深川市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月7日
ブラックアウト
2018年12月7日、深川市議会の一般質問で、松原和男議員が「ブラックアウト」について質問し、企画総務部長 吉村理明が答弁しました。
- 質問者
- 松原和男 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 吉村理明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松原和男
日本共産党の松原でございます。間もなく平成30年も終わろうとしております。災害と向き合った1年とも感じました。被害に遭われ、亡くなられた方のご冥福と災害復興を願うものであります。日米開戦の日が迫ってまいりました。あしたがその日であります。そして、平成が終えんを迎えようともしており、平和な時代に戦争経験のない天皇の即位は感慨深いものがあり、平和の続くことを願ってやみません。それでは、通告に従い質問を開始させていただきます。初めに、ブラックアウトについてであります。災害にかかわる質問は、既に各議員からなされておりますが、一部重複する点もありますが、視点、観点の違いもありますので、ご理解願うものであります。9月の震災は、郷土北海道に経験のない全域停電という事態が発生いたしました。阪神・淡路大震災は関西電力、東日本大震災は東北電力がそのエリアであり、全域停電は発生しておりません。現代社会において電気は、製造業だけでなく、人間の命にかかわる浄水や医療、交通、物流を支える源であります。具体的な事象を挙げる必要もないことと考えます。北海道電力という民間企業でありますが、その社会的役割は、はかり知れないほど重大なものと考えます。現在、道民の生活・命は、北海道電力に委ねられているのです。それゆえ、社会的責務、電力の安定供給を図ってもらわなければなりません。政府も、一元的電力管理ではなく、災害時の対応、リスクの分散を求めていたのです。しかるに、北電はそうした政府の指導・指示をないがしろにし、このたびの不始末に至ったのであります。第1の質問は、こうした状況のもとで発生した全市停電の損害、市民生活への影響を確認し、今般の事態により導き出したことを示し、近隣自治体で発生した上水道の供給中断が当市では最小限にとめられたこと、町内会等と行政の災害時の連携の経験など、評価すべき点を伺います。第2に、電力供給の担い手である北電に対し、災害対応における改善要求を求め、独自で訴えていくことも必要でありますが、各単位市長会、国・道との協調行動が必要と考えますので、市の対応を伺います。
答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)
ブラックアウトにつきまして2点の質問をいだきましたので、お答え申し上げます。初めに、1点目のブラックアウトの状況を踏まえた事態の考えについてでございますが、今回の胆振東部地震により発生いたしました道内全域に及ぶ大規模停電は、行政の推進や市民の日常生活の維持のために、改めて電力の重要性を認識させられたところでございます。そこで、市の対応等についてということでございますが、まず町内会の皆様には、電話を使ってではございましたが、衛生センター施設が停電のため稼働できなかったことによるごみ回収の中止の連絡や、また連絡のとれない人の安否確認などで協力いただくなど、緊急時の対応ということで、その中ででき得る限りの対応をしていただき、厳しい状況を乗り越えられたものと認識しているところでございます。また、本市の対応といたしましても、課題はございましたが、発電機、排水ポンプをリースしての上・下水道網の維持、在宅酸素療養者など要援護者の連絡や訪問、市立保育園での園児の預かり、市立病院においては一部外来、人工透析の実施、電気式ポンプが停電で作動しない地域への水や食料の供給、住民の不安を解消するための自主避難所の維持などに努めたところでございます。なお、今回の地震の教訓を生かすため、先日、市の職員を対象にですけれども、アンケート調査を実施したところでございまして、初動対応の検証などをいたしまして、今後の災害対応に役立てていきたいと考えているところでございます。次に、2点目、北海道電力に改善を求めるべきとの質問でございますが、9月6日に発生いたしましたブラックアウトは、深川市内においては約11時間後に電力が復旧されたところでございますが、多度志地域におきましては、電力の復旧がなされなかったことから、市として翌9月7日には、北海道電力深川ネットワークセンターに直接出向きまして、情報の提供と早期の復旧を求める要請を行ったところでございます。また、北海道市長会では、11月に国、北海道及び地元国会議員に対しまして、それぞれ要請を行っておりまして、市長も同会の副会長として出席いただき、北海道胆振東部地震の災害の復旧に向けた支援などにつきまして、特別交付税による財政支援や災害復旧事業債の資金確保など、十分な地方財政措置を講じることなどや、エネルギー対策につきましては、電源喪失のリスクを回避するため、非常用電源や燃油供給体制の構築、地域における電源の分散化などの要請を行ったところでございます。その他関係省庁への要請につきましても、北海道市長会で行っているところでございます。今回の地震では、本市同様に各自治体からも十分な停電情報がない中、住民からの問い合わせや避難所設置などに苦慮したという意見が多く寄せられておりましたことなどにより、北海道電力では、北海道胆振東部地震対応検証委員会を設置し、地震時の対応の検証や道内全域停電の再発防止策といったものを検討しており、11月に中間報告がなされたところでございます。最終報告につきましては、12月末をめどに取りまとめると伺っておりますので、この内容を注視しながら、今後におきましても必要に応じて北海道市長会などを通じ要請活動を行ってまいりたいと考えております。