深川市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日
公共交通による地域での生活のあり方など
2019年3月7日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「公共交通による地域での生活のあり方など」について質問し、企画総務部長 吉村理明が答弁しました。
- 質問者
- 近沢弘幸 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 吉村理明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 近沢弘幸
最後の質問でありますけれども、公共交通による地域での生活のあり方について、超高齢化社会の中で自動車の運転も危険が伴い、運転免許証の返納を行う方がふえる中、田舎で生活するのは、住みなれた場所での生活に生きがいを感じているからだと思います。しかし、持病があったり、定期的な病院への通院が必要であったり、買い物であったり、最近ではホクレン、生協、深川市場などの移動販売車が玄関先まで来て販売しておりますが、必要なものが全てそろうわけではないので、どうしても市内の商店での買い物が必要です。また、高校生にとって、路線バス、JRでの通学は学校へ行くために必要な移動手段で、路線バス維持のため、市も赤字補填を行い、必要な措置を講じています。ただ、路線によっては、バス会社から利用人数や運転士不足により便数が削減されております。旭川・芦別線ですが、平成30年4月から平日1日6往復から4往復になり、その4便が朝6時台、8時台、夕方5時台、7時台と、昼間に1便もない状態となりました。12月1日からは水曜日に1便が昼の便となり、夕方の1便を減便しています。学生も昼間の便がなく、不便を感じています。また、バスを利用し、病院へ通院している方は、朝早く出かけ、夕方の便まで帰れないと非常に困っています。今まで車を利用していた方も高齢になり、調子が悪くて診療、治療に行くのに夕方の便まで待っているのは大変だということです。旭川市、芦別市と情報を共有し、バス会社との交渉で、昼の便を水曜日だけでなく4便から増便するのが困難であれば、夕方の便を間引きしてでも対応する必要があると考えます。せっかく路線バスがあっても、運行時間の工夫がなければ乗車人数をふやすこともできません。これからバスを利用しようと考えていた人は、利用できないことになります。市街地に住んでいても、車を持たない方の足の確保に向けた対策として、1年間、市内路線バス循環線の試験運転が行われ、平成31年度からは本格的運行を実施するが、並行してバスの運行が行われていない公共交通空白地帯の住民の足の確保対策を講じないと、そこに住めなくなり、市街地に出て居住してもらえればよいですが、ほとんどの場合、子供たちの住む市外へ出ていき、人口減少がますます進むことになります。そこで3点、伺います。1点目、今後、路線バスの便数削減が懸念されるが、どのような対応を考えているのか。2点目、地域の公共交通網の形成に時間がかかるようですが、今後、どのようなスケジュールで進んでいくのか伺います。3点目、現在、路線バスを利用できない高齢者等へのハイヤー料金の助成を考えてはどうかと思います。以上3点、質問いたします。
答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)
公共交通による地域での生活のあり方などについて3点の質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、路線バスの便数の削減について近年の状況を申し上げますが、まず沼田線が平成27年4月から平日1往復2便を減少して9往復18便に、それから芦別と旭川を結んでいる芦旭線が30年4月から平日2往復4便減少して4往復8便となっておりまして、さらに北竜線は31年4月から平日1.5往復で3便を減少し、6往復12便となることが予定されているところでございます。この3路線につきましては、国の補助を受けて市町間を運行する地域間幹線系統補助路線でございますが、いずれも利用者数の減少により国の補助が制限されて収支不足が増加し、また、便数の見直しを行わなければ、国の補助対象とならない可能性も出てきたことから、バス事業者からの減便の提案を受け、関係市町の間で協議し、受け入れることとしたものでございます。特に議員が質問の中で触れられておりました芦別・深川・旭川間を運行する芦旭線につきましては、芦別市内に住む高校生への通学時間の配慮から、減便に当たっては、朝と夕方の運行としたものでございましたが、日中の運行を希望する住民の皆様の声がございまして、これは本市からも要望をいたしまして、一部ではございますが、運行時間を変更する取り扱いとなったものでございます。このように減便が進んでおりますが、このことは、少子化などによって毎日利用する高校生が減少している影響が大きいと分析しておりまして、今後の対応につきましては、高校生の利用増を見込むことは難しいことから、高齢者を初め、多くの方々に路線バスを利用していただきたいと考えておりまして、利用促進の一層の周知や利用しやすい時間滞のバス運行など、利便性の向上に努めてまいりたいと考えておりますし、あわせまして、持続可能な新しい交通網の検討を同時に進める必要があるものと考えているところでございます。2点目の今後の地域公共交通網の形成に係るスケジュールについてでございますが、公共交通空白地帯の市民の移動手段の確保につきましては、深川市地域公共交通網形成計画の中で、デマンド型乗り合いタクシー等の導入について検討することとしており、本年2月開催の深川市地域公共交通活性化協議会におきまして、現在の検討状況や他市町村の導入事例などを各委員にお示ししたところでございます。現在は、新たな交通システムの導入のための地域の分析などに取り組んでいるところでございますが、結論に結びつけるにはまだ相当の時間を要するものと考えておりまして、この場でスケジュールを申し上げることは難しいということをご理解いただきたいと思いますが、着実に導入の検討作業には取り組んでまいりたいと考えているところでございます。3点目の高齢者等へのハイヤー料金の助成につきましては、現在、重度の障がいがある方などに対しましてハイヤー料金の助成を行っておりますけれども、高齢者の皆さんへの助成ということになりますと、人口に占める割合から見ても財政負担が非常に大きくなるということが見込まれますので、実現は困難であると考えているところでございます。また、公共交通は乗り合いを基本として考えておりますことから、現在の深川市公共交通網形成計画にはハイヤー助成などは掲げていないものでありますが、昨年の第2回定例会におきまして小田議員から質問がありましたライドシェアといったものについて、道内で新しい取り組みを行っている自治体がございまして、本市でもデマンド交通に関連して、こういったものを研究対象とさせていただいております。