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深川市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月17日

会計年度任用職員の待遇向上

2022年6月17日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「会計年度任用職員の待遇向上」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 佐藤秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 田中昌幸

会計年度任用職員の待遇向上についてお伺いいたします。会計年度任用職員制度が条例制定され2年が経過し、それまでの臨時的任用職員の時代よりは、雇用継続や期末手当の支給、正規職員に準じた休暇制度の適用など、制度が改善されているところが多くなっています。しかし、会計年度任用職員の任用形態が、当市ではほとんど1日7時間の勤務時間での任用となっており、フルタイムの7時間45分との差があることや、もともとの適用される給与表の一般事務職であれば、行政1表の1級1号俸自体が北海道最低賃金を僅かに上回る水準にあるなど、職員の所得向上にはさらなる改善が必要と考えます。また、期末手当の支給ができるようになっていますが、勤勉手当は適用されておらず、今なお格差が残る要因となっています。さらに、近年の人事院勧告において、いわゆるボーナスが増減するときに、増額するときは勤勉手当で、減額するときは期末手当でという傾向となっていることから、5月臨時会において可決されましたが、会計年度任用職員も0.15か月分の減額という状況は、地方公務員法や市条例、規則に基づいた見直しをしているとはいえ、ぜひ改善しなければならないところと考えます。ここで質問の1点目、公務員の臨時的任用職員や嘱託職員の法的位置づけや待遇改善に向け、会計年度任用職員制度がつくられているが、フルタイムでの任用がほとんどいない状況で、実質の賃金水準は低いままか、以前より低下していることがある。賃金水準の向上について考え方をお伺いします。2点目、休暇制度などの正規職員との格差の状況とその解消について伺います。また、処遇改善やその待遇に見合った地方財政措置の全国市長会などを通じた働きかけについてお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 佐藤秀樹

会計年度任用職員の待遇向上について、2点の質問をいただきましたので、お答えいたします。1点目の賃金水準の向上についてであります。この会計年度任用職員制度は、これまで自治体により取扱いがまちまちでありました地方公務員の臨時・非常勤職員の適正な任用・勤務条件を確保し、統一的な基盤を構築することを目的に、令和2年度より制度が施行されております。総務省においては、令和3年4月1日時点の状況確認のため、令和3年度会計年度任用職員制度の施行状況等に関する調査を実施し、制度の趣旨に沿った運営が十分できていない団体もあったことなどから、今年1月20日付で会計年度任用職員制度の適正な運用等についての通知が出されたところであります。この中で、会計年度任用職員の勤務時間については、職務の内容や標準的な職務の量に応じた適切な勤務時間を設定すること、また給与水準の決定については、地方公務員法に定める職務給の原則や均衡の原則等の給与決定原則にのっとり、当該会計年度職員の職務と類似する職務に従事する常勤職員の属する職務の級の初号俸の給与月額を基礎としつつ、職務の内容や責任、職務遂行上必要となる知識、技術及び職務経験等を考慮するとともに、地域の民間企業における同一、または類似の職務の労働者の給与水準の状況等にも十分考慮し、適切に決定することとされております。本市におきましては、この考え方を基本に新制度への移行を実施し、職員と同一の給料表を適用し、定期昇給なども組み入れた中で、極力不利益が生じないよう取り進めてきたところでございますが、今後とも制度の趣旨を十分踏まえた対応に努めていく考えでございます。次に、2点目の休暇制度などの正規職員との格差解消についてお答えいたします。会計年度任用職員の休暇等につきましては、当該休暇等を有給とするか否か、無給かということも含めまして、国の非常勤職員との間の権衡を失しないように適当な配慮が払われるべきものであることとされておりまして、昨年8月に人事院から公表されました公務員人事管理に関する報告における妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援などを受けた国の非常勤職員の休暇制度の改正に合わせまして、本市も各種休暇の新設や無給から有給への拡充などを行ったところであります。しかしながら、正規職員との比較としましては、正規職員のみ取得できる休暇がボランティア休暇と法要休暇の二つ、また正規職員が有給、会計年度任用職員は無給としている休暇が子の看護休暇、介護休暇、病気休暇など九つある現状でございます。さらに、病気休暇や忌引休暇につきましては、正規職員と会計年度任用職員で取得できる日数が異なるなどの差が生じているものでございますが、前段申し上げたとおり、これらの休暇等につきましては、国の非常勤職員に準じた取扱いを基本としているものでございます。次に、会計年度任用職員の処遇改善や地方財政措置の国への働きかけにつきましては、地方自治に影響を及ぼす国の政策の企画及び立案並びに実施について国と地方が協議を行う、国と地方の協議の場におきまして、全国市長会も構成団体となっております地方6団体から、会計年度任用職員の適正な勤務条件の確保に必要となる地方公共団体の財政需要の増額について、地方財政計画の歳出に確実に計上するよう、令和元年12月と2年5月に要望されている状況でございます。いずれにいたしましても、会計年度任用職員の待遇向上につきましては、正規職員との均衡や他市の状況を参考にしながら、安心して働け、活躍できる環境整備に向けて研究してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる