委員は条例により定められております。そして、この会議で定められるのが地域防災計画で、災害発生時の避難方法や備蓄品などを定め、地域防災のよりどころとなる大変重要な計画であります。しかし、課題もあります。国は自治体が地域防災計画を作成するために設置する地域防災会議の女性委員の比率を3割とする目標を掲げております。しかし、実際には女性委員の起用が進んでいない状況であります。達成しているのは、2021年12月末現在でありますが、都道府県では4県、市区町村では女性がゼロという地域が17.2%でありました。災害時の避難所運営や備蓄品の充実には、女性の視点が欠かせないので、積極的な起用が急務であります。実際、内閣府が2022年に調査した結果によりますと、女性委員の割合が10%以上の自治体では、生理用品を備蓄している割合は85.5%で、女性委員がいない自治体では65.9%にとどまっておりました。また、粉ミルクや紙おむつといった乳幼児用品や大人用のおむつなどの介護用品を備蓄している割合が、女性委員が10%以上の自治体よりも、いない自治体では約20ポイント低いことも報告されておりました。私は令和3年第1回定例会の一般質問で、地域防災会議に女性の委員の登用を増やすよう提言させていただきました。第5次男女共同参画基本計画には、すべての女性が輝く令和の社会へにおいて、地域防災会議における女性委員の割合について、2025年までに30%以上になるよう取り組むこととしております。実際に愛知県の大府市では、防災会議条例の中で「市長が特に必要と認めて任命する者」と定めて、委員23人中10人が女性委員でありました。このように各自治体では工夫して、女性委員の登用を推進しております。そこでお伺いします。地域防災会議の女性委員の割合の差は、避難所運営の差につながります。避難所運営や備蓄品の選定などに女性の視点を反映させる鍵となるのが地域防災会議に占める女性委員の割合です。本市の地域防災会議の女性の委員の登用はどのようになっているのか。以前、私が質問したときには、当時、地域防災会議の女性の委員は、本市は1人でありました。私はその1人の方から直接お話を聞き、出席してもほとんどの方が男性で、やはり女性として意見を言うことが本当に苦しい、大変でしたという声も聞いたので、女性の委員を増やすように提言させていただきました。積極的な登用がされているのか、本市の地域防災会議の委員のメンバーについて、お聞かせください。

答弁 市長 田中昌幸

地域防災会議についてお答えいたします。深川市防災会議における委員の定数や構成については、深川市防災会議条例において定めており、定数は25人以内となっているもので、現在24人の委員を委嘱しており、このうち女性委員につきましては、松本議員御指摘のとおり1人、率にして4%という状況であります。令和3年の第1回市議会定例会において、議員から同様の質問をいただいた際と同様の状況となっており、当時体制の見直しについて調査研究すると申し上げておりましたが、委員の構成につきましては、災害対策基本法において、市町村防災会議の組織は都道府県防災会議の組織の例に準じて定めることとされており、地方行政機関の職員や自衛隊の部隊の長、北海道警察の警察官、消防組合の職員など、11の区分の構成を変更することが難しいこと、また、委員には定まった任期がなく、前任者の異動等がなければ委嘱替えのタイミングもあまりないこともあり、女性委員の登用増に向けた体制の見直しには至っていないものであります。委員として参画いただいている各団体、機関等においては、そのポストを男性が担っていることが多く、男女の別は委嘱先の任用状況に依存する部分が多いため、容易に女性委員を増加できる状況にはありませんが、女性の視点からの災害対応が行われることは防災、減災、災害に強い社会の実現に大変重要なことと認識しておりますので、例えば、委員の選出数を増やすことで、女性委員の選出が可能な区分がないか、また、市長が特に必要と認める者という区分において、女性委員を選出いただける団体等がないかなど、具体の検討を進め、現状の1人の女性委員が2人、3人と徐々にでも増員していけるよう、取り組んでまいりたいと考えております。

再質問 13番 松本雅祐

再質問させていただきます。市長も言っていただきましたが、令和3年の定例会で私が質問した内容から進捗が全くないということは本当に遺憾であります。やはり災害対応力を強化するという部分では、女性の視点が大変重要であり、女性の登用は本当に大切なことであります。私の1点目の業務継続計画の質問で、先ほど市長のほうから、令和6年に防災計画を改定するという話がありました。今、女性を登用しないと、その計画にもまた女性の声が反映されないのです、市長。だから、早急に採用できるように、確かに任期とか様々な課題がありますが、私も紹介しましたけれども、いろいろなまちで工夫して女性を登用しております。そういう部分では、田中市長の采配で女性の委員を1人でも2人でも多く登用することが必要だと、私は本当に強く考えております。いま一度、もう少し女性の登用に関して、市長の答弁を求めたいと思います。

答弁 市長 田中昌幸

女性を登用すべきという質問は、私も極めてそういう思いでございます。最初に答弁しておりますとおり、11の区分の構成というところでは、今の現状、日本の現状といってもいいのでしょうか、どうしても役職者は男性が多いという関係の中では、非常に難しい部分もあります。任期が定められていないところで、こちらから働きかけて、ぜひ退任して別の方を出してくださいというのもなかなか言いづらい環境にあり、そういった条例の下に決められているので困難な部分もございます。しかし、議員御指摘のとおり、いわゆる市長が任命する部分については、定数25人のところ今24人で、まだ1人の空きもございますし、そういった工夫をする中で、2人でも3人でも徐々に拡大できるような取組を進めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる