深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月7日
地域公共交通
2018年3月7日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「地域公共交通」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 近沢弘幸 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 近沢弘幸
深川市地域公共交通網形成計画が平成28年度から32年度までの5年間で策定され、2年が経過し、本年は中間年となりますが、27年度には11月から3月までの5カ月間、路線バスの試験運行によって、西北星線が深川西高校まで延長運行され、利用状況も好結果を残しました。4月からは市街地を回る循環線の1年間の実証実験を行うが、利用者の利便性を高め、多くの市民に利用してもらえるよう期待するところであります。一方で、市街地以外での公共交通空白地域における移動手段の確保は、中山間地域では自家用車が普及した社会であっても、高齢者の方の中には運転免許のない方、高齢のため運転免許を返納した方にとって、買い物、役所での手続、病院への通院など、住宅が点在しているような場所への路線バス等を走らせることは無理であろうし、市所有のバスを利用するのも非現実的で、財政面からも非常に厳しいことだと思います。ハイヤーを利用するにも、個人の負担が非常に大きく、何回も利用することは大きな負担となるため困難です。バスより便利で、ハイヤーより安い交通システムの構築が喫緊の課題だと思います。2年前の一般質問で市からの答弁は、「現在のところ、切実な問題までとは言えない」との見解でありましたが、免許証更新時に運転の適性検査はあるようですが、動作が鈍くなり、判断も劣るようになり、事故がいつ起きても不思議ではない状況であります。1年でも早く地域公共交通の構築が必要と考えますが、市の考えを伺いたいと思います。3点ほど伺います。平成30年度は、深川市地域公共交通網形成計画5カ年の中間年でありますが、2年間の会議の状況と進捗状況について伺います。2点目といたしまして、公共交通の利用促進のPRについて、3点目といたしまして、公共交通の空白地域における交通手段についてお伺いいたします。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
地域公共交通に関する3点の質問にお答えいたします。初めに、平成28年3月の深川市地域公共交通網形成計画策定後の2年間の会議の開催状況と進捗状況についてでありますが、まず28年度の深川市公共交通活性化協議会の開催状況といたしましては、書面会議1回のみとなっているところでございます。議員も触れられましたように、平成28年度はそれまでの協議に基づきまして、西北星線の深川西高校までの路線延長について、増便する見直しを行いまして、これについては現在も継続されているところでございます。平成29年度につきましては、昨年11月とことし2月の2回、会議を開催いたしまして、市内路線バス循環線の試験運行などについて協議を行い、この協議に基づき、本年4月から循環線を実施することになってございます。次に、2点目、公共交通の利用促進PRについてでありますが、これまでもこの点については、広報ふかがわなどによりまして、たびたびバスの利用促進などを呼びかけてきておりますけれども、本年度におきましては、先ほど申し上げた4月からの試験運行を開始する市内路線バス循環線に重点を置いて、市民周知を行いたいと考えているところでございます。具体的に申し上げますと、循環線の周知のためのポスターを先月、公共施設やバスの待合所、スーパーなどに掲示したほか、今月発行しました広報ふかがわにも関連の記事を掲載したところであります。さらに、来月下旬には、循環線のチラシを新聞各紙に折りこみまして、それを見てもらい、利用促進などの周知を図る予定でございます。また、市では、バスの路線網やその乗り方なども含めまして、バス、JR、そしてタクシーなどの情報を掲載いたしました「公共交通ガイド」というものの作成を現在進めておりまして、新年度に入りましてから、全戸配布や関係施設に配置するということを考えておりまして、これらによって、公共交通の利用促進を図る予定としているところであります。最後に、3点目の公共交通の空白地域における公共手段についてのお尋ねでありますが、これは先ほども申し上げました公共交通網形成計画の中に、公共交通空白地域における移動手段を確保するということが目標の一つとして掲げられておりまして、その達成に向けて、デマンド型乗り合いタクシー等の導入検討をするということが明記されているところでございます。それに向けた取り組みの一つといたしまして、先月、市の担当者が上川管内でこれを導入しております名寄市、東川町を訪れまして、デマンド型公共交通の導入の経緯や事務の進め方、実際の運行方法、費用などの聞き取りをさせてもらったところでありまして、このように調査・研究を現在進めているところでございます。ただ、本市にとりまして、こうしたデマンド型タクシーといった全く新しい交通システムの構築ということになりますと、当然のこと、初めての経験になりますので、デマンド型の公共交通の導入に当たりましては、さらなる研究はもちろんのこと、地域住民の皆様方など、関係する多くの人と十分協議する時間を要すると考えております。また、議員が指摘されました高齢化の進行ということも十分踏まえまして、極力速やかに検討を進めたいと考えているところでございます。