深川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月7日
観光振興
2017年12月7日、深川市議会の一般質問で、水上真由美議員が「観光振興」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 水上真由美 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 水上真由美
二つ目の質問に入りたいと思います。本市の観光振興について質問させていただきます。これまでも私は観光によるまちづくりを提言させていただいておりますが、深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略にのっとり、魅力ある深川観光づくりに鋭意努力されていること、高く評価させていただきたいと思います。北海道は、「北海道インバウンド加速化プロジェクト」を作成し、2015年に208万人だった来道外国人観光客を、2020年度をめどに500万人を目指すことを掲げ、「稼ぐ観光」という意識の醸成を図り、国際的に質の高い観光地づくりを目指しております。また、道央圏に集中している状況を他の地域へ分散することが課題とされていますので、深川市を中心とする広域圏での受け入れなども可能性があると考えますし、一時期の爆買いブームから体験型の旅を好む傾向になってきており、本市にはそのような外国人に喜んでいただけるたくさんの魅力があると思いますので、それを上手に伝え、足を運んでいただけるよう積極的なPR活動を期待したいと思います。空知管内、北空知管内、道北地区など、広域連携を図りながら、本市に観光客を誘致する仕組みづくり、特に近年増加する訪日外国人をターゲットにしたインバウンド観光の取り組みなど、国内外からの観光客により交流人口が拡大することで、地方創生につながることが期待されております。観光を地域の産業と位置づけ、観光振興を図り、地域経済を活性化させていくために、受け入れ体制の整備や観光メニューづくり、新たな市場に対するプロモーション活動などにも積極的に取り組んでいくことが必要であると考えます。新聞報道でもインバウンド観光の取り組みが記事として紹介されておりまして、これには北空知観光ネットワークの広域観光実践プロジェクトの一環である着地型観光コンテンツ模擬体験ツアーであるとか、台湾国際教育旅行連盟の関係者による視察であったりとか、空知総合振興局が行った食と観光プロモーションなどの記事が目に触れまして、それぞれ手応えのある事業であったのではないかと受けとめておりますが、それらの内容も含めまして、今年度の観光事業の取り組み内容と今後の魅力ある深川観光づくりの考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
観光振興についての質問にお答えします。本市のインバウンド観光振興の取り組み内容でありますが、議員の質問の中でも指摘されておりましたが、北海道のインバウンド観光の取り組みは、訪日外国人の来道者数、つまり日本を訪れた外国人で北海道に足を運んだ人は、既に200万人を突破いたしており、平成28年度は230万人だったと言われております。200万人を突破しておりますことを受けて、北海道は従来の訪日外国人の来道者数の目標を、平成32年度で500万人にするという上方修正を行ったところでございます。また、ことしの訪日外国人旅行者の数でありますが、格安の航空会社でありますLCCの増便などが要因となりまして、過去最多記録でありました昨年の2,400万人強よりも多い、2,800万人に達する見通しといった報道もございまして、まさにインバウンド観光の取り組みというのは、観光振興を進める上で大変重要なものとなってきております。このため本市におきましても、昨年度から北空知1市4町で北空知観光ネットワークというものを組織いたしまして、訪日外国人旅行者をターゲットにした広域観光事業に力を入れて取り組んでいるところでありまして、この取り組みの成果は少しずつあらわれてきております。例えば北竜町の「ひまわりまつり」の来場者数が、台湾からの観光客の増加によりまして、過去最多、35万6,000人を記録したといったことや、本市内の果樹農家からも「フルーツ狩りに訪れる外国人のお客様が以前よりも2倍、3倍にふえている」といった声を聞かせてもらっているところでもあります。そこで、質問の今年度の取り組み内容でありますが、昨年に引き続きまして、北空知広域観光の枠組みでインバウンド観光というものに取り組んでおりまして、具体的に申し上げますと、まず台湾国際教育旅行の誘致の取り組みとしまして、台湾での台湾学校の関係者に対します日本側主催の現地説明会に本市も参加して、アピールするとともに、台湾の高校の先生方を10人ほど北海道に招請しまして、北空知視察ツアーを実施してもらったということ。また、JTBと連携しまして、タイとマレーシアのメディアなどを招請した北空知模擬体験ツアーというものに取り組みました。このほか、空知総合振興局と合同の形でタイ、台湾での空知の物産PR、そして現地エージェント等に対する観光プロモーション活動といったものを行ってきたところであります。この関連で、11月には私も深川観光協会の廣野会長さんと一緒に台湾を訪問し、台湾外交部、すなわち台湾外務省という組織の中に設けられている台湾日本交流協会、台湾観光協会、そして台湾国際教育旅行連盟といった観光にかかわる主要な機関・団体の関係者とお会いいたしました。そこで北空知、深川のPRと、ぜひ2回目、3回目とリピーター客が我々の地域に来てもらえるように、そういった方をターゲットにインバウンド観光を進めていることと、ぜひ相互に交流を深めていきたいといった申し入れも行ってまいりました。また、実現につながるかどうかわかりませんが、我々の地域としては台湾航空会社の旭川空港へのチャーター便でなく定期便の就航といったことについてぜひ考え、実現してほしいといった要請などもいたしてきたところでございます。このほかにも、ことしはふかがわ夏まつり開催にあわせまして、台湾観光協会関係の方々の招請事業の実施や、北海道観光振興機構が行いました台湾パワーブロガー招請事業、さらにタイの人気女優さんと、タイでの人気旅行サイト関係者を受け入れる事業に深川市も一部参加させてもらいました。さらに、あさひかわ観光誘致宣伝協議会の「中国メディアとの意見交換会」での我々の地域のPRなど、各種関係団体とも連携しながら、観光事業について推進を図ってきたということでございます。次に、今後の魅力ある深川観光づくりの考え方といったことでありますが、今申し上げましたように、現在進めております台湾やタイをターゲットとした取り組みが一定の成果をあらわし始めておりまして、手応えといったものも感じられるようになってきておりますことから、この取り組みを継続していくことが、深川、あるいは北空知の魅力発進、観光振興につながるものと考えているところでございます。ちなみに来週、台湾国際教育旅行という事業の中で来訪者がいらっしゃいます。本市だけで全部受け入れるわけではありませんが、本市での初めての受け入れを実施することになっており、台湾の高校生らが民泊することになってございます。そうした高校生らは、我々の希望としては、将来ぜひリピーターになってくれることを期待したいと思っておりますし、実際に現地の旅行会社とのつながりが、これによってしっかりと強いものになっていくことも期待できます。さらに、観光面以外でも、台湾の高校生が当地を訪れたときに、地元の高校生と交流するといったプログラムが組まれておりますので、地元の高校生にとっても、国際感覚を身につけていただく一助にもなるのかなということで、そうした多くの効果が期待できるものと考えているところでございます。当面は、台湾国際教育旅行の受け入れ等の事業に力を注ぎまして、この取り組みを糸口として、海外個人旅行者の増加、特にリピーター客の誘致といったことにぜひつなげていきたいと考えております。いずれにしましても、観光振興というのは、地道に、かつ着実に継続したPR、取り組みが必要でありますので、先ほど申し上げた台湾での交流、それから各種取り組みでかかわりを持つことができた方々とのつながりといったものをしっかり維持し、大切にしながら、地域の広域観光、インバウンド観光といった観光振興策に強く意志を持って取り組みを進めてまいりたいと考えております。──────────────────