深川市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月13日
不登校の児童生徒への対応
2021年9月13日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「不登校の児童生徒への対応」について質問し、教育部長 荒井幸治が答弁しました。
- 質問者
- 近沢弘幸 議員
- 答弁者
- 教育部長 荒井幸治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 近沢弘幸
最後の質問に移らせていただきます。不登校の児童生徒への対応について。小中学校における不登校児童生徒数は、2019年度は小学校では5万3,000人、中学校では1万2,700人と年々増加しています。不登校の要因は、学校に関わるもの、家庭に関わるもの、本人に関わるものなど様々あり、学校内外の機関等で相談、指導等を受けた不登校児童生徒は約13万人、70.4%、残りの約30%は受けていないと結果が出ています。原因が分からないと、対応に苦慮されると思います。全国平均1,000人当たりの不登校児童生徒数は18.8人で、北海道は20.9人ですが、本市の人数は、北海道の平均と比べてどうでしょうか。不登校と一言で言っても、その定義はどういうものなのでしょうか。学校に入学してから一度も出席していない児童生徒はいないと思いますが、児童生徒と学校の連携、保護者と学校の連携はどのように行われていますか。その判断は難しいと思いますが、どの段階から対応されていますか。どの学年でも大変ですが、中学3年生になると高校受験があります。不登校の生徒にとって、進学の不利になることはないのか。一度も学校に行かず、通常行われている学力テストなどを受けなかった場合、どのような評価になるのか。第1回定例会での松本議員の一般質問において、学校で授業に参加することが社会参加のためにも必要と考えるが、どうしても出席できない場合はICTを活用した学習活動方法をどのように取り入れていくのがよいか、他市を参考に研究したいと答弁されております。3点について、市の考えを伺います。1点目、不登校の定義について。2点目、児童生徒と保護者と学校との関係、連携について。3点目、高校受験時に中学校の評価・評定が重要になると思うが、生徒が不登校の場合の考え方についてお伺いいたします。
答弁 教育部長 荒井幸治(教育部長は2023年3月まで)
不登校の児童生徒への対応につきまして3点の質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。まず、1点目の不登校の定義につきましては、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律及び省令におきまして、病気または経済的理由による場合を除き、相当の期間、学校を欠席する児童生徒であって、何らかの心理的、情緒的、身体的もしくは社会的要因または背景によって出席しない、またはすることができない状況の児童生徒とされております。議員の質問にございました不登校児童生徒の状況につきましては、文部科学省の令和元年度児童生徒の問題行動、不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査の結果によるものでございますが、市町村ごとの結果は公表されておりませんので、本市の数値については答弁を控えさせていただきたいと思いますけれども、千人当たりの人数につきましては、国や北海道の数値よりも下回っている状況となっております。次に、2点目の児童生徒と保護者及び学校との連携についてでございますが、不登校児童生徒やその家庭の支援といたしまして、個々の状況に応じたきめ細やかな支援が重要であり、福祉部門などの関係機関との連携や保護者が気軽に相談できる体制を整えることが重要であると考えております。具体的な相談支援体制としましては、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる相談体制を整えているほか、学校生活への復帰を支援することを目的に設置しております深川市適応指導教室しらかば教室におきまして、社会的自立支援並びに学校復帰に向けた指導及び援助を行うなど、不登校児童生徒への支援を学校と関係機関が連携して行っております。また、各学校では、不登校児童生徒やその保護者と定期的に連絡を取り合っておりますし、家庭訪問を重ねることにより、生活状況の把握に努めております。また、学習プリントを配付、回収するなどしまして、学習状況や習熟度を把握し、学習の支援を行っております。次に、3点目の高校受験時の中学校の評価・評定が重要になると思うが、生徒が不登校の場合の対応についてでございますが、長期にわたり欠席した場合など、教員からの学習の指導場面が少ない場合であったとしても、学校で把握した学習の達成状況により評価・評定は行うこととなっておりますことから、学校に登校することができない場合であっても、課題プリントの提出や学習に対する意欲などから評価・評定を行っているものでございます。市教育委員会としましては、不登校児童生徒及びその保護者への個々の状況に応じた支援を行うとともに、児童生徒同士による共同的な学びの場としましては、学校の役割は極めて大きいものでありますことから、学校に少しでも登校できるよう、また社会的自立に向けたサポートをしてまいります。