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深川市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月3日

女性の活躍推進について

2015年12月3日、深川市議会の一般質問で、水上真由美議員が「女性の活躍推進について」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
水上真由美 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 水上真由美

地方創生というフレーズを耳にしてから1年余りが経過しました。まち・ひと・しごと創生法が施行され、本市もこの10月に深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略を作成しました。人口減少に歯どめをかけ、雇用を生み出し、地域を活性化することが目標でありますが、今までの行政のあり方であったなら、今までと同じことしかできないと思います。今こそ、これまで障害になっていた前例、慣例、規制、縦割り行政であるとかを思い切り見直し、知恵を絞り、汗をかき、新たな視点で取り組み、市民の皆さんに喜んでもらえるまちづくりを目指すことを望んでおります。もちろん私どもも議会として知恵を出し、汗をかき、ともにまちづくりに努力することをお約束して、通告に従い一般質問を行いたいと思います。1点目に、女性の活躍推進についてお伺いしたいと思います。安倍政権は、成長戦略の柱の一つに女性の活躍推進を掲げており、働く場面において女性が能力を発揮して、活躍できる環境づくりを重要とし、このたび「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」、いわゆる女性活躍推進法が制定されました。我が国は急速な人口減少の局面を迎えており、将来の労働力不足が懸念されている中で、企業が国民のニーズやグローバル化に対応できる人材を確保することが必要とされております。特に女性の就業率は年々着実に高くなっているものの、就職を希望していながら、育児や介護等の理由で働いていない女性が全国で300万人以上に上り、出産、子育てを機会に離職してしまうと、再度就職しても正規雇用とならない場合が多く、非正規雇用の割合は半数以上と言われております。さらに、就業者に占める女性の割合に比べ、管理職に占める女性の割合は国際的に見ても低い水準であります。この女性活躍推進法によって、女性の個性と能力が十分発揮され、女性の活躍が実現されれば、抱える課題の解決に結びつき、成長戦略に大いに寄与するということであります。この法律では、従業員301人以上の事業主は、平成28年4月1日までに自社の女性の活躍状況把握と課題分析、行動計画の策定・届け出、情報公表の三つを義務づけております。一方で、従業員300人以下の中小企業は努力義務となっております。また、地方公共団体に対しても、事業主として民間企業と同様の義務が課せられております。本市も事業主の立場として、女性職員の活躍のため、特定事業主行動計画の策定が義務づけられており、女性職員の登用に率先して取り組み、その姿勢を示し、市内事業所に対し規範となることが期待されております。加えて、女性登用の着実な推進のためには、管理職としての能力を持った女性職員を育成する仕組みや意識を高める取り組みが必要であると思います。特に申し上げたいのは、これまでも男女共同参画社会基本法に基づき、男性も女性も意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる社会を目指して取り組んでいるわけですが、女性の活躍がなかなか推進できていないのが現実ではないでしょうか。男性の意識が変わらなければ、女性の活躍はできない。すなわち男性が変われば、女性も活躍できる社会が築かれると思います。女性の活躍推進と言いつつも、男性の働き方も含めて変えていこうとするならば、男性もさらに活躍できるのではないでしょうか。以上のような観点から、女性の活躍の推進の考え方と特定事業主行動計画の策定についての考えを伺います。この際ですので、計画策定までのスケジュール、市内事業主への働きかけ、女性職員の登用や管理職としての能力を持った女性職員を育成する仕組みづくり、意識を高める取り組みについてどのようなお考えかお伺いしたいと思います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

議員が指摘されました女性活躍推進法、正式には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」がことしの9月4日に公布・施行されております。この法律では、国や地方公共団体による女性の活躍推進に関する基本方針等の策定、そして事業主行動計画の策定、さらに国の支援措置などが規定されておりますが、このうち地方公共団体の役割ということに関しましては、都道府県、または市町村の行政区域内での推進計画の策定ということと、都道府県、または市町村の職員に対する事業主としての特定事業主行動計画の策定ということが規定されており、そういったものを策定していくことが求められておりますので、推進計画と事業主行動計画の二つについて分けてお答えさせていただきたいと思います。初めに、それぞれの行政区域内における女性の活躍のための推進計画の策定ということについてであります。法律では、各市町村は国の基本方針、それから都道府県の推進計画を勘案して、当該市町村の区域内の女性の職業生活における活躍の推進に関する施策についての計画、略して市町村推進計画を定めるように求められております。ただし、これは努力義務となっております。そこで、本市の市町村推進計画の策定の考え方についてでありますが、これは10月末に策定しました深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中の仕事と子育てを両立できる環境づくりという項目内で、既に「女性活躍推進の市町村推進計画の策定を目指します」と明記いたしておりますので、5年間の総合戦略の計画期間内に、国の基本方針や北海道の推進計画の内容を十分研究しつつ、しかるべく本市の推進計画の策定を目指してまいりたいと考えております。ただし、国はこの法律の施行に関する通知を出しておりますが、この通知の中で男女共同参画計画と一体のものとして策定することでも構わないという考え方を示しておりますので、既に本市が策定しております平成24年度から33年度までの10年間を計画期間とする第二次深川市男女共同参画計画が走っているわけでありますが、この計画との関係等も十分考慮しながら検討してまいりたいと考えております。それから、議員が質問の中で指摘されておりました男性の意識を変えるといったことについてでありますが、これは既に深川市男女共同参画計画における課題の一つとして捉えておりまして、現行計画の中で「男女共同参画の理解に向けた男性に対する積極的な働きかけに努める」ということをしっかり記述しているところでございます。次に、事業主行動計画の策定について申し上げますが、国、それから地方公共団体の機関は、法律に基づく事業主行動計画策定指針、これは内閣府だったと思いますが、告示で既に示されております。この指針に即しまして、平成28年4月1日までに特定事業主行動計画の策定が法律上、義務づけられております。指摘の策定スケジュールについてでありますが、今申し上げたように、事業主行動計画策定指針を告示で既に国が11月20日に策定したところでありますので、この後、内閣府ということになると思いますが、そこが中心になって、全国でそういった指針に関するブロック説明会が開催されることになっております。そこで詳細が示されるということになっておりますので、それらの内容を十分聴取・把握いたしまして、深川市として、事業主の立場で女性の活躍推進のための行動計画を年度内にしっかり策定する考えであります。具体的には、策定指針に基づきまして、例えば女性職員の採用の割合、男女別の勤続年数、管理的地位、各役職段階に占めるそれぞれの女性職員の割合、時間外勤務や育児休暇取得率などの状況の把握といったもろもろについて課題の分析を行い、その結果を勘案して、最も大きな課題と考えられるものから優先的に数値目標を設定していきまして、地域の模範となり得る計画として策定できるようにしっかり作業を進めてまいりたいと考えているところであります。また、女性職員の育成、意欲を高める取り組みということについてもお尋ねがありましたが、女性がしっかり市役所の中で活躍していくことが重要であるということは論をまたないわけでありますので、本市におきましても組織全体で女性が働きやすく、また活躍できる環境づくりにつきまして、これまで以上にしっかり考え、努めていきたいところであります。最後に、市内の民間の事業主への働きかけという点につきましては、既に国から各事業主に対しさまざまな方法で法律や事業主行動計画の策定についての周知がなされていると承知しておりますけれども、深川市の立場としても、今後必要に応じ文書等を配布するなどいたしまして、その周知に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる