みんなの議会

深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日

お悔やみ手続におきます遺族の負担軽減

2020年9月14日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「お悔やみ手続におきます遺族の負担軽減」について質問し、市民福祉部長 安田浩人が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市民福祉部長 安田浩人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松本雅祐

それでは、6点目、お悔やみ手続における遺族の方の負担軽減についてお伺いします。家族が亡くなられた際の手続ができるだけわかりやすく、手続に要する時間を少しでも短くしてあげることは、ご遺族の方の負担の軽減になります。ご遺族の方の心情など、少しでも気持ちを楽にしてあげることは、市民に寄り添う行政として大切であり、手続ができるように環境を整えることは大事であります。私は、昨年の第3回定例会でも同様の一般質問をさせていただき、ご遺族の方の手続の負担を少しでも軽くしてあげるための市の対応をお聞きしました。ご家族が亡くなった場合の手続には、相続や年金、保険の手続など複雑で多岐にわたっており、以前の手続に関する一覧表はとても見づらく、専門用語が多く、わかりづらいとの指摘をさせていただき、見やすくわかりやすいように改良してはどうかと提案させていただき、またおくやみコーナーの設置をもとに一般質問させていただきました。おくやみコーナーの設置は、現状は厳しいとの答弁がありましたが、手続一覧については、その後、担当所管の方が研究を重ね、シンプルでわかりやすい紙面に改良されました。今年に入っても、各地ではお悔やみ手続をスムーズに行えるように、おくやみ窓口の設置が広がりを見せております。政府も本年5月、お悔やみに関する窓口設置を後押しするため、自治体向けにおくやみ支援システムの提供を開始しました。このシステムは、住民の死亡に伴う手続をワンストップで行うおくやみ窓口を設置する動きがある自治体の間で徐々に広まっていて、年金や保険、税など多岐にわたる手続にワンストップで対応することができるシステムで、窓口でのたらい回しや手続漏れなどを防ぎ、遺族の負担軽減を図るものであります。2017年度におくやみコーナーを設置した、三重県松阪市の例でありますが、各課に必要な手続を紹介した上で、ワンストップで申請を受け付け、どこから手をつけていいかわからないという遺族の心理的負担の軽減に効果は大きいと担当課の職員は言われているそうであります。さらに、内閣官房情報通信技術総合戦略室は5月、遺族が必要となる手続抽出ができる新しいシステムおくやみコーナー設置自治体支援ナビを開発・作成し、おくやみコーナーを設置する自治体を支援するソフトウエアで、自治体が無償で利用できるそうであります。そこでお伺いします。1点目、本市のお悔やみの対応は、死亡届の提出に役所に来られたご遺族の方に、火葬許可書などと一緒に必要書類と改良された手続一覧をお渡しし、その手続一覧は市のホームページからもダウンロードできるようになっております。先ほど述べましたが、改良された手続一覧は、B4、A4紙の裏表に手続内容と手続場所がわかる市役所の平面図を掲載していただき、記号で尋ねる場所を示してくれております。しかし、市役所のことがわかる人なら理解ができますが、ご遺族の方が高齢の場合や、深川市以外の方であった場合を想定すると、さらに見やすく工夫してもよいのではないでしょうか。また、ご遺族が行う手続には、市役所内で行えるものと、市役所以外で行う手続の2種類に分けられると思います。本市も来庁されたご遺族の方に、この2種類に分けた手続の案内を紹介することで、今まで以上にご遺族の方々に寄り添う支援が行えると私は思います。このことも含め、手続内容が一目でわかるカラー版のおくやみハンドブックを作成してはいかがでしょうか。市の考えをお聞かせください。また、2点目、ご遺族の方が手続の際、最初に訪れるのが市民課の窓口であります。ですから、市民課の窓口に、先ほど紹介した国のおくやみシステムを活用しておくやみ手続案内窓口を設け、またお悔やみの手続案内を表示して、スムーズに手続ができるように環境を整えてはいかがでしょうか。このような対応をしますと、ご家族を亡くされたご遺族の方の不安や心情が少しでも楽になると思いますので、市の考えをお聞かせください。

答弁 市民福祉部長 安田浩人(市民福祉部長は2021年3月まで)

お悔やみ手続におきます遺族の負担軽減について、2点の質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、質問の1点目、カラー版おくやみハンドブックの作成についてであります。本市では、死亡届の提出がありました際、届け出をされました方に対しまして、遺族の方が葬儀終了後に行う必要がある各種届け出や手続などにつきまして、先ほど議員の質問の中にもありましたとおり、担当窓口の連絡先を記載しました、おくやみ手続一覧表をお渡ししてございますけれども、昨年、松本議員の一般質問におけるご指摘を踏まえまして、内容を簡素化し、庁舎内の図面を加えるなどの改善を行ってきたところでございます。この一覧表の改善に際しまして、手続の項目につきましては、お亡くなりになられた方それぞれにより異なりますことから、全てを網羅いたしますと、かえって遺族の方にとりまして手続を確認する項目がふえ、負担が増すということを考えましたことから、主に高齢の方がお亡くなりになられた場合を想定しまして、市役所内で行う比較的該当する方が多い15項目に絞り掲載したところでございます。なお、一覧表に掲載していない該当する方がまれな手続につきましては、関係所管から遺族に直接連絡するなど、手続に漏れが生じることのないよう配慮し、対応しているところでもございます。おくやみ手続一覧表につきましては、議員の質問にありますとおり、市外から手続に訪れる遺族の方もおりますことから、必要な手続ができるだけ無理なく進めることができますよう、電気、金融機関、保険会社など、市役所以外の手続先につきましても、住所や電話番号など列記したものを加え、さらに手続する項目をわかりやすく表記するなど、この一覧表等の内容とデザインの改善に努めてまいりたいと考えてございます。次に、2点目のおくやみ手続案内窓口の表示についてであります。質問にあります国が提供いたしますおくやみコーナー設置自治体支援ナビを活用し、市民課の窓口におくやみ手続案内窓口を設置することにつきましては、現在のところ、お悔やみに関連する手続のうち他の課の事務に関して、事務分掌や情報集約の面で調整が必要であることや、市民課窓口スペース及び配置人数などの関係から、このナビシステムを導入するのは、現在のところ難しいと判断しているところでございますけれども、今後に向けて、システムの導入が可能かどうか、システムの仕組み、内容をよく確認いたしまして、他自治体の取り組み状況もあわせて調査するなど、今後研究してまいりたいと考えてございます。また、質問にありますおくやみ手続案内の窓口の表示につきましては、ご遺族の方がお悔やみに係る手続先がわからない場合には、まずは総合窓口であります市民課へ相談していただくことになりますことから、市民課窓口へ誘導するためにも、市民課に掲示しております総合案内の看板におくやみ手続の案内窓口の表示を行い、ご遺族の方がより手続しやすく、負担が減るよう、市民に寄り添う窓口となるよう対応してまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる