深川市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月6日
学力テスト等について
2018年12月6日、深川市議会の一般質問で、木根昭夫議員が「学力テスト等について」質問し、教育長 早川雅典が答弁しました。
- 質問者
- 木根昭夫 議員
- 答弁者
- 教育長 早川雅典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 木根昭夫
それでは、次の質問に移ります。学力テスト等についてでございますが、私が小学校5年生の最初の算数の授業のときにドリルテストがありまして、クラス全員が零点でした。悲しいことに、小学校3、4年生のときに四則計算の決まり、掛け算、割り算を先に計算して、足し算引き算は後で計算するという基本的なことを学んでいなかったことが原因です。私は子供心に、ほかにもいろいろと問題がある担任教師であったと感じておりました。小学校3年生から4年生という重要な時期に、もう少しまともな教育を受けていたならば、私はもう少し違った人生を歩んでいたのかもしれません。今、深川市の小中学校には、そのようなだめ教師はいないと思いますが、どうしても教師個々の指導力、授業力に差異があるのはやむを得ないことかと思います。本市は、平成29年度深川市教育委員会の活動状況に関する点検評価報告書の中で、推進項目として学校教育の充実を挙げ、事務事業名を教職員研修派遣とし、新任者研修及び10年経験者研修の法定研修のみならず、自己研修を含め、研修機関主催の各種研修への積極的な参加を推奨するとして、教師の資質向上、授業力の平準化を目指しております。そして、各項目の評価について、Aは順調である、Bはおおむね順調である、そのほかにC評価、D評価がありますが、今申し上げた教職員活動費、教職員研修派遣については、達成度A、効果度Aと評価しております。また、推進項目、学校教育の充実、事務事業名、学習サポートプログラム事業は、達成度B、おおむね順調である、効果度Aと評価しております。本市教育委員会はとてもよい評価となっており、喜ばしいことで、その成果は大いに期待できるところであります。さて、毎年、第4回定例会において全国学力学習状況調査について一般質問しておりますが、今回の状況についても伺います。一つ目の質問は、今年度の状況と反省についてであります。今年度は中学校の数学が苦戦しているようですが、今年度の状況と反省、その対策について伺います。二つ目の質問は、深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略の最終年となる来年度の取り組みについて伺います。現小学校5年生と中学校2年生が来年度の調査対象学年となりますが、基礎学力等は身についているのでしょうか。私は、全国学力学習状況調査に特化して学校現場がその対策をするということは全く考えておりません。ただ思うのは、小学校、中学校を卒業する過程において、本来、身につけておくべき学力水準を保てるよう、教育委員会と学校現場が強力に推進していただきたいと考えております。三つ目の質問は、学校ごとの評価をしないという方針は誰を守るためのものなのか。逆に公表することが授業内容の向上、授業力の向上と平準化に結びつくと考えますが、市の見解を伺います。
答弁 教育長 早川雅典(教育長は2020年3月まで)
全国学力学習状況調査について、3点質問をいただきました。関連がございますので、恐縮ですが、一括しての答弁とさせていただきます。本年度の全国学力学習状況調査は、4月17日に全国の小学校6年生及び中学校3年生を対象といたしまして、国語と算数・数学の2教科での、主として知識力を問うA調査及び活用力を問うB調査と理科が実施されたところでございます。本市小学校の平均正答率は、国語Bで全国を上回り、国語Aと算数Aで全国とほぼ同程度、算数B及び理科ではやや全国を下回る結果となったところでございます。また、中学生の平均正答率は、理科では全国と同程度となったものの、国語A、Bでは全国を若干下回るとともに、数学A、Bでは全国と差が開くといった状況となったところでございます。教育委員会といたしましては、全国学力学習状況調査の結果を踏まえまして深川市学校改善プランを作成し、学力向上のための目標や具体的な改善方策を定めるとともに、それぞれの各学校におきましても、この調査の結果を踏まえまして反省、評価等を行い、学力向上のための課題や方策を明確にした各校ごとの学校改善プランを作成しておりまして、各学校が相互に全国学力学習状況調査の結果ですとか、各校の改善プランの情報を相互に共有しながら、学力の確かな向上に向け取り組んでいるところでございます。全国学力学習状況調査の平均正答率につきましては、今ほど議員がおっしゃったように、深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略における主要施策、未来を担う人づくりの中で重要業績評価指標(KPI)といたしまして、平成31年度までに全教科で全国平均を上回ることを目標に掲げております。平均正答率は、昨年度までは一部差がある教科もございましたが、次第に全国に追いついてきている状況となっておりましたけれども、たまたま今回につきましては、中学校の数学で全国との差が開いたという状況になっております。前段申し上げました、毎年秋に作成するわけでございますけれども、深川市学校改善プランなどの着実な実施によりまして、目標の達成に向けて、なかなか短い期間ではございますけれども、教育委員会といたしましても各学校現場と協力して努力してまいりたいと考えているところでございます。また、調査の数値を含めた結果の公表というお話もいただいたわけでございますけれども、保護者の皆様あるいは市民の皆さん、住民の皆さんに対して、教育委員会あるいは学校現場が説明責任を果たすということは、もちろん重要なことでございます。教育上の効果や影響等に十分配慮することも必要でございますので、各学校の個別の状況などについて比較できるような形での公開については、現在はしていないという状況になっております。しかしながら、各学校におきましては教科ごとの詳細な分析などを行っておりまして、その調査の結果の経年の状況等なども把握した上で、児童生徒の全般的な学習状況の改善などを図るということとしておりまして、その上で、先ほど申し上げました各校ごとの改善プランといったものを作成させていただいているところでございます。また、教育委員会といたしましては、学習サポートプログラム事業によります小学校の放課後学習サポート事業あるいは夏・冬休み中の学習機会のきっかけとしてのチャレンジ深川、中学校における放課後教室を実施いたしますとともに、市費による教員の独自の配置ですとか、あるいは制度を用いまして、加配による教員を確保して指導方法の工夫・改善を図るなどいたしまして、児童生徒の基礎・基本の定着、そして家庭との協力による家庭学習習慣の定着を図ることも進めております。今後とも、各校が組織的な取り組みによりまして具体的な学力向上に向けた目標を掲げまして、教育指導のさらなる改善を図り、児童生徒のよりよい学習環境と学習習慣の形成を目指しまして、きめ細かく学力向上に取り組んでいくよう努めてまいります。