みんなの議会

浜中町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日

地域公共交通網路線の見直しについて

2020年9月9日、浜中町議会の一般質問で、川村義春議員が「地域公共交通網路線の見直しについて」質問し、総務課長 藤山巧、町長 松本博が答弁しました。

質問者
川村義春 議員
答弁者
総務課長 藤山巧、町長 松本博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 川村義春

通告に基づき一般質問を行います。質問事項の1点目は、地域公共交通網路線の見直しについてであります。町民が安心して利用でき、町内に住み続けられる環境整備を行うため、令和6年までの計画期間である浜中町地域公共交通網形成計画に沿って、10月1日より町営バスの運行が始まりますが、湯沸下海岸と上海岸地域が運行路線からなぜか取り残されている状況でございます。当該地域を経由する路線の追加及び停留所2カ所、下海岸の指定避難場付近と上海岸小笠原宅前のT字路付近を増設してほしいと希望されている高齢者の声がございます。湯沸地域の地理的条件は皆さん御存じのように急坂が多くて運行バスの発着地点となる、ゆうゆ停留所まで歩くことは高齢者にとって困難極まりないと想像ができます。バス利用の利便性を高める必要が出てくるわけでございます。お年寄りの声を実現するには新庁舎が完成し、新たな避難道が整備され、町道として利用可能となった時点で、公共交通網が変更されると役場前に停留所はできると聞いておりますので、ルート変更時に合わせて湯沸地区の高齢者などが安心して生活できる、公共交通網のバス路線を確立していただきたい、このように思っておるわけでございます。なお、ゆうゆから50メートルくらいの地点に下海岸入り口のバス停留所があります。十字路交差点の手前で坂道でもあることから、利用はほとんどないのではないかと思っております。湯沸下海岸と誤解されるので運行表から削除し、停留所自体を廃止すべきと思いますが、いかがでしょうか。ちなみに、私写真を撮ってきたのですけれども、この地点ですから、坂を上がっていった先の十字路を右にゆうゆに入っていくところの場所です。ほとんど利用がないと思いますので、その辺も含めてお答えいただきたいと思います。

答弁 総務課長 藤山巧(総務課長は2021年3月まで)

御質問にお答えいたします。議員のおっしゃる湯沸下海岸と上海岸地域が運行の路線から取り残されているということでありますけれども、これまで、平成30年度に行った町民アンケート調査あるいは乗降調査、それから、令和元年度に実証運行を実施いたしました。これに伴う地域との意見交換会で出された意見、また実証運行が終わった後の意見交換、そういったものを含めまして浜中町地域公共交通活性化協議会において協議、検討を重ねて運行に関する具体的な検討を行う専門部会においても検討してきたところであります。運行路線や有償運送を行うための浜中町地域公共交通網形成計画の策定に取り組んできた現状にございます。このような協議経過を経て、今般、来月でありますが10月1日からの運行路線、バス停留所を設定して運行開始をすることになったところであります。議員おっしゃるような、決して湯沸地域が運行路線から取り残されたということではないことを、これまでもいろいろ協議検討し、10月1日の運行開始だと御理解いただきたいと思います。また、御質問の中にありました当該地域を経由する路線の、追加及び停留所2カ所の増設をしてこれからの利便性を高める必要があるのではないかという御質問でありますけれども、10月から運行開始することによって今議員がおっしゃられている地点は霧多布厚岸線のルート上のエリアに入る路線の一部かとこちらも捉えておりますけれども、その他にも、町内には3路線、浜中線、茶内線、霧多布湿原線、こういった路線もありますので、これら全体の運行を踏まえた新たな課題と合わせながら地元自治会ですとか地域の意見交換、これらを運行開始した後のいろいろな課題等を含めて協議会のほうでまた検討していきたいと考えているところでございます。また、御質問の中にありました新庁舎への連絡道路が町道として供用開始に合わせて、議員おっしゃるとおり役場停留所というものを設置する計画でございます。御質問がありました下海岸入り口のバス停留所自体廃止すべきという、そのことでありますが、停留所の廃止、新設あるいは、運行ルートの変更など、こういったものに伴う協議は前段で申し上げたとおり、運行開始した後の新たな課題とあわせて、協議会で検討していきたいと考えてございます。これらの変更内容を決定して、改めて国土交通省への路線の連絡道路ができた後の、恐らく変更申請手続、承認申請になると思いますので、それらの手続を行っていきたいなと現状としては考えているところでございます。以上です。

質問 1番 川村義春

実際のところ取り残されたわけではないという話をされましたけれども、現実的には取り残されているのです。はっきり言って。今まで釧路バスが運行路線でずっと通してきたから、それでいいという判断で、協議会でも認めたかもしれません。でも実際そこに住んでみないとわからないのですよ。私も昆布の関係がありまして頻繁に通っていましたけれども、やはりあそこを歩いてゆうゆまで行くというのは非常に困難です。当然、そこにバス路線が一つ下海岸まで行って、町道を通って、上海岸ができて、それから上がってくるというルートが必要だと、これから例えば高齢者がどんどんどんどん増えて後継者がいなければ、運転免許証を返納するという時代が必ずきます。そういうことを含めて今すぐの対応でなくて、私が言っているのは庁舎が完成したときに、国交省に申し出て停留所の変更だとかをやるわけですから、確実にやる話なのですよ。その時々に合わせてでいいから、そういうお年寄りの声をきちんと届けていかないと。やらないと言ったら住民福祉を切り捨てる事になるのです。だからそういうことを、地域の声を大事にすることを私は言っているわけです。単純な話です。やるというのであれば、そういうことで前向きに検討していただければいいのですが、今言ったようにそういうことではないと言われますと、私としてはせっかくこうしてみんなが知恵を出して釧路バスに代わって浜中町独自で新しい路線を作ったし、本当に敬意を表します。旅行者のことも含めたり観光客のことも含めながら、こういったバス路線をちゃんと作っている。湯沸地区については、もし運行するとすれば、終点部分、茶内駅に通ずる部分だとか子野日公園で釧路バスと接続する部分だとか、そういった部分の後ろの方の時間は、これ以上伸ばせられないわけですから。だから早めるしかないこれを10分なり、15分なり何分かかるかわからないですけれども、それを前にするということは可能なのです。ですからそれは、今度ルート変更とかをする場合に国交省に申請を出すときに、そういった部分も含めて検討してくださいということなのです。これについて再度お答えをいただきたい。

答弁 総務課長 藤山巧(総務課長は2021年3月まで)

議員おっしゃっていたように湯沸地域が外れているとか外したということではないことは、前段でもいろいろこれまで実証運行なり地域に入っての意見交換、実証運行の後の意見交換会、こういったものも含めて、文化センターで実際に、霧多布市街、湯沸地域の方々にもおいでいただいて、その辺のいろいろなお話もさせていただいた中での当初の10月1日からの運行ということでございます。その運行をしている中で、今後新庁舎の連絡道路ができますし、それによってルート変更も当然行われますが、その間にまた、今議員おっしゃっていたような地域も含めての検討を協議会の中で改めてまた進めていきますので、その地域を外しながらとか、そういうことではないということをまず御理解いただきたいと思います。それから議員が具体的な路線でのお話もされておりましたけれども、その路線についても、先ほど申し上げました霧多布厚岸線を例えで挙げましたが、霧多布湿原線、こういったルート上も考えられるでしょうし、そういったことのでき得る限りのものを検討協議会の中でしていくことと、あるいは定時定路線ですとか、そういった運行路線上の組み合わせの他に今ある福祉運送ですとかそういったものの制度も組み合わせていけないかという部分も含めて、協議会の中で検討していきたいと考えております。以上です。

質問 1番 川村義春

今課長の方から大変前向きに検討してもらえるということでありました。庁舎が完成するのは本年12月の見込みです。それで、移転作業が1月6日まで行われて1月6日から新庁舎が稼働すると。その後に湯沸高台避難道路の完成、これを見据えて9月までに造成をするというこの前の説明で、開通については10月下旬ということですから、役場前の停留所ができるのは来年の早くて11月以降だと思っていますけれども、国交省への協議だとか、協議会があるということで、その後1、2年はかかっても私は仕方ないと思っています。福祉バス形態もあるだろうし、いろいろな方法があるということですから、十分その辺をその地域を取り残さないという協議をしてほしいと思います。最後ですから町長の方からでも、そういう、上海岸の路線も含めるという確約をいただきたいのですけれども。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

総務課長がそのように答えているということは、町長の答弁でもあります。ですから、しっかりそのことは確約されたと捉えて結構だと思います。最初の質問の答えからちょっとずれているというか、違うことがあるのかなと思ったのですけど、一貫して1回目2回目の課長の答弁というのは、時期的なことはまた別ですけれども、しっかり取り組んでいくということだったと思っています。ただ、もし言うとすれば余計なことかもしれませんけれども、湯沸の自治会の方たちの声もしっかり聞いたということでここまできたのですけれども、私どももそう信じていたのですけれども、結果的にそこの部分の声が、しっかり上がってこなかったのだと結論付けました。これからしっかり総務課長の言った方向で進めていきたいと思いますので御理解いただきたいと思います。

質問 1番 川村義春

今言われた町長の言葉は重いと思いますので、私もそう受け止めたいと思います。ただ、実際に免許のない高齢者の声を自治会がどれだけ取り入れているかということだと思うのです。私は直接聞きましたから、高齢者から、その辺の取り違いかなと思っていますので、その辺も含めて今後見直しをする段階では、高齢者の声をきちんと聞くにようにお願いしたいと思います。

出典:浜中町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる