深川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月2日
公共交通網の整備
2015年9月2日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「公共交通網の整備」について質問し、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 早川雅典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 田中昌幸
6番目の質問に入ります。公共交通網整備についてお伺いします。ことし3月に作成されまして、ホームページにもアップされている深川市地域公共交通のあり方検討結果報告書が市と深川市地域公共交通会議から出されております。プリントアウトしますと合計94ページという非常に厚いものなのですが、非常に中身の充実したすばらしい報告書だと感じております。残念ながら時間がなくて全て読み切れていない、斜め読みしかしていないのですが、この報告によりますと、4回にわたり会議が開かれているようですが、まず質問の1点目としまして、深川市地域公共交通会議の議論経過について、この会議の特徴的な内容についてまずお伺いしたいと思います。2点目、アンケート結果が非常に示唆に富んでおります。今後の整備に反映していく考え方についてお伺いしたいと思います。3点目、地域公共交通網形成計画の策定協議にあわせた法定協議会への移行についてお伺いします。現在の深川市地域公共交通会議が、報告書によりますと委員の任期が1年間で平成27年7月6日までということで、本市の公共交通のあり方を検討する任意組織でありますが、法に規定する地域公共交通網形成計画を策定する場合、法令に基づく法定協議会を組織する必要があるとなっておりまして、このため地域公共交通網形成計画の策定協議にあわせて、法定協議会への移行を検討するとこの報告書にございます。この法定協議会への移行について具体的にお伺いしたいと思います。4点目、公共交通網整備の抜本的な見直しについて、アンケート結果にも記載が複数ありますが、市内の東西南北に抜ける路線がそれぞれのアンケートの中で求められていると見受けられます。既存のバス路線のみならず、デマンド交通システムや乗り合いタクシーなども検討していくことと思いますが、これら公共交通網整備の抜本的な見直しについてお伺いします。
答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)
公共交通網の整備について4点質問いただきましたので、順次お答え申し上げたいと存じます。まず、1点目の深川市地域公共交通会議の議論経過についてでございます。昨年7月に設置いたしました深川市地域公共交通会議は、年度内に4回の会議を開催いたしまして、市内におけます公共交通体系の現況ですとか、さまざまな課題などについて検討、整理を行ってきたところでございます。昨年の会議では、主に路線バスが中心となって議論が行われたわけでございまして、1回から4回までさまざまな時点において意見が出ておりますけれども、総括して申し上げますと、委員からはJRバス以外のバスがJR深川駅に乗り入れていないことや、あるいは市立病院前を発着の基点としております特に空知中央バスについて、深川西高校までなど経路を延長してほしいという意見、あるいは希望する場所での乗降、さらには今後高齢化が一層進み、自家用車に乗れない高齢者の皆様が増加することを危惧するといったような多くのご意見をそれぞれの会議のときにいただいたところでございます。そこで、議員からお話もございました昨年度まとめました「公共交通のあり方検討結果報告書」におきまして、そういった委員のご意見を初め、また市内13カ所で開催させていただきました公共交通座談会での意見、あるいは生徒学生のアンケート結果などを踏まえまして、本市の公共交通の課題を整理したものが結果報告書となっているものでございます。次に、2点目のアンケート結果を今後の整備に反映していく考えについてでございますが、昨年、実は市内の高校と拓殖短大の在学生約1,000人を対象に通学手段アンケート調査を実施いたしまして、約9割の方に回答いただいたところでございます。この調査によりまして、大きく分けますと、夏と冬の生徒学生の通学方法などを把握するとともに、利便性の向上やバス利用の促進の検討に係るさまざまな意見、データを得ることができたところでございます。また、このアンケートには、自由記入欄というものを設けまして、質問にありましたように多種多様なご意見をいただいたわけでございますが、その多くはバスやJRの運行の増便、運行時間の拡大、運行経路の延長、また料金をもう少し安くというようなご意見に関するものにつきまして、さまざまいただいたわけでございます。ただ、バス路線の維持に毎年多額の補助をしているという本市にとりましては、これらの要望全てにお応えするということは難しい課題もあると思われるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、今年度につきましても、市民の皆さん1,000人を対象としたまた別なアンケート調査の実施、それから既存のバス路線を一部変更いたしました実証運行を予定しておりますので、これらの結果なども踏まえ、総合的に検討してまいりたいと現在考えているところでございます。3点目の法定協議会への移行についてでございますが、7月1日開催の第5回深川市地域公共交通会議におきまして、本年度、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第6条に規定いたします協議会組織を設置することといたしまして、これまでの任意組織でございました「深川市地域公共交通会議」を法定協議会であります「深川市地域公共交通活性化協議会」、議員もお話しされておりましたけれども、これに移行いたしまして、地域公共交通網の形成計画を作成していくことについて、実は委員にご説明いたしまして、ご承認などいただきまして、9月18日、間もなくでございますけれども、この日に第1回目の会議を開催いたしまして、今後具体的な施策について議論する予定というような状況になっているところでございます。地域公共交通網形成計画は、地域にとって望ましい公共交通網の姿を明らかにしていこうとするもので、地域の取り組みを計画的に進め、持続可能な交通網の形成を図ろうとするものであります。この計画につきましては、国の認定を受けますと、公共交通に関する国の補助制度の活用が若干有利になる、あるいはまた公共交通の再編に当たっての特例措置を受けることができることもございます。最後に、4点目の公共交通網整備の抜本的な見直しについてでございます。繰り返しになりますけれども、本年度の路線バスの実証運行は、議員が今いろいろおっしゃいました路線の延長ですとか、そういった内容なども含めましたものを現在考えておりますし、アンケート調査につきましても、デマンド交通などに関する内容なども入れて行う予定としているものでございます。具体的な内容につきましては、先ほど申し上げました法定協議会であります深川市地域公共交通活性化協議会におきまして論議した後に、また市民の皆様にもいろいろお知らせしていきたいと考えているところでございます。また、これとあわせまして、他市の状況の調査ですとか、交通事業者といった方々の意見を聞くなどして、検討を重ねまして、公共交通網の見直しについて、今後の協議会の中で十分検討してまいりたいと考えております。
再質問 15番 田中昌幸
1点、4点目のところで再質問させていただきたいと思います。確認の意味でなのですが、法定協議会で計画をつくり、全てが整わないと、一つ一つの施策ができないものなのか、あるいは先行すべきものはどんどん先行していけるものなのか、その辺確認しておきたいと思います。というのは、今、魅力ある高校づくりなどの中でも、高校生や拓大生が通学とかに使う機会のときに利便性が少し低いということの声は非常にアンケートの中でも強いと思うのです。早急に取り組んでいくようなことが可能なのかどうかといったことについて確認させていただきたいと思います。
答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)
法定協議会の中では、先ほども申し上げましたけれども、本市における持続可能な公共交通体系の構築といった全体的なものを図っていくというわけでございます。ですから、ある一定の年度を定めた基本的な方向といったものを定めますので、その中で具体のものについては、そのときそのとき出てくると思います。今後の協議にもよるわけでございますけれども、できる限りその期間の中において先行できるものがもし出てくれば、そういったことも十分考えた上でこの協議会の中で諮ってまいりたいと考えております。