深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日
成年後見制度
2023年12月8日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「成年後見制度」について質問し、市民福祉部長 米澤弘美が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 米澤弘美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 宮澤孝司
次の質問に入ります。成年後見制度について伺います。成年後見制度については、ちょうど1年前の令和4年第4回定例会でも一般質問しております。近年、認知症患者数が増加傾向にあり、2025年には5人に1人、20%が認知症になるとの推計も出ております。認知症の要因は加齢にあることから、超高齢化社会で暮らす私たち誰もが認知症になり得るとのことであります。認知症になることにより、本人の意思表示は難しく、預金の引き落としは口座名義人の意思によらなければならず、家族であっても預金の引き出しができなくなることがあります。また、認知症が進行すると、買物や契約関連のトラブルが起こりやすくなることから、成年後見制度が利用されております。前回の質問では、成年後見制度利用支援事業の概要についてと利用状況、地域ネットワーク会議の活動について、また、今後の取組についてお聞きし、答弁の中で、成年後見制度の利用が必要な方が制度を利用できるよう、権利擁護支援の地域連携ネットワークを構築するため、中核機関の設置を進めているとのことでありました。今回お聞きします北空知成年後見相談センターが前回の答弁にありました中核機関であると考えますので、2点についてお伺いします。1点目は、北空知成年後見相談センターの設置の経緯について、以前行った一般質問に対する答弁でも、このような機関設置の必要性がうたわれておりますが、その点についてお聞きします。2点目に、相談センターの役割、また、10月に開設されたとのことですが、これまでの利用状況についてもお聞きします。
答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)
成年後見制度についての質問にお答えいたします。1点目の北空知成年後見相談センターの設置につきまして、まず、その経緯についてでありますが、市では、平成23年度に地域支え合い体制づくり事業において、市民後見人養成講座受講生で組織する権利擁護ネットワークの支援、育成を開始し、24年度に市民後見人養成権利擁護ネットワークづくり事業を深川市社会福祉協議会に委託し、市民後見人養成講座修了者による相談窓口の開設やフォローアップ研修を実施してきたところであります。その後、平成28年に成年後見制度の利用の促進に関する法律が制定されたことに伴い、市では成年後見制度利用促進基本計画を第9次深川市高齢者福祉計画・第8次介護保険事業計画に包含するとともに、司法、医療、福祉等の機関で構成された地域連携ネットワークの調整役となる中核機関の設置に向けた検討を行ってまいりました。検討の中で、北空知地域には弁護士、司法書士等の専門職が少ないことなどから、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町との広域設置を視野に入れ、1市4町での協議も行い、本年4月、4町と広域で行う中核機関を設置する協定を締結し、本市が深川市社会福祉協議会へ北空知成年後見相談センターの運営を委託したところであります。センターの開設に向けて、成年後見制度をより多くの方に知っていただくためのパンフレットの作成や相談窓口開設の周知を行いながら相談体制を整えてまいりまして、10月1日より、本市と4町との共同事業として、北空知成年後見相談センターを深川市総合福祉センター内に開設したところであります。次に、2点目の北空知成年後見相談センターの役割と利用状況について申し上げます。北空知成年後見相談センターは、大きく四つの役割を担います。一つ目に、住民や関係者に向け研修会の開催のほか、成年後見制度が必要な方と関わる機会が多いとされる金融機関、医療機関、民間機関等への広報、普及啓発、二つ目に、市民や関係機関等からの相談対応、三つ目に、成年後見制度の申立て支援や市民後見人養成支援の業務、四つ目に、権利擁護支援の地域連携ネットワークを構築するために、司法、医療、福祉関係者が連携しやすくなるような仕組みづくりを進めてまいります。次に、利用状況につきましては、相談件数は10月に4件で、その内訳は、深川市が2件、沼田町1件、秩父別町1件、11月に深川市1件となっております。このほか、出前講座の開催を11月に1件、12月には2件を予定していると伺っております。今後につきましては、北空知成年後見相談センターの周知と成年後見制度の広報、普及啓発を行い、相談体制においては、窓口に来ることができない方に対しても訪問やオンラインでの相談を行うなど、柔軟な対応を図りながら、次年度以降には、成年後見制度の利用促進や後見人支援についても具体的な検討と体制整備に努めてまいりたいと考えております。