深川市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日
高齢者を取り巻く状況と課題
2021年12月7日、深川市議会の一般質問で、田畑陽美議員が「高齢者を取り巻く状況と課題」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 田畑陽美 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 田畑陽美
次の質問に入ります。高齢者を取り巻く状況と課題について。本市の高齢者の状況については、第9次深川市高齢者福祉計画に詳しく記載されており、人口減少とともに少子高齢化が進む本市において、今後も高齢化率は上昇する見込みとなっております。令和2年のデータではありますが、高齢化率が国では29.1%、北海道は32.1%となっており、北海道179市町村別に見ると、深川市は42%で高齢化率42番目と上位にありました。今年10月末では42.5%とさらに上昇した結果になっており、2040年の将来推計においても、本市の高齢化率は、現役世代の人口を上回り、50%を超える予測とされています。現在、高齢者とは65歳以上を対象としていますが、近年の高齢者の心身の老化現象に関する種々のデータの経年的変化を検討した結果、65歳から74歳では心身の健康が保たれており、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めていることや、各種の意識調査で、従来の65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっていることから、75歳以上を高齢者とする新たな定義が提案されているそうです。そのことから、今後、仕組みが変わっていくことになるかもしれませんが、高齢者人口が進んでいくことには変わりありません。それに伴い、本市においては、各種支援、サービスの提供など、多方面に向けて充実されており、安心・安全に暮らしていけるよう、多様な主体との連携を取るなど、地域でしっかりと支え合う仕組みづくりが、現在行われています。実際、サービスを受けられている方々にお話を聞かせていただきましたが、大変助かっているとの声が多くありました。高齢化が進んでいく深川市にとっては、この各種サービスの継続を進めていくためにも、先ほど辻本議員の一般質問の中にもありましたように、今後は人材確保に向けてがすごく課題と思われます。また、高齢者が住み慣れた地域で暮らしていくためには、生活支援サービスと高齢者自身の社会参加が必要とされており、多様な主体による生活支援サービスの提供に高齢者の社会参加を一層進めることを通じて、元気な高齢者が生活支援サービスの担い手として活躍できることも期待され、高齢者が社会的役割を持つことにより、生きがいや介護予防にもつながると言われています。そこで、2点についてお伺いいたします。1点目、高齢社会と言われている中、本市の高齢化率は42.5%と大変高くなっております。本市では、各種支援やサービスの提供など、多くの取組を行ってきていますが、その中で、介護予防や生活支援など、今年度の取組の状況について伺います。2点目、コロナ禍で人が集まれない状況が続いたことにより、本市においても多くの活動が中止や延期、または縮小が余儀なくされていたと思います。徐々にではありますが、健康、スポーツ、趣味活動、町内会・自治体の地域行事、ボランティアなど、多くの活動の始まりが見受けられるようになってきています。本市が関わりを持つ高齢者の社会的活動の参加の状況について伺います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
高齢者を取り巻く状況と課題についての質問にお答えいたします。1点目の介護予防や生活支援の今年度の取組についてでありますが、本市の高齢化率は、議員もお話しのとおり、今後も上昇が続く見込みでありまして、急速に進展する少子高齢化の中では、高齢者が地域とのつながりや生きがいを持ちながら暮らしていくために、多様な生活支援や介護予防活動の充実、そして、社会参加の拡大の必要性が高まってきていると考えております。そこで、市では、高齢者の皆さんに健康や介護予防に対する意識を高めていただくため、各種介護予防教室の開催等に取り組んでおり、自立した生活の継続と社会参加の促進に努めているところでございます。また、各地域での健康教室、健康相談、訪問指導等を通して、様々な普及啓発活動につきましても、その推進に努めているところでございます。今年度におきましては、男性のための介護予防教室を新規事業として実施しており、各種マシンを使用したトレーニングや筋力トレーニング、ストレッチを行うなど、高齢の男性に興味を持っていただける内容を盛り込んだ全12回の各種講座を開催しているところでありますが、当初から定員を上回るお申込みをいただき、参加されている方々からは運動を継続していきたいといった感想も寄せられており、大変好評の中、実施しているところでございます。また、高齢者の生活支援につきましては、平成29年度から生活支援体制整備事業を開始しており、地域住民をはじめとした多様な主体と連携しながら、地域における高齢者支援の担い手あるいはサービスの開発を行い、高齢者の社会参加及び生活支援、介護予防の充実に努めるとともに、2人の生活支援コーディネーターを配置して、住民の皆さんと一緒に地域づくりに取り組んでいるところでございます。また、今年度の取組においては、生活支援体制整備事業の内容を住民の皆さんに知っていただき、地域での支え合い活動について考える機会となるようにという狙いを持ちまして、地域フォーラムを旭区をモデル地区として初めて開催いたしております。この地域フォーラムでは、旭区で実施されておりますライスパワー体操の取組など、三つの活動が報告され、住民参加の介護予防や支え合いの取組、様々な担い手による支援体制づくりの重要性について、参加者と一緒に考える機会となったところであります。市としましては、これら介護予防や生活支援事業を継続し、さらに内容の充実を図りながら地域の活性化の推進につながるよう、より効果的で継続性のある事業を今後も展開してまいりたいと考えているところであります。2点目の高齢者の社会的活動の参加につきましては、市では、高齢者の相互交流や介護予防のため、各種交流の場づくりの活動支援を実施しており、地域住民が開設される介護予防サロンやシルバークラブの活動について支援を行ってきているところであります。しかしながら、御承知のようにこの2年近く、新型コロナウイルス感染症の蔓延により活動自粛が余儀なくされる状況が続いておりましたが、市といたしましては、この間も感染予防対策を講じた上で、少しでも活動を継続していただきたいという思いから、昨年度につきましては、小地域ネットワークや介護予防サロンの各実施団体に対しまして、必要な見守り活動及び援護活動を継続的に展開するための支援金を交付するとともに、今年度につきましては、地域のシルバークラブそれぞれが感染予防対策を講じながら継続して活動していただくため、深川シルバークラブ連合会に対しまして、支援金を交付しているところであります。現在の活動状況といたしましては、健康体操をはじめ、室内レクリエーションあるいは舞踊や大正琴など、少しずつではありますが、それぞれの団体での活動が再開されてきているとお聞きしているところであります。今後におきましても、高齢者の皆さんの集いの場を通じて支え合い活動を広げていくことができるように、そして、高齢者自らが活躍し続けられるように、その社会参加や地域で支え合う仕組みづくりの推進に、しっかり努めてまいりたいと考えております。