深川市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日
上水道施設の保守管理
2016年6月20日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「上水道施設の保守管理」について質問し、建設水道部長 堀川正樹が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 堀川正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 鶴岡恵司
それでは、次に3点目の上水道施設の保守管理についてであります。納内の尚武山に水道施設があり、門には納内送水ポンプ場とあります。その前を1年中、よく通るところであります。外観は相当傷んでいるように見え、通るたびに大丈夫なのかと気になっていたところであります。そこで、こうした水道施設について一般質問で取り上げることとしました。そこで、所管に伺いますと、尚武山のその施設は、高台の配水池に水道水を送るポンプが設置されているとのことでした。ポンプから送られてくる送水池は、私のソバ畑のすぐそばでありまして、先日見にいってまいりました。近くに寄ってみますと、一見小高い丘のように見えましたが、コンクリートの水槽の上には盛り土がされ、草が繁茂していました。近くに寄ってみますと、マンホール、バルブ、排気口が水槽の上に点在していました。そこで、1点目に、水道施設の構造と機能についてお伺いします。水槽を覆う土やそこに生えている草も構造上必要なものなのか、またマンホールから雨水等が水槽内部に入る心配はないのか、深川市内には同様の水道施設が幾つあるのか、またポンプが設置されている施設もあわせてお伺いします。2点目に、保守管理の実施状況についてであります。特に配水池の保守管理ですが、配水池の水槽は、どこも二層構造になっていて、片方ずつ清掃できるので、水道水の供給に支障なく、清掃作業ができるとのことであります。水槽の清掃は、定期的に実施するのが望ましいと思われます。現状では不定期とのことであります。不定期だとすると、誰がどのように確認して清掃作業の実施を決めていることになるのか、また水槽清掃の頻度はどの程度なのかお伺いします。3点目に、上水道の漏水調査についてお伺いします。深川市の場合、無収水率が20%ほどあると承知しています。当然漏水調査を実施し、改善に努めていると思いますが、どのような基準でどの程度実施しているのかお伺いします。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
上水道施設の保守管理について3点質問いただきましたので、順次お答えいたします。初めに、深川市の水道事業の歩みは、昭和28年、旧納内村の簡易水道に始まり、昭和32年には深川市街地域を給水区域といたしまして、それ以来、昭和53年に北空知1市4町で構成する北空知広域水道企業団を設立し、安定した水道水の供給確保に努めるとともに、給水区域の拡大、簡易水道事業を上水道事業へ統合を行い、現在に至っているところでございます。そこで、1点目の水道施設の構造と機能についてでありますが、市が管理する水道施設といたしましては、配水池が6カ所、送水ポンプ場3カ所、さらに市内総延長約363キロメートルに及ぶ水道管が主な施設であります。更進を除く配水池につきましては、北空知広域水道企業団からの上水を深川配水池で受水し、そこを起点に納内、多度志、音江、稲田の各配水池に送水、貯留し、安定的な水を供給する機能を果たしているもので、その構造は水密性が高い防水構造となっておりまして、耐久・耐震性にすぐれた鉄筋コンクリート製で、半地下式の二つの水槽及び水位・水量監視を備えた施設であります。水槽は、断熱性を高めるため、外側は覆土しておりまして、表面は現在草となっておりますが、覆土の流出を防止するため、設置当時は張り芝したものでありまして、またマンホールから雨水などは流入しない構造となっているものであります。また、送水ポンプ場についてでございますが、水道水は、地形的に高い場所に設置した配水池から自然流下方式で配水しており、納内、音江、多度志には、それぞれ送水ポンプ場を設け、配水池へポンプにより圧送するもので、鉄筋コンクリート構造の建物内には、送水ポンプの故障やメンテナンスに備え、送水ポンプを複数台設置し、さらに停電時の電源確保のため非常用発電機などを備えているものであります。次に、2点目の保守管理の実施状況についてでございますが、各水道施設については、職員が年数回、建物などの点検を行っておりまして、また業者委託により、電気・機械設備の保守点検を月一、二回、また草刈りを年2回実施しているほか、昨年度の主な施設の修繕といたしましては、質問にありました納内送水ポンプ場では、ドアや換気フードの破損修繕と送水ポンプ取りかえ、非常用発電機のオーバーホールを、また音江送水ポンプ場では水中ポンプを、深川配水池では水位計を取りかえ、さらに多度志配水池の管理棟の屋根修繕を行っておりまして、これらの機能維持に努めているところであります。なお、配水池に係る水槽については、定期的な清掃の頻度を定めた規程などはございませんが、一般的には数年に一度、もしくは年数に限らず、日常点検の中で水槽内の状況などを見て、必要に応じ実施しておりまして、本市ではこれまで担当職員や業者の点検報告を受け、上下水道課内で協議を行い、清掃実施を判断しておりまして、近年は水槽の清掃用ロボットが開発され、水を抜くことなく、容易に清掃できるようになりましたので、平成25、26年度には深川配水池を、27年度には納内配水池の清掃を実施し、今後、音江、更進、稲田、多度志配水池などについても計画的に清掃するよう検討してまいりたいと考えております。次に、3点目の漏水調査についてでございますが、本市の水道管は布設延長約363キロメートルであり、そのうち布設後40年以上経過した老朽管もありまして、対応に苦慮しているところでありますが、漏水調査の実施基準といたしましては、市内13カ所に設置した流量計により、24時間のうち使用水量が少ない深夜に係る時間帯において、特に流量が多い地区を調査区域として、毎年実施しております。平成27年度は、業務委託により、市街地、音江、稲田地区の38キロメートルにおいて、23件の漏水箇所を発見し、修繕を実施したところであり、この取り組み結果といたしまして、質問にありました無収水率、ここで答弁は水道企業団から購入している水量などと料金として収入のあった水量の比率であります有収率でお答えさせていただきますが、27年度は80.6%、前年度比2.3ポイント上昇し、効果があったものと考えておりまして、今後につきましても有収率の向上へ向け、計画的に漏水調査及び老朽管の布設がえなどを実施してまいりたいと考えております。