深川市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
市立病院診療放射線課管理職員に関わる問題について
2021年12月9日、深川市議会の一般質問で、北名照美議員が「市立病院診療放射線課管理職員に関わる問題について」質問し、企画総務部長 三浦浩二、市立病院事務部長 吉田博昭が答弁しました。
- 質問者
- 北名照美 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 三浦浩二、市立病院事務部長 吉田博昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 北名照美
次に、2番目、市立病院診療放射線課管理職員に関わる問題について質問いたします。まず、1点目、プロ野球チケット要求問題及び入札をめぐる問題で、メール、録音に対峙する客観的な証拠について伺います。私がこの議会で、あるいはこの議場で明らかにしたメールと録音は、客観的な動かぬ証拠であります。これに対して、野球チケットの授受はなかったことを裏づける客観的な証拠は何一つありません。ただ疑われている本人たちの言質だけ、いわゆる口裏合わせだけです。入札に関わる業者と職員の癒着、疑惑と言っていいでしょう。不適切なやり取りに対して疑念を晴らす材料、客観的な証拠は何一つない。ただただ本人たちが否定しているだけです。これでは話になりません。何か客観的な証拠があるのか、あるいは本人たち以外の証言があるのか伺います。また、2019年7月1日の件ですが、これは野球チケットを取れなかったことを謝りに来たのであって、コンプライアンス違反ということで謝りに来たのではない、これが真相だと思います。コンプライアンス違反を謝りに来たという客観的な証拠、もしくは当事者以外の証言があるのかお尋ねいたします。2点目、野球チケット要求メールは、パソコンから消去されました。誰がいつ消去したのか、肝腎な点ですが調べたのか。調べたとすれば、その結果、調べていないとしたら、その理由を聞きたい。3点目、事業者の職員がスタッフルームで「野球チケットを僕の名前で取って、それで行ってもらうことは可能です」と話していると耳にしております。いわゆる迂回というか、すり替えという方法です。少し考えれば、言わば悪知恵を働かせれば、このくらいのことはお手のものという印象を受けます。どう受け止めるか答弁を求めます。4点目、入札に関するやり取りで、事業者職員が「HUBを買うのはこっそり買うという話だった」と言っており、この会話はまだまだ前後があります。このことについて少し述べます。この場合の業者というのは、先ほどのF社ではなく、J社です。この会話には前後があって、ある事情から当初のこっそり買うのが変わったということを意味しております。この言葉の後に「うちで無償でやっちゃうと、かえってまずいので」とその社員は言っております。さらに「言わなきゃね、やっちゃったんだけど、何せ上がっちゃってるということなので」と言っております。こうしたやり取りは、J社との癒着を意味しているのではないか、答弁を求めます。次に、5点目、内部告発者を公益通報者と位置づけているか。本件の核心は、不正を許さない、信頼される病院にしたい、これが告発者の思いであり、私の思いでもあります。メールと録音は、決定的な役割を果たしています。この告発のメールと録音がなかったら、もちろんこれらの件は闇の中に置かれ、間違いなく不正はさらに行われていたでしょう。直截に言えば、メールと録音は、ゆがんだ病院の在り方に嚆矢を放った、病院における不正を食い止めたと言えると思います。公益通報者としての評価を位置づけているのかお尋ねいたします。6点目、収賄罪はチケット要求に事業者が応諾したことで成立するのではないかという点です。単純収賄罪は次のようになっています。公務員がその職種に関し賄賂を収受、要求、約束したときは、5年以下の懲役。ここで言う賄賂という意味は、野球チケットそのものであります。受け取る、求める、約束と書いてあります。求めても駄目、約束したらアウトという意味です。こういう解釈を理解しているのか、違うのであれば、説明を願いたい。7点目、深川市立病院診療放射線課に関する調査委員会の報告書のうち、調査結果、要因の考察と今後の対応については、全面的に認められない。これで不正のない職場に向かっていくことができるのか。8点目、山下市政が問われている。第三者委員会の設置が必要と考えるが、見解を伺うについて少し述べます。山下市長は、今、4期目の途中ですから、14年前のことです。官製談合事件の後に、当時、議員だった私は山下市長に再三、この事件の総括、原因と教訓、責任を求めましたが「二度とこういうことが起こらないようにするのが私の責任」と繰り返しました。私は今回の報告書のまとめを読んで、涙の出る思いでいます。基本や観点がずれている。何点か聞きます。1つ目、改めて、この問題の根本原因は何か。2つ目、山下市政が問われている。市長、あなたはどのように受け止めているか。3つ目、第三者委員会をつくることが必要と考えるが、いかがか。再質問しますので、お答えをよろしくお願いします。
答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)
ただいまの質問のうち5点目以外について私からお答えいたします。1点目の証拠に関する質問についてでございます。調査において収集した証拠等については、調査報告書に資料として添付したところでございます。特に議員は何一つないというお話もされておりますけれども、調査報告書には、野球観戦に行ったときのプロ野球のチケットの購入証明書なども添付して、証拠として提出しております。2点目の野球チケットの要求メールについてであります。調査開始時点では、既にメールが消去された状態でありましたので、消去されていることについて、ヒアリング調査を行っております。その内容については、診療放射線課では課内のメール利用に関するルールは特に定めておらず、数か月に一度メールを削除しているということでありまして、特定のメールについて誰がいつ削除したかについては不明という状況となっております。次に、3点目、事業者職員が行ったことの見解についての質問でございます。調査委員会において、関係する職員にヒアリング調査を実施しておりますが、この調査においては、質問の発言があったということは聞いておりませんので、このことについての見解を申し上げることはできません。4点目、入札に関するやり取りで、事業者職員が会話していた内容について問題だとは思わないかについてでございます。このことについては、調査委員会としては承知しておりませんので、調査は行ってございません。なお、こっそりというのは、誰に対してどういう意図を持って発言しているのか分かりませんけれども、質問の中で、買うと言っています。もらうのではなくて、買うと言っております。そういったことから、特に問題発言とは思っておりません。6点目、収賄罪についてでございます。第3回定例会にて、吉田市立病院事務部長から答弁したとおりでございます。議員も触れられておりますが、刑法では、公務員がその職務に関し賄賂を収受し、またはその要求、もしくは約束をしたときは、5年以下の懲役に処するとなっております。診療放射線課に関する件については、賄賂というのは、いろいろな解釈があろうかと思いますけれども、職員がその職務に関して便宜を図るといったことがあるかないかが、私が調べた中ではそういうことも書かれておりまして、そういった事案は今回確認できませんでしたので、収賄罪としては思料できないものと考えております。7点目の不正のない職場に向かっていくことができるのかについてでございます。今回、調査報告書に記載させていただいたとおりでありますけれども、改めて読み上げます。職場において、平然とプロ野球観戦チケット提供の会話を行い、課内共用である業務用のメール等を利用して、プロ野球観戦チケットを要求する行為は、役職の有無にかかわらず誠に遺憾な行為であり、特に役職がついている職員は、公務員倫理を常に意識した行動が求められる。また、機器選定に係る情報が係員まで共有されていない旨の証言があったことや、マンモグラフィーが接続されているHUBの代替機に関する対応などについて、診療放射線課内における職員間の意思伝達ができていないことが明らかであり、このことについては日頃からのコミュニケーション不足や指導不足などが要因の一つと考えられるので、これらの組織的な課題の改革については検討していく必要があるとしたものでございます。これらの組織的な課題については、深川市として十分に検討して対応してまいりたいと思います。8点目、第三者委員会の設置についてであります。調査委員会としては、関係する皆様の協力をいただきながら、できる限りの調査を尽くし、このたび調査報告書の公表に至ったものでありますので、第三者委員会の設置については現在考えておりません。
答弁 市立病院事務部長 吉田博昭(市立病院事務部長は2022年3月まで)
私からは5点目の内部告発者を公益通報者と位置づけているのかについてお答え申し上げます。本市では、公益通報者保護法に基づく職員等からの公益通報の処理に関する要綱の制定が現在検討されているところであり、通報がなされた当時は、市立病院で対応する担当所管などの規定もなかったことから、本件に関する内部通報へは私、事務部長と、通報の内容に関係する所管部長である診療技術部長、そして管理課長が主に対応に当たったところでございます。事実確認の調査等におきましては、公益通報者保護法の趣旨を踏まえ、通報者が決して不利益な取扱いを受けることがないように十分配慮したところであり、決裁のときにおいて、公益通報者と位置づけるといった記録はございませんが、公益通報者に準じた対応に努めたところでございます。
質問 14番 北名照美
議事進行です。なぜかというと、私は本会議で報告書の中身を聞いているのもあるけれども、通告を1週間前に出して、提起しているのだから、報告書に記載がなくたって、あなた方は調べることができるのならば、調べる気があるならば、調査するなり、今日に備えるべきでしょう。何を言っているのですか。(発言する者あり)
質問 14番 北名照美
メールを消したのは誰かということ。通告が出てから調査したのかということ。報告書は委員会で議論したが、それはそれ。ここは本会議なんだから、通告書を1週間前に出しているんだから、報告書にないことがあるならば、あなた方調べて……
再質問 14番 北名照美
再質問ということで聞きます。ただ、かなりダブるような気がする。答えはいろいろ聞いたけれども、どうも頭の中で整理ができない。私は、あそこで最後に言ったのは、報告書のことを聞く場合もあるけれど、本会議場で聞いているわけで、報告書が出たのはもっと前です。通告が出されてから、今までの間に大がかりなことはできなくても、市内の職員からは聞くことはできるわけだから、そういうことを言ったので、再質問の中に入れておきます。その前に言っておくけれども、昨日、佐々木議員が言ったように、こういう問題が起きたときに、当事者の言は疑いをかけて取らないとまずいです。それは原則です、常識です。私は、客観的な証拠はあるのか、野球チケットのやり取りはなかった、あるいは入札について便宜を図らなかったということを聞いたわけです。だから、そのことについて、裏づける物的なものがあればいいけれども、あるいは第三者のその場にいた人たちの発言や何かがあるのか、答えていない気がするので、もう一回聞きます。7月1日の件、これも同じように聞いた人、野球チケットを取れなかったというのは事実だから、そういうやり取りはあるわけだけれども、コンプライアンス違反を謝りに来た。これを聞いた人たちは、当人以外でいるのか。メールを消したのは誰か。メールが消えているわけでしょう。もっと具体的に言えば、課長と課長補佐に聞いたか。この調査をしていないとすれば、違うのではないか。病院をよくするために、これだけ真剣になって我々はやっているのだから、もう一回答えてください。