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深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月8日

平和行政

2019年7月8日、深川市議会の一般質問で、北名照美議員が「平和行政」について質問し、企画総務部長 吉村理明が答弁しました。

質問者
北名照美 議員
答弁者
企画総務部長 吉村理明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 北名照美

私が初めて深川市議会議員となったのは1975年、昭和50年、31歳のときでした。もちろん日本共産党公認としてです。当時の市長は真鍋政之さん。定数は30人で、私は議席番号2番、その席にいまして、左隣は共産党の安藤議員団長、右隣は上垣武寛副議長でした。議長は吉岡慶治さんでした。あれから44年、私は75歳になり、そして8年ぶりの議席、実に感慨深い思いをかみしめています。さて、私は今回の選挙で、「誰もが人として尊重される深川を」「弱い人々の味方。戦争反対を貫く」と掲げて戦いました。市理事者、職員、そして同僚13人の議員の皆さんとともに、行政と議会のよりよいあり方を築き、市民の期待と負託に応えるために力を尽くしていきたいと思っています。また、時はあたかも参議院選挙の真っただ中です。私たち日本共産党は、平和と暮らしを守るため、野党共闘、市民運動との共闘をベースに戦い、一日も早く安倍政治の終止符を打つべく、全力を尽くして戦い抜くものであります。それでは、質問に入ります。質問の第1、平和行政。日本が行った無謀な侵略戦争は、1945年(昭和20年)8月15日、日本の敗北で終わりました。この戦争で、日本はアジアの人々2,000万人の命を奪い、日本人もまた310万人が命を失いました。深川での戦死・戦没者は716人、旧行政区でいうと深川172人、一已183人、納内87人、音江161人、多度志113人となっています。戦後日本は、二度と戦争をしないという憲法を持ち、民主主義国家として出発しました。戦後74年、一人の外国人も殺さず、一人の日本人も戦死することなく来たことは、憲法と国民の絶えざる努力の結果であり、そのことを誇りに思うものであります。平和に逆行することは1ミリたりとも許さないという決意を表明して、4点聞きます。1、国連が決議した核兵器禁止条約及びヒバクシャ国際署名について、市長の見解。2、米国などの核実験への抗議及び平和首長会議、日本非核宣言自治体協議会に対する深川市の対応。3、戦争体験手記の発行継続。4、平和に関する行事についての評価及び参加の呼びかけ、市職員の参加など、以上、お聞きいたします。

答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)

平和行政について、4点の質問がございましたので、順次お答え申し上げます。初めに、1点目、核兵器禁止条約及びヒバクシャ国際署名についての市長の見解についてでございます。核兵器の全面廃止と根絶を目的とした核兵器禁止条約は、国連で平成29年7月7日に賛成多数で採択されたところでございますが、日本政府は、一つとして、安全保障上の観点が踏まえられていない、二つ目として、核兵器保有国のみならず、非核兵器保有国からも支持を得られておらず、核軍縮に取り組む国際社会に分断をもたらしている点も懸念されるなどとして、批准していないところでございます。このことは、平成29年第3回定例会で和田議員からの質問にお答えしておりますが、このことについては、国の苦渋の決断として出した結果であると認識しておりまして、本市といたしましては、非核平和宣言都市として、今後とも政府の動きを見守ってまいりたいと考えているところでございます。次に、ヒバクシャ国際署名についてでございますが、これは原爆被爆者の全国組織、日本原水爆被害者団体協議会の呼びかけによって、平成28年4月にスタートいたしました国際キャンペーンでございます。その趣旨は、前段申し上げた核兵器禁止条約に全ての国が加盟することを求めながら、核兵器の完全撤廃を求めるというもので、本年4月現在、世界各国から900万筆を超える署名が集まっていると伺っております。次に、2点目、アメリカなどの核兵器への抗議及び平和首長会議、日本非核宣言自治体協議会に対する深川市の対応についてお答えいたします。アメリカなどの核実験につきましては、非核三原則の堅持と、また恒久平和の実現を願う私たち深川市民の思いを踏みにじる行為であることから、非核平和都市宣言を行っている本市の立場として、まことに遺憾であると考えているところであります。これまでも核実験の事実が判明する都度、抗議の声明文などを発表してきているところでございますが、これまで事実を知るタイミングが合わず、対応が間に合わない場合もございましたけれども、今後もしっかりと対応させていただく考えでございます。次に、平和首長会議に対する対応でございますが、一昨年、当会議から加盟についてのご案内をいただきましたので、趣旨に賛同いたしまして、平成30年度に負担金の予算を計上するとともに、同年5月に加盟の手続を終えたところでございます。なお、前段にございましたヒバクシャ国際署名につきまして、この署名活動への参加を平和首長会議の行動計画の一つに盛り込んでいるところでございますので、署名活動の趣旨や道内各市の状況を踏まえまして、本市としても適切に対応してまいりたいと考えております。3点目、戦争体験手記の発行継続についてでございます。本市では、平成12年3月に「悲しみを乗り越えて」というタイトルで、また16年8月には「続・悲しみを乗り越えて」というタイトルで2冊目の戦争体験手記を編集、発行しております。これらの手記の編集に際しては、数年にわたり市民の皆様から原稿を募集し、1集目は11人、続編では9人の戦争体験者の手記を掲載させていただいたところでございます。現在、戦後73年が経過し、戦争体験者の記憶も薄れ、資料も減少しているかと思われますが、戦争を経験した方々の体験を語り継ぐことは、惨劇を繰り返さないためには必要なことと考えておりますので、時間はかかろうかと思いますが、戦争体験手記の発行に向け、募集の方法などを検討してまいりたいと考えております。最後に4点目、平和に関する行事についてでございます。今年度は、5月1日に「増田氏の絵画と平和を語る集い」を開催したほか、7月15日には生きがい文化センターで「ピースコンサート」を、8月6日に非核平和都市宣言記念式を、10月26日には今年度に長崎平和祈念式に参加いたします深川中学校の生徒2人による報告会を中心とする「平和のつどい」を、2月には朗読会「かがやき」による「平和朗読会」などの開催を予定しているところでございます。各種行事の評価についてでございますが、ここ5年間では延べ300人から400人の市民が参加いただいておりまして、平和意識の定着に少なからずつながっているものと考えているところでございます。参加の呼びかけにつきましては、チラシの新聞折り込みのほか、市のホームページや広報紙を活用しているところでございます。市職員の参加については、一定程度の参加は見ているところでございますけれども、今後も参加者の増加に向けて、庁内の電子掲示板のほか、庁内会議などの場で積極的に参加を促してまいりたいと考えております。

質問 14番 北名照美

次に移る前に、今のことに少し述べておきます。1点目と2点目は、政府の動きを見守るとか、ほかの様子を見て、適切な対応という点では、少し不満はあるけれども、その後の答弁は非常に納得できるものであったと述べておきます。

出典:深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる