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深川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

医療費削減ではなく膨らみ続ける防衛費を削減し、国民の命と暮らしを守る政策へと転換を求めて

2025年12月10日、深川市議会の一般質問で、松原やす子議員が「医療費削減ではなく膨らみ続ける防衛費を削減し、国民の命と暮らしを守る政策へと転換を求めて」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
松原やす子 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 松原やす子

日本共産党の松原でございます。2025年もあと僅かで終わろうとしています。国の動きを見ますと、昨年の米騒動に続き、いまだに米の価格が高止まりしている状態です。生産者や消費者の納得のいくような政策はなく、物価対策も一時しのぎの中途半端なもの。私たちが求める物価高対策は消費税の減税であります。せめて食品の消費税がなくなりましたら、食べ盛りの子供たちに、腹いっぱいとはいかなくても今より豊かな食卓になるのではと思います。また、病院経営の赤字や介護施設の閉鎖、診療報酬の問題など、医療・介護・福祉に関する問題が多くのメディアに取り上げられています。医療費削減ではなく膨らみ続ける防衛費を削減し、国民の命と暮らしを守る政策へと転換を求めていきたいと思っております。それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。1番目は、熊対策でございます。私も山本議員に引き続き、熊対策についてお聞きしたいと思います。今年度は、全国的に熊の問題が起きています。道内でもヒグマに関する被害が頻発し、2人の死者が出て、全国的にも11月までに熊による死者が13人と過去最多となっております。市街地や人家の周辺などでの出没が多発し、市民生活全般に大きな影響を与えています。深川では、何件かの熊の目撃情報が深川市の公式LINEに入ってきていました。他市のような事態にはなっていませんでしたが、十分な対策が必要だと思っております。全国的に熊の人里への出没が発生する状況で、今年9月から緊急銃猟制度が実施可能となりました。8月29日に出されました北海道猟友会会長の各支部長へのヒグマの緊急銃猟制度への対応についての文章の一部を引用させていただきます。環境省では、従来銃猟を禁止していた日常生活圏で銃猟を実施できるように鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律を改正いたしました。この改正は、令和7年4月18日に公布され9月1日から施行されます。7月下旬に環境省から詳細な緊急銃猟ガイドラインが発表されており、市町村が行う安全対策や他損事故の損失補填を柱とした説明と、一定の捕獲技術を有する狩猟者に捕獲業務を委託できることが示されました。なお、市町村長からの委託については、応招義務がないことから、支部や狩猟者の判断で受託を断ることも想定されております。また、危険を伴う業務を請け負うことから、受託される場合は、委託契約を締結して、出動の基準、受託者の保障、所要経費の負担等を明らかにすることを推奨いたしますと書かれていました。とても危険な作業なだけに、もっともなことだと思いました。また、熊が人里に下りてくる条件は、餌があることが認識できているからということで、熊の餌になるようなごみの処理の仕方を住民が一丸となって取り組んで、熊が人里に下りてこなくなったという事例がアメリカの街のドキュメンタリーの中でありました。一考に値する事例だと思いました。それでは伺います。1点目、深川市の熊による被害について。2点目、緊急銃猟に対する対応マニュアルを作成している市町村があるが、深川市の対応はどのようになっているか。また、熊の捕獲または駆除等は非常に危険であり、受託される方たちへの補償が必要と思うが、市の考えについて。3点目、熊の現場対応におけるクマスプレー等の安全装備品の準備について。4点目、市民への啓発対応について伺います。

答弁 市長 田中昌幸

熊対策についてお答えいたします。初めに、1点目、熊による被害状況についてでありますが、本市におきましては、近年、熊の目撃件数が増加している状況の中で、幸いにもこれまで人身被害は発生しておりませんが、農作物につきましては、被害額までは把握していないものの、踏み荒らしや食害などが発生している旨の報告を受けているところであります。次に、2点目の緊急銃猟制度への対応と受託者の補償についてでありますが、現行の鳥獣保護管理法におきましては、住宅集合地域等における銃猟、人や建物等に向かって行う銃猟等を禁止しているところでありますが、熊等の出没によって具体的に危険が生じ、特に急を要する場合には、警察官職務執行法による命令により、応急的に銃猟が実施されるとしながらも、例えば熊等が建物に立て籠もった状態で膠着状態である場合、対処はできないこととなっております。このため、人の日常生活圏に熊等が出没した場合に、地域住民の安全の確保の下で銃猟を可能とするため、今回法改正が行われたものであります。これらの対応につきましては、国の緊急銃猟ガイドラインにおいて、対応マニュアルを作成することが望ましいとされており、通報時の対応、住民への注意喚起、交通規制や住民避難など安全確保のための措置、緊急銃猟に係る条件及び指示または外部への委託、損失補償などを盛り込むことが求められております。こうした中で、本市におきましても、このガイドラインのほか猟友会からの通知等を踏まえ、現在作成作業を進めているところでありますが、今回の緊急銃猟が人命に関わることであり、発砲には高度な安全管理が必要でありますことから、本年9月に改正法が施行され、既に一部市町村においてマニュアルが作成されている状況にはありますが、もう少し時間をかけて警察・猟友会等と慎重に協議の上、マニュアルを整備するとともに、より一層の連携強化に努めたいと考えております。また、捕獲者への補償につきましては、緊急銃猟により損失を受けた者に対しましては市町村が損失を補填することとされており、緊急銃猟を行う者としての注意義務を果たす限り、捕獲者が刑事上の責任等の不利益を被ることは通常想定されないことになっております。しかしながら、市においては、それらに対する補償や賠償義務があるため、必要な保険の加入について検討を進めているところであります。次に、3点目、熊対応時の安全装備品の整備についてですが、本市におきましては、クマスプレーなど既に保有している装備もありますが、現場での安全確保をより一層図るため、議員指摘の防護盾やプロテクター等を含め、現場対応に必要な安全装備品の整備について、優先度や費用対効果も踏まえながら検討を進めてまいりたいと考えております。次に、4点目、市民への啓発対策についてでありますが、ヒグマを人里に寄せつけないためには、誘引物の撤去など周辺環境を整備していくことが重要であると認識しております。このことから、本市といたしましては、ホームページや広報紙等の媒体を活用しながら、熊を寄せつけない取組の一層の啓発を図ってまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる