深川市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月21日
平和行政
2021年6月21日、深川市議会の一般質問で、北名照美議員が「平和行政」について質問し、企画総務部長 三浦浩二が答弁しました。
- 質問者
- 北名照美 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 三浦浩二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 北名照美
次に、8番目の平和行政について。このたび核兵器禁止条約に関わる陳情が趣旨採択されて、意見書が全会一致で決議された。非常にうれしく思っております。深川市は、河野前市長の時代からずっと地下核実験などを大国がやると抗議していたのです。恐らく続いてきていると思うけれども、こういうことは大事だし、深川市が平和に関わるいろいろな取組をしていることは非常に私もうれしく思います。その点で特に絞って二つだけ聞きます。1点目、核実験に対する抗議と、この姿勢を引き続き堅持していただきたいし、どういう状況でこれまでもやってきたか聞きたい。また、平和首長会議に参加していることも非常にうれしいと思います。だから、その点で、できれば若干いきさつなども聞きたいですし、活動の中身などについても聞かせていただければと思います。2点目、平推協と一言でいうのですが、深川市平和運動推進協議会でも提起されている戦争体験手記です。だんだん昭和も遠くなってきているけれども、戦前の経験者はもっともっと遠くなってきている状況の中で、今、戦前だけでなく、戦後の経験などもやっているようですが、戦争体験手記は僕も何回かここで言って、何冊か出て、今でもよかったと思っているのです。ぜひこの取組を平和運動推進協議会でも出されたと聞いていますので、スケジュールをつくって、やってほしいと思います。もう一つ、新たにそれこそ平和運動推進協議会の中で出されたと聞いたのは、戦争遺品の収集です。民間でやられている方もいらっしゃると思うのですが、行政として、どういう方法ができるのかを含めて、平和というものは非常に大事な普遍のテーマでありますから、行政としても蓄積が必要だと思いますので、取りかかってほしいと思いますし、それについてお答えいただきたい。
答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)
平和行政についての質問にお答えいたします。1点目の核実験への抗議と平和首長会議の活動実績の質問についてでございます。初めに、核実験への抗議についてお答えしたいと思います。本市は、これまでも核実験の事実が判明する都度、抗議や声明などを発表しておりまして、最近の例を申し上げますと、平成22年10月28日のアメリカの臨界前核実験に対して出しておりますし、25年2月12日の北朝鮮の地下核実験に対しても、抗議または声明などを行っているところでございます。なお、平成26年以降も、アメリカで核実験が行われておりますけれども、どうも近年は報道が遅くて、対応が間に合わないといったことも若干ございました。しかし、今後においても、核実験を承知した際には、非核平和都市宣言を行っている市の立場で、抗議あるいは声明を出していく考えでございます。次に、平和首長会議の活動実績でございます。この会議は、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起することや、世界の恒久平和の実現に寄与することを目的とした組織でございますが、本市は平成30年に加盟しており、国内の自治体の加入数は6月1日現在、1,734が加盟している状況でございます。活動といたしましては、核兵器の開発、製造、実験、貯蔵、使用等の禁止及びその廃絶について規定する核兵器禁止条約の早期実現に向けて、要請活動が展開され、こうした活動が実を結んで、平成29年に国連で採択されて、本年1月に条約が発効されたと承知しているところでございます。また、このほかの活動としては、青少年平和と交流支援事業、子供たちによる平和なまち絵画コンテストといった事業も行っているものでございます。次に、2点目の戦争体験手記や戦争遺品収集の質問についてであります。初めに、戦争体験手記については、本市では深川市平和運動推進協議会との連名で、平成12年と16年に冊子を発行しておりまして、これらの手記の編集に際しては、市民の皆様から原稿を募集し、この2冊で延べ20人の戦争体験者の手記を掲載させていただいたところでございます。新たな戦争体験手記の作成についてでございますが、本年3月に開催されました深川市平和運動推進協議会役員会、あるいは4月の総会におきまして、検討部会を設置して議論するとなりましたので、この後は、平和運動推進協議会の検討部会において、手記の作成の有無を含めて話し合われることになっているものでございます。次に、戦争遺品収集についてでございますが、昨年、議員からも質問がありまして、本市では、これらの品々をお持ちの御遺族の気持ちや、収集後の管理など、種々の課題があるものと考えておりますが、研究してまいりますとお答えしてございます。間もなく道内各市に対しまして、収集の有無をはじめ、収集している場合は、遺品の種類、保管方法、一定期間を超えたものや劣化した場合の対応方法などの項目の調査を予定しているところでございますので、この調査を基に引き続き研究してまいりたいと考えております。