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深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日

子ども医療費現物支給へのペナルティーに関する対応について

2016年12月8日、深川市議会の一般質問で、松原和男議員が「子ども医療費現物支給へのペナルティーに関する対応について」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
松原和男 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松原和男

日本共産党の松原でございます。一般質問させていただきます。くしくも本日は、太平洋戦争が始まった日であります。戦後70年、戦争の犠牲者を出さなかった国に生きたことを幸せで、国民として誇らしく思います。そして、これからもそうであるよう、国民としての責務を果たしていく覚悟であります。今、新聞報道をにぎわしていることが二つあります。一つは、カジノをめぐるもの、そして地方、地域では、JR北海道の路線見直しに対する深川市長の対応であります。本日の報道では、2カ所に掲載がありました。北空知では、見直し路線が3線あります。地方自治体個別問題の域を超えた事項です。北海道の交通、流通を見据えた国・道の対応を求める山下市長の姿勢は当然であり、同意するものであります。通告に従い質問させていただきます。昨今の政府の医療・福祉政策について、我がまちの暮らしと健康を守るリーダーである市長に伺います。第1に、政府は少子化対策を言いながら、子供の命を守るための施策、子ども医療費の現物支給にペナルティーを、年金をカットしつつ、その受給者である高齢者の医療費負担増、地域医療不備のまま、在宅介護の推進を図る。こうした政策の矛盾をどのように捉えているのか、総合的・統一的政策の実施、推進を求めるべきと考えますが、見解を伺います。第2に、具体的な問題として、子ども医療費現物支給へのペナルティーに関する対応について伺います。厚生労働省発表では、就学前に限れば、国の罰則措置を受けても75%の自治体が、小学生では64.7%、中学生で58.2%の実施であります。これ以上の数字は、持ち時間の関係で省略しますが、当市は子ども医療費の現物支給先進地であります。これは今もうメジャーな施策になっております。全国町村会・市長会の主張も含め、山下市長の見解、今後の対応を伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

政府の医療・福祉施策への対応についてということで、国に対して総合的・統一的な施策を求めていくべきではないかということ、それから二つ目に、子ども医療費の現物支給に対する国民健康保険でのペナルティー解消に向けた対応という趣旨の二つの質問に関連がございますので、一括して答弁させていただきます。現在の我が国において、誰もが安心して豊かに暮らしていける地域社会を築いていくためには、少子化対策の充実を初め、医療や介護保険制度の安定、障がいのある方への支援対応など、少子高齢社会に対応した医療・保健・福祉における施策の充実強化がより一層求められている現状かと思います。一方で、我が国の高齢化というものは、世界に類例を見ないスピードで進行いたしておりまして、これは政府がいつも言うことでありますが、毎年1兆円のペースでふえ続けている医療費や年金、介護を含めた社会保障費の増大などで、確かに深刻な財政問題に直面している。そして、社会保障制度の安定的、持続的な維持というものも、若干危惧される状況に至っているということも事実であろうと考えます。このため国は、社会保障制度改革国民会議といったものの議論を経まして、平成25年12月に社会保障改革プログラム法を制定し、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革を進めるとしているところであります。この法律に基づく少子化対策、医療制度、介護保険制度、そして公的年金制度の改革は、受益と負担の均衡をとり、将来にわたって制度を維持していくために、避けては通れない面もあると考えているところでございます。なお、子ども医療制度に関しては、議員がおっしゃいましたが、国保が受けております国によるペナルティー措置、すなわち調整交付金を減額するといった措置がとられているわけでありますが、このペナルティー措置については、少子化対策の一環として、各地方自治体が真摯に取り組んでいる医療費助成措置というものに対して、医療費が波及的に増加する、つまり無料であれば、より求める量がふえるといった考え方なのでしょうが、こうした医療費の波及増加分は、そうしたことを引き起こした実施自治体が負担すべきものだと、これが政府の見解のようでありますが、そういうことから国は国民健康保険制度の国庫負担額を、今申し上げた調整交付金ということでありますが、これを減額する措置を講じております。この措置は、議員も認識で述べられましたが、少子化対策を推進するという国の大きな方針にも逆行するだけでなくて、真剣に取り組んでいる地方自治体の努力、取り組みを阻害するものでありまして、これは直ちに廃止すべきものであると我々も思っておりますが、同時に全国知事会、全国市長会、そして全国町村会も、それぞれこのことを強く要望しているところであります。このことについて、現在、厚生労働省は、省内に設けました有識者による「子どもの医療制度の在り方等に関する検討会」で議論を行っている。その議論の結果を踏まえて、今後、見直しを含めた検討を行うとはっきり言っているところでありますので、しかも年内には結論を出すと述べているようであります。本市としましても、少子化対策を推進する上で、厚生労働省によるよい情報と結果が得られるように期待しているところでございます。

出典:深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる