みんなの議会

深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日

中学校における農業体験

2018年3月6日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「中学校における農業体験」について質問し、教育部長 荒井清光が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
教育部長 荒井清光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 松本雅祐

続きまして、5点目、中学校における農業体験についてお伺いします。この時期は、第3次深川市食育推進計画の策定中であると思います。この計画は、深川市ならではの食育を市民運動として展開し、市民が食育を通して健康で豊かな生活を実現できるよう、市民と関係機関と市が協働して推進するための計画であります。本市の基幹産業は農業であり、水稲・畑作・果樹・畜産など、さまざまな農作物が生産され、まさに食材の宝庫の町であります。この豊かな食に恵まれた環境を利用して、食育推進の事業として、生産者や各団体の皆様の協力をいただきながら、農業体験の受け入れや、学校では体験学習が行われております。深川市内の六つの小学校では、市農業センターや生産者の圃場をお借りして、校外体験学習として農業体験学習を実施しております。平成28年度は延べ634人の児童が田植えや稲刈り、ジャガイモの種植えと収穫、大豆の種植えと収穫、そして豆腐づくりを行っております。田植えや稲刈り体験では、札幌市西区の子供会の方々も農業体験に来られております。このような農業体験を通して、子供たちは食物をつくる楽しさと喜び、知恵や技術など働く意義を学ぶ大切な機会となっております。本年1月23日、私たち深川市議会は、深川市農業関係団体の方々と農業基盤確保と農業の担い手対策をテーマに、農家の方々が抱えている課題や問題などを意見交換させていただきました。その中で、新規就農の方とかかわり、深川産米のPR活動や農業体験の活動に尽力いただいている深川市農村青年部協議会の方々から、今後の深川の農業を守るための要望をお聞きしました。それは、今、小学校を対象に行っている田植えや稲刈りなどの体験学習を、今後、中学生や高校生に対象を広げ開催することはできないでしょうかということでありました。1人でも多くの生徒の方に農業というものを体験していただき、触れていただくことが縁となり、深川産のお米を食べてくれたり、また、将来、深川に戻ってきてくれて、農業の担い手となりたいと思ってもらえる活動をもっと広げたいと訴えておられました。そこで、お伺いします。農業の担い手を育成することは大変重要であります。本市の食育活動でもあります農業体験学習を市内の中学生も対象とした事業を行ってはいかがでしょうか。農業体験学習は、農業への関心を深めることと郷土愛を育むことにもなります。そして、意欲を持って農業に取り組もう、後継者になろうと考えるきっかけになると思いますが、市の考えをお聞かせください。

答弁 教育部長 荒井清光(教育部長は2019年3月まで)

中学校における農業体験について質問をいただきましたので、お答え申し上げます。本市では、基幹産業である農業及び食への関心や理解を深めることを目的に、全ての小学校において、10時間から15時間の授業時数を使用して、農業体験学習を行っております。中学校におきましては、農業体験学習としての実施はしておりませんが、職場体験として3年生のときに小売店、美容室、飲食店、自動車整備、医療・福祉施設など、市内のさまざまな事業所に協力をいただきながら実施をしております。この職場体験は、生徒が直接働く人たちと接することにより、働くことの意義を学び、理解することを目指す職業教育の一環であり、生徒がみずからの将来の生き方を考え、主体的に進路を選択決定する意志や意欲、そして態度などを培うキャリア教育としての役割があり、昨年の職場体験の中には、市内の農園や果樹園で農作物の手入れや収穫などの農作業体験をした生徒も実は含まれているところでございます。中学校では、生徒がみずから選んだテーマに取り組ませたり、より幅の広い視点で産業や職種に目を向けられるよう指導しているところであり、また限られた年間の標準授業時数の中には、可能な限り必要となる教育活動を割り当てていることから、さらに農業に特化しての体験学習の実施は困難な状況にございますが、職場体験のほかにも、中学校の総合的な学習の時間などを活用して、「ふるさとふかがわ」の現状や未来について、まちづくり、生活、教育、環境、産業など、さまざまなテーマについて、生徒たちが中学生の目線で調査・研究を行って壁新聞をまとめる「ふるさとふかがわの未来への提言事業」に、深川中学校では全学年、そして一已中学校では1年生が取り組んでおりまして、この中には、本市の農業や農産物をテーマに選んで調査・研究を行っている事例があり、農業分野のテーマを選んだグループにおいては、実際に市内の農家などに赴き、情報を収集した内容をもとに学習を進めているものがございます。今後におきましては、このような中学校での教育課程の中で、機会を捉えながら、本市農業に関する資料を提供するなど、本市の基幹産業であります農業への関心と理解が深められますよう検討してまいります。

出典:深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる