みんなの議会

上富良野町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

(1)物価高騰による町民生活の負担軽減と地域経済の振興策について/(2)町おこしについて

2024年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、井村悦丈議員が「物価高騰による町民生活の負担軽減と地域経済の振興策について」「町おこしについて」について質問し、町長 斉藤繁、副町長 佐藤雅喜が答弁しました。

質問者
井村悦丈 議員
答弁者
町長 斉藤繁、副町長 佐藤雅喜

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 10番 井村悦丈

本日、私からは2項目の質問をさせていただきます。まず、1項目めの物価高騰に対する町民生活の負担軽減と地域経済の振興策についてであります。エネルギー・食料品等の物価高騰の影響を受け、家計の負担は大きくなっています。この中、価格高騰緊急対策として、低所得者世帯給付金の追加交付がなされ、令和6年度上富良野町価格高騰緊急対策事業として、支給対象要件に当てはまる世帯に支給されました。テレビ報道などで商品の値上げが発表され、まだまだ物価は高騰し、さらに家計への負担は大きくなり、支援が必要になることが予想され、支給対象要件に当たらない世帯においても、さらに家計への負担は大きくなるのは必然であります。そのような中、年末に例年行われている「プレミアム付き商品券」の販売が今年はないのか。食料の買入れ・灯油の支払い、来春に向け新入学の準備など、町民にとっては大きなメリットがあることから期待している町民の方々からよく問われました。町にとっては、住民の生活支援につなげられるとともに低所得者世帯や子育て世帯を支援でき、プレミアム付き商品券は町内の店を限定することで、普段はインターネットやほかの地域で買い物をしている方々の消費を取り込むことで、地元商店が元気を取り戻し、地域経済が活性化することによって税収や雇用が確保され、町にとっても大きなメリットがあると考えられることから伺います。物価高騰による町民の生活費負担軽減と地域経済の振興に向けて、プレミアム付き商品券の販売、発行を行うことについて、町長のお考えを伺います。(発言する者あり)すみません、忘れていました。続いて、2項目めの町おこしについてでございます。先月13日に、大手不動産会社による道内の駅を中心とした町の幸福度ランキングが発表されました。回答したのは観光客ではなく、地元住民であるとのことでした。道内テレビ局による取材に対し、町民の方々のコメント、町長も自己分析として「旭川とか富良野、旭川空港にも非常に近く、病院もあるので、非常に住みよい町」とコメントされていました。また、記者は「都市開発が進んでいるわけでもありませんが、人混みとは無縁のゆったりとした町並み、町民を楽しませる仕組みは、町内施設にもある」と紹介されていました。最後に、「北海道らしい名所もありながら、町民に愛される町づくり。地方創生のヒントになるかもしれませんね」とのコメントで締められていました。現在、住まわれている町民の皆さんには幸福度100%であるかもしれませんが、これから先を考えるとき、高齢化が進み、人口減少を少しでも食い止める必要があると考えます。町の取組も重々承知していますが、町の資源を有効に活用し、地元の活気― 13 ―を取り戻す地方創生のための取組として、若者が住みやすいと思える町おこしが重要なテーマになると考えます。最近は、企業誘致、地方からの進出などもなく、仕事もないのが現状であり、この町を活性化させるには、町内はもとより、他地域からの若者の移住・定着も含めた企業支援を強力にし、既存の産業にも刺激を与え、経済活動の活性化を目指す取組が重要ではないかと考え、町長に伺います。中心市街地の商店街について、シャッターが閉じた ま ま の お 店 跡 が た く さ ん あ り ま す 。 商 店 街 のシャッター街化は共通の要因があり、経営者の後継者不足、高齢化等の理由など、今後、廃業が増加し商店街の存続が危うくなる現状にどう取り組むのかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の2項目の御質問にお答えしたいと思います。まず、1項目めの物価高騰による町民生活の負担軽減と地域経済の振興策についての御質問にお答えいたします。令和6年の政府経済見通しによりますと、成長の継続、労働需給の引き締まり等を背景に、2024年度の賃金上昇率は2023年度を上回ると見込まれ、賃金上昇に定額減税等の効果が加わり、令和5年は賃金上昇が物価上昇に追いつかない状態でしたが、今年においては、物価上昇を上回る所得の増加が見込まれています。御質問のプレミアム付き商品券の販売についてでありますが、従来のプレミアム付き商品券事業は、商工振興策として、町の経済団体の要望に応える形で、毎年、主に年末年始に向けて平成31年度まで実施しておりました。また、令和2年度から昨年度にかけては、新型コロナ感染症に伴う消費の落ち込みや収入の減少に対応する商工振興策として、国の補助金を原資とし、プレミアム率を上乗せして実施したところであり、いずれも年末年始の家計負担を和らげる効果は非常に高く、町民の皆様にも大いに活用していただき、御好評を得た施策であったと考えております。一方、消費喚起を期待する商工振興策としては、これまで灯油やガソリンなどの燃料費の支払いなど、経常的な費用の支払いが大半を占めるなど、町内専用の商品券を用いた町内消費の拡大に関して、その効果は非常に限定的と言わざるを得ない状況であり、一般財源を用いた施策としての継続は困難な状況でありました。また、プレミアム分が上乗せされるとはいえ、一時的に高額な費用を捻出する必要があることから、所得の低い御家庭ではその利益を最大限受けることが難しいなど、町民の最低限の暮らしを守るという福祉の観点からは課題を抱えているところです。このような状況から、今後、国庫補助金などにより実施する見込みがある場合、地域経済振興対策としては、紙媒体での商品券発行、販売に限らず、スマートフォンアプリを活用した電子マネーによる同様の施策など、生活費負担軽減対策としては、セーフティーネットとしての効果をより多様かつ所得の多寡によらず効果のある手法について導入を検討したいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、2項目めの中心市街地商店街の後継者不足等の問題に関する御質問にお答えいたします。議員御質問のとおり、町内各商店街において、閉業し、シャッターが閉まったままの状態で数年から十数年経過した店舗も散見されるのが現状であると認識しております。もちろん、これは本町に限らず、過疎化や空洞化に伴う課題として、全国の自治体でその対策に取り組んでいることは御承知のとおりでありますが、メディアで大きく取り上げられるような顕著な成功例もある一方、普遍的な解決策として、本町の取組に転換できるような明確な答えが出ていないのも現状であります。閉業に至るには様々な要因があり、後継者不足の問題も非常に深刻な課題と捉えておりますが、人口減少に伴う基礎購買力の縮小やモータリゼーションの進展による隣接商業圏への流失、商業施設の大型化、ネット販売の浸透など、消費動向の変遷が強く影響し、既存の形態での事業継承を断念する主因となっているものと考えております。後継者問題を含めた事業の継続を支援するための取組として、既存のUターン施策のみならず、第三者継承など新規開業希望者とのマッチング事業などへの期待はありつつも、十分な成果を上げ、かつその手法を参考とできる実例も現段階では乏しく、引き続き研究してまいりたいと考えておりますが、先般策定いたしました第3次上富良野町商工業振興計画におきましても、消費者ニーズへの対応や購買力の町内消費への引き戻しなど、経営の維持や円滑な継承、新規開業の促進等に取り組むことで、商店街に限らず、町内の事業者がそれぞれ足腰の強い経営を継続できるよう取り組んでまいります。

質問 10番 井村悦丈

答弁ありがとうございます。確かに、購入するにも先立つお金が必要ですが、― 14 ―非課税世帯だけでなく、ぎりぎり課税世帯もありますし、出費のかさむ子育て世帯など、物価高騰にかさむプレミアム率が上乗せされるだけで経済的に助かると考えています。町の評価としても、家計負担を和らげる効果は非常に高く、町民の皆様に大いに活用いただき、好評であったとの答弁でございますが、あったとならば、早い時期に行うべきではないかと思いますが、検討はするのか、実施はされないのか。どちらか伺います。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。物価高騰を、さきに述べさせていただきました。本当の純粋な物価高騰については、今年度は所得が上回っておりますので、その部分については、所得で解消されたと、政府も発表しているとおりかと思います。ただ、注意しなければならないのは、所得です。給料をもらっている人はそうなのですが、もともと所得の低い方とか、年金とかの方は、こういうケースにはならないので、注意しなければならないと考えております。それと、物価分は上昇でカバーされても、もともと子育て世帯がいて、もともと出費が多くて苦しいと、それは変わらないと思います。物価分が賃金の上昇でカバーされたから楽になったとは決して私は思っておりませんので、そういうところに、次もしやるとしたら、考えなければならないのは、必要なところ、セーフティネットとしての機能もそうですし、そういう子育てとか経済対策、そういうものに主眼を置いてやるのがいいのかなというふうに考えております。現在のところ、皆さん御承知のとおり、国で経済対策、今、補正予算で検討されておりますので、それの詳細が決まってからになりますが、町もその中でどういうことをすべきかということは、プレミアム付き商品券も含めてですが、経済対策はつくっていかなければならないと考えております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

経済対策として、場合によっては行うということだと思いますけれども、プレミアム商品券については、購入された町民の方々はプレミアム率を基に、高額な商品、またはまとまった支払いに充てようと、様々だと思いますが、当然プレミアム付き商品券の消費喚起効果について、消費の概要等データは取っていると思いますが、先ほど答弁の中にあった、限定的だから行わないということでしたが、どうしても消費者にすると支払い目的があっての望むところだと思っています。この件についてはどうお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。先ほどの効果が限定的というのは、経済対策として打った場合は、ガソリン、燃料とか、ほかの経常的な経費に支払いがそこに集中してしまって、経済的な効果は限定的だと、そのような意味です。ただ、これを使えるところは全部使えるのですけれども、それを偏らない、どこでも使えるようにしたいということでいろいろな、紙媒体ではなく、どういう方策があるかというのが、まさに検討課題かなというふうに思っております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

今、私が質問しているのは、紙媒体とか、そういう電子決済とかという方面は、経済対策だと思っているので、今は消費者の対策のことを言っているつもりなのですけれども。ほかの自治体では、プレミアム付き商品券などの件について、住民アンケート調査を行うとして、利用実態、使い方などについて調査結果が発表されています。プレミアム商品券事業の効果が大きい取組であることは実証されているところであると思いますが、そのようなアンケートを取る等は行わないのか、伺います。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。すみません、先ほどの訂正も含めてですが、経済対策として限定的ではなくて、商工業の振興対策としては、支払先が固定されるので効果が限定だということです。真意はですね。その上で、経済効果といいますか、大変な子育てとか町民の暮らしを守る上で、そういう効果は、議員おっしゃるとおり、あると思います。ですので、プレミアム商品券をやる狙いが、商工振興なのか、それとも、今大変な町民、特に子育てとか、低所得の年金でしか収入がない人とか、そういうセーフティーネットとして生活を守るためのこととして、どういうところに主眼を置くか。そして、それを最大限効果を発揮するためには、手段として紙媒体がいいのか、それとも答弁させてもらいましたポイントがいいのかなども含めながら検討していきたい。当然、プレミアム付きの商品券を発行すれば、それなりの効果はあると思いますが、必要な人に狙いをもって、どういうふうに届けるかというのが今の― 15 ―課題かなというふうに考えております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

どこに主眼を置くかということでございますが、答弁の中で、所得の低い家庭は最大限受け取ることが難しいなど、町民の最低限の暮らしを守るという福祉の観点から課題を抱えているというようなことにもつながるのかなと思っています。一般財源を、今後、福祉サービスに重点を置きたいから行わないというようなことなのでしょうか。福祉とは限らずですね。私は今、物価高騰に対する町民生活の負担軽減の支援を伺っているので、多少質問と温度差を感じますが、その辺について伺います。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。当然一般財源を使わなければならないのですが、一般財源、もちろん予算の総枠は決まっておりますので、その中でプレミアム商品券と福祉政策が綱引きをして、パイの取り合いというふうな状況になって、プレミアム商品券は福祉だけではありませんけれども、ほかの政策が一般財源を取り合うような構図になりかねませんので、その辺でなりかねないということは、なかなか今の一般財源を、政府の補助金等がなければ一般財源をずっと投入して、プレミアム商品券の事業をしていくには、ちょっと持続性にはなかなか難しいところがあるのかなというふうに考えておりますが、当然、先ほど申し上げました、国等の補正予算等の交付金で財源の見通しがつけば、そしてまた、そういうことが効果的というふうな確証が得られるのであれば、ぜひ実施していきたいと考えております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

大筋、そのようなプレミアム商品券に対して分かりました。では、地域振興対策としての紙媒体の件も答弁にありましたので、質問させていただきます。電子マネーという答弁がありました。決済においては、電子化が進んでいないお店もたくさんあるように思います。商品券のデジタル化でありますが、消費者が決済用の二次元コードをスキャンすることで1円単位で決済ができるとして事業者にも様々なメリットがあると考えられています。電子決済は、補助金を充て、現在推進しているともお聞きしますが、環境整備はどの程度進んでいるかお伺いいたします。

答弁 副町長 佐藤雅喜

10番井村議員の御質問にお答えいたします。業者名は、何とかペイというやつなのですけれども、比較的多くのお店が、前回何とかペイを使ってポイント付与の事業も行ったことから、それを活用できるQRコードについては、相当数の普及がしているということも伺っております。ただ、それの実態の数値については、今ちょっと持ち合わせておりませんので、商工会や何かのほうに問合せとかしないと現在は分からないのかなと思っています。あと、感覚としては、それ以外の各種交通系も含めてカードの利用をする、いわゆるレジスターというよりは、タブレットや何かによるそういった決済も比較的進んでおりまして、そういった部分、商工業の皆様も大変有効に活用いただいているのか普及しているのかなというような感覚では捉えておりますけれども、実数としてきちんとアンケート調査した数字というものは持ち得ていない状況でございますので、御理解を賜りたいと思います。

質問 10番 井村悦丈

ありがとうございます。いずれにしても、様々なシニア層をはじめとする多くの世代が使える、工夫できるよう対応をしていただきたいと思います。町民、事業者にもメリットのあるよう、商工団体と連携して進めていただきたいと思います。続いて、2項目めへの質問を再質問させていただきます。個人的な意見ですが、私も、確かにこの町は生活に不便もなく、程よい田舎感がよいなというふうに考えています。ですが、観光に来られる方、またはこの町の資源に魅力を感じている方にしては、何か物足りないのではないかなというふうに思います。特にJR富良野線の車窓から眺めるラベンダー畑とか十勝岳は、すばらしいものがありながら、駅を出ての町並みも大切な一場面だと思います。住んでいる者には分からない魅力が、上富良野町には観光資源としてあるのではないかなと考えたとき、何が足りないとお考えか、町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。何が足りないのかというのは、なかなか難しい御質問で、お答えになるかどうか分かりませんが、程よい田舎感というのがいいのかもしれませんし、物足りないと思われる方も、それも多くいると思います。あくまでも皆さん個人の感想で、これから私が申― 16 ―すことも、もちろん私の個人的な、統計データに基づいたものではありませんが、何が必要かというのはいろいろ、旧商店街は、言われるとおり、シャッターを閉じたところも、店舗として閉じたところも多いのですが、それ以外、郊外にはそれなりに新しいお店とかも増えておりますので、とにかくそういう新しい新規開業とか、事業継承でも構いませんが、せっかくお客さんがたくさん来るので、そういうお客さんがたくさん行ける場所、飲食でも構いませんし、公園でも構わないのですが、行けるところ、そして、それは上富良野にしかないから、上富良野に来る理由といいますか、そういう理由をつくっていくのが、食べ物でも何でもいいのですけれども、山でもいいです、そういうことが大切なのかなというふうに思っております。それが商店街の、今ある既存のシャッターが開くかどうかはちょっと確証は持てませんが、もちろん開いて、昔の旧商店街が復活すれば、店が張り付いて、それがよいのかもしれませんが、なかなか車社会の中でそうはならないのかなというふうに思っておりますし、そうでなければ、どういう展開が、車で行ける場所、そういうことが重要なのかなと、そういう拠点を増やしていくことが重要なのかなというふうに考えております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

今、本題に戻るシャッター街の話になったので質問させていただきますが、これ聞くと、非常にデリケートな部分なのかなというふうに思います。空き店舗は、店舗以外の部分を住居としているという要因もあることも推測できますし、老朽化が進んだ建物をオーナーがそもそも貸す気がないという、そんな身も蓋もない理由があるのが実情かもしれません。でも、このままでは、人口減少によって少子高齢化で廃業が増えることで経済は衰退、生活の利便性の低下につながり、さらには人口減少に拍車をかけるということが考えられます。また、今後インバウンドの増加が見込まれ、民泊など増える中、最近は素泊まりのお客のほうが多く、外食が多いと伺います。スーパーマーケット、コンビニなどでの買い物が増え、外食に出られる方は駅周辺飲食店を含めて足りないと思います。また、飲食店問わず上富良野資源を魅力に感じ、業種問わずアクティブな考えをお持ちの企業を目指す方がいたならば、違う方策で支援してはいかがかというふうに考えます。町では、新規開業、新事業展開、特産物開発などの応援する新規開業等支援事業補助金は行われていますが、地域資源を生かそうと考えると、他地域からの起業を目指す方を取り入れ、この上富良野町で開業したいという方に空き店舗、空き家の屋主に対する補助を要件つきで行うなどの考えなどは考えられないのかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、商店街はシャッターが閉まっておりましても、併用住宅ですので後ろの部分といいますか、居住されていて、貸すのも少し気が引けるといいますか、いろいろ面倒くさいということもあるのかもしれませんし、事情があるのかもしれませんが、シャッター閉めたままで裏で暮らしているという方も多いのかなというふうに、あくまでも私の近く住んでいる周りですけれども、そういうふうに感じております。町では、町外から新規開業で来られた方、多くはありませんが、ぽつぽつといろいろなところに、いろいろコーヒーとか開業されて、そこに多くのお客さんが訪れているということもありまして、決して町外から開業する人をシャットアウトしていませんし、逆に、特に先ほどの話に戻りますが、移住とかしてくる人も、特に優遇しているわけではなく、町内の方と均一に新規開業とか新規展開の補助があるだけで、これを使って、ほかの政策というのは今のところ思いつきませんが、これをPRして、風景なんかもいいので、ぜひ、かみふで開業してくださいというPRに尽きるのかなというふうに考えております。そして、もう一つの話、一番最初の併用住宅の話になりますが、なかなか大家との話に仲介というのは、誰がどのようにするかというのは、町がするべきなのか、不動産会社を入れるのか、それともそこを借りたい人が直接するべきなのか、そのときの家賃補助等についてどうなのかというのは、今後検討していかなければならないのかなというふうに、とにかく空き店舗、空き家・空き地も含めて解消していったほうが町が活性化するというのは、議員のおっしゃるとおり、それも一理あると考えておりますので、そちらのほうは今後十分研究検討を重ねてまいりたいとは考えております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

今後、検討されたいということでございますが、例えば、空き店舗を何かの補助で買い取るなり開店するなどして、例えばインバウンドなんかは特に一極集中した屋台村みたいのを好むと思うのです。そういうようなことも考えた― 17 ―らいかがかなというふうに考えます。また、町の活性化というか、今後、起業を臨む人たちにさらに魅力的なことを伝えるために、最近、コロナ禍からユーチューブなどでウェブ上のイベント配信を当町はされていますよね。投げ銭うっての効果は、ふるさと納税など上富良野町を知ってもらうには効果が出ていると思っています。しかし、町にお金を落としてもらうには、実際このほかに、この町に来てもらうのが一番だと考えますが、今後どのようなことをお考えか、伺います。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。町に来てもらうことがまず第一歩だと考えております。来てもらうだけでは、ひょっとしたら、来てみて帰るだけかもしれません。ジュースを飲んで帰るだけかもしれません。ですので、来てもらって、まずやはり飲食ですね、宿泊してもらえばもっといいのですけれども、そういうふうに通過型から滞在型に、観光が中心になると思いますが、もちろん観光と商工は非常に連動といいますか親和性がありますので、来てもらってお金を消費してもらうと。通過だけではなくて滞在してもらうというふうな方向で、いろいろ施策は考えていかなければならないのかなというふうに考えております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

今後、何かイベントなど再開することによって交流人口が増えるということで、地域資源を通して町とつながりのある人が全国に広がることを望むところですが、例えば、交流人口を増やすということですが、新たな人の流れをつくるということは、移住促進など施策展開に大きな強みとなると思います。最近、耳にしたのですけれども、上富良野の豚サガリを全国に広めたのは転勤で来た自衛隊が転出されて、北海道に九州の芋焼酎を広げたのもそうだと言われているように、町外から様々な人がこの町に集まり、人の流れをつくるということが大切かと思います。それが町の活性化につながり、移住・定住による人口増加も、期待できる可能性を秘めていると思います。空き店舗だけでなく、空き家についてもそうですが、最近、11月28日には、中富良野町が空き家の包括連携を結んで、空き家を買い取ってリフォームして販売する会社と協定を結んだというふうに出ていました。どこの町も移住支援については、人の取り合いみたいなところがあると思いますが、答弁書の中にもあります普遍的な解決策の取組として転換できるような答えが出ていないということですが、例えばコンサルを入れるなど、また観光協会などと統合し、一般財団法人を設立し、地域おこし協力隊を入れるなどして、上富良野の観光資源を一元化しながら町づくりをコーディネートして、これから目指す将来の実現に向けて解決していくべき課題を検証、限られた財源で効果的かつ効率的にまちづくりを進めていくことが必要でないかと思い伺いますが、そのようなお考えはどうでしょう。

答弁 町長 斉藤繁

10番井村議員の御質問にお答えしたいと思います。一般的には、空き家・空き地をそういうふうにいろいろ、中富良野でも、今おっしゃったとおりですが、今回、問題は商店街のことですので、商店街をどうするかということですので、どこの町も同じ状況で、劇的に変わったところもあるかもしれませんが、おおむね旧市街と言われる部分は、旭川でもそうだと思います。旭川とか大きな都市でもドーナツ化現象とか言われるように、なかなか旧市街をどうするかという難しい問題があるのかなと思っておりますが、今おっしゃられた、コンサルを入れてしてはどうかとか、いろいろ予算はかかると思いますけれども、限られた予算の中でどうしていくかというのは、決して旧商店街を放置するというわけではなく、何らかの、すぐできないのかもしれませんが、今できること、将来できることを含めて、考えていかなければならないとは認識しております。以上です。

質問 10番 井村悦丈

石破首相になり、肝入りである地方創生は優先課題だというふうに上げています。そして地方創生推進交付金を倍増させる方針であるとも言われております。人口減少の過疎化をどのように活性化させるのか期待されるところでありますし、今後、情報収集を図り、町の課題を検証して、もし当てはまるものがあれば、この交付金を有効に活用するような施策を図っていただきたいというふうに考えています。人口の自然増減は仕方ないとしても、人口増を目指し、少しでも流出させない取組を計画的に進めていくには、様々な課題のうち、将来像を実現に向けて、特に重要な課題を整理し、町民の快適で豊かな暮らしの実現のために、各分野の課題解決に向けて今後も取り組んでもらいたいと思います。以上です。

出典:上富良野町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる