深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月5日
新規就農者の確保
2018年3月5日、深川市議会の一般質問で、木根昭夫議員が「新規就農者の確保」について質問し、経済・地域振興部長 伊藤久人が答弁しました。
- 質問者
- 木根昭夫 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 伊藤久人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 木根昭夫
3月に入っても、暴風雪により、事故、被災、交通麻痺等が発生しておりますが、昨日からの暖気は春の足音が近くなっていることを感じさせるきょうこのごろであります。3月は、あと4週間ですが、このたび定年退職等を迎える方が市立病院を含め十数人いらっしゃるとお聞きしております。市役所に入所以来、市民サービスと円滑な行政の遂行にご尽力された皆さんには、この場をおかりして感謝を申し上げたいと思います。また、人生100年、まだまだご活躍いただけるものと期待しております。話は変わりますが、ことし1月に民主クラブの行政視察として、鹿児島県に行ってまいりました。その一つの曽於市は、鹿児島県の東部を形成する大隅半島の北部に位置し、東は志布志市、南は鹿屋市、西は霧島市、北は宮崎県都城市に接する県境の市になります。人口は、昨年末時点で3万6,730人、平成29年度一般会計で総額221億8,600万円であり、深川市より少し規模の大きい自治体であります。気候は内陸性で、夏と冬、昼と夜の気温差が大きいようですが比較的温暖で、また10万人を超す三つの市に隣接し、恵まれた自治体かと思われます。しかし、その曽於市においても人口は減少傾向にあり、深川市と同じように田舎暮らし体験プログラム、新規就農者支援対策事業ほか、移住・定住を施策しており、地方自治体の共通の課題があるようであります。それでは、通告に従い一般質問をいたします。まず一つ目は、新規就農者の確保についてであります。ことし1月23日、きたそらち農業協同組合営農センターにおいて、深川市農業関係団体24人と深川市議会の意見交換会を実施しました。テーマは、農業基盤確保と農業の担い手対策であります。平成28年7月31日現在の深川市の組合員戸数は608戸でありますが、このうち後継者がいない60歳以上の戸数が273戸となっており、このまま推移すると、10年後の予測される戸数は、現在のほぼ6割の371戸と推計されております。深川市の基幹産業である農業の動向が、深川市の経済全体に大きく影響するため、農業所得の確保が重要施策となっております。最近のテレビの影響でしょうか、不景気の中で、みずから経営の采配が振れる、努力の成果が直接見える等、農業の魅力が見直されております。また、新規就農者の高齢化が進展する中で、農林水産省は平成24年度から新規就農者を倍増させ、世代間のバランスのとれた農業就業構造にしていくために、35年までに40歳代以下の農業従事者を40万人に拡大する政策目標を掲げ、新規就農のための支援策に取り組んでおります。先ほどの鹿児島県曽於市においても触れましたが、全国的に新規就農者の受け入れに力点を置いております。その中で、深川市の魅力を全国に発信し、差別化を図らなければなりません。意欲ある就農研修者に対して、相談、研修、新規就農のための資金計画等、市とJAきたそらち、深川未来ファームとの連携によるサポート体制について、市の考えを伺います。
答弁 経済・地域振興部長 伊藤久人(経済・地域振興部長は2020年3月まで)
新規就農者の確保についてお答えいたします。農業団体と連携した新規就農者の受け入れと就農サポートについてでありますが、本市においては、JAきたそらちやJA管内の市町、普及センター等で構成されるJAきたそらち担い手プロジェクトチームの一員として、各構成機関・団体と連携しながら、新規就農者の確保・育成の取り組みを推進しているところであります。この組織では、構成機関・団体間の情報の共有を図りながら、担い手確保に向けた情報発信活動や、農業体験、研修支援活動とともに、就農に向けた農地や施設、資金の確保支援や、担い手の育成に向けた生産指導、また、新規就農者等へのフォローアップを実施する体制を強化する活動に取り組むこととしており、本年度は就農相談の受け付け情報等の共有や、新規就農者や研修生を巡回し、経営や研修の状況確認、相談などのフォローアップ活動等を実施しております。また、各市町をエリアとした地区プロジェクトチームを設置しておりまして、深川地区プロジェクトチームにおいては、昨年設立した深川未来ファームが新規就農希望者からの問い合わせや就農相談のワンストップ窓口となり、市やJAきたそらち、深川未来ファームが密接に連携しながら取り組みを進めているところでございます。具体的には、本市での農業体験実習や農業研修の受け入れ、農業研修生の研修中の見守りやフォローアップ、研修終了後の就農先についての市内関係者との協議、調整、また就農時に作成する青年等就農計画の作成支援や融資制度を活用するための資金計画策定のサポートなど、各種支援制度の活用に向けた助言、指導のほか、経営開始後には、経営の安定に向けた課題解決をサポートするなどの取り組みを行っていくこととしております。また、東京都や札幌市などで開催される新規就農フェアなどに参加する際には、会場に訪れる新規就農希望者に対し、新規就農希望者を社員として雇用し実践的な研修を行う深川未来ファームの取り組みとともに、こうした地域の支援体制について丁寧に説明しながら、就農地として本市を選んでいただけるよう努めているところでございます。市としましては、新規就農希望者に選ばれ、安心して就農していただくためには、地域の関係者による支援体制の充実が重要であると認識しておりますので、引き続きJAきたそらち等と連携を密にした取り組みを一層推進してまいりたいと考えております。