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深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日

成年後見制度

2022年12月6日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「成年後見制度」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 宮澤孝司

最後の質問に入ります。成年後見制度について伺います。2022年9月現在、日本の総人口が減少する中、65歳以上の高齢者は3,627万人で過去最多となり、総人口に占める割合は29.1%とこれも過去最高となっております。平成29年度高齢者白書によると、2012年は認知症患者数が約460万人、高齢者人口の15%という割合だったものが、2025年には5人に1人の20%が認知症になるという推計もあります。認知症の要因は加齢によることから、超高齢化社会で暮らす私たち誰もが認知症になり得るとのことであります。認知症になることにより、本人の意思表示は難しく、預金の引き出しは口座名義人の意思によらなければならず、家族であっても預金の引き出しができなくなることがあります。また、認知症が進行すると、買物や契約関連のトラブルが起こりやすくなることから、成年後見制度が利用されております。成年後見制度は、裁判所に選任された成年後見人が財産の管理を行う制度であり、弁護士、司法書士や家族以外が後見人になることもあり、財産の管理に対して、家族や本人の意思に反映されるとは限らず、トラブルになるケースもあるとのことであります。今後、認知症が増えると予想されることから、成年後見制度の利用は増えるものと考えます。深川市では、第9次高齢者福祉計画・第8次介護保険事業計画において、成年後見人制度の利用の推進を掲げておりますので、それを踏まえ、3点についてお聞きします。1点目は、成年後見制度利用支援事業の概要と利用状況について伺います。2点目は、成年後見地域連携ネットワーク会議の活動状況について伺います。3点目は、深川市の今後の取組について伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

成年後見制度について、3点質問がありましたので、順次お答えいたします。初めに、1点目の成年後見制度利用支援事業の概要と利用状況についてであります。成年後見制度利用支援事業は、認知症や知的障がい及び精神障がいなどにより判断能力が不十分で、本人や家族などによる成年後見等の申立てができない方について、市長が代わりに申立てを行い、審判請求に要する費用の負担を行う支援と、もう一つ、低所得者等に対する成年後見人等の報酬に係る費用の助成を行う支援の二つのパターンがあるわけであります。当該制度の利用状況につきましては、まず高齢者の関係では、本市において平成24年度と25年度に市長申立てが各1件ありました。そして、令和3年度には、市長申立てで1件手続を進めておりましたが、途中で対象の方が亡くなられてしまったことから、申立てには至らなかったケースがあります。また、今年度は、2件申立てに向けて現在支援を行っている状況であります。また、障がい者については、令和3年度に2件、市長申立ての予定で支援しておりましたが、本人申立てで審判請求することができたことから、今のところ市長申立ての実績はございませんが、今年度、この2件の方について、市から後見人報酬の助成支援を行う予定となっているところであります。質問の2点目で、深川市成年後見地域連携ネットワーク会議の活動状況についてお尋ねがありました。本会議は、高齢者や障がい者などの権利擁護を図るために令和元年度に立ち上げられたものでありまして、市内の弁護士、司法書士、医療ソーシャルワーカー、民生児童委員、市民後見人養成研修修了者、行政担当者、そして社会福祉協議会担当者などで構成されており、この会議の中で成年後見制度の利用促進、地域連携ネットワークの構築及び中核機関の設置に向けた検討が進められてきたところであります。令和3年度は、2回この会合が開催されまして、広域的な中核機関を設立している先進地の成年後見センターについての視察報告、本市の成年後見制度利用促進に向けた活動状況報告及び課題などについて協議、議論しているところであります。今年度は、前年度に引き続き、地域連携ネットワークの構築、成年後見制度利用の促進及び中核機関の設立に向けて協議していただく予定となっているところでございます。質問の3点目、今後の取組についてであります。さきに述べましたように、現在、成年後見制度について、広報機能、相談機能、成年後見制度利用促進機能、それから後見人支援機能と四つの機能を担う中核機関の広域設置を北空知1市4町で検討を進めているところでありまして、今後具体的な協議に取り組んでまいりたいと考えております。今後におきましても、これは議員も今ほど触れられましたが、令和3年度に策定いたしました第9次深川市高齢者福祉計画・第8次深川市介護保険事業計画の中に包含して定められております深川市成年後見制度利用促進基本計画に基づきまして、関係機関と連携、協力し、高齢者や障がい者など成年後見制度が必要な方が安心して制度を利用できる環境整備並びに権利擁護支援の推進に努めてまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる