深川市議会 令和5年第2回定例会 2023年7月18日
給食費無償化の現状
2023年7月18日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「給食費無償化の現状」について質問し、教育部長 三浦浩二が答弁しました。
- 質問者
- 大前昭代 議員
- 答弁者
- 教育部長 三浦浩二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 大前昭代
本日の質問予定者の最後ということもありますので、早速通告に従い一般質問を行いたいと思います。一つ目、給食費無償化の現状について伺います。先月の新聞報道で空知管内の給食費無償化が進んでいるという記事が掲載されていましたが、御覧になった方もたくさんいらっしゃると思います。その記事の中でも空知管内24市町のうち、現在無償化を実施または一部実施が11市町、無償化を検討しているのが3市町、今後無償化の方針が2市町でした。給食費の無償化は、田中市長の公約の一つでもあり、現在深川市では本年4月から7月までの無償化を実施しています。このように給食費の無償化は広がりを見せており、これは子育ての支援拡充の一環に加え、物価高騰支援の一環にもなるという観点からも大変重要であり、広がりを見せているのだろうと思います。しかしながら、物価高騰は給食に対しても例外ではなく、食用油や小麦粉、牛乳など、給食に使う食材も価格高騰の波にのまれているということは簡単に想像がつきます。宮城県の給食センターでは、食材の卸値高騰に伴い、揚げ物を減らしたり、鳥肉の照り焼きは、もも肉から単価の安い胸肉に切り替えたり、もやしを増やすなどして、限られた費用での献立づくりに工夫しているという報道も目にしました。食材の高騰はまだ続いており、児童生徒の喜ぶ給食メニューを考えることは、コストだけを考えても難しくなってきていると思います。そんな中において、厚生労働省が策定した日本人の食事摂取基準を参考とし、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスの取れた豊かな食事を提供することにより、健康の増進、体位の向上を図ることを目的とした学校給食法に基づく学校給食摂取基準をどのくらい達成している内容になっているのでしょうか。学校給食摂取基準では、例えば10歳から11歳の児童の場合、1日の摂取カロリーは780キロカロリー、カルシウム360ミリグラム、鉄3.5ミリグラム、ビタミンC30ミリグラムなど、細かく定められており、予算、コスト削減などの制限もある中で、基準を満たせている内容が提供されているのか、不安になってしまいました。文部科学省に設置した、学校給食における児童生徒の食事摂取基準策定に関する調査研究協力者会議は、学校給食摂取基準の策定報告の中で、「学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスの取れた豊かな食事を提供することにより、健康の増進、体位の向上を図ること」のほかに、「学校給食は、児童生徒が生涯にわたり健康な生活を送るのに不可欠な栄養バランスの取れた食事のモデルとして、家庭における日常の食生活や児童生徒の日常、または将来の食事づくりの指標ともなるものである」としています。このように給食は健康の増進、心身の健全な発達、日常または将来の食事作りの指標と食育の観点からも重要な役割を担っており、児童生徒の栄養面も考慮した献立づくりに栄養士さんは本当に日々御苦労されていることと思います。本年度は全体の3分の1の給食費が無償化となりましたが、田中市長を先頭に完全無償化に向けた取組は進んでいくと思っていますし、少しでも早い給食費完全無償化の実現を願っています。ここで質問ですが、私の質問の2点目は、先ほどの松原議員の質問の答弁の中で、今後の物価高による給食費の負担増や他市の状況も注視しながら、早期の完全無償化実現に努めるとありましたことから、質問の答弁として了解いたしましたので、割愛させていただきます。そして、ここでの質問の1点目、先ほどから述べているように、健康の増進、心身の健全な発達、日常または将来の食事作りの指標と食育の観点からも重要な役割を担っている給食ですが、給食費が無償化となった4月以降、物価高騰が続いている現状の給食内容について、市としてどのように捉えているのか伺います。
答弁 教育部長 三浦浩二(教育部長は2024年3月まで)
給食費無償化の現状についての質問のうち、1点目の現状の給食内容を市としてどのように捉えているかの質問にお答えいたします。現状の給食内容につきましては、北空知圏学校給食組合に確認しましたところ、昨今の物価高騰により、食材費においても価格が高騰しているため、野菜は葉物野菜を根菜類に、精肉は使用する部位を変更するなどして、価格の動向を見ながら、より安価な材料を使用する献立に変更するなどの工夫をしているということでございました。また、献立を作成する際には、学校給食摂取基準に基づいた栄養価のメニューにしているため、議員も述べられておりました数値の基準は満たしているとお聞きしているところでございます。このようにこれまでとは若干メニューは異なっているかもしれませんけれども、北空知圏学校給食組合における工夫によりまして、学校給食法に定める適切な栄養の摂取による健康の保持・増進を図るといった目標や役割を果たしながら、学校給食が提供されているものと本市としては捉えているところでございます。