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深川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日

普通交付税の決定額と2022年度予算執行状況

2022年9月9日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「普通交付税の決定額と2022年度予算執行状況」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 佐藤秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 田中昌幸

昨年の今頃、自民党内では、コロナ禍で待ったなしの国民生活に知らんぷりで新たな総裁選びを行っていました。昨年10月21日には、当時の衆議院議員の任期が切れることが分かっていたことでしたが、菅前首相の政権投げ出し、そして、新たに選ばれた岸田首相は即座に衆議院を解散し、野党の分裂もあって、改憲勢力と言われる議席を3分の2以上確保しました。さらに、今年7月の参議院選挙においても、自民・公明与党の圧勝という結果になりました。この選挙戦の最終盤で安倍元首相が銃撃され、命を落とすという痛ましい事件がありました。凶弾に倒れた安倍元首相に対して御冥福をお祈りいたします。一方、選挙後に、旧統一教会と政治の関係が取り沙汰されていますが、選挙前、選挙後を通じて岸田首相の動きは極めて鈍く、オミクロン株による新型コロナウイルス感染拡大は、今や日本が世界最大の感染者数となっている中、何ら有効な対策も示さず、急激な円安が進行し、とうとう24年ぶりの140円台、昨日は144円という日本の価値が大暴落している状況にも何ら対策を打たず、とどまるところを知らない物価高、上がらない賃金と国民生活がこれほどまでに苦しくなっていても、国会も開かず、国民の声も聴かず、声を聴くという岸田首相のあの手帳は今どこにあるのでしょう。政府には、1日も早い物価高対策、有効な新型コロナウイルス感染症対策を打っていただきたいですし、野党が憲法に基づき求めている臨時国会を直ちに開くことが求められており、国葬儀などをやっている場合ではないと訴えさせていただき、通告に従い、一般質問を行います。1点目、地方交付税の決定額と2022年度予算の執行状況についてお伺いいたします。このような状況を見せられる今だからこそ、日頃から、全国一律国が担うべき政策以外は、財源を手厚く保障した上で、地方の自治に任せるべきであり、自治体間の不均衡を後押しする立場で、国が支援していく関係こそがコロナ禍などの有事においても有効な施策となります。地方にとって、地方交付税の拡充など、地方が自由に使える財源の確保が景気対策にも一番の特効薬であるにもかかわらず、安倍政権、菅政権で8年連続減額され続け、昨年度は、普通交付税とそれを補完する臨時財政対策債の決定額が対前年度比でも、市の当初予算比でも、僅かながら増額となり、久しぶりに、本当に久々に、深川市をはじめ地方自治体にとって少し踊り場につけたところでありましたが、岸田政権により、また今年はさらに減額という状況になっているようです。都市と地方の格差が広がり続けている状況を改善するためにも、現下のコロナ禍の対策、さらに今月に入り2,000品目以上の値上げ、来月には6,000品目以上のさらなる値上げが予定されているという非常に急速な物価高に対する様々な対策のためにも、地方交付税等をはじめとした予算の充実、確保を改めて国に求めるものでありますが、今年度の地方交付税額や市民税等の税収見込み状況を基に、今年度の歳入見込みと予算全体に与える影響などと併せて、質問の1点目、普通交付税及び臨時財政対策債の決定額の予算割れの理由についてお伺いいたします。2点目、2022年度予算の執行状況と物価高対策についてお伺いいたします。一部、初日の補正予算で、この物価高対策に対応しているものもありますが、当初予算の執行において、コロナ禍や物価高の影響がさらに出てくると思いますので、歳出への影響と予算全体の執行状況についてお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 佐藤秀樹

普通交付税の決定額と2022年度予算執行状況について、順次お答えさせていただきます。1点目の質問のうち、初めに、普通交付税及び臨時財政対策債の決定額についてでありますが、本年度の普通交付税額及び臨時財政対策債の発行可能額は、7月26日に交付額の決定通知がありましたので、その額を申し上げますと、普通交付税の交付決定額は62億2,756万6,000円でございまして、前年度は63億7,655万6,000円でありましたので、前年度との対比では1億4,899万円の減額、率にしてマイナス2.34%となったところであります。本年度の当初予算計上額、普通交付税は62億5,000万円となっておりますので、この対比では2,243万4,000円の減額、率にしてマイナス0.36%となっております。一方、臨時財政対策債の発行可能額は8,971万7,000円でございまして、前年度は3億3,465万2,000円でありましたので、前年度との対比では2億4,493万5,000円の減額、率にしてマイナス73.19%となったところであります。本年度の予算計上額1億3,000万円との対比では4,028万3,000円の減額、率にしてマイナス30.99%となっております。そして、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた総額では、今年度は63億1,728万3,000円でありまして、前年度は総額で67億1,120万8,000円でありましたので、前年度との対比では3億9,392万5,000円の減額、率にしてマイナス5.87%、当初予算計上額63億8,000万円との対比では6,271万7,000円の減額、率にしてマイナス0.98%となったところであります。この結果となった理由についてでありますが、令和3年度の普通交付税につきましては、国の補正予算(第1号)で追加交付がありまして、市には2億1,947万6,000円の追加交付がされたところであります。また、令和4年度の国の地方財政計画では、交付税予算については18兆538億円で、前年度比6,153億円の増額でプラス3.5%、また、臨時財政対策債については1兆7,805億円で、前年度比3兆6,992億円の減額で、マイナス67.5%となったところでありまして、普通交付税と臨時財政対策債の合計では3兆839億円の減額となったところであります。これらのことから、本市の算定結果は、決定ベースでは、普通交付税は令和3年度の追加交付分が減額となるとともに、臨時財政対策債は約2億4,000万円の減額という大幅な減となったものであります。次に、当初予算を下回った理由でありますが、主なものを申し上げますと、基準財政需要額では、生活保護費の推計からの減、保健衛生費のうち病院の特例病床に係る算定が終了となったことや、基準財政収入額では、市民税所得税割やたばこ税等が見込みよりも若干増加したことなどから、当初の予算額から6,271万7,000円の減額となったものであります。次に、令和5年度の国の8月末の概算要求では、交付税予算が4年度から1,393億円増額し、プラス0.8%で18兆1,931億円となっておりますが、臨時財政対策債は約4,800億円減額でマイナス26.9%となっており、合計では約3,400億円減額のマイナス1.7%となる計画となっております。このことから、税収の伸びが見込みにくい本市におきましては、交付税の減少が見込まれる厳しい状況となることが想定されますので、今後、冬の予算編成に向けて、国の地方財政計画をめぐる動きを注視していきたいと考えているものであります。次に、市民税等の税収見込み状況と今年度の歳入の見込みと予算全体に与える影響についてであります。市税につきましては、本年8月末現在で調定額20億3,965万円に対し、収入済額は10億471万円で、収納率は49.3%でありますが、前年同月の収納率は47.6%でありますので、おおむね前年度と同様に推移しております。その他の歳入につきましては、特別交付税やふるさと納税など、年度末まで見込みの判断が困難なものが多数ございますので、現時点で正確にお答えすることはできませんが、現在までに確定したものでお答えいたしますと、交付税等をはじめ、地方贈与税等や地方消費税交付金などについては前年を下回る収入状況となっており、若干厳しい状況になっていると言えます。なお、前年度からの繰越金が一定額ございますので、現時点の歳入全体の見込みとしては予算総額を大きく割らずに済むのではないかと考えているところでございます。次に、2点目の2022年度予算の執行状況と物価高対策についてお答えいたします。予算の執行率は、8月末時点で、一般会計における現年度予算と、令和3年度からの繰越明許費及び事故繰越を合わせた歳入予算においては、執行率29.2%、歳出予算においては執行率33.6%となっておりまして、これを昨年と比較しますと、歳入予算執行率は、8月末までの普通交付税の交付額が昨年8月末時点よりも低かったことなどによりまして、マイナス3.5%となっております。一方、歳出予算執行率は、新庁舎建設事業の執行などにより、プラス2.2%という状況になってございます。次に、コロナ禍や物価高の影響についてでございますが、市民に向けたコロナ禍の対応といたしましては、これまでに新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業や子育て世帯生活支援特別給付金を活用した事業の実施や、新型コロナワクチン接種を推進するなどの対応を行ってきたところであります。また、物価高の対応についてでございますが、現在、国が物価高騰に対する対策を検討しておりまして、その中で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額や各種事業を実施する見込みでありますことから、国の動向を見ながら準備を進めてまいりたいと考えております。次に、市の行政運営に対する影響と対策としましては、これまでも補正予算において増額した経費はございますが、今後も、燃料費や光熱水費、委託料等の各種経費が物価高騰により予算が不足することが想定されておりますが、年度の途中のためどの程度影響が出てくるのか現時点で把握することは困難でありますので、必要に応じて、今後の補正予算により対応してまいる考えであります。なお、財源としましては、燃料費等の高騰に対応した特別交付税の算定など、国の補正予算等による施策が明らかになれば、積極的にこれらを活用して対応していきたいと考えております。

出典:深川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる