深川市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日
コロナ禍における特産品の現状
2021年12月8日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「コロナ禍における特産品の現状」について質問し、経済・地域振興部長 宮森栄治が答弁しました。
- 質問者
- 小田雅一 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 宮森栄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 小田雅一
次に、ふかがわポーク及びふかがわシードルの販売状況と課題についてであります。新型コロナウイルス感染症の影響、加えて令和3年度においては2回の緊急事態宣言によって、国全体で不要な外出を控えたことにより、飲食店の経営が厳しい状況となっており、深川市を訪れる観光客も大きく減少していると思います。このような状況の中、ふかがわポーク、ふかがわシードルの販売についてどのような状況になっているか、気になるところであります。販売にあっては、いずれもふるさと納税の返礼品として扱っておりますし、道の駅、深川物産館で販売されております。ふかがわポークは、ハムやウインナーソーセージ、ベーコンなどの加工品の製造を、令和2年度から農畜産物処理加工施設において製造、販売してきており、ふかがわシードルは、平成26年7月より地域資源活用施設、山の駅おとえで製造、販売がされております。生産者より原料のリンゴを購入することで、果樹振興として、地域と一体となる事業となってきておりますし、このたび本年11月に開催されました国際コンテスト、第5回フジ・シードル・チャレンジ2021において、ふかがわシードルドライが最高賞であるトロフィー賞を受賞されました。さらには、出品された全商品が入賞するという快挙を成し遂げられました。このことは、これまでの努力が評価されたものであり、この受賞により、今後大きく事業展開ができますことに期待するところであります。そこで、2点について伺います。1点目、令和元年度から現在までのふかがわポーク、ふかがわシードルの販売状況と今後の課題について伺います。2点目、ふかがわ地域資源活用会議についてでありますが、黒米を利用した特産品が数多くありますが、コロナ禍での活動状況について伺います。また、黒米の供給体制についてでありますが、メム地区で黒米栽培をしていた方がお亡くなりになっております。黒米の確保の状況について伺います。
答弁 経済・地域振興部長 宮森栄治(経済・地域振興部長は2023年3月まで)
コロナ禍における特産品の現状についてお答えいたします。1点目のふかがわポークとふかがわシードルの販売状況と課題についてでございます。初めに、ふかがわポークの販売状況を申し上げますと、令和元年度が425万5,000円、2年度が1,133万9,000円、3年度は10月末現在で795万9,000円となっておりまして、コロナ禍の影響で積極的な販路開拓が進まなかったものの、2年度につきましては、販売目標額に対し108%程度の実績となり、また3年度は、年度途中ではございますが、前年同月比で比較し、約130%という状況にございます。こうした中、本年度につきましては、新たに4種類の新商品を発売したほか、ホクレンショップイチヤン店の店舗リニューアルに合わせまして、10月からハムやソーセージの加工品と生肉の販売が始まり、さらに11月からは大丸京都店での定期販売を開始するなど、少しずつ新たな取引先を増やしている状況にありまして、取引先からは生肉の肉質に対し大変高い評価をいただき、売行きも好調であると伺っているところでございます。課題といたしましては、新商品の開発や、コロナ禍で新たな販売先の確保の取組が十分でない状況にあるため、今後におきましても市内の飲食店等への声かけなどを行いながら、販路開拓と販売促進に努めてまいりたいと考えております。次に、ふかがわシードルの販売状況についてでございますが、令和元年度が2,295万5,000円、2年度が2,819万7,000円、3年度10月末現在で1,221万6,000円となっており、コロナ禍前の元年度と本年度の同時期を比較いたしますと、約9%減少している状況にございます。特に令和2年度におきましては、従来から取引のあった販売店や飲食店等からの発注が激減しまして、販売額が前年度に比べ3割以上減少する状況が続きましたことから、国の臨時交付金を活用したシードル消費拡大事業などの取組を進めたほか、山の駅で初めてとなります市外事業者からの依頼に基づく受託製造も開始いたしまして、販売額を確保したところでございます。本年度におきましても、飲食店などでの取扱い量が減少している状況が続いていることが課題となっておりますが、議員が述べられておりましたシードルの国際コンテストでの最高賞等の受賞は、販売店や飲食店などへのPR効果が大きいため、こうしたことも前面に打ち出しながら、新たな販路拡大に努めてまいりたいと思っております。次に、2点目のふかがわ地域資源活用会議の活動状況と黒米の供給体制についてお答えいたします。地域資源活用会議につきましては、産学官が連携し、黒米やシードルなど地域資源を活用した商品開発や販路拡大に取り組んできておりますが、コロナ禍となってからは、各種イベント等が休止され、PRの機会が減っていることから、各種情報誌やフリーペーパーを活用した情報発信に力を入れているところでございます。また、事業の中心となっております黒米につきましては、販売をさらに促進させるために、北海道によるパッケージデザインコンテストという事業を活用いたしまして、本年7月に黒米パッケージをリニューアルしましたほか、昨年発売いたしました黒と白の二つの甘酒商品に続く新商品の開発、研究にも取り組んでいるところでございます。次に、黒米の供給体制についてでございますが、黒米の種子生産については、開発者である拓殖大学北海道短期大学に担っていただいており、作付は市内の農業者で構成する北の黒米生産組合において行っていただいております。現在、コロナ禍等の影響で黒米の需要が減少傾向にあり、供給不足といった状況にはございませんが、議員が触れておられました事情により、組織の構成戸数が3戸から2戸へ減少しております。今後を見通したときには、生産者の減少は大きな課題でありますことから、関係する皆さんとも協力し、新たな生産者の確保に努めながら、引き続き黒米生産の維持と加工品も含めた商品の販売促進に努めてまいりたいと思っております。