深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日
水道メーターの分解作業による障がい者就労の機会拡大
2018年3月6日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「水道メーターの分解作業による障がい者就労の機会拡大」について質問し、建設水道部長 天羽真司が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 天羽真司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 松本雅祐
続きまして、2点目、水道メーターの分解作業による障がい者の就労の機会拡大についてお伺いします。私は、昨年の第3回定例会におきまして、障がい者の自立に向けた支援について一般質問をさせていただき、障害者優先調達推進法についてお伺いしました。山下市長より、具体的にどのような方策を盛り込めば効果的な就労支援拡大に結びつけられるかをしっかりと研究してまいりたいと、前向きな答弁をいただきました。この障害者優先調達推進法は、平成25年度から施行され、多くの自治体で就労施設への支援、機会の創出を行っております。岡山県岡山市では、量水器、すなわち水道メーターの分解作業を障がい者通所施設に依頼し、障がい者の就労機会の拡大に努めております。北海道士別市でも、各家庭に設置してある水道メーターは8年ごとに交換することになっており、その処理を就労支援につなげております。平成25年までは、メーター本体とコードと受信機を一括売却していました。平成26年からは、メーター本体を分解し、砲金・鋳物類、コード類、プラスチック類、電子部品と四つに分別し、砲金・鋳物類とコード類については、リサイクル品として売却し、プラスチック類は工事等で発生した塩化ビニール類とあわせて処分場へ、電子部品については解体せず各メーカーに引き取ってもらっているそうです。この水道メーターの分解・分別作業の委託を通して、水道事業が社会福祉の施策として、障がい者の就労支援の拡大につながっているそうです。この作業は、士別市内の2カ所の福祉事業所に依頼し、事業所で分解してもらい、メーター内にある青銅金属は引き取り価格が上がるため、売却収益が増加するそうです。売却実績ですが、平成25年度は1,279個で5万8,545円でしたが、27年度の実績は、解体個数が1,149個で21万2,500円でありました。ですから、一括で売却した額と分解して売却した差額は約16万円となり、二つの施設には解体個数に合わせて11万4,900円を報酬としてお支払いしたとのことであります。同じような取り組みは、江別市でも昨年より行われております。お伺いします。1点目、本市も計量法施行令第13条別表第3に基づき、8年ごとに水道メーターを交換していると思いますが、年間何個くらい交換しているのか。また、水道メーターの処理はどのようにしているのか、お聞かせください。2点目、本市も水道メーターの分解作業を障がい者施設に委託し、就労機会の創出をすることにしてはいかがでしょうか。分別作業により環境負荷の低減にもなりますし、水道事業としても社会福祉への貢献策になると思いますが、市の考えをお聞かせください。
答弁 建設水道部長 天羽真司(建設水道部長は2020年3月まで)
水道メーターの分解作業による障がい者就労の機会拡大についてお答え申し上げます。このことにつきましては、昨年の第3回市議会定例会において、松本議員からの質問に市長からお答えさせていただきましたように、平成25年4月に施行されております「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」、通称「障害者優先調達推進法」の趣旨に基づき、市といたしましても、「深川市における障がい者就労施設等からの物品等調達方針」を毎年度作成し、取り組んでいるところでございます。そこで1点目、本市の水道メーターの交換とその処理についてでありますが、現在、本市が設置している水道メーターは約1万2,000個でありまして、これらの水道メーターは計量法の規定に基づき、8年ごとに交換することとなっており、若干増減はございますが、毎年1,500個前後の交換を行っているところでございます。この取りかえ済み水道メーターの処理につきましては、本市では解体等の処理は行わず、購入契約したメーター販売業者において処理しているところであります。次に、2点目、水道メーターの分解作業を障がい者就労施設に委託し、障がい者の就労機会を創出することについてでありますが、このことは障がい者施設での就労拡大のほか、環境負荷の低減と循環型社会の構築という観点からも有意義なものと考えておりますことから、今後、道内において先進的にこの取り組みを行っている自治体の情報などを参考にするとともに、庁内の関係部署と連携を図りながら、取りかえ済み水道メーターの解体・分別などの作業を市内の就労施設で行うことができるよう、協議を進めてまいりたいと考えております。