深川市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月14日
通学路の安全確保
2021年9月14日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「通学路の安全確保」について質問し、教育部長 荒井幸治、建設水道部長 小林辰也が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 教育部長 荒井幸治、建設水道部長 小林辰也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松本雅祐
質問に入る前に、私の1点目の(2)の今年行われる合同点検の実施内容について、これは昨日、近沢議員が質問しましたけれども、視点が違うので質問させていただきます。また、(4)の深川東高校付近の信号機のない横断歩道の危険性について、これは今ほど太田議員が質問しましたが、場所は同じですが、視点が違うので質問させていただきます。通告に従い一般質問を行います。最初に、通学路の安全確保についてお伺いします。本年6月28日、千葉県八街市でトラックが下校中の小学生の列に突っ込み、児童5人が死傷する痛ましい悲惨な事故が起きました。この事故を受け、文部科学省と国土交通省、警視庁は、7月9日、全国の公立小学校約1万9,000校を対象に通学路の合同点検を行うと発表しました。通学路の点検は、1991年に愛知県で子供の目線の高さから見た通学路点検が行われ、1995年には通学路安全点検調査が、2012年には緊急合同点検が行われております。政府は今回の合同点検に関し、通学路の危険箇所をチェックするポイントとして、従来の道路が狭い、見通しが悪い、大型車が頻繁に通るといった場所に加え、見通しがよく、車の速度が上がりやすい道路、大型車の進入が多い箇所、保護者や地域住民から改善要望があった場所などが新たに示されております。通学路にはどんな危険が潜んでいるか、それは、そこで暮らす市民の方たちが最もよく知っているので、丁寧な聞き取りをすることが必要だと私は思います。危険箇所という視点から見ると、私が頻繁に通る緑町から消防署へ向かう通りにある横断歩道が危険な箇所で、いつも事故が起こらないようにと思っている場所があります。それは、建設会社の樋口組の本社前にある信号機のない横断歩道であります。この信号機のない横断歩道は、朝は、深川東高校の生徒や市立病院で働く方など、一般市民の方も多く利用されます。本来、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたら、車が一時停止することが道路交通法で定められております。しかし、この横断歩道は、歩行者がいても一時停止しないドライバーが多く、歩行者は、車の流れが途切れるのを待って渡っていることが多いのです。以前、私も歩行者がいたので一時停止し、歩行者が横断歩道を渡ろうとしたとき、消防署のほうからやってきた車がスピードを落とさず走り去り、歩行者とそれを見ていた私もひやっとした場面がありました。あそこの横断歩道は、歩行者がいても車が止まらないということが多く見られます。本市は、平成26年に通学路交通安全プログラムを策定し、深川市通学路安全推進会議を中心に、市内の通学路の安全確保や施策に取り組まれております。そこでお伺いします。1点目、2012年の緊急合同点検を実施した際、全国では7万4,438か所で対策が必要であることが分かり、2019年度末には、その危険箇所の約98%で安全対策が取られたと報告されております。本市も当時、緊急合同点検が行われたと思いますが、点検結果と、どのような対策を取られたのか、お聞かせください。2点目、今年行われた合同点検の調査ポイントを先ほども説明しましたが、深川市としてはどのような視点で調査したのか。また、深川市は雪も多く、冬道など冬季の危険な場所の把握はどのように調査するのかも含め、実施内容についてお聞かせください。3点目、本市に信号機のない横断歩道は幾つあるのか。その中で、通学路に含まれる場所はあるのか。もしあった場合、その信号機のない横断歩道を利用する児童生徒には、交通事故などの注意喚起をどのように伝えているのか、お聞かせください。4点目、深川東高校付近の信号機のない横断歩道では、朝、生徒の登校時に教員が見守りをしており、また時には警察車両が取締りをしているところも見かけます。そう考えますと、やはり危険な場所ではないかと改めて認識しているところでございます。ですから、事故防止のための注意喚起として、例えば、横断歩道の手前に注意を促す標識を設置したり、道路の路面に減速を促すための舗装をするなど安全対策を講じる必要があると考えます。本市の深川東高校付近の信号機のない横断歩道の危険性についてお聞かせください。
答弁 教育部長 荒井幸治(教育部長は2023年3月まで)
通学路の安全確保についての質問のうち、私からは、教育委員会に関する1点目から3点目についてお答えいたします。まず、1点目の2012年の緊急合同点検の状況につきましては、2012年に登下校中の児童等が被害に遭う事故が全国で相次いだことから、文部科学省、国土交通省及び警察庁の3省庁が連携し、全国の自治体に対し、通学路の緊急合同点検及び対策の検討実施に関する通知を発出しており、これに基づき深川市では、平成24年7月に、市教育委員会、警察及び道路管理者による合同点検を実施しております。点検箇所につきましては、北新小学校から報告があった2か所となっておりまして、1か所目はあけぼの町の道道交差点で、一時停止せずに交差点に進入する車が多いという報告がありましたけれども、既に標識を通常より大きくするなど、できる限りの対応策を行っていることから、これ以上の整備は不要としまして、児童への指導を十分に行うこととしております。2か所目は、一已町の道道深川多度志線2丁目線で、大型車両を含め交通量が多く、歩道が未整備であることから、道路管理者に歩道の整備を要望することとしまして、整備が完了するまでの間は別の道路を通学路として使用することで、児童生徒の安全確保に努めたところでございます。次に、2点目の今年行われる合同点検の実施内容につきましては、昨日の近沢議員からの一般質問で答弁しておりますが、千葉県の事故を受けまして、文部科学省では、議員の質問にありましたように、より確認が必要となります新たな観点を示しまして、危険箇所を抽出するよう通知があったところでございます。この通知を基に、改めて各学校において危険箇所を確認し、報告のありました箇所につきましては、10月に開催を予定しております深川市通学路安全推進会議にて合同点検などを行う予定としております。また、この会議を開催するにあたりましては、深川市通学路交通安全プログラムに基づき、各学校においてPTAや地域の方の意見などから危険箇所を抽出することになっているところでありまして、冬季における危険箇所についても、この会議にて確認しており、点検につきましては積雪時期に改めて行い、必要な対応策を協議することとしております。次に、3点目の信号機のない横断歩道の状況でございますが、信号機のない交差点の数と、そのうち通学路になっている箇所につきまして、教育委員会としては把握しておりませんが、各学校におきましては、信号機のある交差点や歩道など安全性の高い道路を利用することを基本に通学路を指定しておりまして、信号機のない交差点を利用せざるを得ない場合には、安全確認の方法などについて交通安全指導を行い、安全な通学となるよう努めております。
答弁 建設水道部長 小林辰也(建設水道部長は2024年3月まで)
続いて、私からは、4番目の深川東高等学校付近の信号機のない横断歩道の危険性についてお答え申し上げます。まず、質問の横断歩道の状況について申し上げますが、この横断歩道は、市道公園通線と市道7丁目線の交差点に設置されておりまして、市道7丁目線に隣接する市立病院前のバス停はバス路線の発着点となっていることから、市立病院の利用者や近傍にある深川東高校の生徒などのほか、多くの市民がこの路線を利用している状況でございます。現況の横断歩道は、上り線、下り線ともに停止線と横断歩道ありの標識は設置されておりますが、横断歩道予告マーク、いわゆるひし形マークの路面標示については、経年劣化により白色の塗料が剥がれ、輪郭がかすかに分かる程度になってございます。また、横断歩道の利用状況について現地を確認したところ、朝及び夕方に深川東高校生の往来が多数を占めておりますが、議員御指摘のとおり、横断歩道付近に歩行者がいるにもかかわらず、減速や停止しない車両が多数見受けられたところでございます。質問の横断歩道の安全対策につきましては、先ほど申し上げた横断歩道ありの標識や予告マークのほか、横断歩道部分にカラー舗装を施す方法がありまして、市内では、道道旭川深川線のふじスーパー前の横断歩道において、北海道が施工しており、黒い舗装部をベンガラ色とするなど、横断歩道を目立たせる目的で設置するものでございます。もう一つ考えられるものとしては、走行部分の舗装上に減速マーキングを施工する方法で、側線及び中央線に沿ってドット線を設け、さらに路面に歩行者注意などの文字標示を併せて行うことにより、ドライバーに対して減速と注意喚起を促す方法などが考えられることから、今後、事業化に向けた工事手法や施工方法について検討してまいりたいと存じます。