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深川市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月8日

教育DX、そしてGIGAスクール構想

2023年9月8日、深川市議会の一般質問で、松原やす子議員が「教育DX、そしてGIGAスクール構想」について質問し、教育長 吉村理明が答弁しました。

質問者
松原やす子 議員
答弁者
教育長 吉村理明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松原やす子

続いて、2番目の教育DX・GIGAスクール構想について質問します。教育DXとかGIGAスクールの構想を聞き、学校の授業がどのように変わってきているのだろうと思っていたときに、小学生のお子さんを2人育てている若いお母さんや学校の先生などから話を聞く機会がありました。若いお母さんは、小学生のうちにタブレットに慣れるほうがよいという好意的なお話でした。先生のお話も、子供の順応する速さや、グループでタブレットを使用して自分たちで考えたテーマをまとめ、発表まで持っていっていること。従来の授業ではついてこられないと思っていた児童が、生き生きとした目を見せてくれるとのメリットを話されていました。また、機器の使用は目が疲れるので、従来の授業を織り交ぜながら実施しているとのことでした。教育ツールとしてのデジタル機器が、児童生徒の健やかな成長にどのように寄与していくのかを見ていく必要があると思っております。そこで、4点ほど質問いたします。まず1点目です。小中学校において、全児童生徒にタブレット端末が行き届いていると思いますが、家庭のWi-Fi環境についての支援状況と、その利用状況について伺います。2点目、ブルーライトが体内時計に影響すると言われていることに対する啓蒙について、以前、大前議員もこのことについて触れたことがあると思いますが、夜間遅くまでブルーライトを発するパソコンやタブレット、スマートフォンを使用していると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制され、寝つきが悪く、眠りが浅いなどの睡眠の低下が起こります。睡眠時間がずれて朝起きられず、学校を休んだりすることにつながり、不登校の要因になり得ると、私の知人の小児科医は指摘していました。ブルーライトの影響について、児童生徒のみならず、父兄の方々にも知ってもらって対処の仕方を考えてもらうような啓蒙活動が必要だと思いますが、市として取り組まれていることがあれば伺います。3点目、特別支援学級でのタブレット操作において、教員の負担に対する支援はあるのかを伺います。4点目、メディアリテラシーについて。IT関係の仕事をしている若いお母さんから、メディアリテラシーについて、講演などをして伝えていく必要があると聞き、私は初めて聞く言葉でしたのでにわか勉強しました。引用文に、メディアリテラシーとは、情報を伝える媒体がメディアです。情報には様々な解釈がありますが、社会に出て生きる力を育む学校教育では、考え、判断し、行動するために必要な知識・判断材料にするのが適切でしょうと書かれていました。受け取る人の人生や社会的活動、世論形成に与えることから、情報には公正さと正確性が求められ、メディアには社会的責任が伴います。しかし、インターネット、特にSNSの利用が広がる中で、メディア情報の公正さ、正確さ、責任という価値が軽視されている風潮があり、メディアリテラシーが重視される理由ではないかと書かれていました。私としても、情報を正しく使うに当たり、虚偽・フェイクと真実・ファクトを見極める力と、人を傷つけるようなことを発信しないというモラルを身につけてもらいたいと思っています。そういう点から、児童生徒への教育や父兄への啓蒙が大事だと考えています。市としての考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 吉村理明(教育長は2024年3月まで)

教育DX、そしてGIGAスクール構想についての質問にお答え申し上げます。初めに、1点目の家庭のWi-Fi環境についての支援状況とその利用状況についてでございますけれども、本市では、令和2年度に国のGIGAスクール構想に基づきまして、市内小中学校に学習者用のタブレット端末を整備しておりますが、その際に、御家庭にWi-Fi環境がない場合の支援として、市が所有いたしますモバイルルーターを無償で貸し出す仕組みをつくっておりまして、令和5年9月1日現在、4件が貸し出しを受けていらっしゃいます。ただし、通信回線の使用料につきましては、保護者の方々に御負担いただいているところでございますけれども、就学援助世帯と特別支援教育就学奨励費の第1区分の世帯に対しましては、令和4年10月から、援助費目の中にオンライン学習通信費を追加いたしまして、就学援助世帯には年額1万4,000円、特別支援教育就学奨励費の第1区分の世帯には、年額7,000円を限度として支援しているところでございます。次に、2点目のブルーライトが体内時計に影響すると言われていることに対する啓蒙と、4点目のメディアリテラシーについては関連がございますので、一括してお答えさせていただきます。本市では、ICTの普及に対応いたしまして、議員の質問にございましたメディアリテラシーをはじめ、情報モラルや情報機器の使用方法など、ICT全般を学習する情報リテラシーに取り組んでいるところでございます。そこで、議員が指摘されておりました情報機器による体内時計への影響につきましては、文部科学省が作成した児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックによりますと、ブルーライトに限らず、睡眠前にタブレット端末からの強い光を浴びると、入眠作用のあるホルモン、メラトニンの分泌が阻害され、寝つきが悪くなるとされておりまして、就寝1時間前には、デジタル端末の使用を控えることを推奨されております。本市におきましても、各学校のタブレット等の活用時のルールとして、それらの就寝前の使用や長時間の使用が生活習慣に悪影響を及ぼすことから、就寝1時間前からの利用は控えることとしているほか、保健の授業の中で、情報機器の正しい使い方につきましても学習しているところでございます。また、情報機器の使用による生活習慣の乱れが不登校につながることもございますため、保護者に対しましては、参観日の機会や学校だよりを通じて、タブレット等を使うときのルールなどを啓蒙しているところでございます。メディアリテラシーにつきましては、今申し上げたほか、例えば、深川警察署や携帯電話会社などの外部講師により、犯罪に巻き込まれないよう注意することや、正しい情報の判断方法などを専門家から学習している状況にございます。今後におきましても、ICTの活用とともに重要となります情報リテラシーにつきまして、児童生徒の学習に加え、保護者への啓発につきましても、学校やPTAなどを通して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。次に、3点目の特別支援学級でのタブレット操作における教員の負担に対する支援でございますけれども、本市では、特別支援に携わる教員も含めまして、教員全体のICTスキルの向上への支援体制といたしまして、令和3年10月からICT支援員1人を教育委員会に配置しているところでございます。その業務でございますけれども、ICT支援員が定期的に各学校を訪問して、パソコンの苦手な教員や児童生徒に対するサポートを行うほか、教員に対しましては、ICT機器やソフトウエアの利活用の情報を掲載したお知らせの発行、また校内における研修の実施や、その企画支援などを行っているところでございます。ICT支援員は、本市小中学校のICT活用を推進する上で、非常に重要な役割を担っておりますので、教員の負担軽減にもつながることから、引き続き配置してまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる