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深川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月2日

深川市子どもの読書活動推進計画

2015年9月2日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「深川市子どもの読書活動推進計画」について質問し、教育部長 大西徳治が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
教育部長 大西徳治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 田中昌幸

3点目の質問に入ります。深川市子どもの読書活動推進計画についてお伺いします。昨年12月に深川市子どもの読書活動推進計画が策定、発表されております。その内容は、一つ目として、これは子どもの読書活動の推進に関する法律から子供の読書を推進する意義といたしまして、「読書は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものです。特に成長期の子供にとって、極めて大切な役割を担っております。読書活動を推進するためには、子供たちがいつでも、どこでも読書を楽しむことができる環境を整備することが大切です。それには、社会全体の問題として、家庭、学校、地域等が連携を図って、子供の主体的な読書活動を支えるための取り組みを行わなければなりません」としており、計画の期間を平成27年度から31年度までの5年間としている内容であります。そして、ことしはこの計画の初年度となっておりますが、1点目、昨年度算定した深川市子どもの読書活動推進計画の具体的な取り組みについて、まずお伺いします。計画の中でも学校の果たす役割の重要性が書かれておりますが、従前より学校図書館の蔵書の数はありますが、その蔵書が余りにも古いことや、予算措置が縮小されていたことの問題は、計画策定前から総務文教常任委員会や予算審査特別委員会でも取り上げられ、その解決には市の予算措置も必要で、さらに市の図書館や司書との連携が必要とされているという答弁がございます。ここで質問の2点目、学校図書館の充実、整備に向けた取り組みについて、スケジュール感も含めた取り組みの進めについてお伺いします。3点目、市図書館と小中学校との連携等についてお伺いします。市図書館と幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、各施設との連携には、市図書館司書を初めとする職員の働きが非常に重要になりますし、計画でも学校図書館担当者の充実が求められており、「学校図書館運営向上のため平成27年4月から施行される改正学校図書館法では各学校に学校司書を置く努力義務が定められ、学校司書を初めとした学校図書館担当職員の配置に努めます。また、学校図書館担当者の研修の機会を地域図書館等の協力を得て実施し、資質向上を目指します。」とこの計画の中にございますが、具体的には市図書館で学校司書を任用し、各学校を訪問するような考えが示されておりましたが、図書館担当者の充実について考え方をお伺いします。

答弁 教育部長 大西徳治(教育部長は2017年3月まで)

深川市子どもの読書活動推進計画について3点にわたり質問いただきましたので、順次お答えいたします。1点目、昨年度策定した深川市子どもの読書活動推進計画の具体的な取り組みについてでありますが、本計画は、質問の中でも触れられておりますとおり、平成27年度から31年度までの5年間の計画であります。本年度は初年度でありますことから、本計画についての図書館だよりや市のホームページなどで計画の概要などについて情報発信に努めるとともに、市内の小中高等学校、幼稚園、保育所等を直接図書館長などが訪問し、その代表者の方などに計画を手渡し、内容を説明させていただき、あわせて事業への取り組みなどの協力要請について行ってきたところであります。また、子供の読書に関する事業の展開といたしましては、4月の子ども読書の日や10月の読書週間の趣旨にふさわしい事業の実施や本年度新たな取り組みとして、8月に開催しました生きがい文化センター七夕祭りでの読み聞かせ会、また今週土曜日9月5日には絵本に親しみ興味を持っていただくための本州在住の著名な絵本作家、川端誠さんをお迎えしての講演会と絵本ライブ、さらに12月には納内小学校を会場に北海道立図書館の協力を得て、学校ブックフェスティバルを開催する予定であります。今年度のこの後の取り組みといたしましては、深川市子どもの読書活動推進計画の概要版を作成し、家庭や地域に対しまして啓発活動を行ってまいりたいと考えているものであります。以上が市立図書館での本年度における具体的な取り組みでございます。次に、2点目の学校図書館の充実、整備に向けた取り組みについてであります。文部科学省におきましては、小中学校の学校図書館に整備すべき蔵書冊数の目標として、学校図書館図書標準を定めており、その標準を達成することを目指す財政的な計画として、平成24年度から第四次学校図書館図書整備5カ年計画を策定し、蔵書の増加などに向けて地方交付税として財源を交付措置しているものであります。この計画では、図書のほかに新聞配備についても盛り込まれており、本市におきましても各小中学校におきまして新聞を1紙以上購入しているという状況にあります。市内の学校における蔵書の状況につきましては、学校図書館図書標準に照らし確認いたしますと、本市の小学校は学級数により、学校1校当たりの蔵書冊数が3,520冊から9,560冊、中学校は学級数により、蔵書冊数が9,600冊から1万720冊となりまして、それに対する本市の充足率は、本年4月1日現在で小学校では89.6%、中学校では97.1%であり、若干小学校の充足率が低い状況にありますが、これは各学校の司書教諭や学校図書館担当者を中心として、蔵書を整理した際に記述内容の古い本などについて廃棄を行い、それらが進んだことによるものであります。蔵書の充実につきましては、教育委員会といたしましても、各学校において計画的に図鑑や辞典等を更新するよう依頼しており、少しずつ更新が進んでいる状況にあります。また、新規購入図書の選定につきましては、教科書の巻末で紹介されている図書や、児童生徒につきましては新しい本を好む傾向にありますことから、比較的安価な小説等の新書版についても購入するなど、各学校において工夫しながら、学校図書館の充実に努めております。また、市立図書館が貸し出しを行っています学校支援図書マナビィ文庫の活用を含め、各学校の意見、要望などを十分踏まえながら、一定の予算を確保する中で魅力ある学校図書館の整備に努めてまいりたいと考えております。3点目の市図書館と小中学校との連携と学校での図書館担当者の充実についてであります。市立図書館と高等学校、幼稚園、保育所との連携につきましては、1点目でお答えした内容と重なりますけれども、直接図書館長などが訪問し、その代表者の方などに深川市子どもの読書活動推進計画書を手渡し、説明させていただいて、要請もしてございますが、その際に幼稚園、保育所においては、図書館利用についての図書館ガイダンスですとか、マナビィ文庫の貸し出しについても従前から行っておりますほかに、本年度から図書館で購入する絵本についても、幼稚園、保育園の教諭や保育士の希望を聞くなど連携する中で取り進めているところでございます。次に、小中学校との連携については、これまでも市立図書館と学校図書館、学務課の担当者による会議を開催してきたところでありますが、その中で学校図書館の図書の整備や管理方法などについて意見交換を行っているほか、本年度は学校図書館の展示方法や読書活動、あるいは本の陳列の仕方などについて研修を行っております。より子供の読書活動を推進していくための環境整備ということで取り組んでいるものであります。次に、高校につきましては新たな連携となります。このことから高校の図書館の状況などについての情報交換を行う中で、具体的な取り組みについて検討したいと考えているところであります。また、学校図書館担当職員の配置、充実に向けましては、平成27年4月からの改正学校図書館法第6条において、「学校には、司書教諭のほか、学校図書館の職務に従事する職員である学校司書を置くように努めなければならない」とされておりますことから、教育委員会といたしましては、学校司書の導入につきまして、配置先ですとか、業務の内容について、先進事例を調査する中で検討してまいりたいと考えてございます。子供たちの読書の絶対量を増加させていくためには、市立図書館と学校の連携協力は不可欠なものと考えてございますことから、今後も魅力ある読書環境の整備や担当職員の資質向上に努めてまいりたいと考えてございます。

再質問 15番 田中昌幸

3点目のところで再質問させていただきたいと思います。答弁もいただいておりますが、特に高校との連携という部分でお伺いしておきたいと思います。冒頭の話の中で子供の自殺というものが出ておりましたが、その発表した際にちょうどテレビを私も見ていました。ある図書館で駆け込み寺としての図書館の機能が非常に有効ではないかというような提言がされ、その部分については図書館という存在が子供たちにとって新たな癒やしの場というか、そういう場所としても十分活用できるのではないかというようなことは、改めて私もそういうふうに感じておりますので、ぜひそういったことも含めて取り組んでいただきたいです。そして、アンケート調査の中では高校生の図書を読む機会が非常に低いという調査結果も出ていますし、午前中の近沢議員の一般質問の平山教育長の答弁の中でも、自宅で学習していない高校生が半分近くいるというのにあわせまして、読書もしていない高校生が非常に多いということでしたので、高校の中だけではなかなか解決できない部分だと考えますので、そういった点も含めて、魅力ある高校づくりということの一助として、図書館もそういった機能を十分果たしていただくような、読書の推進計画に基づいた中でぜひ取り組みを強化していただければと考えております。その点について改めてお伺いしておきたいと思います。

答弁 教育部長 大西徳治(教育部長は2017年3月まで)

再質問にお答えいたします。質問にありますとおり、魅力ある高校づくりの支援方策の一つとして、市立図書館と両高校の連携は大変重要な内容になると受けとめます。それで、今回の計画策定に当たりましては、計画策定委員会の委員として、高校の先生にも参加いただき、高校現場での読書活動の状況等についてもお話いただいているところでありますが、先ほどの質問の中にありますとおり、学校の図書館での役割、それから市立図書館については、最近高校生の来館がふえてきているという状況にありますけれども、それらの中で高校生に対してどのような支援ができるかなどについても、高校と十分意見交換する中で具体的な取り進めにつなげていけるよう努力してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月2日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる