深川市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日
男性トイレへのサニタリーボックスの設置
2023年3月6日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「男性トイレへのサニタリーボックスの設置」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 佐藤秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松本雅祐
それでは3番目、男性トイレへのサニタリーボックスの設置についてお伺いします。サニタリーボックスがなくて困っている男性がいるお話を聞きました。サニタリーボックスとは、女性の方であれば、生理用品などを捨てる目的で女性トイレに設置されていると認識されています。一方、男性トイレには設置されていないことが多く、前立腺がんや膀胱がんを患った男性の方が使用済みの尿漏れパッドなどを捨てる場合に困るケースが生じているのです。近年、日本の食文化が欧米化してきたことが原因で、国立がん研究センターが示した2019年の統計によりますと、高齢の男性を中心に、前立腺がんや膀胱がんになる方が増えていると言われております。膀胱がんは、胃がん、肺がん、大腸がんよりも罹患数が多く、前立腺がんや膀胱がんの手術後は頻尿や尿漏れの症状が起きやすくなるそうです。ですから、手術を受けた男性は、日常生活においても尿意を感じる頻度が増え、ときには我慢できず、漏らしてしまうことになり、おむつや尿漏れパッドを着用する方が多いそうです。このような状況にもかかわらず、公共施設などの男性トイレの個室にはサニタリーボックスの設置が進んでおらず、パッド等を捨てる場所がないため、外出先から自宅までビニール袋などに入れて持ち帰らざるを得ない人が多くいるそうです。日本トイレ協会が昨年2月に実施したアンケートでは、尿漏れパッドや紙パンツを使う男性の約7割が捨てる場所がなくて困っていたとの回答がありましたが、パッドを着用している男性からは、恥ずかしさからなかなか声を上げられない。一方、当事者以外の男性は問題意識を持ちづらいのではないかということもあり、男性トイレのサニタリーボックスの設置が進まないのではないかと考えます。しかし、サニタリーボックスを設置することにより、赤ちゃんのおむつ替えをするお父さんやLGBTなど性的少数者への配慮にもつながると考えます。デリケートな問題は男性も声を発しにくいもので、安心して外出できる環境づくりのためにも、男性トイレにサニタリーボックスを設置することが求められます。そこでお伺いいたします。1点目、本市の男性トイレ各個室にサニタリーボックスが設置されているのか、状況をお聞かせください。2点目、現在、男性トイレにサニタリーボックスを設置する動きは、少しずつ自治体のほか、商業施設でも広がりを見せております。サニタリーボックスの設置は、膀胱がんなどの疾患によって、パッドを利用して安心してトイレを使用してもらうのが目的であります。小さな声かもしれませんが、当事者にとっては大変な困り事であります。本市も関係施設へサニタリーボックスの設置を推進するとともに、商業施設などにも設置を推進させるよう周知し、また、正しい利用を促すため、トイレの出入口に病気等でおむつや尿漏れパッドを利用している方のためにサニタリーボックスを設置している旨の案内掲示板を貼り出すことも併せて推進してはいかがでしょうか。市の考えをお聞かせください。
答弁 企画総務部長 佐藤秀樹
男性トイレへのサニタリーボックスの設置についてお答えいたします。議員の質問の中でも触れておられましたが、前立腺がんや膀胱がんなどの病気により尿漏れパッドを利用されている方のため、男性トイレの個室等への使用済みパッドを入れるサニタリーボックスを設置する取組が全国の公共施設等で一部行われております。そこで、1点目の質問、本市の公共施設の設置状況でございますが、市役所庁舎や文化交流ホールみ・らいなど、市民が多く利用する主な公共施設15施設の確認を行いましたところ、一般男性トイレとバリアフリートイレの両方に設置している、またバリアフリートイレのみの設置、こういうように施設ごとに状況は異なってございますが、現在、八つの施設で男性が使用できるサニタリーボックスの設置が確認されております。2点目のサニタリーボックスの設置の推進ということでございますが、現在改定中の公共施設等総合管理計画におきましてもユニバーサルデザインの推進方針について触れておりまして、男性トイレへのサニタリーボックスの設置や設置されていることが分かるような掲示等についても、その方針に沿って利用者の御意見などもお聞きしながら、施設を管理する所管で対応いただく考えでございます。また、民間企業への推進につきましてでございますが、まずは、市としての取組の周知に取り組んでいきたいと考えてございます。
再質問 8番 松本雅祐
1点再質問させていただきます。深川市内の15の施設を調べて、そのうち八つの施設で設置が確認されているということですが、今後、ユニバーサルデザインの推進方針に沿って、市内の施設全部に設置していくというふうに進めるのか、人の出入りが多いところで限定するのか、その辺の方針について確認させてください。
答弁 企画総務部長 佐藤秀樹
再質問にお答えいたします。ユニバーサルデザインの推進方針ということでお答えしますが、まずは、人が多いところは優先して設置していく。これは公共施設全般におけますが、利用者などの意見も聞きながら、施設を管理する所管で設置いただくよう、我々としても話はしていきたいと考えております。