深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日
市内における野生動物による農業被害対策
2022年12月7日、深川市議会の一般質問で、山本時雄議員が「市内における野生動物による農業被害対策」について質問し、経済・地域振興部次長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 山本時雄 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部次長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 山本時雄
それでは、2番目に入る前に、先日、昨年の農林水産業被害額が北海道から出されました。シカによる農作物の被害が44億8,000万円で、シカの推定生存数は69万頭と、毎年のように4万頭ずつ増えているそうです。また、先ほど北村議員の質問の中で佐藤部長が答弁しておりましたように、シカによる列車の事故が4,000件以上起きているそうで、それにより列車が94本運休しました。それから、交通事故は、今年1月から10月までで3,272件あり、その中で、惜しくも3人の方が亡くなっています。非常に痛ましい事故が動物により起きている状態であります。参考までに申し上げますと、ほかの動物では、アライグマの被害が1億5,000万円、ヒグマの被害が2億6,000万円、カラス等鳥獣類の被害が2億7,000万円、キツネの被害が1億7,000万円、その他が1億2,000万円、合わせますと、この1年間で54億5,000万円の被害が起きているという、北海道にとっては非常に大変なことが起きているのではないかと思います。それでは、2番目の質問に入らせていただきます。市内における野生動物による農業被害についてお伺いいたします。1点目、近年、エゾシカやアライグマ、ノウサギなど、農作物被害が大幅に増えている。中富良野町では国費を利用し、数年前から高さ3メートルの金網で全町を囲む事業が執り行われていると聞いております。深川市の防護柵設置など、取組状況についてお伺いいたします。2点目、市内では防護柵を設置していない農家が多くあります。それらの農地に対して、防護柵を設置する必要性があると思うが、市の考え方をお伺いいたします。
答弁 経済・地域振興部次長 香川貴敬
市内における野生動物による農業被害対策についてお答えいたします。初めに、1点目の市内の防護柵の設置などの取組状況についてであります。市が把握している範囲で申し上げますと、市内におきましては、中山間地域等を中心に国費や道費を活用し、総延長で301キロメートルの電牧柵が設置されている状況にあります。次に、2点目の防護柵を設置していない農地に対する防護柵設置の市の考えについてであります。エゾシカやアライグマ等の被害を防止するためには、捕獲対策と併せて防護柵の設置も有効な手段の一つと考えているところでございます。しかしながら、防護柵設置に当たっては、地域における農地を一体的に防護する必要があるため、設置範囲が広く多額の経費を要しますことから、国費の活用も視野に入れ取り進めする必要があります。一方、国費の活用に当たりましては、設置する防護柵を地域で一体的に管理する必要があるほか、費用対効果も問われることになります。このため、まずは地域において、管理体制や被害額を踏まえた対策の方向性について十分検討いただくことが必要になりますが、その結果、防護柵設置の要望があった場合には、市といたしましても、鳥獣被害防止対策協議会の事務局でありますJAきたそらちや北海道などと十分協議しながら取り進めしてまいりたいと考えております。