深川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日
子供たちの冬期間の通学路の安全確保について
2022年9月9日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「子供たちの冬期間の通学路の安全確保について」質問し、建設水道部長 小林辰也、教育部長 荒井幸治が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 小林辰也、教育部長 荒井幸治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松本雅祐
次の質問に移らせていただきます。4番目、子供たちの冬期間の通学路の安全確保についてお伺いします。登下校中の子供たちが被害に遭う事件や事故等は依然として発生しており、通学路における児童生徒の安全確保をより一層推進する必要があります。特にこれから深川市は冬期間を迎え、通学路に指定されている道路や横断歩道、建物の軒下など、子供たちの通学の安全確保は重要であります。そうした中、私は本年7月、市内の除雪業者の方から相談を受けました。内容は、深川小学校・中学校の子供たちの通学路の危険性についてであります。場所は、文光町の公園通線の無人の民家で、その家の屋根雪が通学路にまともに落ちてしまうということでありました。一昨年、その民家の屋根雪が落ちて地域住民の方が業者の方に連絡し、即、落ちた屋根雪は除排雪されたそうでありますが、同じような状況が今シーズンも続き、それ以来、この業者の社長さんは、屋根雪が積もっていないか、落ちないだろうか、大丈夫だろうかと、会社が終わった後、わざわざその民家の前まで行き屋根雪をチェックして、子供たちの安全確保に御尽力をいただいておりました。本当にありがたいことだと私は思います。この通学路は道路の道幅が狭く、なおかつ通勤やスクールバス、保護者の送迎等で大変交通量の多い道でもあります。冬場は除雪の雪がたまり、さらに道幅が狭くなり、車の行き来も難しくなります。そうした中、民家の屋根雪が落ちた場合には、子供たちが歩く通学路の歩道が塞がれて、子供たちは車道を歩いて学校に通う。そういう部分では子供たちが危険な通学路を歩いて学校に通うことになります。この業者の社長さんも、このままでは事故が起きかねないと言われており、実際、私も落雪した現場の写真を見せていただきましたけれども、これが本当に子供たちが通学しているときに屋根雪が落ちたら大惨事になってしまうのではないかと実感しました。ですから、冬場の通学路の危険な場所をしっかり把握し、安全確保の対応を行わなければならないと考えました。本市における通学路の安全対策については、平成26年度に、市教育委員会、小中学校、市役所の関係所管、警察及び国道、道道の管理者で組織している深川市通学路安全推進会議が設置されており、小中学校における交通安全確保に関する取組の方針を策定し、各方面から危険性が認められる箇所を抽出し、年1回の推進会議において情報共有を行って合同点検を実施しております。そこでお伺いいたします。1点目、本市の通学路の危険箇所の把握と確認方法についてお聞かせください。2点目、私は昨年の第3回定例会で、通学路の安全確保のために行われた合同点検について質問し、合同点検が8月に実施されたので、冬場の危険箇所についての対応を伺いました。答弁では、深川市通学路交通安全プログラムに基づき、各学校においてPTAや地域の方の意見などから危険箇所を抽出し、点検については積雪時期に改めて行い、必要な対応策を協議するとのことでありました。今回、私が指摘させていただいた通学路の危険性については、その業者から市に危険箇所として報告しているそうであります。この危険な通学路の問題は、ここ一、二年の問題ではなく、以前から存在していたと思われますが、今年においても何の安全対策も取られていなかったように思われます。関係する担当所管は、この通学路の状況について掌握されていたのか。また認識されていたのか。その上で、本市のこれまでの対応についてお聞かせください。3点目、通学路を利用している子供たちの安全確保を考え、通学路の指定や歩道の除雪の取組を検討する必要があるのではないかと考えます。この危険な通学路の向かい側にも歩道があります。ですから、向かい側の歩道を通学路として除雪を行い、子供たちの安全確保を図ってはいかがでしょうか。通学路の歩道除雪の変更についてお聞かせください。4点目、雪のある冬期間と雪のない時期では、通学路の環境が大きく変化します。子供たちの登下校中の安全確保は重要であります。ですから、改めて、今までは協議会等がありましたけれども、もう一度、この危険箇所について地域の方やPTAの方から情報をお聞きし、対応することが必要ではないかと思います。本市の通学路の安全確保の取組についてお聞かせください。
答弁 建設水道部長 小林辰也(建設水道部長は2024年3月まで)
質問の子供たちの冬期間の通学路の安全確保について、私からは2点目と3点目についてお答え申し上げます。初めに、危険箇所の対応ということで、冬期間における落雪のおそれがある箇所について申し上げますと、落雪防止の措置や落雪後の雪の処理につきましては、原則、その家屋の所有者が責任を持って対処するものでございますが、空き家や住民が不在など、原因者がすぐに処理できない場合に限り、道路管理者の対応としましては、落雪により歩車道が塞がることで交通に支障がないよう排雪するなどの処理を行うものでありまして、空き家の場合には、家屋所有者の情報を把握している関係所管もありますことから、速やかに家屋所有者と連絡が取れるよう手配する必要もありますし、質問の箇所に限らず、落雪のおそれが生じる暖気には巡回パトロールを実施するなど、道路管理者としての適切な道路維持、除排雪業務を講じまして、車両と歩行者の通行確保に努めているところでございます。今後も危険箇所の把握に努めるとともに、関係する所管との情報共有、連携を図ってまいりたいと存じます。次に、3点目の通学路の歩道の除排雪についてお答え申し上げます。初めに、市の除排雪の実施状況についてですが、車道の除雪延長は約385キロメートルで、そのうち市街地における排雪延長は約94キロメートル、歩道除雪延長は約54キロメートル実施しております。歩道除雪の現状についてでありますが、中心市街地の公共施設や学校などの周辺と、そこにつながる市道の幹線道路のほか、市道の車両交通量と歩行者数などを考慮し決定しておりまして、市道の一部には道路幅員などの事情で片側歩道の除雪をしている路線区間や、生活道路では交通量などから除雪をしていない歩道もありますが、これらの路線については周辺の住宅状況などの変化や地元町内会などの御要望をいただいた中で、除雪が必要か、または実際に除雪を行うことが可能かなどを検討し、可能と判断を下した際には除雪路線に組み入れ、対応しているところでございます。議員御提言の片側のみの歩道除雪について左右を入れ替えるといった変更につきましては、学校の立地状況や信号機、横断歩道の有無など、除雪作業の効率化も含め総合的に勘案し決定しているものでございますが、除雪位置を変更することで、通行人や沿線住民に不便や不自由なことが起きないよう慎重に検討しなければならないと考えております。今後とも、冬期間における通学路の交通確保と安全のため、除排雪の適切な対応に努めてまいりたいと考えております。
答弁 教育部長 荒井幸治(教育部長は2023年3月まで)
私からは、質問の1点目、2点目及び4点目につきまして、順次お答えさせていただきます。初めに、1点目の通学路の危険箇所の把握と確認方法でございますが、危険と思われる箇所につきましては、各学校に対しましてPTAや地域の方などから寄せられる情報や教職員の巡回などにより把握しているほか、毎年度実施しております深川市通学路安全推進会議において、構成機関であります警察及び道路管理者などの関係機関から情報をいただくことにより把握に努めております。また、確認方法としましては、推進会議の構成員で現地確認を行い、対策が必要な場合は対応策の協議を行っているところであります。次に、2点目の危険箇所の対応についてでございますが、議員から御指摘がございました場所につきましては、小学校の通学路になっておりますけれども、これまで教育委員会に対し、危険箇所としての情報が寄せられていなかったため、具体的な対応を取っていない場所でございます。続きまして、4点目の冬期間の通学路の安全確保の取組についてでございますが、落雪のおそれなどがある危険箇所につきましては、所有者に対応を取っていただくべきと考えておりますけれども、危険を回避する改善方法を取ることが難しい場合には、冬期間の通学経路を変更するなどといった安全確保について学校と協議するとともに、対象となる児童生徒への指導を行っていく必要があると考えております。また、冬季における危険箇所につきましては、学校からの情報のほか、通学路安全推進会議の中で構成機関で情報共有を行っているところでございますけれども、危険箇所を確実に把握・共有し、対策が講じられるよう、集約された危険箇所の一覧表を作成するなど、情報共有を一層密にすることで、児童生徒の登下校時の安全確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。
再質問 8番 松本雅祐
再質問させていただきます。今の荒井教育部長の答弁では、教育委員会にはこの箇所の情報が入っていなかったので分からなかったということでしたが、私は正直びっくりしております。先ほども質問で言いましたけれども、この業者は、ここが危ないということを深川市にきちんと伝えています。それぞれの所管で対応していると思うのですけれども、結局、この危ない箇所が共有されていなかった。本当に大事故には至らなかったけれども、今回、これが共有できたので、今、対応策として、この場所を通学路にしないで、別の場所を通学路にするということでいいのかということが1点。あと、再発防止に向けて、深川市通学路安全推進会議において情報を共有すると先ほど言っておりましたけれども、その情報は、どういう資料を基にみんなで共有するのか。今回、この事例もしっかり協議して、危険箇所の把握をしていくということで進めるのか、この2点について、答弁いただきたいと思います。
答弁 教育部長 荒井幸治(教育部長は2023年3月まで)
再質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の危険を回避する改善方法として通学路の変更等を検討するのかということでございますが、先ほどの答弁と重複する形になりますけれども、危険回避を改善する方法が取れない場合におきましては、学校と協議の上、回避する方法も検討しなければならないと考えているところでございます。また、具体的な資料の収集でございますが、危険箇所の情報につきましては、これまでも連携を図ってきたところでございますけれども、議員からの御指摘のとおり、十分ではなかった点があると考えますので、確実に情報共有が図られる仕組みづくりが重要と考えております。具体的な情報の集約方法につきましては、ただいま案を持っておりませんが、今後開催されます深川市通学路安全推進会議の中で検討していきたいと考えております。