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深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月20日

地域公共交通

2018年6月20日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「地域公共交通」について質問し、企画総務部長 吉村理明が答弁しました。

質問者
小田雅一 議員
答弁者
企画総務部長 吉村理明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 小田雅一

次に、深川市地域公共交通について伺います。深川市の人口もピーク時には3万8,373人を数えておりましたが、平成30年5月現在は2万1,019人という状況になっており、少子化、高齢化がなお進行しているところであります。このような状況によって、公共交通を利用する市民が減少し、市内路線バスの経営に大きな影響を与えていることは言うまでもありません。これまでも深川市は、赤字路線に対し多額の補助を行い、路線確保に努めてきており、市内西北星線の見直しなどの取り組みで一定の改善がされてきている状況であります。加えて、平成24年からスタートしている高齢者バス利用料金助成事業におきましても、29年度の利用者は580人となり、前年と比べ46人増の見込みとお聞きしており、公共交通の利用促進につながっておりますことは高く評価されるものであります。しかしながら、政府は昨年3月、75歳以上のドライバーの認知症対策を強化し、改正道路交通法を施行しましたが、約1年間で認知機能検査を受けた高齢者は210万5,477人、うち5万7,099人が医師の診断が必要な認知症のおそれと判定されたところでありました。診断後に免許の取り消しや停止の処分を受けたのは1割強の1,892人に上り、改正前の2016年中の3倍以上となったとの報道がされており、地方都市ほど高齢者が多い状況を考えますと、高齢により免許を返納する方、そして認知症の診断によって免許を返納する高齢者が増加するものと思われます。お年寄りがバス停まで行くのに10分以上かかるような公共交通の空白地域を考えるときに、デマンド交通の取り組みが喫緊の課題と言えます。そこで、1点目ですが、近隣町の沼田町では、実証実験で乗り合いバスの運行を検証されていましたが、1回の乗車人数が少なく、本年6月より、かわって乗り合いタクシーの実証実験を行うようであります。また、道北の中頓別町の取り組みですが、中頓別町は人口1,800人のまちであり、少子高齢化も進んできております。また、平成元年にJR天北線が廃止され、現在では天北線の代替交通手段として運行している宗谷バスは、1日に数本の運行となったことにより、交通を初めとした生活機能の低下という課題に直面いたしました。そこで、中頓別町では、平成27年度に地域交通の確保を初めとした施策を掲げ、28年8月より、将来にわたって持続可能な移動手段を確保し、安心・安全な生活を営むための共助の取り組みとして、ICTシステムを活用したライドシェアの実証実験「なかとんべつライドシェア」の運行を開始しました。なかとんべつライドシェアは、町民でもあるボランティアドライバーが自家用自動車を使って利用者を希望の場所までお連れする取り組みであります。このような住民による移動手段確保の取り組みが、深川市の公共交通網の中にあって可能な取り組みとなるのか考えてみてはどうでしょうか。路線バスの停留所から遠い高齢者の移動手段の一助となるのではないでしょうか、所管としての考えを伺います。2点目は、市内路線バス循環線の実証実験ですが、まだ2カ月しか経過しておりませんが、これまでの状況について伺います。

答弁 企画総務部長 吉村理明(企画総務部長は2020年3月まで)

地域公共交通についての質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。初めに、1点目の公共交通空白地帯におけるライドシェアの取り組みについてでございます。本市の公共交通網形成計画では、公共交通の空白地域におけるデマンド乗り合いタクシーについて導入を検討することとしておりまして、本年2月に先進地であります上川管内の名寄市と東川町を視察するなどして、デマンドバスや乗り合いタクシーなどの調査を行ってきたところでございます。議員ご提言のライドシェアにつきましては、質問の中にありました中頓別町の実証実験のように、乗客の要望により、ボランティアの登録ドライバーが運送する方式のほか、通勤など目的地の決まっているドライバーの自家用車に利用者が相乗りする方式などもあるようでございます。一方で、ライドシェアは、既存の運送事業者、タクシーであるとか、路線バスの経営を圧迫するなどの課題もあるとお聞きしているところでありますけれども、公共交通が存在しない地域などにとっては有効な手段となるのではないかと考えているところであります。いずれにいたしましても、本市住民の交通手段の確保は重要な問題でありますので、全国各地の事例をさらに調査するとともに、地域の方々と十分に協議を行い、地域に合った公共交通システムの構築を目指していきたいと考えておりますけれども、ご提言の内容も含め、十分に研究してまいりたいと考えております。次に、2点目の本年4月より運行しております市内路線バス循環線についてお答えいたします。循環線の利用状況につきましては、あけぼのから市立病院までを3月まで運行しておりました市内線の昨年、4月、5月の同時期における1日平均の乗車数で比較いたしますと、市内線が32.0人、循環線が36.3人と4.3人の増となっておりますけれども、大きく増加している状況とはなっておりません。一方で、循環線の運行周知のチラシや公共交通ガイドによる市民周知の効果によりまして、高齢者バスの登録者が4月からの2カ月間で新たに57人ございました。このうち循環線を利用するために登録した方は38人いらっしゃる結果となっておりますので、これらの方々が今後循環線に乗車されることが期待できることや、冬期間になりますとバス利用が多くなるということもありますので、今後の利用者数の増を期待するところでありますが、本市といたしましては、さらに利用増を促してまいりたいと考えております。また、循環線の利用者の方や沿線住民の皆さんへのアンケート調査など、今後の検討に向けた基礎資料の収集にも努めてまいりたいと思っております。

出典:深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる