名寄市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日
(1)令和5年度市政執行方針から/(2)平和行政の推進について/(3)空き家、空き地の適正管理について/(4)老朽化する施設についての長寿命化計画及び対策について/(5)名寄市のこれからの課題について/(6)行政職員に期待を寄せて
2023年3月13日、名寄市議会の一般質問で、佐久間誠議員が「令和5年度市政執行方針から」「平和行政の推進について」「空き家、空き地の適正管理について」「老朽化する施設についての長寿命化計画及び対策について」「名寄市のこれからの課題について」「行政職員に期待を寄せて」について質問し、市長 加藤剛士、教育長 岸小夜子、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 田畑次郎、総務部長 渡辺博史、市民部長 廣嶋淳一、副市長 橋本正道が答弁しました。
- 質問者
- 佐久間誠 議員
- 答弁者
- 市長 加藤剛士、教育長 岸小夜子、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 田畑次郎、総務部長 渡辺博史、市民部長 廣嶋淳一、副市長 橋本正道
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 佐久間誠
議長より御指名いただきましたので、会派市民ネットを代表して大項目6点についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。まず、大項目1、令和5年度市政執行方針から、小項目(1)、令和5年度の主な事業について、①、デジタルトランスフォーメーション、ICTを活用した事業について、ア、地域交通について、公共交通DX導入事業の実証運行について伺います。名寄市内の西回りバス路線の減便に伴い、市民バス利用者から不便になって困っているとの声が寄せられていました。そうした中で、今回の公共交通DX導入事業の実証運行は今後の地域交通の在り方を探る第一歩として、また高齢化社会の中でのお年寄りの足として、あるいは交通弱者の移動手段として大いに期待しております。そこで、この取組の実施時期や内容、デマンド化の構想の詳細についてお知らせください。次に、イ、地域通貨導入事業について。域内経済循環構想からくる発想で経済団体からの要望から対応した事業化と推察するところですが、この事業の導入により期待される効果についてお伺いします。心配される点として、運用コストに果たして耐えられるかということがあります。検討されていることについてお伺いします。通常流通している日本銀行券のみを利用していたとしても地元を大切にする心、名寄愛の意識が根づいていれば、取り立てて地域通貨ということでなくともよいと思っています。地元愛、名寄愛の意識の醸成を市民の中にどのように育んでいこ令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号うとしているのか、ここが最も本質的に大切な視点だと思っておりますから、地元愛、名寄愛の意識の醸成について伺います。次に、デジタルディバイド対策事業について、スマホ何でも窓口に関して伺います。コロナ禍の影響で人との接触ができづらい環境の後押しなどもあり、急速に進んだデジタル化ですが、誰一人取り残さない社会の形成は大切です。社会がどんどん先に進んでしまっていって、ついていけないわ、こういう市民の嘆きの声も聞いているところです。スマホ何でも窓口の取組に期待するものですが、民間事業者、大学などの協力を得た窓口対応のイメージについてどのような形で考えているか伺います。また、この種の取組は引き合いが多いと考えられることから、町内会などのニーズ把握により出前窓口などについて取組の考え方はないかどうか伺います。大項目2、平和行政の推進について。小項目(1)、平和教育、平和学習の取組について。ロシア、ウクライナの戦争や中国と台湾の緊張関係、北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射と日本近海の排他的経済水域への着弾など国内にも緊張が走っています。今こそ日本国憲法の持つ平和主義に基づく平和教育、平和学習が大切だと考えますが、小学校、中学校で学ぶ平和教育、平和学習についてどのような形で教えられているのか伺います。また、DXのメリットを生かして体験談などの映像も学習教材として使えると思いますが、そうした学習についての考え方も伺います。日本は唯一の被爆国であると同時に、加害の歴史もあり、加害の歴史にも向き合って学ぶ取組も重要だと思いますが、この辺の考え方についてもお知らせください。小項目(2)、非核平和都市宣言に関する取組について。行政として本年度の平和啓発政策推進の取組はどのような事業を考えているか伺います。令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号未来の選択は、子供たちの手にこそあることから、今を生きる大人たちができることは正しい歴史認識を子供たちにしっかりと伝え、正しい未来を選択できる子供たちを育てていく役割があると思いますが、いかがでしょうか。お伺いします。(3)、国の防衛予算増大に対する考え方について。政府は2023年から27年度の5か年の次期計画で防衛費規模を43兆円とし、それ以外にも新規契約する装備品購入など防衛費のさらなる膨張や予算の硬直化につながるおそれが懸念されています。市長は、防衛予算増大に対して報道で歓迎するとコメントされていましたが、自治体の長としての発言としては違和感がありました。防衛費の異次元の膨張は、国民生活をさらに圧迫し、一人一人への大増税となって返ってくることは明らかだろうと考えます。真意を伺いたいと思います。次に、道内の陸上自衛隊員が620人削減される中、有事即応拠点として名寄は160人の隊員が増員されるという報道があったところですが、現在まで明らかになっていることと行政として準備することなどについて伺います。また、単身者ばかりなのか家族も来るのかも併せて伺います。大項目3、空き家、空き地の適正管理について。小項目(1)、苦情対応件数の現状と手だてについて伺います。まず、空き家、空き地に関する苦情はどのような現状にあるか伺います。また、空き家、空き地の管理について、本市を離れた所有者に代わって適正管理をする仕組みづくりも必要ではないかと思います。そこで、ふるさと納税制度を活用した管理代行等の取組について他の自治体でも活用事例があるところですが、本市においても寄附をいただいた返礼として管理代行取組、空き家、空き地対策とし、また仕事づくりの一環として検討してみてはどうかという点について伺います。小項目(2)、空き家発生の未然防止対策について。空き家が発生すると、歳月を重ねるごとに権利関係が複雑になり、連絡を取ろうにも簡単には取れない状態になることから、行政としても手を出せない事例が積み上がっていくのではないでしょうか。そこで、空き家の発生を未然に防止する対策について検討されていることがあれば伺います。また、若者を対象とした住宅ニーズ調査を行うことなどの考え方についてこれまで検討したことはあるか、今後の方向性として考えることができるかどうか伺います。さらに、家じまい、いわゆる家の終活の相談窓口の開設をできないか伺います。不動産業者、市内建設業者、行政書士、司法書士、弁護士、金融機関、そこと行政がチームを組み、DXを活用し、オンラインでアドバイスするなど、常設ではなくても集中月間を設けるなど工夫して相談体制を取るとについて検討できないかお伺いします。連携を取って情報を共有することができれば、空き家になる前に未然の対策も取ることができるのではないかと考えます。また、相談窓口に来ていただくことにより、少なくとも、その住宅のデータ集積が図られ、以降のマッチングなどの相談、ニーズにも応えやすくなると思うのですが、いかがでしょうか。小項目(3)、団塊の世代が75歳に突入する2025年問題と住宅の在り方の相談体制について。2025年は、団塊の世代800万人全員が後期高齢者となり、様々な影響が出てくると言われています。その一つとして、空き家問題の増加が懸念されています。団塊の世代の持家率は86.2%、内閣府調べ、と高く、後期高齢者以降の家じまい対策の一つとして住宅の在り方などの相談体制を取り、空き家をつくらない未然防止の対策を講じてはいかがでしょうか。所有者自決、自ら判断できるうちに住宅をどうしていくか相談できる窓口があれば、絡み合った糸も様々な知見をいただいて解きほぐすこともできるのではないでしょうか。ここについても相談窓口の必要性についてニーズ調査を行った中で取組を進めていく考えはないかどうかについて伺います。団塊の世代の方が持家を整理するために一軒家から例えばシルバーハウジング、公営住宅などへの住み替えを考えたときに一つのサイクルを確立することで空き家の発生を未然に防ぎ、家じまいに結びつけることが可能になるのではないかと思います。その辺りの御見解をお聞かせください。大項目4、老朽化する施設についての長寿命化計画及び対策について。小項目(1)、総合福祉センターについて。現在風呂のボイラーが故障していると聞いています。その対策について伺います。風呂、あるいはデイサービスについてどのように対応されているのでしょうか。公共の福祉施設としてボイラーなどは心臓部であり、壊れる前に一定の年数が来ていれば暫時取り替えるなどの対応が取られていてしかりだったのではないでしょうか。小項目(2)、しらかばハイツについて。屋根外壁を直して、市債で1,250万円の見積りなのですが、これだけの金額をかけても一時的な応急措置でしかないと思うわけですが、どの程度長寿命化に結びつくか伺います。小項目(3)、図書館や児童センターの対応、どのようにしていこうとしているのか絵柄が見えません。町なかへとの構想も言われるわけですが、中心市街地再開発でもしなければ空きスペースはできないと思います。図書館の改修計画はどのように考えているのか伺います。また、児童センターはどのようにしようと考えているのかお知らせください。小項目(4)、学校関係施設の老朽化について。教員住宅の老朽化度合いと郊外農村地区の教員住宅の整備の考え方について伺います。また、郊外農村地区の教員住宅の整備については、民間アパート等を利活用して名寄市内から通勤することなどで対処するという考え方はどうな令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号のか伺います。大項目5、名寄市のこれからの課題、小項目(1)、王子マテリア名寄工場撤退後の企業誘致構想の現在までの進捗状況について。それぞれの議論の進捗状況について伺います。木質バイオマス構想についてはどうなっているのか、データセンターはどうか、防災、物流の拠点化構想は、19線周辺での構想も含めて議論の進捗状況についてお知らせください。小項目(2)、除雪対策について。今年度顕著になった排雪の遅れから今後につなぐことについて伺いたいと思います。特に職員直轄機動班の増設の必要性はないか。現在の直轄機動班を1班増設し、2班体制とし、機械力もアップすることで大幅に市民ニーズに応えられるのではないかと思いますが、御検討いただけるかどうか伺います。小項目(3)、東病院の移転構想について。立地適正化計画の居住誘導のインセンティブの中の一つとして、医療や介護の施設が近くにあることを望む市民もいる。これらの議論が過去にされ、議論を進めたいとして今日に至っていると思っているところです。そこで、東病院について老朽化も進んでおり、今後どのように手だてをしていくのか、現在の場所で改築、修繕していくのか、もしくは町なかに移転させるのか、町なかに果たして移転場所はあるのか、現在思い描く構想があるのかどうかについて伺います。小項目(4)、名寄市立大学について。旭川大学が市立大学になったことから、今年度の名寄大学の受験率は下がるのではないかと私たちは危惧していたわけですが、受験倍率は高かったことから、関係者の相当な努力があったのだろうと推察するところであります。そこで、これらの要因をどのように分析されているのかお伺いします。また、大学院設置に向けた準備状況と市に求めるものについて伺います。大項目6、行政職員に期待を寄せて、小項目(1)、令和5年度の職員研修の主な内容につい令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号て。職員研修の主な内容について、どのような研修を考えているのか伺います。これまで年次ごとにコンプライアンス研修が適宜行われてきたことが総合戦略プロジェクトでの報告などからもうかがえます。令和5年度の職員研修の中では、どの程度の規模で取り組まれるのか伺います。さらに、個人情報の取扱いが年々強化されてきていますし、マイナンバーカードなど取扱いの厳密化も求められてきます。こうした中、コンプライアンス研修の範囲の在り方はどうでしょうか。嘱託職員、非常勤職員の研修はどの程度行われているか、職員から枠を広げた対応についても伺います。以上、壇上からの質問といたします。
答弁 市長 加藤剛士
佐久間議員からは、大項目で6点にわたり御質問いただきました。大項目2の小項目1及び大項目4の小項目4については教育長から、そのほかに係るところは私から答弁をさせていただきます。初めに、大項目1、令和5年度市政執行方針から、小項目1、令和5年度の主な事業についての地域交通についてお答えをいたします。市内西回りのバス路線については、昨年10月に運転手不足を理由に減便をされました。減便の際には、事業者と連携をして、広報やホームページでの周知をいたしました。しかし、人口減少や少子高齢化が進展をする社会において、免許返納後も交通手段に困らない日常生活を支える公共交通の維持、確保は重要な課題と認識をしております。これらの課題に対応して、全国的にはきめ細やかな利用者のニーズに対応するDXを活用したオンデマンド型の公共交通システムの導入が進んでおります。具体的には、一例でございますけれども、アプリによる予約を行い、効率的なルートを乗り合わせて移動をするものです。また、車両を小型化することで事業者の車両維持経費の軽減や乗務員の確保が期待をできます。今回の公共交通DX導入事業の実証運行の具体的な内容については、地域の実情に即した公共交通サービスを協議をする名寄市地域公共交通活性化協議会や協議会の中に設置をされております専門部会での議論を基に時期や内容について検討をしてまいります。続いて、地域通貨導入事業についてお答えいたします。国はデジタル社会の到来やコロナ禍の対応を踏まえ、地域の在り方や生活スタイルの見直しなど大きな転換期を迎えており、本市においても同様なものと考えております。少子高齢化や人口減少に伴い地域内での購買力の低下やインターネットの普及によるオンラインショップの利用など地域外での消費増加が顕著となり、経済の地域内循環は重要な課題の一つであります。これらの課題認識の下、地域通貨導入について地元経済団体と協議を進め、コロナ禍における非接触型で安全、安心した生活を確保し、地域経済を守り育てるといった観点から事業化に至ったところであります。導入に当たっての効果といたしましては、経済の地域外流出抑制や地域内循環を促進することにより地域経済の活性化を図るほか、キャッシュレス化による地域独自のサービスを生み出すことが期待をされます。具体的には市民が意欲的に地域で活躍し、地域活動が増進されるよう地域の取組やイベント、ボランティアなどへ参加するごとに行政ポイントを付与することや地域での消費拡大を図り、ポイントの還元、ボーナスチャージを実施することなどを想定をしております。御懸念の運用コストについて、地域通貨導入に当たってのイニシャルコストは、国のデジタル田園都市国家構想交付金の活用を想定をしており、ランニングコストについては利用する市民や加盟店を少しずつ増やしていくことで収益を上げ、運用において自走化していくものと考えております。また、名寄愛の意識の醸成についてでありますが、私どもとしても郷土を愛する心が地域を守り育てるという信念の下、このデジタル時代に合った意識の変革も必要であり、今回の地域通貨の導入が市民の皆さんにとってより充実したものとなり、利便性の向上と地域経済の活性化の両立が図られる中で、さらに郷土愛の醸成にもつながるものと考えております。今後も地域通貨導入を含め効果的な地域内経済循環や地域に貢献できる仕組みづくりなど市民の皆さんと共に魅力ある持続可能なまちとなるように取組を進めてまいります。続きまして、デジタルディバイド対策事業についてでございます。急速に進むデジタル化に伴い、デジタルの恩恵を受けられる方と受けられない方の情報格差は問題視をされており、特に高齢者のデジタルディバイド対策は行政として喫緊の課題であると認識をしております。本市においては、デジタルに不慣れな方への対応として今年度は高齢者向けスマホ教室を開催いたしました。スマートフォンの基本的な操作のほか、地図情報やカメラの使い方などを学び、参加者からはデジタル機器に触れるよいきっかけになったと好評を得たところでございます。しかし、当該事業は行政側がスマートフォンを貸し出し、内容もプッシュ型の講習であったため、参加者からは御自身のスマートフォンの使い方や疑問点などについて相談したいとの御意見があり、対応について検討してまいりました。この課題の下、デジタルに不慣れな方のデジタルディバイドの解消やオンライン手続、自らの情報発信の手段として、また官民学一体での事業推進による世代間交流などを目的に高齢者向けスマホ教室の発展型として、スマホ何でも相談窓口を開設をすることといたしました。当該事業は、事業企画や広報などは市が行い、民間事業者が業務委託により相談窓口の運営管理などを行うことを想定をしており、協力いただける民間事業者や大学などと協議を進め、今後運営方法や役割分担など推進体制を構築後、月に2回程度公共施設などで開催することを予定をしております。また、相談者への対応は大学生や高校生が行い、内容についてはスマートフォンの基本操作やライン、マイナンバー関連など参加者が実際に相談し令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号たい内容とし、加えて技術的な支援に各スマートフォン事業者の協力も仰ぎ、バックアップ体制も整備をしようと考えております。なお、出前窓口の考え方についてですが、当該事業はこれからスタートいたしますので、まずは事業が軌道に乗るように取組を進め、その後事業の検証と併せて、町内会をはじめ関係団体などと協議をして、ニーズを把握をしていきたいと考えております。大項目2、平和行政の推進について、小項目2、非核平和都市宣言に関する取組についてお答えいたします。本市は戦争のない世界平和と核兵器廃絶は人類共通の願いであり、世界唯一の被爆国の国民として非核3原則を守ることを強く求めるとともに、美しい郷土、恵まれた自然、豊かで平和な未来を子供たちに手渡すことが市民の責務とし、恒久平和と幸せな市民生活を守るために非核平和都市宣言を制定をしております。この宣言にのっとり平和首長会議や日本非核宣言自治体協議会への加盟をはじめ、戦没者追悼式、平和音楽大行進などの実施、全国戦没者追悼式の黙祷に併せたサイレンの吹鳴などを行ってきました。また、名寄原爆の絵を見る実行委員会主催の名寄原爆の絵展の開催に併せて、日本非核宣言自治体協議会による被爆被害の実相を知ってもらうための原爆パネル展を例年実施をしているほか、全国の青年が平和の火を掲げたトーチを手に走りつなぐ反核平和の火リレーの到着集会に参加、協力するなど市民団体と協調した取組を行っているところでございます。令和5年度の取組といたしましては、引き続きこれまで実施をしてきた取組を継続をするとともに、市民団体が行う事業と協調を図りながら豊かで平和な未来を子供たちに手渡すことが市民の責務とする本市の非核平和都市宣言に基づき平和行政の推進に努めてまいります。小項目3、国の防衛予算増大に対する考え方についてお答えをいたします。国では令和4年12月23日、令和5年度予算の概算について閣議決定をされ、防衛関係費として前年度比126.3令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号%となる6兆8,219億円が歳出予算として計上をされたところです。本市には、陸上自衛隊名寄駐屯地が所在をすることから、駐屯地の役割や必要性、自衛隊との共存共栄によるまちづくりの推進などを考慮した場合、防衛関係費の増額は歓迎をするところであります。次に、名寄駐屯地の増員関連についてお答えをいたします。昨年3月、名寄駐屯地の主力部隊である第3普通科連隊が16式機動戦闘車をはじめとする装輪装甲車などにより機動力と被輸送性を高めた第3即応機動連隊に改編をされ、統合機動防衛力の一翼を担うこととなりました。この第3即応機動連隊に、さらに1個普通科中隊を新編する等の改編が今月末までに行われ、定員が約160人増えると防衛省から伺っております。また、今月末までに行われる改編に伴い、名寄駐屯地の定員は約2,020人から約2,180人になる予定とも伺っております。今回の定員増を踏まえ、引き続き北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会や名寄駐屯地増強促進期成会などと連携をし、陸上自衛隊名寄駐屯地の拡充や自衛隊員の増強についての各種要望を国の動向を注視をしながらしっかりと準備をし、自衛隊の体制維持、強化の推進に努めてまいります。また、本市に転入された隊員の皆様には、市の施設や制度、暮らしの情報を紹介したパンフレットなどを提供し、名寄市のよさをPRをするとともに、各種の要望等を通じ名寄駐屯地の勤務環境等を整え、定住、移住にも努めてまいりたいと考えております。最後に、隊員の居住に関する営内外区分や単身、家族帯同の区分については防衛省、自衛隊からは伺っておりません。大項目3、空き家、空き地の適正管理について、小項目1、苦情対応件数の現状と手だてについてお答えをいたします。住宅土地統計調査によれば、本市の空き家は増加傾向にあり、人口減少や少子高齢化が進む中、今後もこの傾向が続くと想定をしております。空き家や空き地も個人等の財産であり、適切に管理されていれば問題ございませんが、適切に管理されない空き家等が安全などの面で課題となっております。空き家等の維持管理や解体などについては所有者等に責任がありますが、適切に管理されない空き家等の発生を予防する取組、そして市民の生命や財産に危害を与える切迫性の高い空き家への対応が重要であると考えております。担当窓口においては、空き家、空き地の所有者や親族からの相談を受けた場合、民法や関係法令の説明を行ったり、個別のケースに応じて市内業者の案内などを行うとともに、特に危険が切迫している物件については危険家屋等除却補助金の活用も視野に入れた相談対応を行っております。また、本年度の近隣からの相談や苦情の申立ては2月末現在で32件あり、内訳として建材等の飛散が6件、雪害に関することが10件、立木に関することが2件、草の繁茂等に関することが5件、その他が9件となっております。そのほかにも、過年度からの継続して対応している案件の追跡調査等を147件実施をしております。具体的な対応といたしましては、固定資産情報や戸籍、登記簿等により家屋等の所有者や親族を特定し、現場写真を添付した文書とともに、情報提供としてゼロ円物件のチラシや市内の不動産会社の情報を同封し、適正な管理や対応をするよう継続し、粘り強く呼びかけを行っております。本市においては、毎年100件前後の空き家が所有者によって解体をされておりますが、課題として相続放棄などにより相続人がいない、所有者が分かっても連絡が取れないなど対応に苦慮する案件も増えております。今後も空き家等適正管理されず周辺に危険を及ぼす状態になることを予防するため、市広報紙などを活用して適正管理を怠り、他者に損害を与えた場合のリスクや相続放棄をしても空き家等の管理責任は失われないことなど当事者意識を醸成する広報活動をより強めてまいります。ふるさと納税の活用についてでございますが、現在市内で空き家の巡回管理業務について見守りを請け負っている事業者が複数あり、御紹介をいただいた他自治体の事例は空き家の適正管理対策を進める上で非常に参考になるものと考えております。小項目2、空き家発生の未然防止対策についてお答えをいたします。若者も含めて市民を対象とした住宅ニーズ調査につきましては、これまで検討や実施をしたことはなく、現在のところ実施の予定はございません。なお、住宅ニーズに特化した調査ではございませんが、高齢者保健医療福祉計画・介護保険事業計画策定時に実施をいたします保健、医療、福祉についてのアンケート調査では、現在の住まいで不便や困っていること、一人で生活することが難しくなったときの住まいについての設問があり、高齢になった際の暮らし方については一定の把握ができております。家じまいの相談窓口につきましては、各種の権利関係や法規定などがあり、相談に応えられないことも多く、現状では専門業者の紹介や無料法律相談を御案内をしているところです。行政書士会と協定を結んだり、都市部で相談会を開催する自治体もあることから、取組方法や効果について情報収集や研究を進めていきたいと考えます。小項目3、団塊の世代が75歳に突入する2025年問題と住宅の在り方の相談体制についてお答えをいたします。小項目2で答弁させていただきました令和2年10月実施の保健、医療、福祉についてのアンケート調査の結果では、一人で生活をすることが難しくなったときの住まいについての設問に対して今の住まいに住み続けたいが41.7%となっている一方で、有料老人ホームなどの高齢者用の施設に住みたいが19.3%、見守りのある高齢者向けの公営住宅に住みたいが18.6%と回答者の4割近くが現在の住まいに住み続けられなくなった場合高齢者福祉施設や高齢者用公営住宅に住みたいと答えていることから、家じまいにより一定の支援が受けられる施設への入居を考えているものと考えられます。実際の例令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号として、病院の近くに引っ越しをしたい、今の家をどうしたらよいかとの相談もございました。公営住宅への住み替えでは、現在暮らす家屋等の処分をどうするのかが課題、問題となっております。古くても管理がされている住宅は流通すると言われておりますので、将来的に市民に危険を及ぼす空き家が生じる可能性を減らすためにも住まなくなった住宅の流通を考えていただけるような情報発信も進めてまいります。大項目4、老朽化する施設についての長寿命化計画及び対策について、小項目1、総合福祉センターについてお答えをいたします。総合福祉センターは、広く市民に福祉サービスを提供するとともに、触れ合い交流を通じて地域福祉の向上と福祉意識の高揚を図るために複合的機能を有する福祉活動の拠点施設として平成8年から供用開始をしております。御質問のボイラーにつきましては、館内の暖房と給湯を供給をしており、2台を交互運転させ、定期的に保守点検や修繕等を実施をし、延命を図っておりましたが、本年1月30日に1台が突如運転が停止をし、翌日の業者による点検の結果、復旧不能との報告を受けました。運転可能のボイラーにて館内の暖房と給湯の全てを実施することは困難なため、浴室の利用を一時中止として、浴室を利用されている方々に対し直ちに周知を行いました。また、自立支援サービス事業では入浴サービスのみを清峰園内の名寄市デイサービスセンター友遊館の浴室を利用し、サービス提供を行っております。ボイラー設備の復旧につきましては、本定例会初日に令和5年度予算における債務負担行為の議決を受け、復旧工事の施行に向けて事務を進めているところです。総合福祉センターにつきましては、本市の福祉活動の重要な拠点施設であることから、今後も計画的な修繕を行い、長寿命化に努めてまいります。小項目2、しらかばハイツについて申し上げます。名寄市風連特別養護老人ホームしらかばハイツにつきましては、昭和62年の建設から35年令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号が経過をし、屋根、外壁並びに給排水、暖房設備等の老朽化が進んでいる状況でありますことから、利用者の皆様が安心して生活できる環境の整備と施設本体の長寿命化を目的とした大規模改修を検討しております。令和5年度当初予算では、併設をする風連在宅老人デイサービスセンターも含めて施設を一体的に改修するための実施設計委託料として1,250万円を計上させていただいております。なお、改修工事は実施設計後の令和6年度施工を予定をしており、これによりおおむね20年の長寿命化が図られると見込んでいるところです。今後も利用者の方々とその御家族はもとより、地域の皆さんが可能な限り住み慣れた地域で安心して生活を続けられるよう適切な施設整備を行いながら安定した施設運営を図ってまいります。小項目3、図書館や児童センターの対応についてお答えいたします。本市におきましては、昨年度末に名寄市公共施設等再配置計画を策定し、令和8年度までを計画期間とするフェーズ1の対象施設をまちづくりや行政サービスの観点から重要な役割を果たす老朽化が進む公共施設に加え、にぎわいづくりに向けた新たな設置が想定される施設など、図書館、児童センター、学生寮、生活支援ハウス、ワーケーション施設の5施設とし、図書館を軸に単独新築をA案、既存施設の活用、官民連携をB案、機能複合化新築をC案とし、3パターンを示しました。計画で示した再配置パターンを絞り込み、必要な機能、また規模等を含めて検討するため講演会、タウンミーティングを開催するとともに、市民ワークショップを開催し、議論を重ねてきているところです。市民ワークショップでは、必要な機能や規模等を含めて議論を重ねており、既存施設の活用が望ましいが、該当する施設がなく、図書館の複合化、新築、C案が望ましい、開かれた多機能な場、第3の居場所となり得る施設、ついで利用もされる施設が望ましいとの御意見が出されております。候補地についても、ついで利用や周辺への波及効果を考慮すると、駅から市立総合病院の動線、西條周辺の中心市街地が望ましいとしながら、一定面積の公有地がないという問題点も指摘をされており、今月中に最終的な市民ワークショップ報告書を頂く予定です。年度内に庁内検討委員会において市民ワークショップ報告書に加え、これまで頂いている商工会議所提言書、総務文教常任委員会報告書、森教授講演会来場者アンケートなど様々な状況の整理を行い、有識者にアドバイスをいただきながら名寄市公共施設等再配置計画に示す3つのパターンの絞り込みを行いたいと考えております。次年度は、年度内に絞り込むパターンの新図書館の候補地、必要な機能、規模について検討を行いたいと考えておりますが、候補地設置場所により確保できる面積や必要とする機能が異なってくる可能性がありますので、候補地の検討が急がれます。しかし、議員御指摘のとおり、都市機能誘導区域にまとまった公有地が少なく、民有地の可能性も含め候補地選定に向けた検討が必要とも認識をしているところです。また、再配置計画のフェーズ1で対象となっている図書館以外の施設についても他公共施設との優先度や財源なども加味をしながら引き続き庁内検討委員会で検討、協議を行ってまいりたいと考えております。大項目5、名寄市のこれからの課題について、小項目1、王子マテリア撤退後の企業誘致構想の現在までの進捗状況についてお答えいたします。先ほどの山田議員の答弁でも申し上げましたが、3本の柱を軸に各事業の具現化に向けて取り組んでおります。再生可能エネルギーについては、本市ゼロカーボンへ向けた取組を推進しつつ、民間事業者の動向にも注視をし、物流、防災拠点については関係機関と連携を図り、道北圏域の物流維持に向けた事業展開につながるよう取り組んでまいります。IoTデータセンターについては、北海道と連携をし、通信線の整備に向け要請活動を進めるとともに、本市における気候条件など地理的優位性を強みに誘致活動を継続してまいります。こうした状況を踏まえ、本市においては工場跡地の利活用を促進するため令和4年2月に緑地面積率等の基準を緩和する名寄市工場立地法準則条例及び名寄市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例を制定いたしました。また、令和4年9月には工場稼働停止による経済損失から早期に地域経済を再生させ、雇用の創出を図るため名寄市企業立地促進条例の特例に関する条例を制定したところであり、工場跡地にある倉庫を活用した事業など特例条例が早期の事業化へのインセンティブになることを期待をしております。小項目2、除雪対策についてお答えをいたします。今年度の積雪状況については、雪の積もり始めが11月末からと例年よりも遅く、低温が続き、1日に50センチメートル以上のどか雪が降る等の影響から残雪が多く、排雪作業に遅れが生じた一つの要因となりました。名寄地区の幹線道路排雪につきましては、例年は年末までに1回目の排雪を完了しておりましたが、今年度につきましては12月30日まで作業を実施しましたが、完了することができず、年明けの1月中旬まで期間を要しました。幹線道路の2回目の排雪については、2月1日より開始をいたしましたが、進捗が遅れている生活道路の排雪にシフトしなければならない状況となりました。残りの路線は、道路センター職員による応急的な排雪作業や交差点排雪を行い、道路幅員の確保に努めてまいりました。また、名寄地区の生活道路の排雪については、例年と同様に年明けから開始をしておりますが、3月上旬まで時間を要し、昨年度の排雪よりも2週間程度遅れる状況となっております。今年度の名寄地区における排雪が遅れている要因の一つには、平成30年度まで最大で3班体制で実施をしていた排雪作業班が2班体制となっている現状にあると考えられます。排雪の3班での体制づくりについては、発注に先駆け業界と意見交換も行い、3班体令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号制に向け努力をするとの見解もいただいておりましたが、現状では機械を操作をするオペレーターやダンプの運転手が各社において不足をしていることや交通誘導員の確保が難しいなどの課題が挙がっており、2班体制に加え、使用車両の少ない委託での交差点排雪を行う体制を取ってきたところです。職員直轄機動班の増設については、これまでも検討を行ってきた経過がございますが、排雪作業に必要なロータリーやグレーダー、ダンプ等の車両の増強と新たな人材の確保が必要となることから、早急な増設については難しいと考えます。除排雪は市民の生活を守る上で大変重要な業務であり、今後も安定した業務を行うためには人材確保のための担い手育成確保助成の促進や今年度に臨時雪堆積場として開設をした旧豊西小学校グラウンドのように排雪の運搬作業の効率を上げるため市街地での雪堆積場の確保に努めながら、豪雪地帯の他の自治体の事例等の情報も参考にし、直営作業の体制づくりについて引き続き研究をしてまいります。小項目3、東病院の移転構想についてお答えをいたします。名寄東病院については、施設の老朽化と関係法令への適合のため基本的には改築が必要と判断しております。その前段として、圏域の医療提供体制の中でどのような役割を担うのか定めることが最も重要な事項でございますので、各関係機関や指定管理先であります上川北部医師会などと十分な協議、検討を行いながら必要な機能や規模を示す基本構想を固めていくこととなります。その後に病院事業経営強化プランに盛り込み、地域医療構想調整会議での承認を受けるなどの手順が必要となります。建設場所の選定については、名寄市総合計画や名寄市立地適正化計画などと符合させた上で決定をしていくことになります。このため、都市機能誘導区域、居住誘導区域への建て替えも想定をしながら基本構想を固めてまいります。小項目4、名寄市立大学についてお答えをいた令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号します。令和5年度の入学志願者につきましては、前期日程が215人、前年度比で16人の増、後期日程が258人、前年度比37人の増と前期、後期ともに前年度より増加をいたしました。ただし、令和5年4月に改革予定の旭川市立大学は現在は私立大学であることから、旭川市立大学の1期生の入学試験は私立大学方式で行われます。そのため、本学の一般選抜と旭川市立大学の両方を併願可能となっており、具体的な影響はお互いに国公立大学方式で実施をする次年度以降にならないと正確な数値は見えてきませんので、今年度の志願者数のみでははかり切れない部分がございます。本学での入試広報では、都会にある大学と比べて地理的条件などのハンデがあると感じておりますが、高校生等がオープンキャンパスに参加をしてもらい、本学の魅力をじかに触れてもらうことによってそのハンデを克服していくきっかけになると考えており、高校訪問や進学相談会で高校教諭、高校生、保護者に参加をしてもらうようPRをしております。オープンキャンパスに参加をし、本学に入学した学生からは、オープンキャンパスにおける本学学生との交流や他大学ではあまり例の少ない課外実習に係る交通費や宿泊費の助成制度、市内各種団体からの様々な支援などの説明を聞き、地域が一体となって大学に対して温かい応援をしてくれる雰囲気を感じたことが本学への志願のきっかけになったとの話を多く聞きます。このことからも本学の魅力を体感できる機会を増やすことが本学の入試広報戦略として強みになると考えており、今年度は1月中旬の大学入学共通テスト明けの一般選抜の出願時期に合わせて出願前ガイダンスというユーチューブライブを企画をし、本学学生が生出演をし、受験生のときの体験談や最終的に名寄市立大学に決めた理由や実際に入学をしてよかったこと、名寄市に住んでよかったことなどといった名寄市立大学を受験するに当たっての不安を解消する一助となるウェブ上の取組も行いました。今後も多くの高校生や保護者に本学の魅力を伝えることができるか検討をしてまいります。次に、大学院設置に係る検討の中で、大学から市に求めたい内容として学内に設置をしております大学院設置検討会が取り組んだ定住自立圏13市町村へのリカレント調査の中で高度な住民サービスを求められる機会が増え、これらに対応する専門的能力の必要性と高度な知識、技術、マネジメントができる人材が必要であるとの意見を多く聞きました。このことからも行政職員として一層のレベルアップを図る教育機関が必要であり、この道北地域に位置する名寄市立大学にその役割を期待する声を聞くことができました。このことからも大学院修士課程だけでなく、道北地域の自治体職員の実践力を育成するコースの検討も行っており、これらの教育機関が設置をされ、運用されていくためには各職場からの勤務条件や研修費用等の支援が必要であり、道北地域全体として地域の人材を地域で育て、そして道北地域で生かす広域的な取組が不可欠となってくることから、市にその仕組みづくりの先導役を期待したいとのことです。大項目6、行政職員に期待を寄せて、小項目1、令和5年度の職員研修の主な内容についてお答えをいたします。令和5年度の職員研修については、北海道市町村職員研修センターへの一般派遣研修をはじめ、山形県鶴岡市や東京都杉並区などの外部機関への派遣研修、定住自立圏域で実施をする合同研修、庁内で実施をする集合研修などを予定しております。北海道市町村職員研修センターへの一般派遣研修については、税務研修などの専門実務研修やコミュニケーション能力向上研修などの能力開発研修など様々な分野の研修メニューが設定をされており、自分に不足をしている能力や知識を補ってもらえるよう各職員が自主的に研修メニューを選択し、研修を受講しております。また、庁内で実施をしている集合研修については、会計や契約事務、例規システム操作などの実務的な研修のほか、管理監督者として必要な心構えなどを学ぶ新任管理職や係長職を対象とした研修も実施をする予定となっております。次に、コンプライアンス研修については、令和元年度に外部講師を招きコンプライアンスの定義、違反により受ける影響や原因、防止をするための体制づくりなどを学ぶための研修を開催をいたしました。本研修では、参加した多くの職員にとってコンプライアンスに関する理解をより深めるきっかけとなったと考えております。また、令和2年度からは採用後1年目の職員を対象に公務員として活躍をするための基本的な知識や心構えなどを身につけることを目的としてeラーニングによる公務員に求められる高い倫理感やコンプライアンスを理解するための研修を実施をしております。今後も引き続き社会経済情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応していくために職員の持つ可能性や能力を最大限に引き出すことができる効果的な人材育成に努めてまいります。
答弁 教育長 岸小夜子
私からは大項目2、平和行政の推進について、小項目1、平和教育、平和学習の取組についてお答えをいたします。小中学校における平和に関する教育については、日本国憲法の前文で再び戦争の惨禍が起こることのないように、また恒久の平和を念願しと宣明し、教育基本法において教育の目的として平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質の育成、目標として国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことが示されており、それらを踏まえて国が示す学校が行う教育課程の基準としての学習指導要領に学習内容等が示されております。このようなことから、各学校におきましては学習指導要領に基づき児童生徒の発達段階に応じて、例えば社会科においては憲法の基本原則の一つに平和主義の原則が明示されることとなった歴史的、国際的な背景を過去の戦争の経緯などを通じて平和に関する学習を行っているところです。また、令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号本市が非核平和都市宣言を行っていますことから、名寄市戦没者追悼式や、近年はコロナ禍で中止となってはいるものの、平和音楽大行進を行う意義などについて総合的な学習の時間において調べ学習をするなどして、平和への理解を深めているところです。その際、本市で作成して学校に配付している戦争体験者からの聞き取りを収録しているDVDの視聴や1人1台端末を活用しての戦時中の体験談などウェブ動画で視聴することなども行っているところです。こうした平和に関する学習を通じて、子供たちが生命の貴さ、戦争の悲惨さ、平和の尊さを理解するとともに、平和に関する意識の醸成にも結びつくものと考えており、今後とも小中学校において子供たちに世界の平和と人類の福祉に貢献できる資質や態度がしっかりと育まれるよう教育委員会として各学校に対し適切な指導、助言、支援に努めてまいります。次に、大項目4、老朽化する施設についての長寿命化計画及び対策について、小項目4、学校関係施設の老朽化についてお答えいたします。教員住宅についてでありますが、まず現在の市内の設置状況は管理職住宅22戸、一般教職員住宅51戸で、合計73戸設置しております。そのうち約7割が築30年を超える住宅で、老朽化が進んでいる状況にはありますが、毎年度営繕作業員による修繕等を行っております。入居状況は、今年度56戸が使用され、入居率は77%となっております。また、教員住宅への入居の考え方については、名寄市教育委員会では校長、教頭の管理職は地域とのつながりや学校の管理運営上などから原則管理職住宅へ入居いただくこととしておりますが、持家がある場合や特別な事情がある場合は入居しなくてもよいものとしており、一般教職員は教員住宅への入居を条件としておりませんので、各個人の判断により入居の有無を決めていただいております。このような現状を踏まえ、今後の教員住宅の維持管理については教員住宅を希望される教職員が一定数おられることから、現存してい令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号る維持可能な教員住宅については必要な整備を行うものの、市内の民間住宅の整備状況を踏まえ、築年数が経過し、老朽化が進んでいる教員住宅については順次廃止していく予定でおります。お尋ねの郊外農村地区の教員住宅の整備につきましては、郊外農村地区の教員住宅は現在全て管理職住宅であることから、先ほど述べましたとおり、原則入居をお願いしております。しかしながら、今後住宅の老朽化により大規模な改修や改築が見込まれることも想定されますことから、校長会とも協議するなどして、弾力的な入居について検討してまいりたいと考えているところでございます。以上、私からの答弁でございます。
再質問 4番 佐久間誠
それぞれ丁寧にお答えいただきました。それでまず、順を追って再質問させていただきたいと思います。それで、まず最初に地域交通の関係でお答えいただきました。地域交通の関係については、今後活性化協議会等の協議等を見極めながら次期内容については検討するというお答えでございました。それで、そういうお答えの中で、少しやっぱり具体的にいろんな市民の声を拾って、有益な公共交通にしていかなければならないのではないかという視点から、特に士別市ではこれまで習い事タクシーということでデマンドタクシーを走らせておりまして、これ去年の11月から今年の1月まで実証実験が終わったと。子供向けで、100円取って、習い事に向かう高校生までの子供を対象にして、この後利用者のアンケートを参考にして本格運行に向けたいということで、なかなかこの評判がよいというふうに聞いております。そのほかに豊島区エリア、東京ですけれども、ここでは月5,000円で乗り放題というものをやっています。モビという2キロ圏内を走らせる。圏内乗り放題で、朝7時から夜10時まで運行すると。止まる箇所は、住民要望で増やすというイメージです。それとあと、道内では室蘭市、これ白鳥台でありますが、月3,000円で家族は1人500円ということで、ちょい乗り実証実験ということで、こちらも実証実験段階ということで、地域の期待は非常に高いということで伺っておりますが、そこで名寄の関係なのですけれども、全てこれからの話であり、これからの議論ということが大前提なのですけれども、これどの程度実証運行の期間を考えているのか。それで、評判がいいということになると、次に本格運行に進むということになると思うのです。そうすると、非常に高齢者だとか交通弱者の流出に歯止めをかけることになるのでないか。本市に踏みとどまらせるための一つの大きな試金石になるというふうに考えております。そこで、年間どの程度の予算規模を今後やっぱり考えられるのか。それからまた、住民負担などについてもやはり利活用のしやすい金額になろうかと思うのですが、またエリアについて、これ名寄市内に限定するのか、どのくらいの圏域、エリアを走らせようと考えているのか、この辺について少しお尋ねしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今佐久間議員のほうから公共交通全般についての御質問かなというふうに承りました。いろいろ幅広な質問をいただきましたけれども、私現段階で明言できる内容は今持ち合わせていないかなというふうに思っております。今回は、予算化させていただいたものについてはデジタル田園都市国家構想の交付金を活用しながらこの名寄市でもDXを導入した公共交通を構築していくといった部分の実証実験を行わせていただくということで、予算案として計上させていただいているところでありますけれども、一番肝になるところはやはり持続可能な公共交通をこの地域でどうつくっていくかということでいいますと、利用者の意見を、使っていただくために利用者の皆様の御意見をいただくというのはこれ当然重要なことでありますし、併せてそれを支えていただく事業者の意見というのも大変重要なことになってくるかなと思いますので、こういったところ丁寧に耳傾けながら公共交通の活性化協議会の中で、この中にも委員さんは市民の方を代表されてなっていただいている方もおりますので、しっかりと議論を重ねて、エリアも含めてこれからお示しをさせていただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
分かりました。デジタル田園構想の補助金を活用してということで、これたまたま実証実験ということですけれども、未来、将来的にはやっぱりそういったところから一番市民、交通弱者の使いやすいようなものに今度転化していくのかなというふうに思いますから、その旨はこれからの実証運行、そして今後の検討について期待をしたいというふうに思うところです。そして、地域通貨導入事業について先ほどお答えいただきました。この目的というのは、これ地域内の経済循環にあるということだと思います。地域にある資源を活用して、地域で消費するものを地域で生産して、地域外から獲得した資金を地域内で循環させることで地域の雇用と、それから所得を持続的に生み出す自立的な経済構造を構築しようとするものであるということで考えております。それで、先ほどちょっとたくさんお答えいただきましたから、その中に入っていたのかなとも思うのですけれども、一つは地域通貨導入事業で流通量、目標を一体幾ら程度考えているのか。それと、運用コストのところで先ほどお答えいただきました。その量というのは、運用コストを賄えるかどうかというのが私少しちょっと心配だったのですけれども、先ほどのデジタル、先ほどお答えいただいた中で入っていたのかな。キャッシュレスだとか、それからイベントやボランティアにポイントをつけたり、ボーナスチャージをつけたりするということで先ほどあったのですけれども、もう少しどの程度の流通量というか、ここら令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号辺について何かあるのでしたらお答えいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
地域通貨の導入に関しての流通量といったところでの御質問でございますけれども、この地域通貨につきましては具体的なところは今後ということもあります。それから、地域通貨の流通量というのは、どういうふうにお答えしていいのか分かりませんけれども、地域通貨というものを発行するものではありませんので、地域通貨を利用する店舗がより増えることによりまして利用数も高まりますし、また地域通貨を利用する利用者の方々についても例えば提供するカードをどれだけの利用者が使っていただくかといったことも含めて、まずは3年間の中で徐々に数を増やしていきたいと、そんな感じでの取組だと考えております。
再質問 4番 佐久間誠
私心配していたのは運用コストの関係で、通常こういう地域通貨というのは5億円規模ぐらいでは全然運用コストは出ないというふうにいろいろ言われているものですから、トータル的な金額というところのいわゆる押さえとしての量ですけれども、これからのことですから、その辺りはいいです。それで、この目的としてのところなのですけれども、外貨を稼いで、なるべく外には出さないということですから、例えば国際取引であれば貿易の収支という、国際収支という形なのですけれども、地域で使う貨幣ですから、通貨ですから、地域の中の域際収支について、これ名寄市における域際収支というのは単年度どの程度になるのか押さえていれば、伺いたいと思うのですが。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
今域際収支ということで御質問ございました。この地域通貨の導入の目標の一つが地域循環型経済の構築ということで、これは名寄市中小企業振興条例で新たに掲令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号げたものでございます。今おっしゃいました域際収支ということにつきまして、先ほど議員もおっしゃいましたとおり、域外からの財貨の流入と域外への財貨の流出の差になります。経済の地域循環を考える上では重要な指標であると考えるのですけれども、この数値につきまして、これはまず土地ベースの統計であります産業連関表と人ベースの統計であります地域経済計算を比較しながら地域経済の財貨の流出入状況を把握することということになります。この統計につきまして全国の例えば地域経済計算でありますと国民経済計算という国全体のものでありますし、県民経済計算、北海道でいえば道民経済計算、こういったものは北海道でも算出されておりますし、あと大きな都市になりますと、札幌市ですとか釧路市ですとか出しているところありますが、名寄市としてこの数値を出していることはなく、ただこういった数値を算出するに当たりまして今申し上げた2つの数値を全国の市町村単位で作成をして、ある地域における生産、これは付加価値額になりますけれども生産、そして分配、あるいは所得、そして支出、この3段階で地域経済の全体像を見える化した地域経済循環図というものを把握するためのツールとして国のほうでRESASといったツールを提供してございます。このRESASを使いまして、現時点で市町村レベルで把握できる域際収支として直近データを算出、計算をしますと、名寄市の、直近は2018年になるのですけれども、2018年の地域経済循環におきましては生産から分配の各段階で336億円流入し、分配から支出の段階で同額の336億円が流出しているという形になります。それから、生産を分配で割ることにより算出されます、これは域内で生み出された所得がどの程度域内に還流しているかを把握する地域経済循環率という数字がございまして、これは75.3%となっております。そして、これらにつきましては過去のデータも見ることができまして、2010年におきましては先ほどの336億円に該当する部分が287億円、地域経済循環率は77.4%、2013年が265億円、これは22億円マイナスになるのですけれども、先ほどの2010年から比べて22億円マイナスの265億円、そして地域経済循環率は1.6ポイント増の79.0%、2015年が今の数字から98億円増えて363億円、循環率については4.6ポイント下がって74.4%、先ほどの直近の数字になりますけれども、これは2015年からマイナス27億円の336億円、率にすると、率といいますか、地域経済循環率は0.9ポイント上がって、75.3%となっているものでございます。ただいま私どものところで把握できる数字値はこのような数字になっております。
再質問 4番 佐久間誠
域際収支について分かりました。域際収支についてということでいうと、行政としてもデータのこれまで示してきたことだとかあまりなかったのではないかと。これからせっかく地域通貨導入をやるわけでありますから、地域通貨導入事業をせっかくやるのであれば、今後データを取って、行政としても例えば産業別の輸出額など、ここら辺も含めて分かりやすく示していただきたいというふうに思うのですが、この辺りはいかがでしょうか。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
今申し上げました地域経済循環の移出の額ですとか循環率につきましてですけれども、このRESASの仕組みとして、生産から分配の段階で財貨の流入に当たっては自治体が受け取る交付税ですとか補助金ですとか、そういったことも含まれております。そうしたことから、今申し上げた数字といいますのはそういったことを留意する必要があると考えておりまして、地域通貨導入の効果ということにつきましては、さきの市長からの答弁にもありましたとおり、キャッシュレス化などによる市民の皆さんの利便性の向上に加えまして、地域の取組やイベント、ボランティアなどへの参加に対する行政ポイントの付与やポイント還元、ボーナスチャージを実施することなどによりまして地域での消費が拡大すること、そういったことで地域内循環が図られるといったことが期待されると考えております。
再質問 4番 佐久間誠
分かりました。地域通貨につきましては、先ほど室長もお答えいただきましたけれども、その先の、市長のほうからもお答えいただきました。様々なポイントなどについてもイベント参加だとかいろんな工夫をしながら取り組まれるということでありますから、運用が継続できる体制づくりといいますか、利用の促進、それと市民に親しんでもらえる仕組みづくりということで、ぜひこれからもしっかり取り組んでいただければというふうに思います。次に、デジタルディバイド対策事業、情報格差解消の取組についてお伺いします。特にITスキルの低い人は、近頃は就職も難しくなると。所得格差が拡大されることが懸念されることから、貧困だとかジェンダーなどによる不平等といった社会の格差をますます広げてしまうのではなかろうかという心配事があります。それで、これ以上こうしたことを広げさせない、そうした取組が大切だというふうに思います。それで、ある意味では欲しくともデジタル端末を買えない世帯、それからこういう世帯はスキルアップできずに、負の連鎖に陥る懸念もあるのではないか。総務省の令和2年の情報通信白書では、インターネット利用率が年収400万円以上の階層では9割を超えている。しかし、それ以下の階層では9割に達していないということで、特にこれはインターネットの利用環境の整備にコストがかかるということで生じた格差だというふうに発表されております。そこで、スマホやパソコン端末の代金や通信料、それからネット利用環境の整備など情報通信整備に係る経済的な負担について今後補助金を出すなど令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号の負担軽減の取組について考えられないかどうか、この辺りについて、いきなりですから、なかなか答えづらいかもしれませんが、何かお考えありましたらお願いしたいと思います。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
こういう情報の関係の補助金ですとか支援制度ですか、についての御質問だったと思います。自治体でやれる部分と国でやらなければならない部分、そういう部分あろうかと思います。私どもとしては、先ほど市長答弁でもあったように、まずは喫緊の課題として高齢の方を含めてスマートフォンですとか、そういう不慣れな方への取組につきましては自治体でやっていかなければならない部分かなと思うところでございますけれども、経済的な支援ですとか、そういう部分になりますと自治体の範囲を超えて、国のほうで何かしらの支援策ができるのが必要なのではないかという部分あります。国のほうで学校ですと奨学金の関係ですとかいろんな部分検討されていると思いますので、その中で検討していってほしいと思いますし、私どももそういう情報を収集しながら、そういうものができれば周知に努めていきたいと思います。以上です。
再質問 4番 佐久間誠
国のほうで経済的支援は考えるのではなかろうかということでありますが、誰一人取り残さない、そうした事業ということにならなければいけないのかなと思いますから、ある意味高齢の人は、私のような高齢の者はデジタルのところはあれなのですけれども、やっぱり心配するのは子供たちです。子供たちの世代で所得格差によって、もちろん学校では1人1台端末ということで与えられていますけれども、スマホも買えない、そういった端末も家の中で持てない、当然インターネットの環境も整えられないということになりますと、これからの社会に本当に、今就職氷河期ではないですけれども、やっぱ令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号りどんどん後塵を期してしまうのではなかろうかという心配もございます。ぜひ取り残されないような、そういう施策をやっぱり意識して考えていく必要もあるのではなかろうかというふうに思います。これはここにとどめまして、次に平和行政の推進について伺いたいと思います。再質問させていただきたいと思います。2月28日の北海道新聞、読者の声に、これ読まれた方もおられるかもしれませんが、根室市の主婦の方が投稿されていた「はだしのゲン」の削除は理解に苦しむということで、これ広島の教育委員会の平和教育プログラムから「はだしのゲン」が削除されたと。子供たちの感受性に訴えて、子供たちの戦争に関する知見を広げる教材としてゲンは必要ではないかということで、そういう御意見でありました。北海道の教育委員会のことではありませんし、遠い広島のことなのですけれども、それで名寄における平和教育プログラム、先ほど学習指導要領、これに基づいてということなのですけれども、平和教育プログラムの教材についてはどのようなものを活用しているかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 岸小夜子
名寄市における平和学習における教材でございますが、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、名寄市のほうで作成しましたいわゆる名寄市で戦争体験等している人たちのお声を集めたDVDがございますので、そうしたものを活用したり、それから最近ではウェブ上でそういう戦争体験を語り継ぐような動画などもやっていますので、そういうものも活用しております。それから、道徳教材ですとか国語の教材などでも平和に関する教材などが掲載されておりますので、基本的には主たる教材である教科書を活用しつつ、名寄市で作成しているような資料も活用しているというふうに私のほうでは聞いているところでございます。
再質問 4番 佐久間誠
今のお答え、再度いただいたわけですけれども、教材についていろんな団体が推薦をしているものもございますので、平和についてどんなことを子供たちに教えたいか、そして子供たちをどんなことに出会わせたいかぜひ考えていただいて、特にデジタルトランスフォーメーションのメリットを十二分に生かして、これからも取り組んでいただければと思います。次に、市長に再度お伺いしたいのですが、先ほど防衛予算増大に関して、名寄の駐屯地の役割を考えたときには防衛費の増額というのは、これは歓迎することだということでお答えしたということであります。それで、防衛費の予算、様々なことがあるのですけれども、結局これは防衛費について、これは全般的な予算も同じなのですけれども、誰が支払うのかということなのです。これは国民なのです。そして、今現在防衛費に使われているのは1人4万円になります。2027年には1人7万円になる、単純計算ですけれども。4人家族だと年間28万円の支出になるということであります。それで、元自衛隊の現場トップの自衛艦隊司令官、香田洋二さんという方が適切なこと言っていたのですけれども、現場は最も必要なものを積み上げたものだろうかといろんなこと言っているのですけれども、まとめて言うとこういうことなのです。現実的に武器、弾薬を買うといっても、例えばミサイルは射程が延びるほど大型化する。容器も含めたら5メートル、10メートルになるのだ。広い入り口に加えて、長いトンネルのような格納庫が必要になる。一体どこに造るのだ。それと、2035年までに弾薬庫を130か所整備すると言っているけれども、保管場所と弾薬庫、火薬庫も同時に増やさなければならない。本当に実現できるのかというふうに疑問を呈しているわけです。これはくくって言うと、香田さんが言っているわけですけれども、43兆円という砂糖の山にたかるアリみたいなものではないでしょうかということも言っているのです。まさに辛辣な、本当に現場が必要とするものを現場が積み上げていくのであれば理解するけれども、実際これ机上の空論ではないかということも言っておりますし、そして防衛費が伸びるということは国民負担が伸びると。今の苦しんでいる中で生活している方にしてみたら、口を極めて言えば冗談ではないということも、本当にそういうミサイルや大砲にお金を使うのではなくて、生活に金を使いたいということだと思うのですけれども、この辺についてもう一度お答えいただきたいと思います。
答弁 市長 加藤剛士
昨年末に国の安全保障に関わる3つの重要な文書が閣議決定をされて、現在当該年度に対しての予算、国会で審議をされているものと承知をしております。国際的な安全保障環境が非常に厳しい中で、今のままの防衛体制では国を守れないという観点からこれらの戦略が改定をされて、抜本的な防衛の考え方、あるいは装備の見直しが図られているものと承知をしているところであります。これは国で議論する問題ですから、私がどうのこうのという話はありませんけれども、一方で私たちとしても駐屯地が所在する自治体として、あるいは協力諸団体と連携をしながら毎年のように自衛隊の現場の皆さんの状況を踏まえた中で様々な要請活動をしています。まずは、やっぱり隊員の皆さんにしっかりとこの地にいていただくことが名寄のいろんな意味でのまちづくりにつながるという観点から基本的には名寄の自衛隊の体制の維持、増強ということお話をしていますけれども、例えば現在の連隊本隊舎が昭和28年の駐屯地開設以来の隊舎でありまして、マイナス30度になる名寄の地においては非常に劣悪と言ってはよくないのだけれども、そうした環境の中で執務を強いられているという現状も見てきております。昨今では、女性隊員が非常に増えているということもあって、なかなかそうした環境もしっかりと整備をされていない、そうしたことについても我々としては要望も聞き、現場の令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号要望も見ながらそうしたお話もさせていただいているところであります。地域にとって我々の協力諸団体の立場から見てもまだまだ現場においてそうした環境が充実をしていないという観点も非常に痛感をしておりますので、引き続きこうしたことに対しては要望していきたいというふうに思っていますし、そうした状況も踏まえると、今般の防衛費の増額に関しては駐屯地の所在する自治体としては歓迎したいというお話をさせていただいたということでございます。
再質問 4番 佐久間誠
市長の考え方、お考えについては伺いました。私個人としては、非武装、中立で世界の人々と仲よくしたいというふうに思っているところであります。時間もありませんから、次に空き家、空き地の適正管理についてお伺いします。それで、若者を対象とした住宅ニーズの調査については、まだそこまでの、取り組むことについていいお返事はなかったような気がします。それで、これはまだまだ別角度でアンケート取ったり、そういうこともございましょうから、ぜひそういうものも含めて生かしていただければというふうに思うのですが、若者を対象とした住宅ニーズ調査というのは、一般的に世代的に見ましたら特に若い世代の子育て期などについては本当に広いスペースが必要であって、一方で子供たちが巣立って、年を重ねていけば、一軒家の維持管理は重荷になってくるということもございます。これらのことから、家が必要な人と、それから不要になった人をいかに素早く結びつけることができるか、このことによって空き家発生を未然に防止する対策につながるのではないかというふうに思ったところであります。この辺についてもう一度お答えをいただければと思います。
答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)
空き家の特に若い方のニーズ調査の関係については、先ほど市長のほ令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号うから御答弁させていただきました。特化したニーズ調査は行っておりませんけれども、議員おっしゃられたように、家を建てたときは適正な広さであっても子供さんが巣立った後は逆に広過ぎてということで、管理が大変ということで御意見あるとおりでございます。現在空き家の関係のマッチングにつきましては、空き家バンクの制度を活用しながら進めてきておりますけれども、実際には今登録件数についてはないということで、答弁の中でもお話しさせていただいておりますけれども、比較的古くないといいますか、適正に管理されているものについては流通が活発であるということで、動いているというような状況でございます。実際に管理が不全になって、住む方がいらっしゃらなくなって年数がたつと、やはり管理不全ということで老朽化がしまして、その時点ではなかなか流通がしづらいというような状況もございます。早い段階で、管理している段階で家が流通することにすれば、議員おっしゃられたように、将来的な近隣の方への御迷惑だとか危険な家屋にならないというところでは非常に重要なことなのだというふうに考えております。いただいた御意見も参考とさせていただきながら、どういった形でそういう売りたい方、それからニーズが、家が欲しいという方、そういうことも含めて、行政としてできる範囲決まっておりますけれども、不動産業者さんですとかいろんな公的機関、そういったところと連携しながら今後も有効な対策になるかどうか含めて研究してまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 4番 佐久間誠
ぜひいろんな角度から研究を重ねていただければと思います。それと、先ほど家じまいの相談窓口の開設を一堂にできないかということで御提案申し上げたわけですけれども、オンラインなんかも駆使できる時代ですから、ぜひ、先ほど御答弁の中でもありましたように、空き家問題については複雑に権利問題は絡み合うということで、所有者ですらどうにもできなくなっているケースなんかも多く存在するというふうに言われています。各分野の専門家の方々の知見が求められているのではないかと。したがって、窓口の中心には行政が座って、そして必要な専門家の考え方を所有者、権利者に橋渡しすることで解決策も生まれて、空き家の削減に結びつくのではないかなというふうに思うのですけれども、この辺について再度お答えをいただきたいと思います。
答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)
先ほどの答弁ともかぶりますけれども、実際に今御相談があった場合については市内の不動産業者ですとか、それから無料法律相談等もございますので、そういう法的な部分についてはそちらにも御案内をさせていただいております。議員がおっしゃるとおり、窓口を市でということでございますけれども、ここも例えば実際にそういう相談をしたくてもなかなかそういうところがなくて、相談しづらいというような方もいらっしゃるかもしれませんので、そういった方のニーズももしかするとあるかもしれませんので、そういったところも含めて関係機関ともそういったことができるかどうか含めて検討していきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 4番 佐久間誠
実は先般地域の方に相談されまして、団塊の世代の方なのですが、母親が亡くなってしまったと。名義は、もっと母親よりも先に亡くなっている父親の名義になっていると。1人だけ、御兄弟もいなくなって、身内というのはめいごさん1人だということで、家どうするかなという相談を受けたのです。それで、そんな事情から名義も違っているのだったら早めに決断して、整理したほうがいいのではないかと。めいごさんにも迷惑かけないようにするには今手を打ったほうがいいよということしたのですけれども、言ったのですけれども、特に市のほうに例えば家じまいをしたいということで公営住宅、特にシルバーハウジング、ここ入居限られているようですから、公営住宅に入居させてほしいという相談してみてはどうかということでお話を返したところなのですが、やはり所有者が本当に自己決定できるうちに家じまいをできる相談体制、窓口をつくっていくことが必要でないかというふうに思っているのですけれども、住宅の在り方を考える相談体制、先ほどいろんな専門家の人や何かも含めて一堂に会してはできなくても個別に相談に応じられることなんかもできるということの返答でしたから、お答えはこれはいいですけれども、ぜひ幅を広げて、相談しやすい、そういう行政でやっていただければというふうに思います。老朽化する施設についての関係に移りたいと思います。それで、先ほど図書館の関係、しらかばハイツについては20年の長寿命化に結びつくということで分かりました。結構、1,250万円ですけれども、やっぱり20年もつのかというのでちょっと安心したのですけれども、お金かかることばかりなので、図書館はこれからの検討ですけれども、複合化、新築、年度内に絞り込みということで、新年度には深めていきたいというようなお答えで、駅から市立総合病院、あるいは西條の辺りのエリアで市民のワークショップを開くということでお答えいただき、児童センターもこれ非常に古くて気の毒なのですけれども、一遍に新築する見込みがないというものなどについては、例えば児童センター辺り、産業高校の跡のスペースなんかの利用、利活用なんていうのは考えてはいなかったのでしょうか。この辺りについてお答えいただきたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今お答えする部分については、市民ワークショップの中での議論を一部紹介をさせていただくということでお答え令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号をさせていただきますけれども、児童センターの機能についてはやはりいろいろな小学校が点在しているというのも事実ですので、そういった子供たちが安心して寄っていける場所ということであれば、既存の公共施設にそういったスペースを子供たちに提供して行っていただくような環境を整えることで現状の児童センターの代替という考え方はできないのかという、そういった御意見もいただいているところでございまして、3月15日に最後の市民ワークショップが開かれて、答弁でも申し上げたとおり、公共施設のパターン等について最終的な報告書がそこで一定程度まとめられて、報告が上がってくるというような状況になっております。それから、産業高校のお話もいただきましたけれども、今これから北海道と第1回目の、ちょっとリモートになりましたけれども、打合せ会議をさせていただいたところでありますので、今のところ利用目的という部分の具体的な施設のお話には全く至っておりませんで、これからしっかりと北海道も協力いただきながら話を進めていきましょうということでの足並みがそろったという段階ですので、具体的なお話については高校の活用についてはこれからという認識でおります。よろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
今お答えいただきましたから、ぜひそういう機会を踏まえて、それと庁内でももう少し議論していただいて、やっぱり限られた財源で、そして先ほども聞いていたのですけれども、押しなべて30年、40年、50年という、そういう老朽化した施設がたくさんありますから、それを本当に全部新しいものにするかというと、途方もない金額が積み上がってしまうと思うのです。そうすると、先ほど道と第1回目の打合せということで言われておりましたから、ぜひ本市においても未利用になっている名農キャンパス、ここら辺の利活用も含めて、市で例えば令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号財産を取得して、先行き、建設の見通しのついていない、そういう施設利用に代替していくことなどについて、やっぱりこれは検討もしていかなければならぬのではないかというふうに思いますから、これはお答え要らないですから、ぜひ受け止めていただいて、庁内の中でそういったことも少し今後御検討いただければというふうに思います。それとあと、次に王子マテリア名寄工場撤退後の企業誘致構想の関係なのですが、マテリア後の企業誘致については、具体のものにはなっていないということだと思います。苦戦している現状については理解しました。簡単にはいかないということです。それで、企業誘致についてもまたしっかり進めたいというお答えも、御答弁も一方でありましたから、織り交ぜてぜひやっていただきたい。私は、進まないところに固執して立ち止まっていても駄目でないかというふうに思うのです。それはそれとして置いておいて、行政がリードすべきものもあるのではないか。特に私さきの一般質問でもやりましたけれども、防災拠点、物流の拠点化構想ということで、19線周辺での道の駅構想とこれらを核としてもう一度前に進めるというものについては進めていくべきではないか。特に道の駅での国の補助メニュー調べてみましたら、国交省、環境省、経済産業省、たくさんあるわけです。これらのメニューの中から申請や要望する自治体として手を挙げるというようなことなど、補助金の関係も含めて、獲得していくことなども含めて考え方はあるかどうかについて、この1点お伺いします。
答弁 総合政策部長 石橋毅
王子の跡地のお話もいただきました。おかげさまで昨年工場跡地の利活用についてかさ上げの条例を可決いただきまして、我々としては工場の跡地の活用についてはできるところまではしっかりとやらせてもらったという認識を持っているところです。あとは、当然そこでの事業展開を希望する方は土地の所有者である王子との交渉をしっかり行っていただいて、そこに我々としてできるところはサポートしながら進めていければというふうに思っております。それから、進まないところはといったような御提言を議員からいただきましたけれども、何か我々としても議員から背中押されたような、そんな気持ちになりました。しっかりと、今回商工会議所からも19線周辺の機能について提言をいただいております。我々としてもしっかりとそれは受け止めて、議会、議員からも一般質問でもいただいておりましたけれども、あの周辺の価値観、付加価値をつけながら、名寄市がどう反映していくのかというポイントにもなってくるかと思いますので、これはいろいろな今までいただいた御意見、しっかりと整理させていただきながらこの後どのような方向で、どのような手法で、そして関係機関とどう連携しながら進めていくのかというところを市民の皆様にもしっかりお伝えできるようにしっかり庁内の中でも議論を整理をして進めていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
よろしくお願いします。除雪対策について伺います。除雪対策で、今回10日から2週間ぐらい平均遅れて、実は今シーズンの名寄の東地区の排雪の遅れというのは本当に気の毒なものがありました。特に東地区には狭隘な道路もあって、辛抱も限界ではなかったのかというふうに思っているところです。それらをカバーしたのが機動班なのです。職員直轄機動班の、現在1班体制なのですけれども、ここが活躍して交差点の除雪をやったから、何とか東の人たちも怒り心頭まではいかなかったのではないか。その手前ぐらいで何とか我慢されたのでないか。だから、つまり苦情も相当今年は多かったようであります。やっぱりそして民間業者のところの回転もなかなか今回は厳しかった。やっぱり人手不足というのもありますから、2班体制でより有効に機動体制を整えることについて、これ先ほどお答えいただいたばかりですから、きっと駄目なのだろうなと思いつつ、これはぜひ何とか検討してほしいというふうに要望しておきますから、ぜひ皆さん方、また御検討いただきたいと強くお願いしておきたいと思います。それと、東病院の移転構想について先ほどお伺いしました。まだ移転のところ、居住誘導区域だとか、そういうことでいろんなたくさんの立地適正化に基づいた様々な誘導体制というのがございましょうから、都市誘導区域だとか、そこも含めてこれからやっていくのだということですけれども、特に慢性期医療を引き受けて、療養型病床も備えている病院でありますし、105床の入院病棟を抱えていますから、これかなりの広さの場所が必要になるということ考えたときに、やっぱり私は同一箇所での改修が現実的ではないかというふうに思いますし、それから町なかの開業医も院長などが他界されて、3件病院、開業医、閉められております。それで、東病院の経営というのは、これ大変であっても市民ニーズを考えたらこの先も適正管理で維持をしていくということで考えていかなければならないというふうに思いますから、東病院の老朽化の進行については現実的な対処方針を示すことが安定した病院運営を下支えすることにつながるというふうに思うのですけれども、その辺りいかがでしょうか。
答弁 副市長 橋本正道
今いろいろ御指摘いただきました。建設場所につきましては今居住誘導区域、あるいは都市機能誘導区域も含めての検討ということでありますけれども、前提となります105床のベッド数ですけれども、医療需要の動向等を鑑みますと105床では今ちょっとオーバースペックの状態になっているのではないかなというふうに思っております。また、東病院で働い令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号ております看護師さんの状況も含めるとそこは少し縮小した中で、さらに市立総合病院の状況、あるいは今御指摘いただきました開業医さんの状況も含めると、外来機能の強化というのも一つ大きなテーマであるかなと思います。それらのことを踏まえまして、どこの建設場所が一番いいのか、町なかということも視野に入れてありますけれども、先ほどの立地適正化、公共施設の再編の議論とも相まってくるものでありますので、できるだけ早い時期にこれは方向性を見つけていきたいと思っております。
再質問 4番 佐久間誠
分かりました。どうぞよろしくお願いしたいと思います。名寄市立大学について触れたいと思います。先ほど御答弁いただきまして、様々な努力の中で今回受験率のところもいろんな、まだ来年ぐらいが本当の試金石だというお答えもいただきました。私立でやっているのと市立でやるところの、本当にこれからだというふうに思いますけれども、しかしながら随分生徒の募集のところでは頑張っておられますし、それからぜひ大学の知見を名寄高校の生徒募集にも生かしてほしいというふうに思うのです。もちろん違うのですけれども、いろんな工夫されている中でぜひ共通する、こんな取組がやっぱり必要なのではないかというところあると思うのです。かぶさる面があるのではないか。少し時間ないですから、これお答え要りません。ぜひそんなところで庁内の中で共有していただいて、御議論をお願いしたいとも思います。最後になりますけれども、行政職員に期待を寄せてということであります。様々な職員研修、今年もまた取り組まれているというふうに思いますけれども、コンプライアンス研修、暫時やられておりますが、これを続けていただいて、ぜひ行政職員の皆さんには失敗を恐れず、チャレンジ精神を持って頑張っていただきたいというふうに思っています。地道に頑張っている姿は市民の方、誰令和5年3月13日(月曜日)第1回3月定例会・第2号かがきっと見ていてくれるというふうに確信持っていただきたいというふうに思います。反面、手抜きをすれば後々ツケが回るということもお忘れなくお願いしたいと。以上申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。