みんなの議会

深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月7日

メンタルへルス対策

2016年3月7日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「メンタルへルス対策」について質問し、市民福祉部長 籔友博が答弁しました。

質問者
楠理智子 議員
答弁者
市民福祉部長 籔友博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 楠理智子

次の質問に移ります。次はメンタルへルスについてです。近年、自殺者の人数は減少しており、全国で平成26年度では25万5,000人台ということですが、世界的に見れば、先進国の中でも突出して多く、30代の死因の第1位、20代の死亡原因の約半数を占めているということです。政府においても、自殺対策強化月間を設けるなどしており、自治体に対しての取り組みも求められていると思います。また、予防し、自殺を防ぐためには、メンタルへルスの強化が求められております。心の病気は、周りの人、近くにいる人もなかなか気づかないこともありますが、本人も気づかないうちに罹患していることもあるのではないでしょうか。心の病にならない、早期に気がつき、治療もできる取り組みが、自殺を未然に防ぐことにもつながると思いますので、お伺いいたします。1点目は、自殺対策についてです。全国的には自殺の人数が減少傾向にありますが、決して少なくない人数だと思います。深川市では、昨年の第4回定例会の質問での平成20年度から24年度までの答弁がされた人数は、決して少ない人数ではないと思います。その後の状況はどうなっておりますか。原因や年代別の把握はしているのでしょうか。原因の把握はなかなか難しいとは思いますが、把握することによって、自殺を防ぐことの取り組みにもつながると思いますので、お伺いいたします。また、国の自殺総合対策大綱に基づいて、3月を自殺対策月間としているようですが、その取り組みについてもお伺いいたします。2点目は、メンタルへルス対策についてです。仕事や人間関係などでストレスを抱えている人や生活が困窮している、健康の問題や家族の問題など、さまざまなことがあると思います。さまざまなことに対応し、相談しやすい体制づくりや環境づくりが必要でありますし、周りでの鬱病や変化に気づきやすい環境づくりも必要ではないかと思います。そのための相談窓口の周知だけでなく、地域や事業所や職場へのメンタルへルスの知識の普及の強化も必要と考えますので、お伺いいたします。

答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)

メンタルへルス対策について2点質問いただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、自殺対策についてでありますが、深川市における自殺者数は平成23年が10人、24年が10人で、25年が最新のデータとなりますが、6人となっております。これを人口10万人に対する自殺者数に換算しますと、平成23年が42.5人、24年が43.2人、25年は26.5人と前年より16.7人減少となっております。ちなみに北海道平均は21.2人でありますので、深川市は全道平均より5.3人多い状況となっております。原因等につきましては、深川市の個別状況を把握することは困難でありますので、国による平成21年から25年までの都道府県別の原因・動機別集計を申し上げますと、北海道は原因不詳を除いて健康問題が一番多く、次いで経済・生活問題、家庭問題、勤務問題の順となってございます。年代別では、50代、40代、60代、30代の順になっております。働き盛りから壮年の世代に自殺者が多い状況が見られており、地域や職場での取り組みも重要と考えているところでございます。自殺には、健康や経済、家庭問題などが複雑に関係しており、個人に対する働きかけと社会に対する働きかけの両面から総合的に取り組むことが必要であり、所管といたしましては、対面型の個別相談、自殺対策の普及啓発、心身の不調や悩みに気づき相談相手となるゲートキーパーの人材養成の三つを柱に、引き続き自殺予防対策に取り組んでまいりたいと考えております。また、深川保健所が主催しております北海道地域自殺対策連絡関係者会議と連携を図りながら、より効果的な予防対策を進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、3月の自殺対策強化月間の取り組みでありますが、国の作成したポスター掲示による周知の取り組みを行っております。また、市では国の自殺総合対策大綱に基づき、9月10日の世界自殺予防デーにちなんで設定された9月10日から16日の自殺予防週間に合わせて、9月にメンタルへルス講演会を実施し、市民への啓発事業に取り組んでおります。昨年は9月15日に講演会を開催し、136人の方に参加いただいたところであります。次に、2点目のメンタルへルス対策についてでありますが、地域や職場への取り組みとしましては、ゲートキーパー養成講座を平成24年から毎年開催しておりますが、26年度は新聞販売店を初め深川市保健推進員会、深川市土木技師会から計70人の方が受講されております。さらに、平成27年度は土木建築関係の事業所から66人、地域の健康教室から13人の方が受講されまして、これまでの受講者数は累計で311人となっております。心の健康を保つためには、自分自身の心の不調に気づき、ストレスへの対処法を習得し、セルフケア能力を高めることが重要であり、さらに周囲の正しい理解とサポートが必要と考えておりますことから、市としましては、知識の普及啓発を積極的に行い、悩みを抱えた人が必要な支援を受けられるよう、引き続き地域と一体となったメンタルへルス対策に努めてまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる