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本別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

早期に給食費無償化を

2025年12月10日、本別町議会の一般質問で、藤田直美議員が「早期に給食費無償化を」について質問し、教育長 高橋哲也、教育次長 武田敏英が答弁しました。

質問者
藤田直美 議員
答弁者
教育長 高橋哲也、教育次長 武田敏英

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 藤田直美

議長のお許しをいただきましたので、通告しておりました2問中1問目、早期に給食費無償化をについて一般質問を行ないます。質問事項。早期に給食費無償化を。質問要旨。物価高騰、食料品等の値上げに伴い、子育て世代の経済的負担は特に大きく、既に十勝管内、近隣町村でも給食費無償化に取り組んでいる自治体もあります。毎月の給食費の無償化は、少子化対策、移住定住、転入の促進につながることが期待されることから、国の動向を待たず、小中学校の給食費無償化に取り組むべきですが、考えを伺います。要旨の明細。国は少子化対策や教育格差の是正、そして子育て世帯の負担軽減を目的として、2026年度から給食費が無償化される方針が出されています。まずは、小学校から無償化を導入し、中学校へ拡大する方針です。1つ目に、食育、子育て支援、保護者の経済的負担軽減や移住定住、転入促進の観点から、中学校も含め早期に給食費を無償化する考えはないか伺います。2点目に、給食費は自治体によって負担の有無や額に差があり、本町においても多子世帯軽減等、負担軽減事業を行なっています。しかし、厳しい財政状況であること、また町民の公平性の観点からも全国一律で無償化が進めば、全ての子育て家庭にとっては負担軽減につながります。早期の一律無償化を国へ強く要望するべきと思いますが、本町におけるメリット、課題と今後の展望について考えを伺います。3点目に、アレルギー対応のため弁当持参児童の現状と、給食費無償化となった場合の対応についての考えを伺います。質問の相手、町長、教育長、一問一答細目方式なしで伺います。

答弁 教育長 高橋哲也

〔登壇〕藤田議員の早期に給食費無償化についてお答えさせていただきます。1点目の御質問の中学校も含めた早期の給食費無償化の考えはについてですが、これまで本町においては給食費への支援として、経済的理由によって負担が難しい場合は、就学援助制度により給食費分を援助しており、多子世帯に係る給食費は、第3子以降の給食費を減免しております。また、食材料費の高騰による賄い材料費の増額分については、子育て支援の一環として、町の財政措置による給食費を値上げせずに、保護者負担を軽減しているところであります。御質問の要旨にもありましたが、国では2026年度から小学校の給食費を無償化し、その後、中学校へ拡大する方針は出されておりますが、具体の内容については示されていない状況です。しかしながら、給食費無償化は子育て世代の保護者の経済的負担を軽減する効果があり、子育て世帯への支援や少子化対策に寄与することから、今後の国の動向や国会での議論に注視しながら、小学校の給食費無償化については、国の方針に合わせて速やかに対応してまいりたいと考えております。また、中学校も含めた給食費無償化については、給食費無償化の財源が町の一般財源となり、継続的かつ安定的な財源確保が必要となり、他の子育て施策との調整等をはじめ、影響が大きいことから、中学校の給食費の無償化についても国の方針に従って進めてまいりたいと考えておりますが、食材料費の高騰による賄い材料費の増額分については、町の財政措置による支援の継続については検討していく所存であります。2点目の御質問の本町におけるメリット、課題と今後の展望についてですが、本別町教育委員会も加盟しております北海道町村教育委員会連合会を経由し、北海道教育委員会が取りまとめ、学校給食費の無償化に向けた財政措置として、各自治体の格差を解消するため、学校給食無償化に要する事業費について、全国一律での国庫負担を要望しております。本町におけるメリットとしては、給食費無償化に係る財源が国庫負担になること、また、給食費徴収業務の削減と未納問題の解消による事務業務量の削減が挙げられます。課題としては、給食費無償化に係る事業費の全額が国庫負担となるのか不明であることと、既に就学援助等により基本的に給食費が無償となっている経済的困窮世帯に対しての恩恵はなく、格差是正の観点に乏しいことが挙げられます。展望につきましては、給食費無償化に係る事業費が全額国庫負担とならなかった場合の不足分の負担についての懸念と、経済的困窮世帯への格差是正の検討が必要となってくる点であると考えております。3点目の弁当持参児童の現状と給食費無償化となった場合の対応についてですが、現在、アレルギー対応のため弁当を持参してきている児童生徒はお一人ですが、給食費無償化となった場合の対応については、既に給食費無償化を実施している他の自治体や、本町においては、こども園や保育所に在所し、アレルギー対応のため弁当を持参してきている児童の保護者に対して、教育・保育施設給食の食材料費助成の代替として弁当対応の経費を補助しておりますので、これらを参考に、アレルギー対応で弁当を持参する児童生徒への対応について検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、今後においても国の動向や国会での議論を注視し、給食費の保護者負担について考慮しながら、適切な栄養摂取による児童生徒の心身の健全な発達や、給食を通じた食に関する理解や判断力の育成のため、安心で安全な給食を提供してまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

再質問 7番 藤田直美

再質問させていただきます。まず、中学校も合わせて、国の方針に合わせて、無償化に向けて検討していくというような内容であったかと思いますが、学校給食費の無償化は、子どもたちの住んでいる自治体の財力によって、地域格差が生じないよう、これまでかなり10年以上前から議論されてきた内容ですが、なかなか、私の質問の前にも、何年か前に他の議員からも質問がありました。私も3期目ですが、議員になった当初、この無償化に向けての質問をしたところですけれども、やはり経済的理由、食べ物に関しては親が負担するべきだなどの考えの下、なかなか給食費無償化というのにはならなかったところですが、このたび、国のほうで26年度から無償化という方針を出しておりますが、4か月を切っているのになかなか国の制度が整ってこないという状況にあります。これでは、さあ春にスタートするといったときに整っているのかというのがとても疑問に思うところですし、既に地域格差というのは起きておりまして、隣町、またその隣町では給食費無償化に取り組んでおります。これは、先ほども言いましたけれども、移住を考えた子育て世代は、まず子育て支援の充実をしている町村を選びます。隣町、その隣町無償化となっていますが、隣町から本町の職場に通ってきている方もおります。子ども2人、3人といる世帯では、多子軽減はあっても年間10万円ほどかかって、最近の物価高騰では大変厳しいということもおっしゃっておりました。無償化になった分、習い事など、ほかのことにも回せると。ほかのまちではできているのに、なぜ本別はできないのか。この格差について感じているのか、いないのか、その点について伺いたいと思います。また、課題と展望というところですが、食材費も高騰し、給食費に跳ねないよう、本別町も努力しているということで取り組んでいるのも分かっております。町財政が厳しいということも承知しておりますし、今、国で議論されている現時点の案としては、全国給食費平均月額4,688円を軸に、児童生徒数に合わせて自治体に一律助成し、不足分は保護者負担を求めるか、自治体が充当する国による一部無償化も想定しているということですので、もちろん今負担軽減も行なっているわけですから、その分も考えますと、保護者に負担をするということにはなっていかないのかなと私は思っているのですけれども、その辺の考え方を伺いたいと思います。また、アレルギー対応に関してなんですけれども、既に学校給食を無償化した自治体の中で、食物アレルギーや給食の提供がないなどで弁当を持参する子どもの保護者に、給食費相当額を助成する動きが急拡大をしているということです。今年の8月26日時点では、少なくとも39都道府県125市町村を数え、さらに増える見通しとなっております。また、このアレルギーに関してですが、2013年40万7,546人だった食物アレルギーの児童数は、10年後、2022年には12万人ほど増えておりまして、52万6,705人と増えているということなので、公平を期すためにもアレルギー対応、アレルギー食を作る、またそれに相応する商品券ですとか、支給に関しての考えを伺いたいと思います。早急に、細かいことですが、いろいろ考えていかないと、これは間に合わないのかなというような状況なので、この点についても伺いたいと思います。もう1点、展望として、給食を軸に地産地消や地域経済の活性化につなげている地域がございます。環境に配慮して育てた地元産のお米や有機栽培の野菜、果物を使い、地域農産物のブランド化につなげた例などもあったりします。こうした先進的な取組から学び、さらに発展することも期待したいところですが、本町としてそういう考えがあるのかどうかも伺いたいと思います。

答弁 教育次長 武田敏英

それでは、藤田議員の再質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、今、給食費無償化については、国ではいろいろと方針は出されているんですが、具体的な内容はまだ示されていないという状況で、来年の4月から小学校についてはやるとは言っているのですが、中身はまだ見えてきていないという状況であります。このことに関しては、教育委員会としましても、十分に国の動き等を注視しながら進めていきたいと思いますし、先ほど1か月当たり4,688円といったようなお話もありましたが、こういったことも念頭に入れながら、国のほうで詳しいものが示されたときには早急に対応できるように準備は進めていきたいと考えております。中学校の無償化の関係になりますが、先ほど答弁にもさせていただいていますが、中学校の無償化につきましては、まだ国のほうでは時期等示されていない状況でございます。ただ、ほかの自治体でも無償化になっているというところで、そういうところでは、地域格差をよんで、移住定住にもつながっていないのではないかというような御質問だったかなと思いますが、中学校の給食費の無償化だけで言いますと、本町においてはまだ行なっていないような状況ではございますが、ほかの子育て支援の関係も含めますと、今回、中学校の給食費無償化を取り組んだとしたら、令和7年、今年の予算ベースになりますが、町の負担額として約850万円かかるのではないかと見ております。ただし、今年度の予算ベースですので、次年度まだ食材料費が上がりますので、それを考えますと、850万円以上の費用がかかってくるのかなと予想しているところであります。こちらの費用を使って、中学生の給食費の無償化をすることが一番子育て世帯等の支援となるのかどうかというところになりますと、そこはまた慎重な検討が必要なのかなと思っております。ですので、中学校の無償化については、国の方針に従いまして、負担等はっきり分かった時点で対応していきたいと考えております。次に、課題と展望のところで一律4,688円ですか、自治体に交付するというようなことで、不足分については保護者負担とならないのではないかといった御質問だったかなと思いますが、こちらについても、国のほうでは4,680円、こちらは多分国のほうで給食費無償化に関する課題の整理についてということで、令和6年12月に国のほうから1か月当たりの給食費の全国平均の金額かなと思います。そちらが4,688円ということで、この金額は全国で一律して自治体のほうに国庫負担金として出てくるのではないかというような話も伺っております。そういった中で、今、こちらも令和7年度予算ベースになるのですが、実際に小学生になりますが、給食費1か月幾らぐらいかかっているのかなというのを試算したところ、1か月、月額、小学生になりますが4,983円になります。こちらの金額も、令和8年度については食材のほう高騰していますので、この金額も上がるのではないのかなと予想しているところでありますが、令和7年度で考えますと、仮に国庫負担額が4,700円になった場合、実際の不足額としては68万円程度になるかなと考えているところでございます。こちらの金額も、令和8年度については食材費が上がりますので、もう少し上がった金額になるのではないかなと予想はしていますが、現状としてはそうなんですが、そして、食材費の高騰分についてになりますが、実際に保護者のほうから頂くのではなくて、差額分を今町のほうで補助、支援しているような形で進めております。こちらの金額と、仮に国庫負担分が出て不足になった分の負担額、そういったものを考慮しながら、保護者負担の軽減といいますか、不足分についてどのように負担していくのかについては検討していきたいと考えております。次に、アレルギーの対応で弁当を持参している方への支援になります。こちらも先ほどの答弁のちょっと繰り返しになってしまいますが、ほかの自治体とか、あと、こども園、保育所では、そういった弁当持参している保護者のほうには弁当代としてその分補助しておりますので、こちら参考にしながら検討してまいりたいと思っております。最後に、地産地消の関係になると思います。地元産食材の活用については、これまでも農家にその都度使える野菜があるかどうか伺ったりとか、あと農業大学校からも食材を提供していただいたりとか、地場産の活用については拡大してきておりますので、今後についても農家のお話やそういった方に使えるもの等伺いながら進めていきたいと思っております。以上です。

再質問 7番 藤田直美

答弁漏れがちょっとあったかなと思いますが、他町村との格差について、格差を感じているのかどうか、その部分についてもう少し伺いたかったなと思っておりますが、今、中学校を無償化にした場合の町としての財源というのが850万円かかるというお話でございましたが、私は850万円は決して高くはないかなとは思っております。それ以上の効果があると思いますので、今回、小学校、中学校一緒に無償化に向けてということでお話をさせていただいております。第一には住んでいる場所でそういうサービスが違うというのがまず一番なのかなと思いますし、また、本町は1か月4,983円今かかっているということですが、国で提示している平均額4,688円、4,700円を基準として考えるということですが、学校給食無償化については、義務教育に関わる負担軽減の観点で行なわれるべきだと思っておりまして、地方自治体負担が生じるような財源支援ではなく、国の責任において、必要な額を全額国費で確実に確保するような仕組みが、私は大事であるとも思っております。そのためには、12月5日にも緊急要請も行なったという自治体も聞いておりますので、本町として今後も道のそういう組織と一緒にということでもありましたが、引き続き要請していくべきだと思いますが、その点についての考えを伺いたいと思います。また、地産地消の部分ですが、食育の観点から他町の例を申し上げますと、北海道当麻町は、町有の水田を持っていたり、地元農家の協力で子どもたちが栽培した米を給食で使っているですとか、札幌市は、教科と給食を連携させることにより学びに結びつけ、給食を食べながら環境や食料自給の大切さを学んでいるといいます。本町でも、豆を栽培したりとか、農協青年部と一緒にやっていたり、ふるさと給食元気くんの日などでは地場産のものが使っておりますが、1年に1回だけ、元気くんの日は月に3回ありますが、中に使う食材の1品を利用しているということですので、もっと地場産品を使って、物価高騰に影響しない、さらには地域の経済に発展するような仕組みをつくるですとか、地場産業の安定供給を構築したり、給食を通して子どもたちにもっともっと食育の観点から本町としてのビジョン、無償化を機に町のビジョンを明確に示すことが重要だと思いますが、その点についての考えがないのか伺いたいと思います。あと、先ほど弁当無償化についての考えの中で、他自治体の例を見ながらお弁当持参の方には相当額を補助しているということですが、そのほか、宗教上の理由ですとか、不登校などで給食を食べていない子どももいると聞きます。その子たちに対しての補助というのもされている自治体もあるということですが、その点の考えについても伺いたいと思います。

答弁 教育長 高橋哲也

藤田議員の再質問にお答えいたします。私のほうからは、感覚的なものですとか、それからビジョンですとか、そういった部分についてお答えさせていただきたいと思います。まず、先ほどからありました給食費の無償化、他の自治体において先行しているところと比較しての感覚的なところをお聞きしているのだと思いますけれども、例えば、過去にいわゆる町政懇談会等に私も出席させていただいておりますけれども、決して子育て支援の政策によって、もちろん定住というところも選択肢ということでは変わるかと思うんですけれども、そのときにはむしろ逆に、本別に居を構えていて、違う町へ勤務されているという方で、その方の御意見を伺いますと、本別町の子育て支援策結構充実しているというところで、自分は本別町を選んだとも言っていただいている方もいらっしゃいました。やはりこれは給食費だけではなくて、総合的な子育て支援策、そういったものの評価というところも影響してくるんだろうなと思っておりますので、私どもとしては、先ほど次長のほうからもありましたけれども、先ほど850万円という一つの数字が出ましたが、例えば本当に米で言いますと、1.8倍にもなるという情報も入ってきておりますので、そういった町の単独費の持続的な課題等々も考えながら、それは対応してまいる必要があるのかなと考えております。したがいまして、その感覚というところでは、給食費ももちろん大事な子育て支援施策ではありますけれども、やはり本別町総体としてバランスの取れた子育て支援策を、これからも模索してまいる必要があるのかなと考えております。それから、食育のビジョンでございますけれども、当然藤田議員おっしゃるとおり、地元で取れた食材、そして、食に対する健康観、価値観、そういったものについて、児童生徒にしっかり学んでもらうという重要性は同じように感じておりますので、次長からの答弁もありましたとおり、でき得るもの、そして可能なもの、そういったものについては、しっかり地元調達、そして、そういった部分についても子どもたちにしっかり普及、広めることができるよう努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。以上です。

答弁 教育次長 武田敏英

それでは、私のほうから食育の関係になります。地元産ということだったんですが、例えば勇足小学校でありますと食育ということで、JAの青年部と一緒に水田を作って、そこのお米を食べたりとか、あとは今年であれば、サツマイモを児童自ら作って、そのサツマイモをふるさと給食に合わせて頂いたりといった授業も行なっております。あと、食育のことでいきますと、ふるさと給食年1回ということだったんですが、毎月発行しております給食だよりのほうに毎月メニュー、献立のほかに、そういった食育の関係の記事も載せまして、児童生徒の食育を図っているところでございます。それと、あと、アレルギーの関係だったと思いますが、アレルギー以外にも宗教上とか、そういった理由で給食を取っていない方の対応についてということだったのですが、今現在において、そういった児童生徒本町にはいないんですが、そういった児童生徒が出てきた場合には、その都度検討していきたいと考えております。以上です。

出典:本別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる