深川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月2日
障がい者支援
2015年9月2日、深川市議会の一般質問で、菅原明義議員が「障がい者支援」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 菅原明義 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 菅原明義
次に、障がい者支援について2点伺いたいと思います。最初に、障がい者の市民理解についてですが、平成16年6月の障害者基本法の改正により、国民に広く障がい者の福祉について関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、障害者週間が12月3日から9日までに設定されていますが、深川市においては、市民が障がい者を理解するためにどのように事業が行われているのかお伺いいたします。次に、最後は障がい者スポーツの推進と交流についてでありますが、2年前、東京オリンピック・パラリンピック招致のプレゼンテーションの中で深川陸上競技場の走り幅跳びピットが元パラリンピック日本代表の佐藤真海選手とともに映像で紹介されましたが、今でもあのシーンが目に焼きついています。合宿担当職員の努力もあり、以前からパラリンピック日本代表選手の深川合宿が行われておりますが、最近はこれらのパラリピアンに寄せる期待の高まりを肌で感じております。特に立位部門のパラリピアンの方々の競技にかける意気込みが強く印象づけられたのが、去る8月9日、市陸上競技場で開催された空知陸上競技協会主催の競技会にも男女9人の選手が参加していただき、ハンディを乗り越えた選手が一般の方々と同じ条件で優勝を争い、特に男子走り高跳びでは1メートル90センチメートルの記録、走り幅跳びでは6メートル57センチメートルという立派な記録で優勝し、競技場に来られた観衆の方々から温かい大きな声援を送っていただきました。深川での合宿は、児童生徒が夏休みの最中ですが、ぜひこのような障がい者がスポーツに挑む姿を市民の皆様に紹介していただきたいと思いますし、今後、パラリピアン選手の皆さんと市民との交流について、市としてはどのように考えておられるか伺います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
障がい者支援についての質問にお答えいたします。初めに、障がい者についての市民理解という点でありますが、現在、本市の障がい者施策につきましては、平成26年3月に策定いたしました第三次深川市障がい者計画に基づきまして、各種施策の推進に取り組んでいるところであります。この第三次障がい者計画では、障がいや障がいのある方に対する市民の理解を促進し、障がいのある人とない人の地域の中での交流やまちづくり、地域づくりへの参加を進め、障がいの有無にかかわらず、一人一人の市民が社会の一員として、その役割と責任を担いながら、住みなれた地域でともに学び、ともに働き、ともに暮らす共生社会の実現を目指すことを目標として定めているところでございます。この計画に基づき、本市では身体・知的・精神障がい者の各関係団体や支援団体、あるいは民生委員児童委員や有識者、個人ボランティアなどで組織しております深川市障がい者ネットワーク協会、それから障がい者施策について広く協議する場として、障害者総合支援法に基づき北空知1市4町で共同設置しております北空知地域自立支援協議会などと連携いたしまして、各種事業の推進に努めており、市民理解に関する事業についても、国が定めた12月の障害者週間に特に合わせてはおりませんけれども、これら団体と連携して、さまざまな事業に取り組んできているところであります。これまで取り組んできた事業をご紹介申し上げますと、市内の身体・知的・精神障がい者同士のスポーツ交流と市民ボランティアとの交流を図る場として、毎年8月下旬に深川市障がい者スポーツ大会を開催しており、ことしも先月28日に開催され、100人を超える障がい者と50人のボランティア等が参加して、楽しく交流を深めていただいたところであります。また、保育所や学校関係者、保護者等を対象に発達障がいや療育についての理解普及を図るための講演会等を毎年開催しておりますほかに、ここ2年間は障がい者雇用への理解や障がい者虐待防止に関する講演会などを開催し、さまざまな角度から障がい者への理解を深めてもらう学習機会を企画しているところであります。さらに、映像で広く障がいについて一般市民に理解してもらおうと昨年11月には知的障がい者をテーマにした「くちづけ」という題名の映画を深川市文化交流ホール「み・らい」で上演し、350人を超える深川市民や北空知の地域住民の皆様方にごらんいただいたわけであります。ことしも11月14日に「み・らい」におきまして、「逃げ遅れる人々~東日本大震災と障害者~」という映画を上演し、災害時における障がい者の問題を広く考えてもらおうと障がい者ネットワーク協会など関係団体で実行委員会を設立し、上映会の準備を進めていただいておりますので、議員各位を初め多くの市民の皆様方にごらんいただければと思っているところでございます。今後も関係機関、あるいは団体と連携しまして、市民の皆さんに障がいについての理解を深めていただく普及啓発に努め、障がい者とともに生きる地域社会の実現を目指してまいりたいと考えております。次に、障がい者スポーツの推進と交流についてお答えいたします。昨年に引き続き、ことしも日本パラ陸上競技連盟の車椅子部会が7月23日から29日まで、また立位部会が8月6日から14日までの期間で、パラリンピック大会や各種国際大会で活躍が期待される日本を代表する選手たちが本市に集結して、陸上競技場や市内ロードコースなどを中心に合宿が行われたところであります。また、立位部会に関しては、議員も質問の中で触れられましたけれども、合宿期間中の8月9日に小学生から社会人まで参加する「深川オープン陸上競技大会」におきまして、昨年に引き続き出場いただき、一般参加者とともにスポーツ義足装着の方や片腕の方、さらには視力に障がいのある方などが短距離走や跳躍競技に参加され、多くの観衆や選手の皆さんがその実力の高さを目の当たりにされたということでございます。また、合宿のメーン会場となりました陸上競技場では、この合宿の期間中、毎日、地元陸上少年団を初め高校生などが練習しておりまして、その練習中にパラリンピック選手が身体的ハンディを乗り越えてトレーニングを行う様子を見ることができ、またスタート練習や専門的なジャンプ練習をともにできたということで、このことによって障がい者スポーツを理解する上でこうした若い人たちに大変有意義な機会になったものと考えているところでございます。また加えまして、合宿参加の大勢の選手たちからも、練習中はもちろんのこと、練習場への移動中、あるいはオフの時間などに多くの市民の皆さんから励ましの言葉や応援の言葉をかけていただいているという話をお聞きしているところであり、さまざまな機会で多くの市民の方々と直接触れ合っておられるものと理解しているところでございます。ただ、パラリンピック選手を初め、深川に合宿に来られるアスリートの皆さんは、基本的には強化、あるいは調整ということを目的に深川に来られているわけでありまして、練習に集中できる環境というのが一番重要でありますので、本市は従来よりそうした考え方に立って、必要な対応を行ってきているところでございます。したがいまして、今後のパラリンピック選手等と市民との交流につきましては、その点の大切さを理解しつつ、一方で、合宿本来の目的を妨げることにならないように十分意を用いながら、必要な対応をしてまいりたいと考えているところであります。