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深川市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日

一つ目といたしまして、8月の台風被害について

2016年9月14日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「一つ目といたしまして、8月の台風被害について」質問し、企画総務部長 早川雅典、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。

質問者
近沢弘幸 議員
答弁者
企画総務部長 早川雅典、経済・地域振興部長 平勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 近沢弘幸

ことしは、今までにない暑い夏でした。それはクラーク国際記念高校が創部3年目で北北海道大会で初出場、初優勝、そして北北海道代表として、聖地甲子園に挑み、競合聖光学院を相手に7回までリード、惜しくも8回に逆転され、初出場、初勝利とはなりませんでしたが、勇敢に、そしてはつらつとプレーしたクラークナインに惜しみない拍手を送りたいと思いました。甲子園に一生行くことがないと思っていましたが、深川から初の甲子園出場であり、実はクラーク国際記念高校が息子の出身校ということもあり、私も真夏の甲子園に応援に参加させていただきました。3,000人収容のアルプス席で全国から集まった応援団とすばらしい連帯感は、そこにいた者しか味わえない感動がありました。選手の腕に「深川」と、また応援団のTシャツの腕にも「深川」の文字が刻まれ、全国に深川の名を知らしめてくれたクラーク国際記念高校に感謝でいっぱいです。今、新チームで春の選抜につながる空知大会が行われています。活躍を期待しています。また一方、異常気象の影響で、8月としては異例の多くの台風の発生、接近により、ここ深川でも大雨で大きな被害が発生しました。不眠不休の対応をいただいた皆様に感謝申し上げたいと思います。日本各地で猛威を振るい、大きな被害をもたらし、犠牲になられた方のご冥福と被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧のために総力の結集が必要だと感じております。それでは、通告に従い一般質問を行います。一つ目といたしまして、8月の台風被害について。8月17日に台風7号、20日に11号、23日に9号と三つの台風が北海道に上陸したのは初めてで、全道各地で大雨を降らせ、甚大な被害がありました。今回の災害発生状況と対応については、行政報告の中で述べられておりますが、深川市でも市内各所で土砂崩れ、農地への土砂流入などが発生しております。迅速な復旧が求められております。場所によっては、100数十ミリリットルに達する雨量があったのではと思われます。お年寄りの話では、「ここに住んで、こんな雨は初めてだ」と話しておられました。11号の台風は、音江、多度志地区に土砂災害、川の氾濫の危険が高まったことによる避難勧告が発令され、13人の住民が避難し、石狩川の氾濫で納内、音江、一已地区で水稲、大豆等で冠水し、被害がどの程度あるか、収穫しないとわからないようです。また、石狩川の水位上昇により、逆流を防ぐために樋門を閉鎖したため、道路排水、生活排水、水田の排水等により、内水が上昇し、農作物への冠水の面積拡大につながりました。その後、9号台風の影響で、当時総雨量、深川で37ミリリットルでしたが、上流域の美瑛町白金で191ミリリットル、層雲峡で116ミリリットルの総雨量が観測され、忠別ダムの放水もあり、これらの水が深川に到達したとき、納内水位観測所では氾濫危険水位を超え、昭和56年の洪水に次ぐ水位を記録したものであります。水位の急上昇で20日に冠水した圃場に再び大量の土砂と流木とごみを農地に放置したまま、水は十数時間で引きましたが、大きな爪跡を残し、収穫間近の農作物に多大な被害を与えました。そこで、これまでの災害状況と市の対応、そして今後予想される復旧対応について伺いたいと思います。1点目、災害対策本部の設置基準について。2点目、要配慮者の避難について。3点目、避難者からの要望の有無と職員の避難所での対応について。4点目、共済制度と農作物ごとの被害面積、被害金額について。5点目、石狩川増水による内水処理について。以上、伺いたいと思います。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

8月台風災害について質問いただきました。1点目から3点目及び5点目について順次お答え申し上げたいと存じます。まず、1点目の災害対策本部の設置の基準についてでございますが、本部の設置基準は、深川市地域防災計画で次のように規定しております。まず、1番目、暴風雨、暴風雪、大雨、または大雪特別警報が発表されたとき。2番目、暴風雨、暴風雪、大雨、大雪、または洪水警報が発表され、甚大な被害をもたらす災害が発生し、または発生するおそれがあるとき、3番目、主要河川について、氾濫注意水位に達し、その後、著しく水位の上昇が予想され、かつ複数の地域において被害が発生することが予想されるとき。4番目、震度5弱以上の地震が発生したとき。5番目、震度4以下であっても地域的に災害対策を要する被害が発生し、または発生するおそれのあるとき。6番目、大規模な火災、爆発等が発生し、その規模及び範囲からして、特に総合的な対策を要するとき。7番目、その他災害で市民生活に重大なる影響を及ぼす災害が発生し、または発生するおそれがあるとき。以上が災害対策本部の設置基準となっているものでございます。2点目の要配慮者の避難についてでございますが、水害や地震、雪害などで該当地域の住民に被害が発生することが予想される場合に、避難の目安となる避難準備情報、避難勧告、避難指示を発令いたしますが、それぞれの発令基準を申し上げますと、避難準備情報は要配慮者等、特に避難行動に時間を要する方が避難行動を開始していただく場合に発令いたします。次に、避難勧告は、通常の避難行動が可能な方が避難を開始しなければならない段階で発令されます。さらに、避難指示は、前兆現象の発生や、現在の切迫した状況から人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断された状況や堤防の隣接地等、地域の特性などから人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断された状況及び人的被害の発生した状況で発令を行うもので、勧告よりも危険が切迫しており、確実な避難行動を直ちに完了していただくものとなっております。なお、それぞれの発令に際しましては、災害の区分ごとに、より具体の判断基準を定めているものでございます。次に、継続的な措置が求められる要配慮者の避難につきましては、災害発生時には高齢者や障がいを持っている方などの要配慮者が被害を受けやすかったり、避難所における良好な環境を得にくいなどの状況に置かれる場合が見られますことから、要配慮者一人一人について、深川市災害時要援護者避難支援プランに基づき、誰がどのように支援し、どこの避難所に避難していただくかということを、地域の住民や自主防災組織の協力を得ながら、指定避難所、あるいは11ございます福祉避難所に避難していただくことを想定しております。なお、支援プランにつきましては、地域で担当される民生委員児童委員や自主防災組織、その他の支援にかかわる関係者の方々に対し必要な際には適切な対応を行っていただけるよう、今後ともあらゆる機会を通じまして定期的にそういった方々に周知させていただくと考えております。3点目の避難者からの要請、あるいは避難所での職員の対応などについてでありますが、今回の大雨によりまして、6カ所の避難所を開設し、17世帯21人の方が避難されましたが、うち1人の方は、みずからの判断によりまして自主避難の要請がありましたことから、その段階で避難所を開設したことになっております。また、それぞれの指定避難所の条件は、施設により多少違いもありますことから、例えば避難した場所が体育館であって、床がかたくて、寝るのに困るというようなお話、あるいは幾つかの要望をいただいております。今後とも避難された方々が安心して避難生活を送ることができるよう避難所の運営環境等に配慮するとともに、職員の配置などにつきましても適切に対応していきたいと考えております。また、職員からの避難所での対応について何か困ったことはなかったかということにつきましては、避難対策を担当した職員からは、避難所の運営時の状況等を聞き取るなどいたしまして、課題などがございましたら、それの解消に向けて検討を今後行ってまいりたいと考えております。また、効率的な避難所の運営に当たるため、より具体的な避難所の運営マニュアルなどを作成いたしまして、職員が迅速かつ適正な避難所運営を行えるよう努めてまいりたいと考えております。次に、5点目の石狩川増水による内水処理についてでございますが、議員ご指摘のとおり、石狩川に流入する幾つかの河川などには樋門が設置されておりまして、石狩川が増水し、逆流の危険性がございますと、その樋門が閉められることになります。そういった場合には、今度樋門周辺などから水があふれるといったことが生じておりますので、一般的には被害が最小限に食いとめられるように水中ポンプなどでの排水作業を行う必要があると考えております。河川管理者であります滝川河川事務所では、こうした災害時の状況を想定されまして、排水ポンプなどを所有し、市町村の要請により、そういった貸し出しを行うと伺っておりますので、樋門が閉められた場合には、河川管理者、あるいは関係する各課とも連携を図りながら、適切な対応をしてまいりたいと考えております。

答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)

私からは8月台風災害についての4点目、共済制度と農作物ごとの被害面積、被害金額についてお答えいたします。まず、農作物ごとの市内全体の被害面積と金額についてですが、JAきたそらちから被害面積を伺い、北海道の農作物被害額単価等を参考に被害見込み額を算出したところ、水稲にありましては115.7ヘクタールで約4,830万円、ソバが21.7ヘクタールで約70万円、大豆が7.2ヘクタールで約60万円、バレイショが1.3ヘクタールで約120万円、合計で面積が145.9ヘクタールで、金額につきましては約5,080万円を見込んでいるところでございます。次に、共済制度に対する市の対応につきましては、8月31日に北空知農業共済組合と北海道農業共済組合連合会に対し、本市とJAきたそらちが連名で共済制度の円滑な運用を図ることや、土砂の流入により実質的に収穫が困難な圃場を有する農業者に被害状況を考慮して、柔軟な運用を図ることなどについて、8月の台風による被害の状況を説明しながら要請してまいりました。今後におきましても、被災した農業者の負担が少しでも軽減されるよう、JAきたそらちと連携しながら必要な要請等を行ってまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる